キャタピラーはどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

3.7
キャタピラー 映画

2010年8月14日に公開の映画「キャタピラー」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「キャタピラー」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

キャタピラーが視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

キャタピラーのあらすじ

1944年の春、日中戦争へ出征していた久蔵は故郷の村へと戻ってきた。両手両足を失い、頭は焼けただれ、耳は聴こえず、口も利けないその姿は村人を驚かせ、同時に恐れさせた。しかし彼には勲章が授けられており、生きる軍神として崇められる。久蔵の介護を任された妻・シゲ子は、献身的に看病を続けるが…

キャタピラーの詳細情報

「キャタピラー」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
脚本家
主題歌・挿入歌
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 日本
公開日 2010年8月14日
上映時間 84分

キャタピラーの公式PVや予告編動画

「キャタピラー」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。

キャタピラーの楽曲

「キャタピラー」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。

キャタピラーを無料で見る方法は?

「キャタピラー」を無料で視聴するなら、「Prime Video」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。

「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。

JAPANMATE運営事務局
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映画

感想・レビュー

  1. 松田渉

    江戸川乱歩の『芋虫』にインスパイアを受けた作品。

    寺島しのぶと大西信満の演技には圧倒された。特に久蔵は、声を出せないにもかかわらず、感情が直接伝わってくる点が素晴らしい。

    この作品は、誰もが悪くないようでありながら、同時に皆に罪があるような、善悪では語れないテーマを扱っている。シゲ子も久蔵も不幸ではあるが、それだけでは片付けられない深い何かが存在する。久蔵は自らの行動によりノイローゼになり、シゲ子は「軍神」を嫌いながらも、自己顕示欲を満たすために彼を利用する一面がある。

    そんな時代背景、苦しみを考えると、それが許される状況が恐ろしいとも言える。

    明快でセンセーショナルな反戦映画を観るのもたまには良いものだ。

  2. しんのすけ しんのすけ

    心に残る映画ではありませんでした

    〓映画TK365/1303〓
    2025年

    キャタピラー
    配信/U-NEXT
    ️Y!レビュー 3.1
    ️TK評価 3.3
    ️映画TK通算: 6303本
    ️Filmarks通算: 5208本
    #プロフェッサーTK #映画TK #邦画

  3. 連装砲君

    十三で観てきたばかりです。アイデアは良かったのですが、ほとんど密室劇のようで、途中で少しだれてしまいました。観終わって感じたのは、登場人物みんながかわいそうだということ。最初は旦那さんの振る舞いがひどく醜く感じましたが、ラストには同情してしまいました。元ちとせの歌も良かったです。

    ちなみに十三の第七藝術劇場について。もう少し席の傾斜をはっきりつけるか、スクリーンを上へ上げてほしい。前の席の人の頭が視界を遮って見づらいのが難点です。

  4. スープ

    素晴らしい映画を観た。
    戦争の見えない側面が描かれ、実際の映像も使用されているため、非常に心が痛む。BC級戦犯の死刑シーンは特に辛いもので、984人もの命が失われた。

    夫は「軍神様」と称され、数々の勲章を受け、新聞にも取り上げられた。しかし、戦争で手足を失い、顔は焼け、耳もほとんど聞こえず、言葉を喋ることもできない。まるで芋虫のような姿で帰還した。妻はそんな夫を献身的に支える。

    夫は英雄視される一方で、戦場でレイプや殺人を犯していたことがフラッシュバックし、苦しむ姿が描かれる。

    妻は食事を与え、体を洗い、時には性欲にも応じる。しかし、男尊女卑の価値観が漂う中で、表向きは「夫が上、妻が下」という立場があるにもかかわらず、逆の状況が生じ、不満や怒りが積もり、時折夫を見下すような視線すら見える。

    戦争は終わっても、その影響は続く。人間の心や体をどれほど壊すのか、そこに焦点を当てている。

    映画を見終えた後、重苦しい感情が残る一方で、戦争の本質に少し触れた気がした。

    忘れてはいけないし、知らなければならない。

  5. 海風

    SEXシーンに丸ボカシが入ると、どうしてもギャグにしか見えなくなってしまうのが難点だ。

  6. ろく ろく

    戦争で手足を失い、英雄として崇められている軍神。しかし、何もできない彼の姿に、その妻は虐げられながらも優越感に浸るという、複雑なテーマが描かれた作品。非常に興味深かった。

  7. うさみみ

    以前も観たことがあり、忘れられないほど強烈な映画です。毎年夏になると戦争に関する番組がテレビで放映される中、しっかりと記録を残すために再度観賞しました。

    【キャタピラー】
    英語では「芋虫」や「毛虫」を示します。

    日中戦争に出征した久蔵は、両手両足を失い、頭は焼けただれて耳も聞こえず、話すこともできない姿で帰還します。村の人々は彼を生ける軍神と崇め、勲章を授け、新聞でも称賛されます。

    本人も辛い状況ですが、さらに厳しいのは妻の寺島しのぶです。彼女の演技は素晴らしく、すでに賞を受けているかもしれません。

    親族や村人は関わりたがらず、全ての負担が妻である彼女に押し付けられます。出征前には暴力を受けていたにも関わらず、献身的に介護をする姿には頭が下がります。肉体的な欲求や睡眠、性欲に苦しむ久蔵。その意志の疎通が徐々にできるようになっても、毎日同じ繰り返しが続きます。

    寺島しのぶは、自分の精神を保つために、久蔵に軍服を着せてリヤカーに載せ、村の中を歩き回ります。

    久蔵は、戦時中に自分が行ったレイプや放火、殺人の悪夢に毎晩うなされ続けます。当時の日本兵は、侵略が優勢だった時には相当ひどいことを行っていたのです。このような黒歴史は映画にはされないけれど、こんな形でも伝えられるべきだと思います。辛さの中でも生き続けなければならないのが久蔵の運命です。あの女性たちは地獄を味わって亡くなっていったのです。

    そんな日々が続く中、日本は終戦を迎えます。何もかも失った久蔵は、こうした人々がたくさんいたのかもしれないと実感します。生きて帰ることもまた辛く、戦場で死んだ方が幸せだったかもしれません。

    この映画は映像として非常にリアルに伝えられ、戦争の結果を嫌でも考えさせられます。

    本当に素晴らしい映画です。

  8. 影造 影造

    感動的ではない戦争映画

    久蔵のような人は多いのではないでしょうか。

  9. nanasi

    もっと絶望の感情を強調してほしかった。
    映画自体は退屈だったが、実際の戦争の映像は衝撃的だった。
    終戦からまだ100年も経っていないのか。

  10. カワガラス カワガラス

    パンチの強さで名高い若松孝二監督による衝撃的な左ストレート映画。左ストレートすぎて、従来の反戦映画に対する反発心を覚えるほどの圧倒的な作品。戦争で四肢と耳を失った兵士とその妻という、明らかに感動を呼ぶ悲劇的な背景を、まったく感情移入を許さないグロテスクな心理描写とともにぶち壊していく姿には驚かされる。安全な立場から戦争の惨状を眺め、悲痛に思う我々のような視聴者に対し、「こんな映画は不要だ」とでも言わんばかりの逆説的な演出が実に痛快だ。画面の安っぽさが妙にリアルさを増し、塚本晋也の『野火』を思わせる部分もある。最後に流れる感動的な反戦メッセージが逆に皮肉を感じさせるのが印象的だ。