FOUJITAはどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

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FOUJITA 映画

2015年11月14日に公開の映画「FOUJITA」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「FOUJITA」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

FOUJITAが視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

FOUJITAのあらすじ

1920年代、フジタは「乳白色の肌」を持つ裸婦を描き、エコール・ド・パリのスターとして名を馳せていた。しかし、戦争によって日本に帰国し、多くの「戦争協力画」を手がけることで日本美術界の著名な存在となっていく。5番目の妻、君代とともに疎開先の村で敗戦を迎えることに―

FOUJITAの詳細情報

「FOUJITA」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
脚本家
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 日本 フランス
公開日 2015年11月14日
上映時間 126分

FOUJITAの公式PVや予告編動画

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映画

感想・レビュー

  1. nanasi

    藤田嗣治の戦争画展を観て、彼に興味を持ったが、映画は少し変わった印象を受けた。彼がパリ時代に遊び呆けていた様子が映し出されており、その後の戦争画の時代、特にアッツ島の絵の前で賽銭箱を設置して敬礼するシーンが印象的だった(私はそれを知っていたが、知らない人には理解できないかもしれない)。藤田嗣治が戦争画も作品の販売に利用しているように見え、その解釈が正しいのか迷っている。周囲には戦争に対する葛藤が見受けられる一方で、藤田嗣治にはそれが感じられない演出があり、「薄っぺらい人」という印象を持ってしまった。

  2. 海風

    『FOUJITA』
    ユーロワイド・フィルム・プロダクション
    日本・フランス
    2015年

    東京国立近代美術館での企画展「コレクションを中心とした特集 記録をひらく 記憶をつむぐ」で、藤田嗣治の『アッツ島玉砕』を鑑賞した。藤田は戦前、乳白色の肌を持つ裸婦画で名を馳せたが、戦争画においてはそのスタイルが一変したため、彼に興味を持ってこの映画を観ることにした。

    「私は情景的なものを描いていても、心が満たされない。人を近くで描かなければならない。触れるまでの距離を詰めないと意味がないんだ。戦争でも同じです。ただ動きがあってこそ、技術が必要です。今回は命がけの腕試しでしたが、『アッツ島玉砕』は会心の作品です。絵が人の心を揺さぶる瞬間を体験しました。今日は忘れられない日となりました。」

    「女性はお金をかけることで美しさが増す」

    「4番目の妻、マドレーヌについてですね。私は5番目の妻ですので、彼女のことは全て絵から知っています。」

    この映画の公開時のキャッチコピーは「パリが愛した日本人、あなたはフジタを知っていますか?」だが、映画を観ることで藤田の全貌を理解できるわけではない。

    もともと藤田を知っている人には理解しやすいかもしれないが、予備知識がない人にとっては難解だったかもしれない。

    映画を観た後、新潮社の『旅する画家・藤田嗣治』(監修:林洋子)を手に取ってみた。

    この本の目次は以下の通りである。

    (1)東京(1886-1913)牛込・大曲に生まれる
    (2)パリ(1913-1920)モノクロームの「パリ周縁」と城壁
    (3)パリ(1921-1926)モンパルナスの乳白色の裸婦たち
    (4)パリ(1927-1930)壁画の中の日本
    (5)中南米(1930-1933)色彩と非西洋の出会い
    (6)日本(1933-1938)東北から沖縄までの母国再発見の旅
    (7)極東アジア(1938-1949)戦地に赴き戦争を描く
    (8)ニューヨーク(1949-1950)短期間で実りある滞在
    (9)パリ(1950-1961)郷愁の街と子供たち
    (10)ヴィリエ=ル=バクルとランス(1961-1968)手しごとの家と祈りの空間(数字は追加したもの)

    藤田は日本に生まれ、パリで評判を得て、大不況の時期には中南米で稼ぎ、ナチス占領後は日本で戦争画を描き、ノモンハンやシンガポールにも取材した。戦後、短期間ニューヨークで過ごし、最終的にはフランスに移住してその生涯を閉じた。

    映画では、彼の幅広い旅の中で、主に1920年代のパリと戦時中の日本に焦点が当てられている。

    第二次世界大戦後、藤田は戦争協力者として戦犯となる可能性もあった。しかし、戦争前からの友好関係を持つアメリカ人がGHQのスタッフとして来日し、戦争画の収集や記録に協力したことから、戦犯を免れた。

    「戦争協力者でありながら、戦後はアメリカに協力している裏切り者」

    藤田に対する非難は多く、彼は日本に絶望し、二度と戻らなかった。

    『FOUJITA』では、こうした側面は描かれず、疎開先の千葉の田園風景で映画はほぼ終わる。エピローグでは晩年に描かれたフランスの教会の壁画が映し出されるのみ。

    1920年代の華やかなフジタと、千葉の田舎に身を隠す藤田との対比。ナレーションやモノローグなく、観客を置いてけぼりにするかもしれない。監督は、観客を選んでいるのかと感じる部分もあった。どのカットも美しく、これがこの映画の魅力である。

    ・1920年代のパリのカフェでさりげなく女性たちをスケッチし、彼女たちから何をしているのかと文句を言われた際、スケッチを渡すと「あなたがフジタなの?光栄だわ」と喜ぶ場面。現代では盗撮と捉えられるだろう。

    ・パリの裏通りも千葉の田舎も、どちらも美しい。美術や小道具に生活感がこもっている。

    ・水田に光が反射する光景は幻想的。

    ・戦争画の会議中、藤田だけが将校から呼ばれ、別室で日本人女性が崖から飛び降りるカラー映画を見るシーンがある。おそらくバンザイクリフだろう。当時、日本軍がカラーフィルムで記録を撮っていたのか、米軍が撮影したフィルムを入手したのか?

  3. ぺご ぺご

    戦争記録映画に興味があって観てみたものの、画面が全体的に暗く、セリフも少なめだったため、つい眠ってしまいました。ただ、風景は美しかったです。それに、加瀬亮の声が心に残りました。

  4. ようび ようび

    あの時代にフランスへ渡り、名を馳せたオシャレな風貌の日本人画家の生涯に興味を抱き、鑑賞した。尺の都合か構成の問題か、要点をぎゅっと詰め込んだ印象があった。特に、フランスから日本へ帰国してからの展開が急で、そこで物語が終わってしまうのかという印象を受けた。彼の人生全体をうかがい知る機会が不足していた点は、惜しい。俳優陣の演技と映像は素晴らしかった。手首と指のタトゥーは知っていたが、太ももの内側にまでワンポイントのタトゥーを入れていたとは、あの時代としては洒落が過ぎるほどだった。

  5. いろすえ いろすえ

    藤田嗣治の半生を小栗康平らしい語り口で描いた作品。中国への出征や戦後の彼の人生も映画として観たかった。

  6. 中平一樹 中平一樹

    宣伝コピーの影響を受けて、藤田に対する興味から鑑賞しました。果たして彼はどんな人物だったのか。物語はパリから日本に舞台を移し、ラストに向かうにつれてますます抽象的になり、私には理解が難しく感じました。エンディングの後に登場する教会の絵は、彼の作品として藤田の救いや祈りのメッセージが込められているのでしょうか。戦争に翻弄され、苦悩する天才画家という理解で良いのかなと考えています。映像は絵画のように美しいショットが多く、素晴らしかったのですが、どこか物足りない思いが残ります。若い世代はこの作品をどう感じるのか、興味があります。これは問題作と言えるのでしょうか?

  7. 小さな森

    長野への旅の途中、安藤美術館で藤田嗣治(フジタ)の生き方を知り、作品鑑賞への関心が高まりました。実はこれまでに2回観賞したことがありましたが、いずれも途中で完走を諦めてしまった経験があります。だからこそ、興味が最高値に達した瞬間に観るのが最も意味のある体験だと再認識しました。運命的な出会いは、必然としか言いようがありません。映画は空間と時間の余白が心地よく、場面を切り取って一枚絵のように眺めるたびに美しさが心を躍らせます。オダギリジョーの我の強さが藤田像と見事に共鳴していると感じました。

  8. どりーん

    フジタの絵が好きで、本も読んでいたし、映像も美しくて面白かった。しかし、フジタを知らない人が観ても、ほとんど理解できなかっただろう。そもそもストーリーはほぼなく、知っている人しか楽しめない映画だったのではないか。

  9. 山嵐 山嵐

    予備知識なしで鑑賞。藤田嗣治の生涯を軸にしつつ、周囲の環境変化の描き方が巧みで印象的でした。難解な描写もさることながら、フランス語の壁は字幕と演技のおかげで退屈させません。姿や所作までオダギリジョーさんの気配を消して役の幅を引き出しており、演技の幅に驚かされました。冒頭の注意書きには驚きましたが、作品自体には全く支障なし。美術と映画の融合は夢二を思わせる美的感性と共鳴し、非常に魅了されました。 #FOUJITA

  10. ゆんちゃん ゆんちゃん

    坊主になるまでは、ほき先生にしか見えない。マネの少年の笛の音が尺八だったらという聴覚的なジョーク。これは藤田嗣治について調べなくても撮影できそうだ。