ラヂオの時間はどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.3
ラヂオの時間 映画

1997年11月8日に公開の映画「ラヂオの時間」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ラヂオの時間」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

ラヂオの時間が視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

ラヂオの時間のあらすじ

生放送のラジオドラマを目前に控え、緊張が走るスタジオ。初めて自作の脚本が採用された主婦・みやこは、直前のリハーサルを静かに見守っていた。そんな中、主演の人気女優が設定を変えたいと不満を口にする。困り果てたプロデューサーは、みやこに脚本の書き直しを依頼する。しかし他の出演者たちも次々と不満を漏らしはじめ、メロドラマだった物語はやがてアクションへと変貌していく。

ラヂオの時間の詳細情報

「ラヂオの時間」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
主題歌・挿入歌
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 日本
公開日 1997年11月8日
上映時間 103分

ラヂオの時間を無料で見る方法は?

「ラヂオの時間」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「Prime Video」「Lemino」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。

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映画

感想・レビュー

  1. しんのすけ しんのすけ

    機械に過度に頼らないほうがいい。AIの普及が創作の現場にもたらす葛藤が浮き彫りになる今、この言葉は胸に刺さる。匿名性といえば、ラジオやテレビ、SNSといった媒体を問わず、誰かの感動につながっている可能性がある。テンポは軽快で、適度な抜け感があって楽しめる。深く考えずに観られるのに、決してチープには見えないのが凄い。

  2. 神谷浩史

    これぞ三谷幸喜のショーだ。
    舞台はほぼ局内に限定される配置が生み出す、緻密で一体感のある演出。
    業界あるあるネタが豊富で、個人的にも大いに楽しめた。
    CXがロケ地として使われていたのも、懐かしくて

  3. nanasi

    ツッコミポイントは山ほどあるけれど、気軽に楽しめる邦画は貴重だね
    モシガクでも感じるけど、井上順のイケおじぶりが素敵すぎる!

  4. 河野助三郎 河野助三郎

    幼い頃に初めて自分の意思で『これ、面白い!』と感じた作品です。小さいときには理解できない部分も多かったですが、登場人物たちが自分勝手に動き始めて物語が混沌としていく展開が特に好きで、何度も観ました。守衛さんが知恵を絞ってダムや花火の音を作るシーンが特に印象的でした。最近、久しぶりに見直してみて、トラックの運転手が渡辺謙だったことに気づき驚きました。思い出補正もありますが、この映画はやはり大好きです。

  5. ぽん ぽん

    U-NEXTで視聴可能
    舞台原作・コメディ
    三谷幸喜監督、唐沢寿明、鈴木京香、西村雅彦出演

    ラジオ弁天で生放送のラジオドラマ「運命の女」のリハーサルが行われた。初めて採用された主婦の鈴木みやこが手がけた脚本には、ナレーターからの修正依頼が次々と届く中、主演女優からの役名変更の申し出もあり、他の出演者たちからも不満が続出し、設定が次々と見直される事態に。生放送本番が始まると、さらなる台本修正が行われ、混乱していく。

    三谷幸喜の作品には他の作品の影響を受けすぎているものが多く、苦手だったが、最新作が不評の中で評価されている今作に挑戦。CX「振り返れば奴がいる」(1993)の改編経験を背景にした舞台作品が、フジテレビによって初監督作品として映画化されるという皮肉な流れがある。
    テンポが良く、適度な緊張感を持つ。ラジオ局という閉ざされた空間で、低予算で制作されている点も魅力的な邦画。
    唐沢寿明や西村雅彦の若々しい姿も印象的で、細川俊之や藤村俊二の懐かしい顔ぶれが見られる。
    収録本番ではイヤリングを外す戸田恵子が存在感を放つ。

    「作家の書いた通りに作るのが俺たちの仕事なんだ」

  6. 松田渉

    U-Nextで視聴した三谷幸喜監督の作品。『みんなの家』を以前にも観たことがある人には、こちらが先に作られた作品として映像の軸が近いと感じられるはず。1997年の公開作で、鈴木みやこ(鈴木京香)が書いた小説を、ラジオの生放送でドラマ風に再構成して配信する試みが物語の核です。時折ラジオ番組として朗読コーナーが挟まるのも特徴的。鈴木みやこはこの企画に作品を応募して選ばれたのですが、実は応募自体が彼女一人だったというエピソードもあるとのこと。主演の鈴木京香さんは、普段の強い女性像とは対照的に、控えめなキャラクターを演じています。プロデューサーを務める西村まさ彦、声の出演には戸田恵子、井上純、細川俊之らが名を連ね、細川さんの低く渋い声が印象を残します。

    作品の舞台裏は、売れっ子俳優たちのワガママによって、どんどん台本が書き換えられていく展開が見どころ。初期の鈴木京香さんが描いた台本は、次第に跡形を留めなくなり、物語そのものが妥協点へと変わっていきます。のっ子役の戸田恵子さんは、登場時点で圧倒的な存在感を放つ一方、役名を外国風にしたり、役柄を女弁護士にするなど、脚本への注文が過激に寄せられていく様子が描かれます。これらは単なる嫌がらせのようにも見え、他の役者たちも私を強調する形でエスカレートしていきます。

    プロデューサーの西村まさ彦は、皆の意見を調整しつつ和を取り戻そうと奔走しますが、それがかえって奇妙な方向へと進んでいく場面が続きます。クライマックスにかけて、のっ子が結末の変更を持ちかけ、これまで丁寧に抑えてきた演出が崩れ始めます。ついには唐沢寿明が立ち上がり、物語をめぐる争いに一矢報いる展開へ。訳の分からない要求に振り回される辛さと、それでも現場を支えたいという葛藤が強く印象に残ります。

    この作品は、三谷幸喜の芸能界の一面を描く要素が強く、彼の映画初期の作風を感じさせるとの評価もあります。井上順さんがいつもの温かな表情で場を和ませる場面も心地よく、控えめながらも魅力的な鈴木京香さんの演技も見どころ。全体として、業界の葛藤と人間関係の揺れ動きを、ユーモアと緊張感を交えて描く、観客を引き込む一作です。

  7. 志乃 志乃

    ホイチョイの馬場さんと戸田恵子さんの対談を観て、久しぶりに再鑑賞。三谷幸喜のシットコムはこの時期のものが本当に面白い。登場人物は皆自由奔放なのに、終盤には自然とチーム感が生まれていくのがたまらない。まだ不幸を背負っていない頃の奥貫薫さんはとりわけ可愛い。エンディングの歌も含め、布施明さんのさりげない魅力が光る。

  8. 石川哲

    三谷幸喜の全開パワーが炸裂するラジオドラマ。これまでラジオドラマになじみのなかった私でも、ハチャメチャでそれぞれが自由にやりたい放題なのに、最後はきちんと締まり一体感と達成感を生むプロットが痛快だ。時代を超えたエンタメ性が圧巻。唐沢寿明と戸田恵子のファッションもさりげなく光る。MVPは藤村俊二、これ以上ない納得感。花火の音の出し方の演出には特に笑える場面が散りばめられている。

  9. 浩史 浩史

    この物語には不自然な点がある
    生放送のラジオドラマを控えたスタジオは緊張感に包まれていた。主婦の鈴木みやこは、初めて自分の脚本が採用されたことにドキドキしながらリハーサルを見守っていた。そんな時、主演の人気女優、千本のっこが設定の変更を求めて不満を口にし始める。困惑するプロデューサーの牛島はみやこに脚本の書き直しを依頼。その後、他の出演者たちも次々に不満を漏らし、元々メロドラマだった物語はアクションへと変わっていく

    ストーリーはこのような展開。
    三谷幸喜の初監督作品。

    この頃の三谷作品は本当に魅力的だった。”王様のレストラン”や”古畑任三郎”なども楽しませてもらったし、彼はもともと舞台出身なので、限られた空間でこそその才能を発揮する。今回の作品では、ラジオ局のスタジオが舞台となり、そこで展開される人間模様は実に興味深い。
    事の発端は、ラジオドラマの主役、千本のっこの無理な注文から始まる

    生放送が始まる前に、自分が演じるキャラクター名が気に入らないから変更してほしいと主張するのっこ。なんと”律子”から”メアリー・ジェーン”に変更を希望するという。そのせいで、日本人からアメリカ人にキャラが変わるとは
    それをあっさり受け入れるプロデューサーの牛島。主役が”メアリー・ジェーン”になり、周囲もすべてアメリカ人に変更され、舞台も熱海からシカゴへ、仕事もパチンコ屋の店員から女性弁護士へと変わっていく。
    しかも、放送開始の5分前に!
    しかし、時間は誰も待ってくれない。果たしてその設定で物語は始まる

    一つの設定を変更すると、それに合わせて他の要素も変更せざるを得ない。しかし物語が進むにつれ、矛盾が生じてくるため、さらに設定を変えなきゃいけない。そんな風に話が元から大きく逸れていく
    行き当たりばったりなのに、どんどん面白い話が浮かぶのには感心した!会話の妙も楽しめたし、出演者の演技も素晴らしい。全員がアドリブで演じているかのようだった。

    意外なキャストの意外な役柄がまた驚きだった。エンドロールで知った宮本信子さんの”あの役”には思わず笑ってしまったし、渡辺謙も短い出番ながら面白かった。

  10. みやこ

    三谷幸喜監督のデビュー作であるこの映画は、第21回日本アカデミー賞で最優秀脚本賞を受賞した傑作コメディです。

    元は舞台作品である本作は、三谷監督ならではのシチュエーションコメディや群像劇としてのダイナミックな掛け合い、カメオ出演、面倒くさいけれど愛らしいキャラクターたちがふんだんに盛り込まれ、彼の出世作となりました。

    ストーリーは広がりを見せ、なんと宇宙にまで及びますが、ミクロからマクロへの転換を、キャストたちがコミカルに体現していく様子に引き込まれます。耳で聴くラジオを映像で再現するという、表面的には興味を引きにくい設定を、観客を飽きさせることなく楽しませ、ラジオを聴かせる映像作品へと昇華させています。まさに天才的な発想です!

    全ては綿密な計算と子供のような遊び心に満ちており、視覚で楽しむラジオドラマとして、観客に大いに笑いを提供します。