2015年8月8日に公開の映画「最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
最後の1本 ペニス博物館の珍コレクションが視聴できる動画配信サービス
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最後の1本 ペニス博物館の珍コレクションのあらすじ
世界の映画祭で「驚愕の1本」と話題になった異色のドキュメンタリー。アイスランドの港町フーサヴィークに位置する世界唯一の「ペニス博物館」では、男性器に魅了された館主シッギが、40年間にわたり集めたほ乳類の標本が展示されています。しかし、彼には死ぬ前に実現したい夢がありました。それは人間のペニスを展示すること。候補は2本、《アイスランド代表》として300人との関係を持った95歳の名士パゥットル・アラソン氏、対する《アメリカ代表》は自身のペニスを「エルモ」と呼ぶ中年カウボーイ、トム・ミッチェル氏。いったいどちらのペニスが博物館の貴重なコレクションに加わるのか―?
最後の1本 ペニス博物館の珍コレクションの詳細情報
「最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
最後の1本 ペニス博物館の珍コレクションの公式PVや予告編動画
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最後の1本 ペニス博物館の珍コレクションを無料で見る方法は?
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最後の1本 ペニス博物館の珍コレクションのよくある質問
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Q映画『最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション』のあらすじは?
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A
『最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション』は、世界唯一のペニス博物館に最後の1本を寄贈するために奮闘する男性を描いたドキュメンタリー映画です。彼の努力と周囲の反応をユーモラスに掘り下げています。
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Q『最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション』に登場するペニス博物館の特徴は?
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A
映画に登場するペニス博物館は、アイスランドにある実在の博物館で、様々な哺乳類のペニスを展示しています。ユニークなコレクションで知られ、世界中から注目を集めています。
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Q『最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション』の製作背景を教えてください。
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A
この映画は、ユニークなテーマを追求するドキュメンタリーとして制作され、実際の博物館と密接に協力して撮影されました。製作チームは、主題のユーモアと真摯さをバランスよく伝えることを目指しました。
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Q『最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション』で取り上げられるテーマは何ですか?
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A
映画は、身体とアイデンティティに関する社会的な観念を問いかけるテーマを持っています。主人公の試みを通じて、ユーモアとともに男性性や文化的感覚の多様性について考えさせられる内容です。
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Q『最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション』の評価や受け止められ方は?
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A
観客からは、そのユニークさとユーモラスなアプローチが好評を得ています。多くの批評家は、新しい視点から身体をテーマにした意欲的な作品として評価しています。



最後の1本 ペニス博物館の珍コレクションの感想&レビュー
アイスランドのペニス博物館には、動物などさまざまな生物の生殖器が展示されているが、人間のものは展示されていない。館長のシッギは、ヒトの生殖器を展示するまでは満足できないと考えている。候補は二名。ひとりはアイスランドを代表する名だたる冒険家で、長い人生を駆け抜けてきたアラソン。もうひとりはアメリカ人のトムで、身体の大きさや改造に対するこだわりを公言する人物として知られている。果たして博物館に展示されるのはどちらのものかその過程を追うドキュメンタリーだ。博物館の存在は知っていても、裏側には思わず笑ってしまうような現実が潜んでいる。文章にすると安易に聞こえるかもしれないが、本人たちは極めて真剣だ。ペニスコレクションの充実に力をかけるシッギも、初めは偏った印象を抱くが、映像を見終えると教養と品格を備えた人物だと見方が変わってくる。トムの方は次第に独自の色を強め、後半には強烈な個性として浮かび上がる。フィクションではなく、実在の人物を題材にしている点も興味深く、時には怖さすら感じる。アイスランドには法的サイズという規定があり、それ以下は正式なペニスとして認められないという衝撃の事実が描かれる。館長もその点を気にする場面があるが、基準は12.7センチ。動揺してリモコンを落としてしまう瞬間もある。
私の好きなジャンル
「一見怪しげだけれど、実は非常に真面目で誠実。」まさにドンピシャです〜
子孫繁栄と生命維持に不可欠な老廃物排出という重要な役割を担うスーパー臓器、ペニス。複雑で繊細、そして傷つきやすい存在です。日々頑張っているにもかかわらず、タブー視され、笑われ、軽蔑される。さらには、大きさに関するルッキズムの問題まで。まさにイジメですね
そんなペニスの良き理解者、シッギ館長。彼は博学で品位があり、清潔感も満点で、秘宝館らしさが全くないのがとても好印象です。
自らのシンボルを後世に残したいという二人の候補者。あまりのインパクトに圧倒されました。まさにアメリカを象徴するような自己顕示欲の塊、トム氏。タトゥーとディスプレイ制作には驚かされましたw
鏡張りのケースに飾られたエルモを拍手喝采する人々。そんな光景を満足気に眺める自分の姿、想像せずにはいられません。完全にいっちゃってますね。長文メールも恐ろしいw
対照的なプレイボーイ、アラソン氏。ちゃんと女性関係を記録しているマメな一面も。石膏を取る姿勢、四つん這いの方が良いのでは? なんて思っちゃいました。哀愁の漂うバカバカしさw
ドタバタ展開がありましたが、納得のいくラストでスッキリしました。ムスコさんが博物館を継いでくれるのも、シッギ館長の誠実さがあるからこそですね(下ネタではありませんw)
いい線はいっているけれど、途中で主題が変わってしまっている印象がある。二部構成にして読みやすくするのはどうだろう。男性器には強い文化的コンテクストがある。男だけが理解できる話題のようにも聞こえるけれど、阿部貞のように女性の視点から語られるケースもあり、男女差だけで語るべきではない。
私がいいと思うのはペニス博物館のようなテーマ。博物館としての意味づけは十分にあるし、母性が西欧の中世美術などで頻繁に取り上げられる一方で、男性性や男性器の扱いはそれほどではない。訪れるべきかどうかは日程次第だ。
以下ネタバレ注意
男性期に名前をつけ、その子を軸に物語を展開するつまり男性器をヒーローとして据える発想は、かなり斬新だ。エルモが登場する場面を想像すると、セサミに怒られそうだし、子どもたちの親は心配するに違いない。
元校長のシッギは、同僚からの冗談で牛のペニスを手に入れて以来、自宅でペニスのコレクションを始めました。しかし、博物館に移行するにあたり、二人の男性が最後の人間のペニスを提供したいと考えています。必要な長さは最低12.7センチです。なかでも、アイスランドの冒険家パゥットルは、死後に提供される予定ですが、高齢のためペニスが老化で縮んでいます。また、アメリカ人のトムは生きている間に切除した経験があり、ストレスが溜まっているようです。彼はペニスの写真を送ってくることもあります。館長は、ペニスに星条旗の入れ墨を施しており、その様子はモザイクで隠されています。「私のエルモを世界一有名なペニスにする手段がまだある」と宣言し、95歳で亡くなった後にペニス一式を受け取ります。2011年には館長を辞め、息子のトムは漫画で有名になることを目指しています。切断はしていませんが、EDの問題を抱えており、漫画のコマが少し流れています。何を見せられているのか不思議です。ちなみに、ヴァギナ博物館はないのかと調べたところ、存在していたようですが、ペニス博物館とは異なり人間専用のようです。
アイスランドの老人スーパープレイボーイ、アラソンは加齢でペニスが縮みがちな中でも、ヤった相手をきちんとメモする癖がある。彼とアメリカの雄・巨根「エルモ」を所有するトムが、エルモの漫画化を狙い、気を抜くと毎日エルモに扮した写真を送ってくるという癖で、ペニス博物館のラストのピースを巡る戦いを繰り広げる。とにかくトムはガチで、目つきがギンギンだ。そんなトムに目を奪われつつも、普通に一番頭がおかしいのはペニス収集家のシッギだろう。この世界の片隅では、多種多様な争いが行われているらしい(笑)。あと、法的に認められるペニスの長さって何だろう?笑。一応、自分のサイズが法に触れていないか、今一度確認しておこう
狂気のドキュメンタリー
初めはペニス博物館の館長について深く掘り下げており、「こんなユニークな人物がいるんだ」と軽い気持ちで観ていた。しかし、ある人物の登場によって雰囲気が一変した。
コメディ映画だと期待していたのに、実際は真剣なドキュメンタリーだった。途中から興味を失ってしまった。
登場人物は全員真面目だが、あまりにも馬鹿馬鹿しく、途中で視聴をやめようかと思うほどだった。男性器に清浄機のタトゥーを入れているシーンは痛々しく、直視できなかった。
どの映画かは記憶にないが、DVDの予告編で見かけて興味を持った。しかし実際に観てみると、意外にも真剣なドキュメンタリーだった。
唯一のヒトのペニスの展示に名乗りを上げた二人の変わり者が、互いに火花を散らす。特に二人目のアメリカ人は一筋縄ではいかない人物で、自分のペニスに愛称を付けたりタトゥーを入れたりしているだけでも驚きだが、さらにはそのペニスを主人公にした漫画を描こうとしたり、寄付に同意したにもかかわらず館長に注文をつけ続け、次第に相手にされなくなってしまう。そして、途中からはこの変わり者に焦点が当たるドキュメンタリーへと変貌していく。
残念ながらネタにはならなかったが、彼の異様な虚栄心と病んだ目つきが強く印象に残っている。
アイスランドにある私設のペニス博物館は、哺乳類のペニスを網羅的に展示する一方で、唯一欠けていたのが人間(ホモ・サピエンス)のペニスだった。元教師で館長のシッギは生きているうちにコレクションを完成させたいと語るが、その夢に応じて二人の猛者が名乗りを上げる。コレクションの最後の一本として展示されるのは果たして誰のペニスなのだろう。アイスランドきっての有名プレイボーイ、アラソン氏と、アメリカ出身でエルモの名を持つ巨根の持ち主・トム。二人はどちらも個性が強く、最後の一本の候補として大きな存在感を放つ。公的な承諾書類と三名の証人、さらに法的な長さ最低12.7cmという条件をクリアしなければ展示に進めない。研究者肌のシッギは生物学・民俗学・歴史・タブーを厳粛に扱い、誰にも知識を届けたいという真剣さを貫く。一方で高齢ゆえにペニスが縮んできたおじいさんと、自己顕示欲の塊であるトム。ドキュメンタリーは真面目だが、どこか微笑ましい空気も漂う。ペニスへの思い入れや、シッギの家族や周囲の理解・共感、そして新たに得られる知識。キワモノを観るつもりが、ただただ感心させられる体験だ。持たざる者として非常に興味深く、そして面白かった。やはりペニスは男性のシンボルだと痛感する。アラソン氏の死のあと、なぜか胸を打つ感動がこみ上げ、いつか訪れてみたい場所の筆頭リストに加わった。