若者のすべてはどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.4
若者のすべて 映画

2016年12月24日に公開の映画「若者のすべて」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「若者のすべて」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

若者のすべてが視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

若者のすべてのあらすじ

貧しい南部から大都会・ミラノに移り住んだパロンディ家。長男を頼りにした彼らの生活の中で、次男のシモーネはプロボクサーを目指しながらも、娼婦のナディアに夢中になり、自らの才能を台無しにしてしまう。一方、三男のロッコは徴兵先でシモーネと別れたナディアと出会う。

若者のすべての詳細情報

「若者のすべて」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
脚本家
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 イタリア フランス
公開日 2016年12月24日
上映時間 177分

若者のすべての公式PVや予告編動画

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映画

感想・レビュー

  1. 影造 影造

    夜更けに語り継がれる名作と言われる映画を観る際、眠気が来たら潔く眠るのが信条だ。しかし今回は最後まで眠くならず、終始見入ってしまうヒューマン・ドラマだった。ストーリーはしくじり先生の次男シモーネを軸に展開。彼の人生を大きく左右する悪女ナディア(アニー・ジラルド)がとても魅力的に描かれている。彼女の少女時代の歯科医のエピソードはセリフだけの描写だったが、強い印象を残す。嫉妬に狂ってナディアを襲う場面は、ロッコが止めてくれればとただただ思わされた。演じるアランドロンのロッコは純粋で切なく、もどかしく気の毒だったが、そんな彼を通して古き良き時代のイタリア家族の在り方が浮かび上がる。物語を締めくくるダークホース的存在のチーロも、一筋縄ではいかない魅力で作品を見事にまとめていた。

  2. 藤川徹

    登場人物の心境が掴みにくい。ロッコはいい奴なのに、三男が言うように聖人すぎる。実生活では役に立たないレイプ事件の際、兄を庇い女に戻れと言ったのには本当に意味がわからなかった。そこが決定的な岐路だったと思う。兄があそこまで最低になるとさすがに擁護できない。本人も早く楽になりたかったのかもしれないが、兄が死ぬオチかと思っていたら殺人をした兄をみんなで庇うのも気持ち悪い。三男は通報してまともだと思う。家族の絆が強いのは伝わるが、母親にべったりくっついてキスするのは違和感。ヒステリックでメンヘラな母親も見ていてイライラする。それぞれの事情は分かったうえで、それでも「えっ?」と感じる行動をみんなが取るので、ついていけなかった女性は最初からおかしくなっていく兄を見て自分から離れたのだろうし、彼女はまともだったと思う。若さゆえの、ただ素敵な会話もある。兵役中にロッコが女と会ったときには空中戦のような会話だったが、互いが抱えている感情が少し見えたのが嬉しかった。最後の三男が四男に語るシーンも、考えがしっかりしていて良かった。まともなやつっていいな、と思える場面が多かった。

  3. にゃるらとほてぷ にゃるらとほてぷ

    図書館でDVDを借りて観た作品の感想を記録します。序盤はチーロの存在感が薄く、物語の入口で掴みづらさを感じましたが、アラン・ドロンの美しさが強く印象に残ります。美人のナディアよりジネッタの方に惹かれる場面もありました。ナディアが13歳だった頃の歯科医の話は本当かもしれないと想像しつつ、次男のトラブルが思いのほか早く顕在化する展開に緊張しました。盗品らしき贈り物を受け取らないようにする配慮や、ナディア側が引き際をわきまえているような描写が、物語の倫理観を浮き彫りにします。ロッコのターンが来て、ようやく兄弟を順に拾い上げていく構図に気づかされます。ロッコが純粋で美しいことから、田舎の美人が複雑な関係に巻き込まれるモチーフを思い出しますが、ナディアも真剣な思いを抱いている様子で、複雑な感情が絡み合います。ナディアには因果応報の側面も感じられますが、シモーネはロッコに多大な迷惑をかけており、ナディアを前で傷つけるような場面は避けたいと感じます。友人にもそうした場面には関与してほしくありません。ロッコがシモーネとナディアの間で揺れる姿は切なく、結局誰が最も悪いのかは一概には決められません。ナディアに気持ちを戻すべきかという点には違和感を覚えますが、彼女も決して悪い人ではないと見える場面がありました。モリーニさんがテレビを消す場面からは、現実味と人間味を読み取れます。結局、ロッコにとって最も大切なのはナディア以上にシモーネだったのだろうかと感じられ、通報したチーロは現実的な判断を下した人物として尊敬できる存在だと捉えました。現実的な視点を持つ人物描写が光る作品でした。)

  4. hiyoko hiyoko

    父の死をきっかけに、貧困から脱出するべく都会へ移り住んだ一家の物語。

    愛する女性を巡る兄弟の競い合いが、やがて悲劇を招く。

    三男アラン・ドロンがウェルター級でのし上がる続編を観たいそんな未来はあるのだろうか。

  5. 松本尚也

    昨日観た『羅生門』と同様に、ついに出会えましたね。この作品もまだまだ触れていない素晴らしい古典がたくさんあります。
    ロングショットからの寄りのショットにかけて、うっとりするような美しい映像展開に心を奪われました。
    登場人物が多い中での物語の運び方、これがヴィスコンティの得意技なのか、あるいはイタリア映画全般に共通するものなのでしょうか?
    長尺だからこその魅力がありますね。物語の中心にいるキャラクターを移しながら進行していくスタイルが印象的です。
    ただ、3時間を超えることはありませんでした。
    アニージラルトについては未経験でしたが、梶芽衣子さんが絶賛する演技に納得しました。
    我が家の昔のファミリーカーに備えてあったCDでニーノ・ロータ集をヘビーローテーションしていましたが、本作のテーマも再びプレイリストに加わり、頻繁に聴く予感がします。

  6. 千葉恵里

    『若者のすべて』は雰囲気ある邦題だが原題は『Rocco e i suoi fratelli(ロッコとその兄弟たち)』。父の死をきっかけに、南イタリアの田舎からミラノへ移り住んだ四人の兄弟と母の物語だ。長男を頼みに都会へ出た兄弟たちは、それぞれの運命を歩み始める。次男シモーネはボクシングで頭角を現すも、都会の毒と借金に蝕まれ社会から脱落していく。三男ロッコ(アラン・ドロン)と娼婦ナディアとの三角関係が絡み、シモーネは別れた女が弟と付き合っていると知り苦悶する。ジムの指導者が「初めてお前を見た時はアポロのようだった」と語る場面は、現実とプライドの狭間で揺れ動く彼の人間性を浮き彫りにする。やがて破滅へ向かう道を選ぶ一方で、四男チーロはアルファロメオ社で職を得て恋人もでき、比較的まっとうな人生へと進み始める。幼い五男ルーカは未来の希望として描かれ、母は旧い時代の象徴として物語の芯を支える。刹那を生きる娼婦ナディアは現実の厳しさを象徴する存在だ。ヴィスコンティ監督のネオリアリズモ風景の中で展開する人間ドラマは、彼の初期傑作とも言える。アラン・ドロンの圧倒的な存在感が画面を支配し、野暮ったいセーターさえも美しさを放つ。今回の語りも彼の実語りが話題になることがある。物語の核はロッコの故郷への郷愁だ。『我らの故郷はオリーブの国、月の美しい国、虹の国だ』と彼は語り、捨ててきた過去は遥か遠くへと消え去っていく。

  7. momotaro

    アラン・ドロンが子ども時代の役を演じるのは珍しく、かわいさが際立つ序盤。そこから起こるさまざまな出来事を通じて彼のキャラクターが変化していく様子は、演技力の高さを強く感じさせる。しかもイタリア語での演技という点も驚きで、努力の跡が伝わってくる。シモーネはゴミ野郎だが、海外作品には親や兄弟が家族として助け合うべきだという価値観が強く描かれており、それが時にモヤモヤする。ほかの兄弟たちの境遇があまりにも切なく、胸を打つ。長尺だが、それぞれの兄弟を中心に物語が展開するため飽きることがなく、全体としてストーリーがとてもおもしろい。

  8. めがねもん めがねもん

    ロッコの言葉に影響されて、何でも信じようと決意しました。

    破滅していく様子は、見るに耐えないほど無残でした。

    チーロの最後のセリフは心に響きますね。

  9. B2mama B2mama

    5.0:人生に影響を与える傑作中の傑作
    4.5:強い感動を呼ぶ、記憶に残る作品
    4.0:お気に入りで、何度でも楽しめる
    3.5:無難に楽しめる内容で、1~2回観れば満足
    3.0:特に良くも悪くもない、1回観るにとどまる
    2.5:長所より短所が目立つが、鑑賞は可能
    2.0:不快感や退屈感を感じ、最後まで観るのが苦痛
    1.5:結末への興味を失い、鑑賞を断念
    1.0:作品を思い出すのも嫌なレベル