谷山紀章

勇者ヒンメルと共に10年にわたる冒険を経て魔王を打ち倒し、世界に平和をもたらした魔法使いフリーレン。千年以上生きるエルフの彼女は、ヒンメルたちとの再会を約束し、一人旅に出発する。50年後、フリーレンはヒンメルを訪れるが、昔と変わらぬ彼女に対し、ヒンメルは老い、人生の残りが少なくなっていた。やがて死を迎えたヒンメルを目の当たりにし、これまで“人を知る”ことを避けてきた自分に気づく…

超常能力“個性”が当たり前の世界で、憧れのNo.1ヒーロー・オールマイトと運命的な出会いを果たした“無個性”の少年、緑谷出久、通称「デク」は、自身の中に眠るヒーローの資質を見いだされ、オールマイトから“個性”ワン・フォー・オールを受け継ぐことになる。デクは名門・雄英高校に入学し、社会や人々を救う“ヒーロー”を目指して、ヒーロー科1年A組の仲間たちと共に切磋琢磨する日々を送る。

壁の外にある真実と巨人の正体。それを理解しつつも、自由を求めて前進し続ける。エレンたちが長年住んでいたパラディ島を脅かしてきたのは、ライナーたちの故郷マーレ。新たな舞台で、エレンたちの物語はクライマックスに向けて加速していく。

巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌となった人類は高さ50メートルの巨大な壁を築き、壁の内側の自由と引き換えに外敵の侵略を防いでいた･･･。まだ見ぬ壁外の世界を夢見る10歳の少年、エレン・イェーガー。仮初の平和に満足して外の世界へ踏み出せない人々に違和感を覚えるエレンは、彼らを『家畜』と呼ぶ。エレン自身は周囲を『異物』と感じる。だが、壁さえも超える超大型巨人の出現により、エレンの『夢』は新たな展開を迎える…