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奇跡のリンゴの感想＆レビュー

1. うさみみ

   2025年10月31日

   音楽に引き込まれる瞬間を届けてくれる久石譲さん。家族だけでなく義父のサポートもあり、並外れた努力の積み重ねが支えになっています。そう、無農薬で大切なのは品質と信頼です。それがすべてです 2025年/276本目の投稿

2. hiyoko

   2025年10月30日

   自然栽培リンゴに挑戦した木村秋則さんの実際のストーリーを描いた映画が登場。
   単に「11年で成功しました」と語るのではなく、その過程での深い苦悩も描かれている。
   「背水の陣」での挑戦が膨らむ借金を生み出し、経済的・精神的に追い詰められる様子がリアルに伝わる。
   努力から執念へと変わる彼の姿が印象的だ。
   近所との関係が崩れ、孤独感に苛まれる。
   どん底にまで追い込まれるシーンが続く。

   リンゴは嗜好品とされ、米や野菜のように必需品ではない。
   それにも関わらず、ここまで深くコミットする姿勢は驚くべきものだ。

   「諦めない」という美徳がある一方で、始まりのきっかけは妻のためだった。視聴者として家族のことを思いながら、私はここまでのリスクを負うことは難しいと感じた。
   実際の計画性が見えず、「とりあえずやってみよう」という執念的な印象が残った。観終わった時、「これほどまでの努力に意味があるのか？」と疑問を抱いた。正直なところだ。

   しかし、その後にさまざまな書籍を読み進めるうちに、自身の考えが少しずつ変わっていった。昔は無農薬の農業が主流だったが、生産性向上を求める中で農薬が開発されたことを考えると、木村さんの自然栽培へのこだわりも理解できるようになった。
   農薬には依然として解明されていない人体への影響があり、発がん性物質が確認されて禁止になることもあると聞く。

   映画の中で特に印象深いのは、夜明けに家族全員が静かに畑を見守るシーンだ。「静かに」という点が重要で、感動的なセリフを挟むところを抑えたことに感心した。
   ロングショットでの沈黙が、シーンに大きな響きを与えていた。

   その分、最後のシークエンスは余分だったかもしれない。収穫後の描写はなくても良かったのではと思う。

3. 山田太郎

   2025年10月29日

   報われるまでの道のりは長く辛いですが、そのぶん感動的な結末が待っています！定番のストーリー展開ですが、阿部サダヲの演技が圧巻です。方言も素晴らしい。後半30分は涙が止まりません️ 虫が苦手な方は要注意で、虫のシーンは目を閉じて観ました。

4. ぐんまちゃん

   2025年10月13日

   挫けそうになっても、諦めずに最後までやり抜く勇気を与えてくれます。

5. 海風

   2025年10月8日

   2013年原作の石川拓治『青森のリンゴ農家の木村秋則の実話絶対に不可能と言われた無農薬リンゴ栽培に成功し奇跡のリンゴ』は、1970年代の青森県中津軽郡岩木町（現・弘前市）を舞台に、二つのリンゴ農家の家族が織りなす実話ドラマ。三上家の次男・三上秋則（阿部サダヲ／森永悠希）は家を出てサラリーマンになるが、木村家の一人娘・美栄子（菅野美穂）と結婚して婿養子となる。美栄子の体は年に十数回もリンゴの樹に散布される農薬によって蝕まれていたため、秋則は無農薬栽培へと踏み切る決意を固める。物語にはもっちゃん（池内博之）組合支部長、深津（笹野高史）税務署職員、西村（野間口徹）銀行支店長、田村（本田博太郎）といった脇役が登場し、地域社会の葛藤と家族の絆を描く。

6. カワガラス

   2025年10月7日

   祖父と一緒に観に行ったことを思い出す。
   この後、しばらくの間、無農薬のリンゴが存在するということを自慢していました。

7. 池田祐太

   2025年10月7日

   実話ベースのドラマ性の高い映画で、派手さはないものの、じっくりと観客の心を揺さぶる作品です。

   秋則（阿部サダヲ）は、同級生の美栄子（菅野美穂）と結婚し、リンゴ農家の木村家へ婿入りします。美栄子はリンゴの木に散布する農薬の影響で体調を崩しがちで、秋則は無農薬栽培を目指す決意を固めます。

   しかし、無農薬の難しさは想像以上で、収穫量が減り、次第に秋則の精神状態も追い詰められていき、家族は崩れかけます。観ているこちらも胸が苦しくなる展開です。

   リンゴ栽培は害虫被害や病気に弱く、他の作物と比べて育てるのが難しいことを、身近に感じさせられます。今では何気なく口にするリンゴにも、農家の長い努力と感謝の気持ちが必要だと再認識しました。

   この映画は、農家の人々の苦労と、食物を改良して人類が生き長らえさせてきた歴史を静かに描き出します。

   さらに、夫婦の連帯と愛情が試される場面は心温まるもので、収入を失っても二人で支え合い、困難を乗り越える姿勢には励まされます。

   追記として、映画のパッケージを飾る二人の笑顔が印象的でした。

8. うい

   2025年10月6日

   スピリチュアル系のSNSをチェックしている方は、「木村秋則」という名前を聞いたことがあるかもしれない。30年前に宇宙人に誘拐された？という奇抜な体験を経て、彼は数々のノーベル賞級の発見や発明を成し遂げた「奇跡の人」とされている。彼の妻、美栄子さん（菅野美穂）の健康を守るために、無農薬リンゴ栽培に取り組む秋則さん（阿部サダヲ）の奮闘が描かれているが、宇宙人とのエピソードは一切省かれ、劇中では自らの力で「栽培法」を発見したストーリーになっている。

   もし秋則さんの発見が真実なら、農薬や遺伝子組換種子を利用して大儲けしていた大手食品企業は重大な打撃を受け、科学農法の全てが無駄な努力だったという可能性すら生まれる。効率的に農作物を栽培し販売することに注力してきたアメリカ的農業方式が根本からひっくり返るかもしれない。

   また、ブッダの頭蓋骨に付着していたシャリの化石や、モトクロス用バイクエンジンの開発、惑星イトカワの発見、さらには「青(緑)の星」地球接近の預言など、木村秋則さんが誰なのか、その背景を探ると、かつて優秀な物理学者が東欧から多数出ていた事実と彼のケースには共通する「根っこ」が存在するのではないかと感じる。

   ダーウィンの進化論などは全くの誤解であり、重要なイノベーションはすべて「宇宙人＝創造主」によって与えられたという仮説も考えられる。2025年は「変革の年」とされているが、熱波を感じる日本人はその実感を持てないのが現実で、本当に「変革」と呼べるものは何かを見極められずにいる。

   ポピ族や秋則さんの予言通りに、鉱惑星3I/ATLASが巨大宇宙船であるとの見解もあり、宇宙人の影がますます明確になっている。これまでの予定調和的な現実を維持しようとする特にエリートたちには、私たちが曲げられた情報で操作されてきたことに気づく時が来ている。秋則さんの事例を通じて、古い迷信から意識を解放しようという宇宙からのメッセージがこれからの指針になるのかもしれない。

   味覚に合うよう改良された脆弱なリンゴの木は、自然に対する挑戦ともいえる。自然に反した農薬や遺伝子操作による農法は、近い将来、その問題点が明らかになるだろう。秋則さんが栽培したリンゴの木にも白い花が咲かなかったように、自然を制御しようとする者は、やがて自らを滅ぼす運命にあるかもしれない。

   今後、我々はどのように生きるべきか。人工農業の問題については他の専門家に任せるとして、ここでは秋則さんの言葉「馬鹿になれ」の意味を考えてみたい。彼が著書『禅とオートバイ修理技術』に記した「アレテー（徳）」に基づいて生きれば、自ずと道は開けるのではないだろうか。宇宙人から授かった知恵を独占せず、金儲けに使わない彼の生き方には、その真意が如実に表れているように感じる。彼が無農薬リンゴを育てるのに11年もかかったことからも、真理に至る近道は存在しないのだ。

9. 影造

   2025年10月3日

   やっぱり阿部サダヲは最高だよね！ 演技力が本当に魅力的。実話に基づくストーリーは胸が熱くなるよね。

10. 中島純

    2025年10月1日

    演技は本当に素晴らしい。
    俳優たちは素晴らしい技術を持っている。
    阿部サダヲに惹き込まれ、自然と涙が溢れてしまった。
    夫婦の絆は素敵だ。
    「プライドはないのか」と問われ、満面の笑みで「そんなもの、ゴミ箱に捨てた」と返すシーンは特に印象的だった。