2017年6月3日に公開の映画「20センチュリー・ウーマン」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「20センチュリー・ウーマン」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
20センチュリー・ウーマンが視聴できる動画配信サービス
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20センチュリー・ウーマンのあらすじ
1979年、サンタバーバラ。シングルマザーのドロシア(アネット・ベニング)は、思春期を迎えた息子ジェイミー(ルーカス・ジェイド・ズマン)の教育に悩んでいた。ある日、ドロシアはルームシェアをしているパンクな写真家アビー(グレタ・ガーウィグ)と、近所に住む幼馴染みのジュリー(エル・ファニング)に「彼を助けてほしい」と頼む。15歳のジェイミーと、彼女たちとの特別な夏が幕を開けた。
20センチュリー・ウーマンの詳細情報
「20センチュリー・ウーマン」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | マイク・ミルズ |
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脚本家 | マイク・ミルズ |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ドラマ |
制作国 | アメリカ |
公開日 | 2017年6月3日 |
上映時間 | 119分 |
20センチュリー・ウーマンの楽曲
「20センチュリー・ウーマン」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラック20th Century Women (Original Motion Picture Soundtrack)Various Artists
20センチュリー・ウーマンを無料で見る方法は?
「20センチュリー・ウーマン」を無料で視聴するなら、「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
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感想・レビュー
「CMON CMON」とショート・フィルムを観た後、この作品に触れた。初めて監督の作品を意識して鑑賞したように思う。思春期の主人公と母が共に新たな一歩を踏み出す姿が描かれており、彼らの周囲にいる人々が物語を彩るメッセンジャーのように感じられた。やはり、彼の作品は明確な答えを提供するのではなく、最終的には自分の人生に立ち返らせてくれる鮮やかさがある。起承転結がはっきりしないことで、よりリアルな生活感が感じられる。また、素敵な作品に出会えたと実感している。
【A24映画を観る-43】1979年設定。下宿を営むシングルマザーのドロシアと思春期を迎えた息子ジェイミーを軸にした母子家庭の群像劇。時代は79年でも現代風のアレンジとオシャレな今風ルックで描かれ、観る者に新鮮さを感じさせる。私が42歳の母から生まれた世代なので、世代間ギャップの存在は特に共感できる。世代間・性別・育った環境の違いから生まれる価値観の摩擦を、登場人物たちは互いに理解しようと努める。理解しようとする姿勢と、同時にわたしをわかったつもりにならないでと押し返す関係性が交錯する。理解と寄り添いのどちらが正解か、答えは出ない。それでも他人と生活を共にする難しさを改めて実感させられる。最後に、幼馴染の添い寝シーンが印象深く、胸に残る作品だった。
嬉しかった。こんなふうに踊ってもいいんだと、心から感じられた。ピース!!!!️
こんな時代に生まれたと言われるけれど、それでも世界は素晴らしいと信じている。ドロシアは寛容でウィットに富み、私は彼女が大好きだった。銀行員を追及する場面や、あの手この手で学校の休暇申請を出す場面には笑ってしまう。それでもジェレミーを受け止めきれないことや、うまくいかないこともある。けれど、彼女たちを助けてと願い、ライブに出かけて音楽を聴き、向き合おうと努めてきた。そんな姿勢は本当に素敵で、いいことだと思う。
個人的にはあまり感情移入できなかったが、世間での評価は高い作品だと思うと、マイク・ミルズ監督が「CMON CMON」の方だと理解した。
こういった作品を楽しむ能力があれば、映画の世界がもっと広がり、より楽しめるのだろうと再認識した。自分の浅さを痛感せざるを得なかった。
そのため、私の評価はあまり高くなく、退屈な印象を受けた。
アネット・ベニングやエル・ファニング、他のキャストも素晴らしかったが、どうしても幸薄い印象を抱き、息苦しささえ感じてしまった。
5人のバックグラウンドにしっかり触れていて、わかりやすく面白いニュアンスが感じられたものの 共感できる魅力的な役柄が不足していたのかもしれない。
何気なく観たけれど、もっと良い作品に感じた。映画館で再度観るつもりだ。女性が監督や脚本を手がけたと思っていたが、実際は男性だったんだね。
あんたの考える私でしょ、それは私じゃないこのセリフがあまりにもかっこよくて胸に刺さった。エルちゃんの喫煙姿も度肝を抜くほどクールだった。大人でも子どもでも、女でも男でも、みんな同じ人間だという当然の事実は、分かってはいるつもりでもつい忘れてしまいがち。そんな気づきを強く呼び覚ましてくれる映画だった。自分が本当に幸せかどうかを考える時間はしばしばあるけれど、そんなことを悩む前に、ただ自分なりに必死に生きていきたいと強く感じた。
素晴らしい映画でした。かつてのジェイミーのような時期を経験したからこそ、母の気持ちに共鳴しながら観ていました。劇中に登場するフェミニズムについての本も非常に興味を引かれます。世代が異なる女性たちが抱える苦悩は、彼女たちだけの問題ではありません。その背景には、社会的・文化的な構造が影響しており、私たち一人一人がその解決に責任を持つ必要があります。(特に、”男性”という特権を持つ私にはその責任が重いです。)相手との関係における「わからなさ」と向き合う姿勢は、『カモンカモン』とも通じるものがあり、気に入って観ていましたが、同じ監督が手がけていたことに気づきました。マイク・ミルズが好きです。また見返します!
時代を生きる親子の愛と成長を描く物語。日本人にはなじみ薄い性教育の視点が新鮮で、母の寛大さに胸が熱くなる。
マイク・ミルズの映画はとても優しく、心温まる作りです。母と子の距離感は難しく、特に異性の組み合わせではなおさら。そのため、対話とコミュニケーションが家族の絆を深める鍵になります。エル・ファニングの美しさにも心を奪われます。