2012年9月1日に公開の映画「I’M FLASH!」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「I’M FLASH!」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
I’M FLASH!が視聴できる動画配信サービス
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I’M FLASH!のあらすじ
祖父から新興宗教団体を引き継いだルイは、美しい流美とドライブ中に事故に遭う。意識不明の重体に陥った彼女を見て、ルイは教祖の地位を辞し、宗教を捨てる決意をする。しかし、教団の存続を最優先する家族は、ルイのもとに刺客を送り込む。
I’M FLASH!の詳細情報
「I’M FLASH!」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | 豊田利晃 |
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脚本家 | 豊田利晃 |
出演者 | 中村達也 仲野茂 北村有起哉 原田麻由 大楠道代 松田龍平 板尾創路 柄本佑 水原希子 永山絢斗 藤原竜也 |
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | サスペンス ドラマ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2012年9月1日 |
上映時間 | 91分 |
I’M FLASH!の公式PVや予告編動画
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感想・レビュー
龍平、足が長すぎる。
次元を超える前にぜひ観てみたいと思い、鑑賞しました。
全員に漂う微妙な諦めの感覚が、豊田監督の魅力かもしれません。
北村有起哉が好きな方にもお勧めです。
魅力的な松田さん、格好良い音楽、そして美しい沖縄の海を楽しむための映画。#松田龍平
冒頭の「死ぬよりは生まれる方がいい。消え去るよりは増えていく方がいい。」という新野風(松田龍平)の脳内独白は、彼自身の価値観というよりは、一般的な価値観を自らに言い聞かせているように感じられる。ラスト20分は何度見ても心拍数が上がるが、音楽が素晴らしいのは言うまでもない。特に好きなシーンは、ボディガード3人が沖縄そばを食べながら会話している場面で、セリフのない松田龍平が自然体でお酢を入れたりお茶を飲んだりしているところや、ボディガードたちが藤原竜也の兄(姉)にランク付けされて、心から気まずそうに目を逸らすシーンだ。
疾走感あふれるドライブシーンと沖縄ののんびりとした時間という対比が際立つ。ラストで交わされる『お前は俺の中で生きろ』『あなたが私の中で生きるのよ』という言葉と、それに続くキスの流れは、見事に美しかった。
なんだか謎めいている。特別面白くはないけれど、役者がクセになる。松田龍平は絵になるし、かっこいい。心配料を取りに来たシーンが面白い。
豊田利晃監督や石井岳龍監督のロック寄り邦画には以前はまりかけたものの、楽しみ方を思い出せないくらい乗り切れなかった。箱男も結局眠ってしまった。水原希子をはじめ、長いセリフやサブイボを刺激する演技が多く、正直苦しく感じる場面も多い。豊田監督は女性キャストが自然に映えるタイプの作品には向いていない気がする。渋川清彦が中心の『狼蘇山シリーズ』のように、男だけのキャストに絞った作品へ切り替えた方が自分には合っていた気がする。中村達也を拝めたのは良かったし、Im Flash! の音楽も本当に良かった。アナーキーの仲野茂が主要な役として出演していることから、アナーキーのギタリスト藤沼伸一が関わる映画『GOLD FISH』との共通点も感じられる。ロック好きな人はここでロックな画を撮りたい!という強い思いが伝わってくるのだと、改めて感じた。
豊田監督の『半分生きた』を読んでから鑑賞しました。疾走感あふれるシーンへの切り替わりがゾクゾクして最高でした!
龍平氏みたさに鑑賞。無口な藤原竜也さんの存在感が際立つ。砂をかけるシーンには思わず笑ってしまう。「人間も同じですかね?」と問うルイに対して、彼は「食ったことないからわかんねぇよ」と返す。そんな答えは予想外だったが、奇妙で静かな時間が続く中、あのルイの動きが始まる。ずっとルイは死を意識していて「別に生きていなくても」という気配があった。しかしあの行動は、水中なら生きている気がしたのだろうか。ラスト、流美が目を覚ましたとき流美の「あなたが私のなかで生きる」を思い出す。藤原さんは狂気がよく似合い、龍平氏はやはりステキでした。
藤原竜也が教祖を演じ、松田龍平が冷徹な殺し屋を演じる話題作。永山絢斗も出演。作品は終始シリアスで、生と死をめぐるテーマが貫かれる。教祖・吉野ルイのセリフは特に強く印象に残り、観る人の心に「そうだよな」と響くはず。心身が不安定なときに見れば生と死を考えさせられ、元気なときでも死の影を感じさせる。殺し屋役の端役ながら存在感を放つ男の表情は、役者としての魅力を最大限に引き出している。LGBTQを連想させる兄貴分のセリフには胸を打つ場面が多い。板尾創路の自然なハマり役ぶりも特筆に値する。
全体のビジュアルと要所に流れるロックミュージックが、観る者の視線を引きつける。クールで洗練されたセリフの数々が、やさぐれた混沌の世界へと観客を深く沈ませる。演出は隅々まで緻密に行き届いており、特に水原希子の存在感はキャリア史上最高のアクトと言えるほどの妖艶さとミステリアスさを放つ。宗教や教祖といった難解な題材を扱うが、深く考えすぎずとも映画として一見の価値は十分にある。