監督失格はどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.3
監督失格 映画

2011年9月3日に公開の映画「監督失格」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「監督失格」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

監督失格が視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

監督失格のあらすじ

女優・由美香と監督の平野は、仕事仲間であり恋人同士でもあった。平野は彼女のすべてをカメラに収め続け、ついには彼女の死の現場にも居合わせる。愛する人を失った平野は長い絶望の闇をさまよい抜き、ついに自らを被写体とする決意を固める。

監督失格の詳細情報

「監督失格」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
主題歌・挿入歌
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 日本
公開日 2011年9月3日
上映時間 111分

監督失格の公式PVや予告編動画

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映画

感想・レビュー

  1. 連装砲君

    発見時のママとラストの監督の叫びには胸が締め付けられる思いでした。残された者たちの終わりなき苦しみがあまりに壮絶です。

    作品とは別の話ですが、25年以上前に平野監督にお会いしたことがあります。彼は私が以前勤めていた会社のクライアントで、美しい女性と一緒に来店されたのを覚えています。下っ端の私にも優しく、礼儀正しく、威張らず、気さくで、本当に品のある素敵なお二人でした。

    当時、平野監督が何者か知らなかった私は、男性社員から「あの人AV監督なんだよ」とニヤニヤしながら教えられました(これはおそらくセクハラですね)。しかし、そのセクハラ発言とは裏腹に、私の中の職業差別という愚かな偏見を、お二人は一瞬で吹き飛ばしてくれました。

  2. hina0813 hina0813

    死の予感はかすかに忍び寄るのに、それを認めないふりをする。現場へ向かうエレベーターの中で、沈黙を埋めるための他愛のない会話が交わされる。泣き崩れる母親の前で、興奮した犬が無邪気にじゃれつく。事が終わったあとに、突然降り出す雨。映画的すぎて恐ろしかった。

  3. ミルクセゐき ミルクセゐき

    消費することへの葛藤

    この作品は『愛と喪失』を軸に、愛する者を失った男の喪失感と慟哭を描く。ラストシーンの余韻は胸を打つ。
    ただ、それだけではなく、平野監督がこの物語をドキュメンタリーとして作品化する過程での葛藤が、痛いほど伝わってくる。
    ふたりが愛し合ったとき、喧嘩をしたとき、彼女が死んだとき監督は常にカメラを回し続けた。しかし、自分に不都合な時にはカメラを止めた。それじゃあ『監督失格』だと彼女に言われる。だから、撮るんだと自分に言い聞かせる。

    しかし、それは彼女の死を利用した消費である。言い換えれば商売のようなものだ。ふたりの愛の時間を、彼女の死を作品として消費してしまうのである。

    ドキュメンタリー(カメラ)は時に暴力性を帯びる。プライバシーを曝け出す行為、ふたりの愛の時間、彼女との別れを消費してしまうことで平野監督は葛藤を覚える。それをしてしまうことで大切な時間、記憶が遠ざかってしまうかのような錯覚に陥る。

    でも、彼女は言った。「すべては、ネタよ」 「監督失格ね」

    監督はどんな気持ちで総括をしたのだろうか。「作品」として消費しても自分の中に彼女は生き続ける。忘れた時が二度目の「死」なのだからきっとそんな感じかな。

    僕の感想です。最愛の人の死、表現者としての苦しみ。喪失から立ち直れたのかはわかりませんでしたが、ドキュメンタリー監督としての矜持はお見事でした。

  4. 千葉恵里

    素晴らしい作品でした。
    女優である林由美香さんが、平野監督によって撮影されたビデオにしっかりと映っていました。仕事とプライベートを共にしていた彼らですが、その後に別れを迎えることになりました。それでも、今もなおお互いに繋がっている様子が伝わってきます。
    彼女が何度も言っていた「監督失格」という言葉が、作品のタイトルになった理由もよく分かります。また、本作に出演している林由美香さんのお母様は、野方ホープの社長であり、彼女も非常に素晴らしい方でした。

  5. 杉山 真

    カメラを手放さないこと
    林由美香のお母さんは、野方ホープの創業者だった。

  6. 金魚埠頭

    カメラがあんなものを捉えてしまうとは、衝撃的だ。最後に監督が感情を露わに吐露する場面には、迫真の響きがある。庵野は、どこかで全力で自分の感情を表現しなければ映画は成立しないと語ったのだろう。彼女の死。強烈でありながらも、優しい人柄の母親が抱えた呪縛も少なからずあったのではないか。『式日』で少女と監督の関係を描いた庵野がプロデューサーであるのも自然だ。礼文島の無人島に到着して、二人が交わす「愛している」という言葉。ここまで生々しい愛を見たことがない。母親にも、監督にも。生きることの意味を問う映画であり、まさに大傑作だ。

  7. 淋しい熱帯魚 淋しい熱帯魚

    監督のラストシーンは興ざめだった。母親の廊下の場面は特に辛く、犬が嬉しそうにしっぽを振る描写が、現実の状況との対比をいっそう悲しくさせた。

  8. 伊藤直

    監督の創作に伴う苦悩に深く共鳴した。偶然カメラを手にしたことも、彼の才能の一部だと感じる。

  9. 福岡聖菜

    「庵野秀明」でU-NEXTを検索した際、検索結果の一番下にある作品が目に留まり、偶然にも彼女の誕生日であり命日であったため、興味を持って観始めました。偶然とはいえ、私とこの作品の結びつきがより深まった出来事だったと思います。

    現実の前では浅い感想にしかなりませんが、林由美香さんがとても素敵な人だと感じました。彼女に好感を抱いているからです。途中、彼女が「面白ければネタになる、それでいい」と語っていた姿勢が、この映画の制作に影響を与えたのだろうと感じます。不思議なもので、彼女に撮られているという感覚があり、その奔放さと赤裸々さが印象的でした。

    全てをカメラの前でさらけ出したわけではないでしょうが、撮る側も撮られる側も人生をエンターテイメントとして捉えているように思います。それがこの映画の骨格の一部でもあります。監督失格というタイトルの由来も、そこにあります。だからこそ辛いシーンが含まれているのにも納得できます。あのシーンは必然だと感じました。

    とはいえ、辛いものは辛いです。概要を知っていたのでどうなるかは予想できていましたが、実際に何かが起こるとわかっていると、心がソワソワし、歯を食いしばる瞬間が多かったです。あの独特の空気感はとても嫌でした。あまり味わいたくないものでしたが、それでもこの映画を見た理由は人の気持ちを知りたかったからかもしれません。いろいろと理由を考えましたが、辛いシーンを自ら見に行く理由は他に思いつきませんでした。こうして自分の気持ちを残しているのも、その一環だと思います。

    ちょうど亡くなって20年という節目に出会い、今こんな感情を抱いています。もし生きていたら55歳。彼女の歳をとった姿を見たかったと思うと、本当に惜しいです。

    それと、わんこが無事で良かったです。

  10. しんのすけ しんのすけ

    25-129
    林由美香が亡くなってから、もう20年が経つのか。本作を再鑑賞するのは上映時から15年ぶりくらいだ。当時は吉祥寺バウスで観た記憶がある。改めて見ると、林由美香の影響を受けた男性たちは脇に置いておくとして、彼女の奔放さ、繊細さ、人間らしさが際立っている。確かに生きていた、彼女の存在がしっかりと刻まれていて、角ハイがしみじみと感じられる。