1968年10月26日に公開の映画「バーバレラ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「バーバレラ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
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最終更新日
バーバレラのあらすじ
紀元4万年。強力な破壊光線を発明したデュラン・デュラン博士が宇宙旅行中に消息を絶つ。その捜索任務を託された女戦士バーバレラは、リテオン惑星へ降り立つ。そこで謎の双子の少女に捕らえられ窮地に追い込まれた彼女は、マーク・ハンドという男に救われるが……
バーバレラの詳細情報
「バーバレラ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | ロジェ・ヴァディム |
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脚本家 | クレマン・ビドル・ウッド クロード・ブリュレ ジャン=クロード・フォレスト チューダー・ゲイツ テリー・サザーン ブライアン・デガス ロジェ・ヴァディム ヴィットリオ・ボニチェリ |
出演者 | アニタ・パレンバーグ ウーゴ・トニャッツィ クロード・ドーファン ジェーン・フォンダ ジョン・フィリップ・ロー セルジュ・マルカン デビッド・ヘミングス マルセル・マルソー ミロ・オーシャ ヴェロニク・ヴェンデル |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | SF アクション アドベンチャー・冒険 コメディ |
制作国 | フランス イタリア アメリカ |
公開日 | 1968年10月26日 |
上映時間 | 102分 |
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感想・レビュー
女紳士バーバレラが、行方不明のデュラン・デュラン博士を探しに惑星へ旅する物語。
大槻ケンヂのバンド「特撮」の楽曲「バーバレラ」や、バンド「デュラン・デュラン」の元ネタである映画の存在は以前から知っていた。
この作品はエロス満載のスペースオペラ・コメディで、冒頭からセクシーなジェーン・フォンダの着替えシーンが展開される。主人公の性欲が強烈で、それが思わず笑えるポイントになっている。彼女が出会うほとんどの男性キャラと関係を持っている。
全体のストーリー展開はスマートとは言えず、だらだらとした感じではあるが、これがマイナス要因になっているわけではない。「味がある」と感じさせる要素に昇華されている。主人公や世界観の設定が、グダグダ感と見事に調和している印象を受ける。地下室の一連のシークエンスは、シュールなコントを観ているかのようだ。
また、レトロフューチャーな世界観はポップで、今見てもお洒落だ。特に皇帝の部屋のビジュアルは非常にスタイリッシュ。
独特なキャラクターを持つ主人公。
フェチズムがあふれ出る。
ストーリーや演出は少し物足りない感がある。もう少し短くしてほしかった。
しかし、サイケデリックでパンクなビジュアルやデザインには独特の魅力があり、目を引くものがある。
SFの設定も概ね良好だった。
何といっても、主演の女優のスタイルが素晴らしい。
同名のコミックを原作としたSF映画です。
特に理由が不明なヌードシーンが連続して登場し、視聴者を驚かせます!
オープニングはミュージックビデオのようにおしゃれですが、主演のジェーン・フォンダは全編を通じて脱いだり着たり、さらには拷問を受けたりします。
時代背景から考えると、チープな宇宙船や特撮には思わず呆気にとられますが、タウ星の人々のファッションや追放者たちのディストピアな様子は緻密にデザインされていて目を引きます。漫画「コブラ」の影響があったという点も納得できます。
有翼人のパイガーは洗練されており、まるでギリシャ彫刻のような肉体美を誇っています。
巨大なフラスコに若い男性を閉じ込め、その蒸留液を水煙草のように吸う特権階級の女性のビジュアルは衝撃的で興味深いものです。
考えなしの主人公バーバレラは、現地で出会う個性的な男性たちととりあえず関係を持ち、協力を得ていきます。行き当たりばったりでピンチを切り抜けたり、相手の失敗によって助かったりします。
相当な被害が出ているように見えますが、BGMは力強く、バーバレラ自身も過去を一切振り返らないため、その点には言及されません。
25/09/21
映像は楽しめて面白かったが、内容には不満が残った。オープニングとエンディングの文字の演出はかなり良かった。
子どものころ、たぶん水曜ロードショーか木曜洋画劇場でこれを観て、居間が信じられないほど重い空気に包まれたことを覚えている。プリティプリティ。今となっては懐かしい思い出だが、実家に帰って再び観ても、きっと同じ空気になるはずだ。プリティプリティ。
女性を主人公にしたスペースアドベンチャーとして話題性が高く、エロティック・スペース・ファンタジーの枠に位置づく作品。アート作品としての魅力も際立ち、当時の才能によってしか生み出せなかった映画だ。
見どころ
・子供の頃ちらっと観た時は卑猥に感じたが、今観ると途轟くようにキュートなロマンティック・コメディとしての印象。ジェーン・フォンダの可愛らしい魅力が全開。
・6、70年代のウォーホールに代表されるアートの爆発と、第二次大戦以降の西洋の没落を背景にしたアメリカ文化の一側面が炸裂する。音楽・アート面はカンブリア紀的な勢いを感じさせる。
・ビザールでサイケデリックな画面、無重力空間に浮かぶロボット風の人影。その無機質な宇宙服を脱ぐと、中から裸のブロンド美女が現れる。以降は重力が戻る描写だが、最初から重力がある状態のほうが脱ぎやすいかという趣旨ではない。オープニングクレジットは70年代風タイポグラフィのアニメーションで、見えそうな局部を巧みに隠す演出も可愛い。露出のサービスカットはこのあたりだけで、以降は控えめ。
・映画としての面白さは一筋縄ではいかないが、作品全体に漂う自由な空気感、伝統やしきたりからの解放感、実験精神の喜びが強く滲む。知性の有無や感性の善悪といった点は主題ではない。
時代と価値観
・現代から観るとマッチョイズムに満ちた価値観が目につくが、価値観は時代とともに変化する。違いを通じて通底する普遍的な価値観(自由・創造を楽しむ姿勢)には確かな魅力を感じる。
・ブロンドで無邪気なジェーン・フォンダと、ブルネットで冷徹さを映す皇帝の対照は分かりやすく、皇帝も美人。フォンダの衣装の可愛さも見どころ。
文脈と系譜
・グレート・コナンやローダンなど、古典的な宇宙ファンタジーの文脈に位置づけられる作品。宇宙海賊コブラの世界観にも通じる要素が感じられる。
まとめ
・時代の空気を映し出すアート×ポップカルチャーの象徴的作品として、強い印象を残す名作。
Barbarella (1962) はフランス映画 。2025年6月21日、U-NEXT字幕版で視聴可能。台詞は一見戯作的だが、実は極めて知性的で引用が多く驚かされる。これはむしろロジェ・ヴァディムによる知的な風刺劇、あるいは哲学的講義のようだ。
ある意味、地球や宇宙全体を救うミッションに挑む女戦士バーバレラ(ジェーン・フォンダ)。彼女はお色気を武器にして全てを解決するのか、期待が高まります。
危険な発明を行った科学者デュラン・デュラン博士が宇宙旅行中に行方不明に!彼を探す任務を一人で引き受けるバーバレラ。
オープニングからセクシーさが炸裂。恐らく訓練なのですが、無重力の状態で一つずつ宇宙服を脱いでいく様子が描かれます。ふわふわと漂いながら、次々に服を脱ぎ捨てていく。最後まで脱いだら訓練も終了?重要な訓練に違いありません!
このオープニングで作品の世界観は明確になり、間違いないと思いました!最後までお色気で魅了しながら宇宙を救うジェーン・フォンダの姿は圧巻です。彼女が天使のようなイケメンと共にいるのも素晴らしいですね!
デュラン・デュランという名前の由来はこの博士から来たんですね。
非常に安っぽく内容も薄い作品だが、奇抜な衣装とデザインは一見の価値がある。ジェーン・フォンダの後のイメージとは異なる役どころだが、意外と似合っている。
1968年公開のSFの金字塔として、2001年宇宙の旅、猿の惑星と並び、『バーバレラ』は後の世代へ計り知れない影響を及ぼした。
ブルーレイを改めて観ると、その独特の世界観に再び魅了される。エイリアン、マタンゴ、梅図かずおの漫画、東映特撮といった作品からの引用が、この映画がクリエイターたちにいかに愛されたかを如実に物語っている。しかも描写には強いエロスが宿っている。前日に観た過激作『火口のふたり』と比べても、この作品の生々しい官能には敵わない。実体験の匂いや肌感覚が、映像だけでよみがえるほどだ。唯一の惜しさは、吹替が用意されていないことだ。