1991年1月15日に公開の映画「大誘拐 RAINBOW KIDS」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「大誘拐 RAINBOW KIDS」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
大誘拐 RAINBOW KIDSが視聴できる動画配信サービス
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大誘拐 RAINBOW KIDSのあらすじ
紀州の山林王で82歳の大富豪、柳川とし子が「レインボー・キッズ」と名乗る若者3人に誘拐された。彼女は自ら身代金を100億円に設定するよう犯人に要求する。その老婆を恩人と慕う鬼の県警本部長は、真実を知ることなく捜査を開始する。
大誘拐 RAINBOW KIDSの詳細情報
「大誘拐 RAINBOW KIDS」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 原作者 | 天藤真 |
|---|---|
| 監督 | 岡本喜八 |
| 脚本家 | 岡本喜八 |
| 出演者 | 上田耕一 中谷一郎 内田勝康 北林谷栄 大木正司 天本英世 奥村公延 山本廉 岡本真実 岸部一徳 嶋田久作 常田富士男 本田博太郎 松永麗子 松澤一之 樹木希林 橋本功 水野久美 田村奈巳 神山繁 竜雷太 緒形拳 藤木悠 西川弘志 風間トオル |
| カテゴリー | 映画 |
| ジャンル | コメディ ドラマ |
| 制作国 | 日本 |
| 公開日 | 1991年1月15日 |
| 上映時間 | 120分 |
大誘拐 RAINBOW KIDSを無料で見る方法は?
「大誘拐 RAINBOW KIDS」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「Prime Video」「Lemino」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
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大誘拐 RAINBOW KIDSのよくある質問
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Q映画『大誘拐 RAINBOW KIDS』のあらすじを教えてください。
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A
映画『大誘拐 RAINBOW KIDS』は、高齢の富豪女性が奇妙な方法で誘拐されるストーリーです。誰もが予想しない展開が続く、ユーモラスでスリリングな物語が広がります。
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Q『大誘拐 RAINBOW KIDS』に登場するキャラクターの魅力は何ですか?
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A
『大誘拐 RAINBOW KIDS』のキャラクターは、それぞれ個性豊かでユニークです。特に富豪女性の機知と誘拐犯たちのコミカルなやり取りが印象的です。
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Q『大誘拐 RAINBOW KIDS』のテーマやメッセージは何ですか?
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A
『大誘拐 RAINBOW KIDS』は、意外性や人間関係の機微を描いています。ユーモアの中に人生の深みを捉えた作品となっています。
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Q『大誘拐 RAINBOW KIDS』の原作と映画版の違いは何ですか?
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A
映画『大誘拐 RAINBOW KIDS』は、西村京太郎の原作小説を基にしています。映画では、キャラクターの描写や物語の進行が映像ならではの演出でアレンジされている点が見どころです。
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Q『大誘拐 RAINBOW KIDS』の制作スタッフについて教えてください。
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A
『大誘拐 RAINBOW KIDS』は、井筒和幸が監督を務めました。映画のテンポの良さやキャラクター設定が、彼の手腕によって魅力的に表現されています。



大誘拐 RAINBOW KIDSの感想&レビュー
誘拐された側がゲームを支配していくユーモアの転倒構造と、エネルギッシュでテンポ感のあるストーリー展開。スクリーンに映る北林谷栄の演技は、彼女が演じている役とは到底思えないほど実在感と支配力を放つ。脇役を固める俳優陣も申し分なく、特に緒形拳の芯のある低重心の演技は北林谷栄の飄々とした軽快さに対をなして錘のような存在感を示す。結論、傑作だ。
初めて観たのに、予想を良い意味で裏切られた。誘拐されたおばあちゃんが、身代金の額を自分で引き上げたという筋は、以前から耳にしていたので、天然のおばあちゃん像か、あるいは意地悪なおばあさん像を勝手に想像していた。そして、どちらのタイプも観てみたいとは思えなかった。
しかし、現物はその予想を超えていた。自分の中のおばあちゃん像に対するアンコンシャス・バイアスの見事さに驚いた。これがどこで植え付けられたのだろうか。
とはいえ、話はこのくらいにして。映画としてはとてもクール。とはいえ、細部まで緻密に設計された窮屈さを感じさせる作りで、観ている間は息苦しさを覚えた(それを記録しておくのがこの投稿の目的でもあるので、正直に書く)。
豪華キャストを揃えながらも、遊び心や化学反応、自由度といった要素が欠けている。正直、1ミリも現れない。緻密さ、あるいは完璧主義とでも言うべき作りだが、それは観客が読み解くべきものではないだろう。編集にも同様の緊張感が宿っていて、息苦さが伝わってくる。
それでも、当時80歳だった北林谷栄の存在感は特筆ものだった。特に、風間トオルが自分の素性を明かす場面での演技は別格だった。北林谷栄が、施設にいた少年時代の彼をしっかりと覚えていて、『戸並 健次くん? 健次くん』と名前を二度呼ぶシーンは圧巻。ここだけは何度も見返してしまう。
本来なら、こうした名場面をもっと肩の力を抜いて作れるはずだ。制作側に相当なプレッシャーがかかっていたのかもしれないが、それが全体のトーンを支配してしまっている印象は否めない。
樹木希林さん!? さらに、この声は『となりのトトロ』のおばあちゃんの声なのかと思ったら、やはり正解だった!
セリフの内容が非常に豊かですね笑
ラストの展開が現代にも響く感じで良かったです。
おばあちゃんが無敵な映画です。
めっちゃ面白い。エンタメ性とユーモア、そして温かな雰囲気がしっかり詰まっている。その中に、はっきりとした強いメッセージもきちんと伝わってくる。正直、こんな内容が大好き。こんな映画、今はないし、誰も作らないだろうな。そこが魅力。なんかこの監督いいな!
第32回(1979年)の日本推理作家協会賞を受賞した天藤真の同名小説を原作とする映画です。大学生の時に原作を読んで、その面白さに惹かれて2度続けて読み返した記憶があります。私が読んだ日本のミステリーの中では、トップクラスの傑作だと思います。
私の場合、原作に感銘を受けた作品でも、タイミングが合わずに何年も映画化作品を観ずじまいになることがあります。本作もその一つで、原作を読んでから40年、映画化されてから30年以上経ってからようやく観賞しましたが、原作の壮大さはもちろん、ストーリーの細部まで忠実に映像化されており、トップクラスのエンターテインメント作品だと思います。北林谷栄をはじめ、緒形拳、樹木希林などの一流キャストと比べると、犯人役の虹の童子(風間トオル、西川弘志、内田勝康)の演技が物足りないとの意見もありますが、一見無謀に思える誘拐計画から、とし子(北林谷栄)との奇妙な絆、くら(樹木希林)との関わりまでを巧みに演じていて、適役との判断ができる3人だったと思います。
細かい点はさておき、無条件に楽しめる素晴らしい映画だと思います。
楽しかった!
おばあちゃんが圧倒的に強かったのが印象的だけど、その強さゆえに全くスリルが感じられず、そこを求めると少し物足りなく感じるかもしれない。
痛快ですね〜スーパーかっこいいおばあちゃんです!高齢者を主役にした映画はたくさんありますが、おじいちゃんの強盗やホラーものが多い中で、こういったかっこよさはなかなか見かけません。
岡本喜八監督の作品はほとんど観ていないので、これからたくさん楽しむ予定です。(シンゴジラでは教授の役で写真だけの登場でしたよ)
岡本喜八が贈る極上のエンターテインメント。軽快で巧妙なカット割りが印象的で、冒頭の誘拐犯たちと狙われていることに気づかないお婆ちゃんの場面のカットバックによって、あっという間に画面に引き込まれていく。
手際のいいおばあちゃんだ。とはいえ、どうしてこんなにも多くの国に奪われてしまうのだろう。計算はさっぱり分からなかったけれど、これを理解できる人が金持ちになれるのだろうか。