2017年9月22日に公開の映画「スイス・アーミー・マン」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「スイス・アーミー・マン」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
スイス・アーミー・マンが視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
スイス・アーミー・マンのあらすじ
無人島で救いを求める孤独な青年ハンク(ポール・ダノ)。助けが来ない絶望に苛まれ、自ら命を絶とうとしたその時、波打ち際に男の死体(ダニエル・ラドクリフ)が漂流してくる。ハンクは、その死体がガスを放出し、浮力を持つことに気づく。驚くべきことに、その力は次第に増し、死体が勢いよく沖へと進んでいく。ハンクは意を決し、その死体に跨ると、まるでジェットスキーのように急発進!さまざまな便利機能を備えた死体の名はメニー。過酷な状況の中で生きる希望を失っていたハンクに対し、メニーは記憶を失い、生きる喜びを知らない存在だ。「生きる力」に欠けた二人が、共に力を合わせることを誓う。果たして、彼らは無事に大切な人が待つ故郷に帰ることができるのか──!?
スイス・アーミー・マンの詳細情報
「スイス・アーミー・マン」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | ダニエル・クワン ダニエル・シャイナート |
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脚本家 | ダニエル・クワン ダニエル・シャイナート |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | コメディ |
制作国 | アメリカ |
公開日 | 2017年9月22日 |
上映時間 | 97分 |
スイス・アーミー・マンの楽曲
「スイス・アーミー・マン」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックSwiss Army Man (Original Motion Picture Soundtrack)Andy Hull and Robert McDowell
感想・レビュー
最後のシーンでは、大人たちは悲しんでいる一方で、子どもたちは笑顔を浮かべている。この状況には救いがないが、それでも私は世界には希望があると信じたい。
A24の世界観にすっかりハマっている私にとって、今作も面白そうだと鑑賞前から期待値が高かった。公開時の評価は賛否両論だったが、個人的には好きになれる一本だった。物語は、遭難して無人島に漂着した青年ハンクが絶望のあまり死を決意しかけるところから始まる。波打ち際で死体が打ち上げられ、死体から出るガスの浮力に気づいたハンクは、それを利用して死体の上に跨り島を脱出するこの奇想天外な発想こそ、A24らしい世界観の核だ。前半はネタに振る場面も多く、死体と二人でサバイバルを楽しむ展開が続く中、二人の掛け合いは男子ノリの要素も含めてワクワクさせられる。観ていて楽しく、期待を裏切らない挑戦だった。後半に差し掛かると、現実と幻想の境界が揺れ、感情とは何か、恋の行方はどうなるのかといった問いが浮かんでくる。迷いは生じるが、それもA24らしい持っていき方として受け止められる範囲内。終盤の展開も含め、二人の不思議な絆が何より魅力的だった。島での会話や過ごし方は、男同士が好きなことを全力で楽しむ描写が光り、見る者の胸を熱くさせる。記憶を失った男と過去を忘れたい男が、バスや映画館を建て共に過ごす日々の一コマ一コマが、二人にとって最高の思い出だったのだろうと感じさせる演出が秀逸だった。所々痛々しい場面はあるものの、無傷さのバランスやゴミが意外にも便利になる設定には違和感もある。メッセージ性はやや薄いと感じる部分もあるが、二人の絆と冒険の記憶が強く心に残り、A24らしさを体感できる一本だった。
ドシュール。真剣に面白く、ユーモアあふれる哲学的なオナラ映画だった。映像も素晴らしい。ただ、ハリー、落ち着いて!
A24らしい世界観を際立たせる「死体と仲良くなる映画」を高く評価。私はこの作品がとても好き。
長さがもう少しあれば結末を美しく締めてほしかった、という意見にも共感する派です。
それでも、終わり方が散らかるのが良い余韻になると感じる人もいることは理解できる。
完成度が高いだけに、続編があってもおかしくない作品だと思える。
面白かった!
冒頭のシーンから一気に引き込まれた。そんなに勢いが出るの!?
体内のガス、つまりオナラを最大限に活用して、火を点けたり物を噴出させたり、無限の可能性を感じた。斬新な設定と、それを生かしたストーリー展開にはかなり笑わせてもらった。
終盤に入るまで、彼らは一体何をしているのかというシーンがたくさんあったが、音楽も良くて、不思議と心温まるストーリーになっていた。
最後にちょっと怪しい展開になり、結局何が起こったのか分からなくなる部分もあった。ただし、ラドクリフのケツも見られた。
ちょっとメルヘンな物語だった。メニーはお尻を何度も惜しげもなく見せていたけど、あまり美しくは見えなかったおならを連発しているので、子供の観客を楽しませるためかと思いきや、下ネタ全開でびっくりしたꉂ𐤔
印象的なジャケット写真は冒頭10分くらいで登場したきりだったのが残念!もっと有効に使えたんじゃないかな?
結局、メニーの正体は何だったのか?最初は死体のように見えたのに、どんどん進化していった
ポール・ダノのおすすめレビュー。無人島で絶望して死のうとしていた彼が、海岸に打ち上げられた死体ラドクリフと出会うそんな話が『スイスアーミーマン』だ。正直、この作品はかなり好き。スイスアーミーナイフのように多機能な男(死体)という比喩が、映画の核を鮮やかに表している。一本でいろいろな役割を果たす道具のようでいて、実際には意外と使い勝手が悪い、器用貧乏な魅力。ロマンは認める、という感じだ。便利で多機能なラドクリフの十徳ぶりは見ていて楽しい。腐敗ガスを体から出して水面を滑る描写、歯でロープを切る場面、頭で杭を打つ場面、胃に溜めた雨水を口から吐いて水筒代わりにする場面どれも汚いけれど味がある。ただし、あのあるものが故郷を指すような描写だけはどうしても納得できなかった。北を指すなら理解できるのに、故郷を指す理由がまるで説明不足という感じ。上級魔法か、びゅーん系の演出かと考えつつも、ここは深掘りを控えることにする。最後は予想どおりの展開で、戦慄もあった。全てはあの家の裏山で起きていたこと、無人島は存在せず、あの家の近所をただうろついていただけというオチ。だから海岸の描写が必須だったのかどうかは議論が分かれるところ。ラドクリフが行方不明の夫だった、という解釈のほうが救いがある気もするが、前言を撤回するのも無理はない。ダノがあまりにも救われない方が怖いから、ファンタジーのままで終わってよかったという結論にも賛同する人は多いはず。 #前言撤回
無人島で助けを求める青年ハンクは、孤独に耐えかねて自殺を図ろうとする。波打ち際に打ち上げられた死体をきっかけに、彼は死体をマルチツールのように活用する奇想天外なサバイバル設定へと転じていく。死体の体内に溜まったガスを焚き火の燃料に、死後硬直を利用して武器や工具を作る、雨水を貯めて水筒にするといったアイデアが次々と飛び出す。さらには死体を道具としてだけでなく友人や恋人のように扱い始め、物語は不可思議な方向へと進む。基本的には下品なギャグが連発するが笑える場面は少なく、ラストも妙な余韻を残す。実はウジだらけの死体と暮らす異常者の妄想だった、というオチなら伝説級になっていたかもしれない。
終始意味がつかめない展開が続くものの、映像美は圧巻だった。やはりエブエブの監督陣の仕事だったと納得させられる。のっぺりとしたカピバラ風のポール・ダノ演じるハンクのDIYスキルがあまりにも凄くて、ひとりで無人島を脱出できたのではとさえ思わせられるほど。ラドクリフ演じるメニーの死体演技は、風貌も含めて『ハウス・ジャック・ビルド』の雰囲気に近い。中盤で死体が多機能ツールのように変化していく友情ムードには胸が熱くなったが、故郷へ戻ると一般人に引かれてしまい、その落差にこちらもしょんぼりしてしまう。とはいえ、二人の怪演は素晴らしく、個人的には大いに感動した。
無人島から魔法(オナラ)で脱出する物語
一切の真面目さがなくて気に入ってる