2018年7月20日に公開の映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオスが視聴できる動画配信サービス
現在「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」が配信中です。
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオスのあらすじ
1999年に全米公開、2000年には日本公開で大ヒットを記録し、社会現象を巻き起こした伝説の音楽ドキュメンタリー『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』。あれから18年――現メンバーがグループとしての活動に終止符を打つ決断を下した“アディオス(さよなら)”世界ツアーを追う、名匠ヴィム・ヴェンダースが総指揮を務める新作の音楽ドキュメンタリーが完成した。
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオスの詳細情報
「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 監督 | ルーシー・ウォーカー |
|---|---|
| 出演者 | イブライム・フェレール エリアデス・オチョア オマーラ・ポルトゥオンド バルバリート・トーレス マヌエル・“エル・グアヒーロ”・ミラバール |
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | ドキュメンタリー |
| 制作国 | アメリカ |
| 公開日 | 2018年7月20日 |
| 上映時間 | 110分 |
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオスの公式PVや予告編動画
「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオスを無料で見る方法は?
「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」を無料で視聴するなら、「Prime Video」「Lemino」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオスのよくある質問
-
Q映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』のあらすじは何ですか?
-
A
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』は、キューバ音楽を世界に知らしめた伝説のグループの最後のツアーに密着したドキュメンタリー映画です。メンバーたちの個人の物語と共に、彼らがどのように音楽を通じて時代を超えて影響を与えたかを描きます。音楽と人生に対する情熱が伝わる感動的な作品です。
-
Q『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』に登場するメインキャストは誰ですか?
-
A
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』には、オリジナルメンバーであるオマラ・ポルトゥオンドやエリアデス・オチョアといった著名な音楽家たちが登場します。彼らの個性豊かな音楽と人生が見どころの一つです。
-
Q『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』の監督は誰ですか?
-
A
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』の監督はルーシー・ウォーカーです。彼女はドキュメンタリー映画で知られ、深い人間性を描く手腕が評価されています。
-
Q『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』の制作背景について教えてください。
-
A
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』は、グループの影響力と彼らの音楽がどのように世界中の人々に影響を与えたかを追った作品です。制作には多くのアーカイブ映像とともに、新たに撮影されたメンバーのインタビューが含まれ、豊かな文化遺産を伝える構成となっています。
-
Q映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』のテーマは何ですか?
-
A
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』のテーマは、音楽を通じた文化と歴史の継承です。メンバーたちの人生を振り返りながら、彼らがどのようにして音楽という形でキューバの魂を世界に届けたかを探ります。



ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオスの感想&レビュー
続編ながら、オーソドックスでやや解説寄りに寄せたドキュメンタリー作りだ。前作にあって街のエネルギーあふれる情景の迫力は影を潜めてしまい、残念に感じる。とはいえ、かつては偉大だと囁かれていた盲目の巨匠アルセニオ・ロドリゲスの映像が見られるのは嬉しい。演奏家の紹介パートのセットや場所の選び方を見ても、前作の創意工夫の豊かさがよく伝わってくる。ルベーンの広く響く教会のような空間で、バレエの稽古をする少女たちに囲まれてピアノを弾く場面は特筆に値する。全体としてはファンムービー寄り、彼らの生を追悼し記録する趣の強い作品で、映画というよりはテレビ番組を見ているかのような印象だ。
「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」の続編が18年ぶりに公開されるが、残念ながらこの映画は追悼的要素が強い。製作からさらに8年が経過している今、メンバーのうち誰かが既に亡くなっているのではないかという不安がある。ネットで確認できるかもしれないが、その結果を知るのが怖い。イブライム・フェレール、オルランド・カチャイート・ロペス、ルベーン・ゴンサレス、コンパイ・セグンド。彼らの名前は音楽の歴史に永遠に刻まれるべき存在だ!
映画自体は普通だけれど、この作品の中でイブライム・フェレールが即興で歌うシーンが印象に残っている。ほんの一瞬のカットだけれど、その歌詞と彼の姿が数年間時折浮かんでくる。あれは何のステージだったのだろう。見返せばわかるけれど、なんだか見返さない方が特別な感じがする、そんなシーンだ。
こちらはヴィム・ヴェンダースの作品ではありませんね。
その後だけでなく、その前のストーリーを描いているのが素晴らしいです。
なんとなくですが、前作の方が画質が良かったように感じます。
予想以上に、ブエナビスタソシアルクラブの続編だった。また、1999年の作品も再視聴したくなった。
【次?】J-Waveの試写会プレゼントで鑑賞しましたファンが集まるイベントだけあって、上映後には自然と拍手が起こりました。言わずと知れた1999年製作の音楽ドキュメンタリー「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」(BVSC)の続編で、”Adios”と題された現メンバーの最後のツアーを追った内容です。昨年キューバへの理解が深まってからの鑑賞は、感慨深さも一入でした。「良かった!」以外の感想はありません(ネタバレ含む)予想以上に当時の映像も登場し、前作で編集の都合でカットされたシーンもふんだんに盛り込まれており、非常に満足です。既に故人となったメンバーも、死の直前までステージに立っていた貴重な映像と共に彼らの功績と人生を振り返る様子はとても感動的でした。
「Cu-Bop across the border」の高橋監督が、再編集の際に見どころを2つ用意したという話をトークセッションで聞きました。映画の先輩から良い映画の本質を学んだとのことです。それに倣い、『~,Adios』の見どころを挙げると、一つは国際的な人気を得て、2015年にオバマ大統領に招かれてワシントンD.Cでの演奏シーンが挙げられます。前作で人気を博したNYのカーネギーホールでのコンサートも素晴らしかったですが、ホワイトハウスでの演奏は式典的でありながら、音楽の枠を超える存在感を示しました。
もう一つは、イブライムとオマーラが抱擁しながらダンスする姿に重ねて挿入される60年前の映像です。デビュー当時のオマーラと別のバンドでバックコーラスをしていたイブライムの共演シーンは、彼らの長い人生を思わせると同時に、人生の面白さを感じさせます。板垣真理子著『キューバ、愛!ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブと音楽揺籃の地への旅』でも彼らの波瀾万丈の人生が描かれています。イブライムは当時キューバ革命支持派だったため、危険分子と見なされ町を離れざるを得なかったという背景があります。
彼らは激動の時代を生き抜き、「生きていることに感謝しなければ」と語り、オマーラは「グラシャ(ス)・ア・ラ・ヴィーダ(人生よありがとう)」と歌います。音楽と共にあり、自らの人生を受け入れ感謝の心を忘れない姿勢が、作品のあらゆるシーンから伝わってきました。映画の冒頭では、独特のホワイトアウトエフェクトが使われ、後半ではルーベン、コンパイ・セグンド、イブライムが次々とこの世を去る様子が天国からの光に包まれて描かれ、全編通してAdiosを告げていました。個性豊かなベテランたちが去っていく中、IDANIAやROLANDO LUNAといった若きミュージシャンがBVSCの精神を受け継いでいくことでしょう。
そんな若い才能に支えられて、ホワイトハウスでの演奏後にオマーラがインタビューで「次の目標は?」と尋ねられた時の答えが素晴らしかったです。おそらく、こんな大舞台の後には壮大なビジョンを語るのだろうと期待しての質問だったと思います(観客もそう期待していました)。
オマーラの答えはこうです。「次?朝が来て目が覚めたら、次の町へのバスに乗ること!」 かっこよすぎる!!(涙)Adios!!! #Movie2018 #キューバ
前作から時間が経ち、当然変化が見られる。
過去と現在
変わった点と変わらない点
彼らにとって音楽は
心臓の鼓動と同様のものである。
Arsenio Rodriguez (1911-1970)
ハバナ, 2016年
キューバは国そのものが魅力に満ち、現地の人々にも洗練されたカッコよさが息づいています。
ソン音楽の影響は非常に大きい。スペイン統治時代に黒人が奴隷として持ち込まれ、その結果、混血が約4割を占めるようになった。この背景にはアフリカの文化が色濃く影響しており、人々はそのことを意識しながら生きている。そして、音楽は単なる娯楽を超え、先祖や霊の力を信じて奏でるミュージシャンが存在する。彼らは音楽が大好きで、死ぬまで音楽を続けていたいと願っている。海岸通りに打ち寄せる波の風景は、特に印象深いものだった。