星降る夜にはどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.4
星降る夜に ドラマ

2023年1月17日に公開のドラマ「星降る夜に」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「星降る夜に」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

星降る夜にが視聴できる動画配信サービス

現在「星降る夜に」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「星降る夜に」が配信中です。

動画サービスPR 配信種別 利用料金
Prime Video 見放題、レンタル 初回30日間無料
ABEMA 見放題 無料配信あり
Lemino 見放題 初回1ヶ月間無料
U-NEXT 見放題 初回31日間無料
Rakuten TV レンタル 登録無料
最終更新日

星降る夜にのあらすじ

吉高由里子×北村匠海――人は恋で生まれ変わる。10歳年下のあなたが教えてくれた、新しい愛の形。恋愛ドラマの名手・大石静が描く“大人のピュアラブストーリー”。感情を忘れ孤独に生きる産婦人科医・鈴は、星降る夜に音のない世界で自由に生きる遺品整理士・一星と出逢う。命のはじまりと終わりをつかさどる二人は、世間の概念を超え、激しく恋に落ちてゆく。

星降る夜にの詳細情報

「星降る夜に」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
主題歌・挿入歌
出演者
カテゴリー
制作国 日本
公開日 2023年1月17日

星降る夜にの楽曲

「星降る夜に」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。

星降る夜にのエピソード

「星降る夜に」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。

01 第1話 のどかな海街にある「マロニエ産婦人科医院」で働く35歳の産婦人科医・雪宮鈴(吉高由里子)。ある医療裁判がきっかけで、大病院を追われた彼女は、命の始まりと終わりが、繰り返される毎日や、窮屈で息苦しい社会の中で心がすり減り、誰にも本音を語らず、孤独な毎日を過ごしていた――。 そんなある日、鈴は息抜きのためソロキャンプへ。一人で酒をあおり、燦然と輝く星空を見上げたその時、彼女の前に1人の美しい青年・柊一星(北村匠海)が現れる。 どこから来たのか、何者なのか、彼は何も語らない。息が白くなる冬の星空の下で、何枚も何枚も、鈴に向けてシャッターを切る一星。しかも、鈴の酒を勝手に飲み始めたかと思えば、寒さに震える彼女に自分のマフラーを甲斐甲斐しく巻いてくる。やけに図々しくて、でも慈しむように優しくて…。不思議な青年に戸惑いつつも、酒の力もあいまって、そのまま鈴と一星は、キスをして…!? 翌朝。微妙に記憶のない頭を抱えて目覚めた鈴は、一星が何か手でサインを伝えたまま、去ってゆく背中を見送る。あれは夢だったのだろうか…非日常な思い出を片手に現実に戻った彼女は、やがて、一星から送られたサインの意味に気づく。 「お前のゲロ、全部片付けた、バ~カ」 ―そう、彼は、手話で悪態をついていたのだ。 2人はまだ知らない、この数日後、また出逢う運命にあることを。 人は恋で生まれ変わる。教えてくれたのは、10歳下のあなたでした―。 これは、命の《はじまり》と《終わり》をつかさどる2人が、 世間の決めた”概念“を超えて、愛を知ってゆく物語。 果たして、鈴と一星の運命は…?
02 第2話 星降る夜に出逢った、音のない世界で生きる遺品整理士・柊一星(北村匠海)――ちょっと図々しいけれど、慈しむような優しさにあふれる彼と“運命の再会”を果たした産婦人科医・雪宮鈴(吉高由里子)。亡き母の遺品整理を通し、まっすぐで温かい一星に心を救われた鈴は、あの日返し忘れていたマフラーを手に、海で写真を撮る彼に会いにゆく。覚えたての手話で感謝を伝える鈴、すると一星はきらめくような笑顔を見せ、そのまま突然「ありがとうって言うなら、お礼して」と切り出し、強引に鈴を映画館へ引っ張っていく。 流されるままに、一星と共に映画を楽しみ、ハンバーガーを食べる鈴。2人の年齢が“10歳差”だと知っても、「たった10コだろ」と気にも留めないわりに、ソースを口元にくっつけたり、むくれたり、何かと子どもっぽくて無邪気な一星。かと思えば、仕事終わりの鈴をグイグイと居酒屋に誘い、親友の佐藤春(千葉雄大)を巻き込んで、遺品整理現場で見つけた伝説のAVの話や、彼が旅してきた世界の友達の話に花を咲かせるなど、鈴を非日常へと引き込んでゆく。そんな、うらやましいほど自由な彼と接するうち、窮屈に生きがちだった鈴の心は徐々にほぐれていき…。 一方、鈴の勤務先である「マロニエ産婦人科医院」では、出産を終えたある妊婦(清水くるみ)が「子どもなんていらない」と言い放ち、その場は騒然。中でも45歳の新人産婦人科医・佐々木深夜(ディーン・フジオカ)はひときわ沈みこんでしまう――。無事この世に生を受けたのに、祝福されない命があることに納得いかない深夜。そんな彼に、自らが抱える医療裁判について鈴は語り出し…? そんな中、匿名妊婦が我が子を置き去りにして、病院から逃亡!? 鈴からその話を聞き、いてもたってもいられず、逃げた母親を探そうと立ち上がる一星。だが、鈴はそんな一星を引き留めて…。 恋は出会いから、加速へ――。 10歳差ピュアラブ、本格始動。 雪が舞い散る踏切で、一星が鈴に伝えたかった想いとは――?
03 第3話 「雪宮鈴、好きだ」――。 雪降る夜に、真っすぐな瞳で、踏切越しにあふれる思いを伝える一星(北村匠海)。不意の告白に驚き、立ち尽くす鈴(吉高由里子)に走り寄り、2人は見つめ合い、キスを…するのかと思いきや。 「待て。まてまてまて」――あまりの展開の速さ、そして一星が10歳下であることへの戸惑いが入り混じり、鈴は一星のキスを寸前で制止。「なんで?」と子犬のように不満を訴える一星に、鈴は言い放つ、「とりあえずステイ」。しかし、その胸は密かに恋の予感に躍っていて――。 翌日、おもむろに手話教室への申し込むボタンをぽちりと押す鈴。そこで、遺品整理のポラリスの社長・北斗千明(水野美紀)と遭遇し、2人は居酒屋で意気投合!遺品整理士の仕事について聞いてゆくうちに、一星が遺品整理を目指した理由が、7年前、彼の両親が亡くなったことがきっかけだと知る。お節介なほどに遺族に寄り添おうとする一星が抱えた思いを、はからずも知ることになった鈴は…? 一方、鈴の勤務先であるマロニエ産婦人科医院では、たまにはみんなで息抜きに釣りに行こう、と院長・麻呂川三平(光石研)が奮起!しかし当日やってきたのは、麻呂川と45歳の新人産婦人科医・佐々木深夜(ディーン・フジオカ)のみ! しかも、結婚記念日だったことをうっかり忘れていた麻呂川がまさかの途中離脱…。釣れた魚を託されたものの、料理なんてほぼできないし…と困り果てた鈴は、深夜の家で彼の手料理を振る舞われることに。 魚をさばく深夜に、ふと「どうして医者になったの?」と問いかける鈴。すると深夜から、思わぬ“悲しい過去”を知らされることに。更に、彼がマロニエ産婦人科にやってきた理由、そして「雪宮先生みたいな医者になりたい」と語る理由は、10年前、2人は既に出逢っていたからだ――という真実も明らかに…。 衝撃の事実に胸をしめつけられ、思わず涙する鈴。そんな鈴の涙に、思わず触れようと手を伸ばす深夜。そんな2人の姿を、運命のいたずらか、一星が目撃してしまい…? 明かされる一星と深夜の過去。 近づいたはずの、2人の距離は、波のように揺れ動く――。 深夜が伝えたかった“もう1つの想い”とは――?
04 第4話 まっすぐで、強くて、どこまでも優しい――音のない世界で自由に飛び回る柊一星(北村匠海)の本質に心惹かれ、10コの歳の差を超えて、彼のおでこにそっとキスをした雪宮鈴(吉高由里子)。「ステイ」状態解除により、また一歩距離を縮めた2人は、胸躍る新たな日常の扉を開くことに。 仕事の休み時間に、一星にリモートで手話を教わったり、一星のバックパック世界旅行時代の友人が経営するギリシャ料理店でデートをしたり…。鈴は一星を介し、これまで知らなかった世界へどんどん足を踏み入れるようになり、徐々に明るく、いきいきと生きるように変わり始める―。 そんなある日、鈴が勤める「マロニエ産婦人科医院」に食品会社に勤めるキャリアウーマン・佐藤うた(若月佑美)が来院。担当医の佐々木深夜(ディーン・フジオカ)が妊娠6週目だと伝えるも、うたは“喜び”とはかけ離れた表情を浮かべる。新たな命が芽生えたことを心から祝福する深夜は、彼女の意外な反応に戸惑い、どんな事情があるのだろうか…と心配するが、看護師の蜂須賀(長井短)から「気持ちが分かる。自分も別に子供好きじゃないんで」と正反対の意見を述べられ、「ぜいたくな悩みだ」と本音をぶつけてしまう―。 一方その夜、一星の親友・佐藤春(千葉雄大)は妻・うたから妊娠を告げられる。そう…あの妊婦は、ほかでもない春の妻だったのだ! その後、春はひとりでマロニエ産婦人科に現れ、「いつまでなら中絶できるんでしょうか?」と衝撃な問いかけをぶつけてくることにー。 父親になることを受け入れられず、自らの過去も相まって、うたの存在にも息苦しさを感じるようになってしまう春。春は何に悩んでいるのか、彼にとっての“しあわせ”とは何なのか…。どんなに考えても答えは分からないけれど、それでもなんとか春の力になりたいと考え、前向きな言葉をかける一星。しかし、彼の思いやりは逆に春を追い詰め、2人は大喧嘩をしてしまうことに…! 明かされる春の過去。 君のために、ぼくができることはなんだろう―? 親友が抱えた、目には見えない“心の傷”とは…?
05 第5話 「鈴が大好き」「私も一星が好き」――ついに想いが通じ合い、2度目のキスを交わした雪宮鈴(吉高由里子)と柊一星(北村匠海)。その矢先、マロニエ産婦人科医院の同僚・佐々木深夜(ディーン・フジオカ)から鈴に、緊急連絡が入る。一星の親友・佐藤春(千葉雄大)が、突然激しい腹痛に襲われた妊娠中の妻・佐藤うた(若月佑美)を連れて、病院に飛び込んできたのだ! 慌てて病院に駆けつけ、処置に取り掛かる鈴。妻の身を心配し、パニックに陥る春。そんな春を懸命に支える深夜。騒然とする院内の中、音のない世界で生きる一星はひとり、目の前の状況を理解することができずに立ち尽くす。愛する人を、親友を、助けたい―だけど自分はなにもできない。一度感じてしまった無力感は、抗おうとすればするほど、無情にも増していき…。 一方、妻の妊娠をきっかけに、親友である一星と気まずい関係になってしまった春。父親になることへの答えも出ないまま思い悩む春は、ふと一星との出逢いを思い出す。会社を辞め家に籠っていた数年前、隣の家に現れた遺品整理士が一星だった―。 そんな中、マロニエ産婦人科医院の公式SNSに「雪宮鈴は人殺し」という中傷コメントが突如殺到する。“人殺し”というワードを見て思わず凍りつく鈴。彼女の脳裏には、かつて大学病院を追われる原因となった“5年前の事件”が甦る。何も知らない病院スタッフたちの手前、気丈に振る舞おうとする鈴だが、異変を察知した深夜はただひとり、そっと鈴の手をひき屋上に連れ出す。「大丈夫じゃない時は、大丈夫じゃないって言ってください」――そう語りかけ、黙ってそばに寄り添う深夜。その優しさに、思わず鈴の目からは涙が零れ…。 一方、その日を境になにかに怯えるようになった鈴を目の当たりにした一星もまた、彼女を懸命に守ろうとする。「鈴は俺が守るよ」――愛する一星に強く抱きしめられ、束の間の安心感を覚える鈴。しかし、心配して追いかけてきた深夜と一星が、なんと鉢合わせ!一星がライバル心むき出して、深夜に喧嘩をふっかけはじめ…!? 呼び起こされる、鈴の過去。 本当につらいとき、傍にいてくれるひとは誰ですか―? それぞれのやり方で、鈴を守ろうとする一星と深夜。ところが…ついに、鈴の心を決定的に追い詰める“事件”が発生! 忍び寄る恐ろしい影は、鈴と一星、そして深夜の関係をも深い闇へと引きずり込み…。
06 第6話 大学病院で働いていた5年前、ある妊婦の命を救えなかったことが原因で訴えられた雪宮鈴(吉高由里子)。時を超えたいま、SNSに「人殺し」という誹謗中傷コメントや盗撮画像をばら撒かれ、自宅まで襲撃された鈴は、姿を現さない“その男”の存在に怯え震える。 一方、愛する鈴を守るため自宅へ駆けつけた一星(北村匠海)だが、自分より先に来て、傷だらけで鈴を守っていた深夜(ディーン・フジオカ)の姿を見て思わず激昂。親友・春(千葉雄大)のことも救えない自分の無力感も相まって、非のない鈴に八つ当たりして飛び出してしまう。 翌日、頭を冷やした一星は、鈴にちゃんと謝ろうと、彼女を星空デートに誘う。しかし、待ち合わせ場所で鈴が目撃したのは、車の中で桜(吉柳咲良)にキスされる一星の姿だった―。 そんな中、「遺品整理のポラリス」の社長・北斗千明(水野美紀)のもとに一通の手紙が届く。差出人は、桜を産んだ母親――そう、北斗と桜は実は血が繋がっていない。桜は北斗の元夫の連れ子だったのだ! 海外に完全移住するため、最後に自分が産んだ娘に一目会いたいと訴えるその手紙を、葛藤にさいなまれながらも桜に手渡す北斗。実の母親に会うべきか、会わないべきか…答えが出ない桜は、突然、鈴に会いに「マロニエ産婦人科医院」に訪れる。 更には、ピンク頭のチャーリー(駒木根葵汰)と、元レディースの看護師長・犬山(猫背椿)の知られざる過去も明かされて…? 一方、出逢った日のように無数の星が輝く空の下、「一緒に暮らそう。鈴は俺が守るから」とまっすぐ想いを伝える一星。ガラスも割られ、帰る家も失ってしまった鈴は、そのまま一星にすべてを委ね、共に暮らすことになる。 そんな最中、一星と深夜が、居酒屋でまさかの鉢合わせ…!? ライバル心をむき出しにしまくる一星だが…。 一瞬の星のように唐突に、2人はお互いの存在を確かめ合う。 しかし、ついに鈴の前に、“あの男”が姿を現す―。
07 第7話 ついに現れた、雪宮鈴(吉高由里子)の過去に恨みを持つ男――。SNSで執拗に鈴のことを「人殺し」と誹謗中傷し、ついには自宅まで襲撃するという暴挙に出た“謎の人物”が、「マロニエ産婦人科医院」でひとり外来診療の準備をする鈴の前に姿を現した! 男の正体は伴宗一郎(ムロツヨシ)。5年前に鈴が命を救えなかった妊婦の夫で、医療裁判を起こすも敗訴した人物だった――。薄ら笑いを浮かべながら、鈴に罵詈雑言を投げかけ、にじり寄る伴。その恐ろしさに声も出せずに涙する鈴のもとへ、鈴の同僚・佐々木深夜(ディーン・フジオカ)が現れる。異様な空気を察した深夜が鈴を庇うと、伴は「また来ま~す」と不穏な宣告をして去っていく…。 その夜、鈴が仕事を終えて病院を出ると、なぜかスーツ姿でキメた柊一星(北村匠海)が現れる。鈴を迎えに来たという彼は「行きますか、姫」と手を差し伸べ、そのまま鈴をドレスアップさせ、高級レストランへと連れてゆく。どこか背伸びをしながらも、一生懸命自分を守ってくれようとする彼を前に、鈴は、法廷で「人殺し」と叫ぶ伴の声が今も耳から離れない…と苦しい胸中をさらけ出す。すると一星は、とっさに鈴の耳をふさぎ、手話で語りかける――「そんな言葉、聞かなくていい」。 一方、深夜が鈴に恋愛感情を抱いているのではないか…と感じていたマロニエの院長・麻呂川三平(光石研)や、一星が勤める「遺品整理のポラリス」の社長・北斗千明(水野美紀)は、深夜の本心を確かめようとする。 そんな中、マロニエの看護師・伊達麻里奈(中村里帆)が妊娠していることが発覚。だが、伊達は“ある事情“から、彼氏に妊娠したとは伝えられないと思い悩んでおり…!? しかし、不穏な出来事はさらに続く。なんと伴がふたたびマロニエに乱入。鈴の事を人殺しだとわめき、俺は被害者なんだと絶叫。止めようとした深夜や看護師たちも突き飛ばし、院内で大暴れしはじめて…!? どれだけ過去が君を苦しめても 掴んだ手はもう離さない――。 美しい花火の中で、鈴の心に灯ったものとは…?
08 第8話 5年前、妻の命を救えなかった雪宮鈴(吉高由里子)を深く逆恨みし、彼女への攻撃を激化させる伴宗一郎(ムロツヨシ)。追い詰められ、周りを傷つけられ、ただ謝ることしかできず俯く鈴を、柊一星(北村匠海)と佐々木深夜(ディーン・フジオカ)はキャンプに連れ出す。 舞い散る美しい花火に誘われるように、声にならない叫びを吐き出し、号泣する鈴。それに気づかないふりをして花火を続ける2人。まっすぐな愛を注ぎながら全力で守ってくれる恋人・一星と、ポンコツだけど優しく寄り添ってくれる同僚・深夜の優しさに救われながら、鈴はふと思う。 ―あの人もここにいたらよかったのかな。 一方、同じ星空を見上げている伴。マロニエ産婦人科医院に乱入し暴れるも、妻の忘れ形見である我が娘・静空(戸簾愛)の声をきっかけに、病院を後にした彼の胸には、あまりにも苦い5年間の記憶がよみがえる。「なんでお前がしあわせなんだ」――鈴に対する伴の怒りは増大する一方で…。 時を同じくして、深夜にも異変が表れる。妻・彩子(安達祐実)とお腹の中の子を同時に亡くしたという、つらい過去を持ちながらも、それを感じさせないほど朗らかだった彼が、どういうわけか誰の目から見ても元気がないのだ。折しも深夜の友人・北斗千明(水野美紀)から、実は彼が彩子の死から立ち直れずにいて、10年経った今も2人で暮らしていた家をそのままにしていることを知った鈴は、深夜の心に思いを馳せる。鈴から事情を聴いた一星は「俺に任せろ」と、頼もしく宣言するが…。 そんな中、伴が深夜の前に出現する! 深夜が鈴に二股をかけられていると恣意的に告げ、扇動しようとする伴。ところが、深夜は「あなたの気持ち、少しだけ分かります」と言い、妻の死後に医師を目指した“本当の理由”を告白。その“あまりにも意外な理由”に、伴も思わず言葉を失い…!? さらに“事件”はまだまだ続く。一星と親友・佐藤春(千葉雄大)が、ひとりで歩いている静空を目撃。声を掛けると、静空は「お父さんが私を捨てたの」と答え…!? しかもその矢先、両親を亡くした一星とずっと一緒に暮らしてきた祖母・カネ(五十嵐由美子)がスーパーで倒れる。偶然その場に居合わせた深夜は、あわてて一星に連絡。一星は春と静空をその場に残し、搬送先の病院へ急行するが…!? 僕のそばには君がいて 君のそばには誰かいますかー? 傷を負った全ての人に、幸せの星が降りますように。
09 最終話 妻の命を救えなかった雪宮鈴(吉高由里子)を5年にわたり逆恨みしてきた伴宗一郎(ムロツヨシ)。しかし、そんな自分にも降り注ぐ鈴の優しさや、同じ境遇に苦しむ深夜(ディーン・フジオカ)の共感に苛まれ、自らの命を絶とうと海へ向かう。しかし、すんでのところで鈴の恋人・一星(北村匠海)に全力で抱きしめられた伴は、まるで子供のように、すべての思いを吐き出すかのように、涙を流すのだった―。 そんな伴の姿は、妻・彩子(安達祐実)とお腹の中の子を同時に亡くしてから10年――涙を流せないまま、医者になること選んだ深夜の心の時計の針を、優しく進めてゆく。 ある日、妻の親友でもあった北斗(水野美紀)が営む「遺品整理のポラリス」に、突然訪れる深夜。「10年間、お願いできなくて…ごめんね」と、妻と暮らした家を整理する決心を告げるのだった。 そして迎えた遺品整理当日。鈴も見守る中、チーフの一星率いるポラリス従業員も総出で、次々と遺品が片付けられていく…。 そんな中、深夜の口から「僕が医者になったのは、復讐が理由でした―」という言葉が零れだす。隣に寄り添い、その言葉に静かに耳を傾ける鈴。これまで深夜が“胸の奥に押し込んでいた複雑な本音”が溢れ出す。 物語はついに完結へ―。 託された最後の遺品整理。 孤独な星々はやがて、繋がり大きな愛を知る。 感情を忘れて孤独に生きてきた産婦人科医・鈴と、そんな彼女に笑顔をもたらした“音のない世界”で自由に生きる10歳下の遺品整理士・一星との運命の出逢い。 君と初めて出逢ったのは、星降る夜のことだった――。 命の《はじまり》と《終わり》をつかさどる2人が迎える結末は―?

感想・レビュー

  1. ミキモト ミキモト

    北村匠海と吉高由里子のコンビが最高ですね!二週目を観てついにハマってしまいました⭐️
    年下との関係って素敵だなと感じられるし、感動的なシーンも多いです。思わず泣いてしまうこともしばしば。

  2. B2mama B2mama

    吉高由里子のファンになり、彼女の作品を見始めました。北村匠海の年下イケメン彼氏役に夢中になっていたら、あっという間に最後まで見てしまいました。

  3. 関西風

    心に染みわたる作品に出逢った気がします。生と死の狭間を生きる産婦人科医と、死と向き合いながら遺品整理をする人々の職業が、こんなにも美しく、鮮明に、同じ世界を照らし出すとは。登場人物の一星、鈴、深夜の三人が見せる距離感と絆は、春のような温かさと、鈴の涙の儚さが同時に響いて、胸を強く打ちます。将来、こんな素敵な街で暮らせたらどんなに幸せだろうと、画面の中の風景に憧れが広がります。

    キャスト陣が本当に強力です。吉高由里子さん、北村匠海さん、千葉雄大さん、ディーン・フジオカさん、水野美紀さん、ムロツヨシさんこの豪華キャストが、物語を支える脚本家の大石静先生の筆致と完璧に絡み合います。『星降る夜に』の原本を見せてくれた時の興奮がよみがえるほど、脚本の仕上がりは格別でした。あのときの装丁も美しく、台本を通して感じたクリエイターのこだわりが、ドラマの世界観をさらに深めていました。

    一星と鈴、深夜の三人が手持ち花火をするシーンは、エモーションが爆発して美しさの域に達します。表面的には穏やかな表情を浮かべていても、それぞれが抱える痛みや過去が存在しており、それを乗り越えて今こうして笑い合っているのだと感じる瞬間でした。鈴が涙を零すと、深夜先生が言葉をかけようとするその場面を、一星が止める場面は、三人らしさが最も自然に表れた瞬間だったと思います。

    社長の言葉も印象的でした。「あの三人は、恋とか愛の枠組みで語れない。月と太陽と地球。三人がいなければ世界は回らない」という説明は、まさにドラマの本質を的確に捉えています。三人の関係性は、誰が中心かではなく、互いを補い合うバランスに支えられているその点が観る者の心を深く揺さぶります。

    サブキャラクターたちも個性が光り、チャーリー、春、うた、さくらなど、誰もがいい人で溢れています。チャーリーのウェイウェイとした癖は癖になるほど魅力的ですが、それぞれが抱える事情も実に丁寧に描かれており、彼らの存在が物語に厚みを与えています。師長と桜のやり取りからは、ピンク髪への愛情の強さや、恋と家族の形についての温かな視点が伝わってきます。春の葛藤、引きこもっていた時期の自信のなさ、そして親になる覚悟への不安それらが一星の明るさと重なることで、観る者にも共感の波が広がっていきます。

    主演の二人、そして周囲の人々の関係性は、観る者に深い安心感を与えます。特に一星の存在感は圧倒的です。生まれつき耳が聞こえない彼が、十代で孤独を経験しながらも前を向き続け、周囲の人々の人生を明るく照らしていく姿は、まるで一等星のよう。自然体で周りを幸せにする力強さと、彼の内面に潜む傷の脆さを同時に描く演技は、心に残る輝きを放ちます。「置かれた場所で咲きなさい」という言葉が、一星の姿にぴったりと重なって胸に響く場面もありました。

    深夜先生の物語も胸を打たれます。復讐心を抱えながらも、根は優しく純粋な人間として生きてきた彼の葛藤は、赤ちゃんとお母さんへの嫉妬という複雑な感情へとつながっていきます。靴を抱きしめて泣く場面、長年の孤独と孤立を乗り越えようとする姿には、涙なしには語れません。奥さんと娘を失った深夜先生が、いかなる苦難の上にも家族のために真っ直ぐ生きようとする姿勢には、深い敬意を覚えます。最後には鈴先生と和解し、二人の関係に希望を見いだせる展開に心を動かされました。

    最終話のキスシーンは、言葉にできない美しさが画面に宿っていました。光に包まれた瞬間は、ドラマならではの演出と重なっても、それを含めてこのドラマの魅力として心に刻まれました。主題歌の「星降夜」も、ドラマの情景とリンクして涙を誘います。「私の名前を特別にしてくれたの」という歌詞の一節が、登場人物たちの物語を象徴するように響き渡ります。

    星が降る夜のように、美しく儚く、そして力強く生きる登場人物たちが織りなす物語は、心に深く残ります。生と死の境界を越えて、人は誰かの人生を照らし、誰かの存在を大切にできるそんな希望を教えてくれる作品です。

  4. mu mu

    お互いがいつの間にかヌルッと好きになってるのが面白い。北村匠海とディーンの演じる役が、私の歴代で一番好きかもしれない。

  5. どんぺー どんぺー

    朝や夕方に散歩をすると、とてもお腹が空くようになりました。
    これじゃ食費がかさんでしまいそうです。

  6. 茶漬彦 茶漬彦

    第1話で涙が溢れた。心の中の「好き」とちゃんと言わなきゃいけないと気づかされた。北村匠海に似た好きな人に会いたくなる。

    突如現れた磯村勇斗のスーツ姿が最高!

  7. YMD YMD

    二周目の視聴。silent に被っていたので耳が聞こえない人の話は新鮮味に欠けるとの下馬評があり、当時は第一話に深く入り込めなかった記憶があります。しかし改めて観ると、脚本の大石静、音楽の得田真裕など制作陣の力の入れ方が伝わるヒューマンラブストーリーでした。ムロツヨシの演技は胸を打つほど震え、北村匠海もさまざまな役を見事に演じ分けています。あんぱんでは誠実で大人しめだった彼が、今回は無邪気で年下っぽい一面も持ち合わせており、他の作品でも多彩な表情が見られるのが面白い。見たときは一人ひとりが抱える背景がドラマ仕立てすぎると感じていましたが、生きていればみんなそれくらいの重さを抱えて生きているのだと改めて思いました。#ななのあしあと

  8. 孔明 孔明

    とてもよかったです。キャストの演技は本当に素晴らしく、作品には愛情が感じられました。人間の表と裏を丁寧に描くことで生まれるイザコザも、登場人物は皆愛らしく、心が温まる物語でした。

  9. まるちっぽ まるちっぽ

    北村匠海さんの声が聞こえない切なさと、吉高由里子さんの悩みを知ろうとする鈴の演技に心を掴まれる物語。結末では二人が同棲している姿が描かれ、幸せいっぱいの気持ちに包まれる(*˘︶˘*).。.:*

  10. 松岡禎丞

    育休中ドラマの9本目を視聴。映像は美しくて悪くないけれど、展開が少し早すぎて謎めく場面が多かった 手話を覚えるのが早すぎるのはツッコミどころ?笑 それと、二人のキスシーンが多すぎる気も笑