重戦機エルガイムはどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.3
重戦機エルガイム アニメ

1984年2月4日に公開のアニメ「重戦機エルガイム」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「重戦機エルガイム」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

重戦機エルガイムが視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

重戦機エルガイムのあらすじ

惑星コアムの片田舎に暮らす青年ダバ・マイロードは、親友ミラウー・キャオとともに、行方不明となった義妹クワサン・オリビーを捜す旅に出る。やがてダバは父の形見であるA級ヘビーメタル・エルガイムを操り、圧政に苦しむ人々のため反乱軍で戦う決意を固める。

重戦機エルガイムの詳細情報

「重戦機エルガイム」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

制作会社
原作者
脚本家
キャラクターデザイナー
主題歌・挿入歌
出演者
カテゴリー
制作国 日本
公開日 1984年2月4日

重戦機エルガイムのエピソード

「重戦機エルガイム」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。

01 ドリーマーズ ダバとキャオはリーリン率いる盗賊団に狙われていた。盗賊の一味の美少女アムは、かよわい女のふりをして2人に接近、甘い言葉でキャオを誘惑してしまう。騙されたキャオは、ダバが寝ている間にワークスを後にしてしまうのだった。作戦成功とばかりにワークスに乗りこんだリーリンだったが、そこにはダバが残っていた。
02 スキャンダル・P アマンダラを捜し、プリャーモにたどりついたダバとキャオとアム。そこへリーリン一味がやってきて、キャオとアムは捕らえられてしまう。その頃ダバは、見世物小屋でひどい扱いを受けている妖精のリリスに出会う。リリスを見世物小屋から救い出したダバは、リリスの手引きでキャオとアムを救出に向かって…。
03 カミング・マン 正規軍入りを夢見る青年ギャブレット・ギャブレーは森の中でダバたちのワークスを発見する。彼は、空腹のあまりにダバたちの朝食をこっそり頂いてしまう。自分を侮辱したダバに逆恨みをしたギャブレーはリーリンたちにダバを襲わせ、自らもヘビーメタル、アローンでエルガイムに戦いを挑むのだが…。
04 ザ・コネクション 再びプリャーモへやってきたダバたち。だが、手形を正規軍に持っていけば軍人になれると知ったキャオは手形を盗んでしまう。一方ギャブレーは、手形を取り返す代わりに正規軍への推薦状を書いてもらう条件をアマンダラから勝ち取り、再びダバの元へ。その頃、キャオは手形が取り扱い停止になっていたことを知って…。
05 エスケープ・ラン ギャブレーはアマンダラの推薦で念願の正規軍入りを果たす。一方ダバたちも念願のアマンダラ邸を訪れるものの、主人不在で会えずじまい。ダバはアマンダラのいる惑星ミズンに向かう決意を固めるが、通行証を持たない3人は正規のルートでミズンに行くことができない。密航を決意したダバは、輸送船を奪うことにする。
06 シー・ジャック 輸送船に乗り込んだレッシィは早速行動を開始するが、レッシィの相手はアム。2人の戦いが終わった後も、船の行き先がミズンではないことがわかったり、パトロール艇と戦うはめになったりと、トラブルが続出。だが、レッシィはパトロール艇を引き上げさせてしまう。ダバを助けたのは自分の手柄のためなのか、それとも…?
07 スクランブル 惑星ミズンまでやってきたダバたち。レッシィの協力で無事着陸した。しかし空港には罠がはられており、キャオはレッシィにハメられたのだと決めつける。そんなレッシィをかばったのはダバ。レッシィは単身飛びだすが、敵の攻撃にさらされてしまう。そこへダバが助けに来てくれたものだから、レッシィの気持ちは…。
08 ヤーマン・クラン ダバたちを救ったのは反乱軍のステラ・コバン。ダバはエルガイムを修理してもらうだけでなく、アマンダラの居場所まで教えてもらう。ダバはアマンダラの所へ向かう途中でかつてヤーマン族の首都・ロージナであった場所を通りがかる。育ての親、ダバ・ハッサーから聞かされていたこの街を目にしたダバは…。
09 アーミィ・ベース リーフを救いだすため、ダバとキャオは女装してアムと共にベースに侵入する。基地にいたレッシィはダバを見つけて、リーフの救出に手を貸すが、ギャブレーはそんなレッシィの行動などすでにお見通しだった。リーフを泳がせることで反乱軍の基地を見つけだし、一気にそこを叩くつもりでいたのだ。
10 タイム・リミット ダバを試すため、時間内にアマンダラから軍資金を受け取って戻れという条件を叩きつけたステラは、アムを人質に取った。アマンダラを死の商人だと嫌悪していたダバに、アマンダラは正規軍との金銭関係を否定する。その頃ギャブレーは、アマンダラの宇宙船を作戦指令にあった「謎の宇宙ヨット」と判断、攻撃開始する。
11 ジェラシー・ゲーム ステラと共に反乱軍の先頭に立って戦うようになったダバ。レッシィも皆と打ち解けた中、アムは1人ジェラシーに身を燃やしていた。その頃、ネイに取り入ろうと必死なギャブレーは、捕らえたアムとレッシィをエサにして、ダバとエルガイムを手に入れようとする。ギャブレーの罠にかかったダバはギャブレーと戦うが…。
12 ディコイ・ディコイ ネイは反乱軍を内側から壊滅させるため、入隊希望者のふりをしてベースに潜入。ステラとアムは正規軍の暗号を解読して、反乱軍の戦力を分散することに決める。しかし、レッシィは暗号が罠であることに気付き、急いでベースにとって返すのだが、すでにネイとギャブレーは手薄な反乱軍ベースへ攻撃を開始していた。
13 コンタクト 反乱軍の戦力強化のためにエルガイムの図面を見せたことから、エルガイムにはヤーマン族の技術が使われていることが判明。ダバは養父ハッサーの遺言、自分がヤーマン族・カモン家の王子であるという言葉に確信を持つのだった。一方、惑星ミズンにはポセイダル艦隊が接近、ダバは宇宙へ出撃する。
14 レディ・ポセイダル ポセイダルが目の前にいることから戦いに焦るダバは、密かに出撃する。ポセイダルのいるエイプを発見したダバはすかさず攻撃を仕掛けるものの、エイプからは不可解なことに反撃がない。エイプに潜入を果たしたダバはレッシィの助けを借りてポセイダルの部屋までたどりつくものの、それは罠だった。
15 プライド メカニックマンのキャボット殺しの容疑、そして正規軍スパイ容疑をかけられたキャオ。疑われたことに傷ついたキャオは、ダバの制止を振り切って反乱軍を飛び出してしまった。チャイはキャオに巧みに話を持ちかけて、ステラを暗殺するように仕向ける。自暴自棄のキャオは、ステラを殺そうとするが…。
16 ブロークン・ハート 反乱軍はいよいよ追いつめられていた。ステラが負傷したこととあいまって、戦士の中には逃亡するものも相次ぐ始末。一方ネイは、今日こそ反乱軍を叩きつぶすべく秘策を練っていた。ダバは戦士たちを前に、ここまで戦力差のついた今となってはゲリラ戦しか道はないと力強く話し、皆の心を1つにまとめていく。
17 ライム・ライト 宇宙船グルグルで脱出したダバたちは、今後の方針をめぐって意見が対立。レッシィは強引にアムを連れ出して、1人だけ戻ってきてしまう。これにはダバも許せなくて、キャオ、リリスと一緒にレッシィを責めてしまう。そこへギャブレーが現れた。ダバはレッシィのアドバイスを無視してアステロイドベルトに突入するが…。
18 ガストガル・デモ サート・スターはフル・フラットの私有星。正規軍と言えどもうかつに攻撃を仕掛けることはできないと、イレーネはギャブレーをなだめようとするが、ギャブレーは耳を貸さず、攻撃を開始してしまう。その頃、レッシィは宇宙船グルグルを暴走させてしまい、一行はサート・スターを飛び出すはめになってしまった。
19 ゴー アンド カム 危機を脱したダバたち。しかしギャブレーは、敗れれば敗れる程にダバを倒す事に執念を燃え上がらせるのだった。そしてギャブレーは、新型ヘビーメタル、アシュラ・テンプルを駆り、再びダバに強襲をかけた。ところが今度はアムが連れてきたハッシャ・モッシャが裏切り、ダバたちを正規軍に売って賞金を稼ごうとするが…。
20 スター・ダスト 整備用の買いにダバたちはパラータ・スターに立ち寄った。しかし、入港した途端に彼らは捕らえられてしまう。パラータ・スターの住民が虐げられていることを知ったダバは、世界各地にポセイダルに反旗を翻している仲間たちがいる、とパラータの人々に反乱軍への参加を呼びかける。
21 ザ・テンション ギャブレーはなおもダバたちを追い続け、ダバたちはまたもや大ピンチ。そこでハッシャ・モッシャが裏切って、ダバとアムを縛りあげるや、自分の身の安全と懸賞金をギャブレーに要求する。キャオとレッシィは阻止しようとかけつけるものの、ハッシャを逃してしまう。ついにダバを捕らえたギャブレーだったが…。
22 クワサン・オリビー 突然遭遇した商船イプシオン。そこにダバの義妹・オリビーが乗っていることを知ったダバはイプシオンに向かうが、イプシオンはポセイダルのスパイ船で、ダバ、アム、キャオの3人は捕らえられてしまう。それでも義妹と再会を果たしたダバは、オリビーに話しかけるが、オリビーは故郷のこともダバのことも覚えておらず…。
23 ゼネラル・クロソ オリビーを追ってマレーニキにやってきたダバたち。そこでダバは、反乱軍の英雄クロソ将軍と間違われ、熱烈な歓迎を受ける。クロソに興味を抱いたダバは、しばらくその名を借りようとするが、そこへ本物のクロソが現れる。2人は意気投合し、共にポセイダルと戦うことを誓うが、このクロソはネイの送りこんだ偽者だった。
24 アスフィー・ハート リーリンの娘が母の仇とダバの命を狙う。娘の名はアスフィー。もちろんリーリンを殺したのはハッシャであって、ダバではないのだが、アスフィーはハッシャの嘘に疑いを抱かず、復讐に身を燃やす。ギャブレーはアスフィーの腕を利用することに…。
25 ラブ・アゲイン 買い物に出かけたアムとリリスは、兵士に見つかって追われてしまう。そこを助けてくれたのは、アムの昔の恋人チェックだった。正規軍の兵士となったチェックは、3年前と同じように愛しているのだとアムに言うのだが、アムはダバのもとへ戻ってしまう。ダバへの愛とチェックからの愛に板ばさみになるアムの心は…。
26 サーチII 高熱に倒れたダバは医者に看てもらおうとするが、医者は患者が賞金首のダバと知るや、すぐにギャブレーに売り渡そうとする。キャオはダバを救おうとギャブレーと戦い、その隙にダバは脱出する。しかし、今度はキャオとアムが捕らえられてしまう。ダバは2人を救い出すため、高熱をおしてエルガイムに乗りこむが…。
27 ミステイク・ラブ 女であることを意識しだしたレッシィは、今の自分の生き方を密かに気にしていた。他意のない言葉にショックを受けたレッシィはターナを出ていくが、外ではギャブレーに遭遇し、更に神経を逆なでるようなことを言われてしまう。そこで女らしくなってみようとしたレッシィだが、今度はアムとキャオにからかわれ…。
28 ネイ・クライシス 今度こそダバを倒そうと、ギャブレーはアシュラ・テンプルもろともエルガイムを葬り去ろうという自爆作戦を決行。エルガイムは無惨に破壊されてしまう。ギャブレーはそのままターナに潜入し、アムを人質にダバの命とターナを要求するのであった。
29 クロス・ポイント 親の仇討ちをするつもりが、いつのまにか反乱軍のシンボルに祭り上げられようとしている自分に戸惑いを覚えるダバ。レッシィはダバのそんな態度が中途半端なもののように思えて、酒に酔った勢いでアムと大ゲンカをはじめる。レッシィは口論の勢いでターナを去ることになってしまう…。
30 アワー・マスター セムージュがダバの名声だけを利用するつもりでいたらしいことに気付いたダバ。しかし、レッシィが去った後ではもう遅い。反乱軍を指導するのは自分だと思っているセムージュは、新しい仲間であるニコマコスと共に、ダバの言うことに耳を貸さずに勝手に活動してしまうのだが、案の定、ネイのおとり作戦にはまってしまう。
31 キャッチ・ウォー トライデトアルのベースに到着し、自分を尊敬のまなざしで見つめる少年兵士たちに、課せられた責任の重さを改めて知るダバ。反乱軍もダバを中心に1つにまとまり、やっと正規軍に立ち向かえるようになってきた。一方正規軍は、結束とはほど遠い状態だった…。
32 フラッシング・ネイ 正規軍にいる反ポセイダル分子と連携し、グライアを失敬する作戦に出たダバ。だが、セムージュが金で正規軍を買収したことを知り、ダバは彼のやり方に不快感を覚える。一方、セムージュは大型戦艦4隻の引き取りに出てしまう。アマンダラの影を感じるダバだが、それでも受け入れざるを得ないことを認識する。
33 マイ・アース 反乱軍鎮圧のため、13人衆の集結を決めたギワザ。アステロイドベルトへ逃げたダバは、アマンダラと出会う。金儲けのために反乱軍に協力するという割に不可解な行動の多いアマンダラに、ダバは不信感を募らせる。そんなダバは、ギャブレーと13人衆のワザンの猛攻に苦しめられ、アマンダラのホエールに救われる。
34 レッシィ・マインド ホエールの指揮官はレッシィだったが、レッシィはダバたちに会おうとしない。一方、フル・フラットも反乱軍に協力していることを知ったギワザは、真偽を糾すためにサート・スターへ向かうが、フラットに軽くあしらわれる。レッシィ捕獲の任についたギャブレーは彼女を捕らえるや、ホエールとダバの命を反乱軍に要求する。
35 ペリル・ミッション ミズンの反乱軍はリィリィに手を焼いていた。パトロールに出たアムはリィリィに捕まり、人質になってしまう。取引の相手は当然ダバ。アムはダバに迷惑をかけるわけにはいかないと1人で脱出を試みるが失敗。ダバは単身アム救出のためにマークIIに乗りこんで出撃。見事リィリィの手からアムを救出するのだが…。
36 オールド・ソルジャー リィリィに襲われているところを助けた老人は、13人衆の1人ワザンだった。ワザンは自決を図るが、ダバに止められてしまう。敵でありながら、ワザンの武人としての生き方に感銘を受けるダバ。しかし、運命は老人と若者を共感させることを許さない。ワザンの部下の要請で、リィリィとギャブレーはワザンの救出に向かう。
37 オリビー・クライシス 反乱軍はついにミズンの首都を奪還した。オリビーから、首都の撤退勧告を聞いたダバは、彼女をポセイダルから取り戻すために飛び出す。だがオリビーはダバの思いを裏切るように、執拗にダバを攻撃する。マークIIでC・テンプル「ヘルミーネ」に組み付いたダバが見せたハンカチに、記憶を取り戻しかけるオリビーだが…。
38 エスケープ・ギワザ 反乱軍の勢力が強大になるにつれ、正規軍も本気で戦うようになっていた。そこでダバは、ガストガルの回りの隕石群パラータ・スターを推力として使い、スウェートに落とすことで一気に正規軍を叩くという作戦を立案する。その頃、ギワザはポセイダルに反旗を翻すことを決め、スウェートを落とそうと出撃する。
39 ザ・オーメン 対ポセイダルのための不確定要素・ギワザの行動をつかむため、ダバはターナでギワザのあとを追った。しかし、気付かれないように慎重に飛んでいたせいで途中でエネルギーが足りなくなってしまう。補給要請のため、アムをレッシィのいるホエールに向かわせ、ダバとキャオは小型ボートで敵戦艦に乗り込んだが……。
40 フル・フラット ギワザは、フル・フラットと同盟してポセイダルを倒す腹積もりでいた。それに応じたフラットはサート・スターをギワザ軍と合流させようとする。ダバはギワザと手を組むフラットに怒りを覚えるが、フラットはさらに大きな野心を抱いているのだった。
41 スパイ・イン・スパイ フラットを人質に取ったダバはサート・スターからの脱出に成功する。しかし、セムージュがフラットのスパイであることを知ることにもなり、少なからずの衝撃を受けてしまう。しかしダバは、セムージュを信じ、これからも同志として戦おうと彼を許すのだった…。
42 ヤング・パッション ギワザの出鼻をくじくため、ダバはフラットを仲間にするべくコンタクトを取ろうとしていた。しかしフラットからの応答はない。焦るダバを見かねたアムとセムージュは、危険を承知でサート・スターへ向かおうと決意する。一方、ギャブレーはクワサン・オリビーの配下に加わり、反乱軍の迎撃を命じられていた。
43 レディ&ガール ポセイダル軍の目を反乱軍からそらすため、フラットとギワザの同盟をクワサンに知らせることを考えるダバ。作戦は成功、クワサンはギャブレーにフラット攻撃を指示、反乱軍はその隙に隕石の爆破テストをつづけ、スターダスト計画の準備を着々と進めていく。フラットによって救助されていたアムたちも、無事帰還する。
44 ピカレスク・ギワザ レッシィは単身スウェートに潜入、ポセイダルのもう1つの姿を見る。そこへネイも現れ、ポセイダルはレッシィにはダバを、ネイにはギワザを裏切れと命じ、レッシィをネイに拘束させて2人を解放する。一方、反乱軍はパラータ・スターの捕捉に成功した。ギワザの元に戻ったネイは、ポセイダルのスパイ扱いをされ…。
45 リリス・メモリー 戦闘で生じたトラブルで、停止していたはずのパラータ・スターの原子炉が動き出した。壊れた原子炉は、放っておくと暴走し、大爆発を起こしてしまう。リリスとキャオは原子炉を止めようとパラータに向かう。リリスは核によって滅んだ自分たち・有翼人種ミラリィ族の悲劇を思いだし不安にかられるのだが…。
46 クワサン・ウェイブ ポセイダルに対し和議をもちかけるギワザに応じるクワサンであったが、案の定ギワザの罠にはまり捕虜となる。クワサンを人質にしてしまえば、ポセイダルに対しても反乱軍に対しても、有効なカードとして使える。ギワザは、労せずしてクワサンを手に入れたことにほくそえむ…。
47 ボーイズ・ボーイズ ギャブレーはクワサンの虜だった。単身ギワザの前に乗り込んで、クワサンの解放を願い出る。ギワザのつきつけた条件はダバの首。クワサンをこの手で救い出すため、ギャブレーはダバに襲いかかる。クワサン救出への障害がまた1つ増えてしまったダバ。果たしてクワサン・オリビーをその手に抱ける男は…。
48 ファースト・アタック スターダスト作戦がはじまった。隕石が狙うのはガストガル星首都スウェート。その作戦の成功を、ギワザに利用されてしまっては意味がない。しかし、ギワザは反乱軍より先にポセイダルを叩くべく、作戦に乗じてガストガルに降下するつもりだった。
49 レディ・キラー 惑星スウェートへ迫るダバたちの前にたちはだかるポセイダルのホロスコ-プ。最終決戦が今火蓋を切ろうとしていた。フル・フラットとポセイダルの関係を考え始めたアムはガストガルへ向かう。後を追うダバ。フラットはポセイダルと対決、フラットの言葉に、ポセイダルは封印されていた自分の記憶を蘇らせてしまう。
50 エキサイト・アム フル・フラットに憧れを抱いているアムはフラットとの敵対を避けるために彼女に会おうとする。それを知ったレッシィは彼女ひとりでは死んでしまうと感じ、アムと行動を共にする。しかし卑怯な手段でギワザを葬り去ろうとするフラットの姿を見てしまったアムは激しく動揺する。そしてフラットはアムに銃を向けるのだった。
51 マイ・ラブ 戦いは反乱軍、ギワザとフラット、そしてポセイダルの四つ巴の状況へもつれこんでいた。だが、全ての鍵を握るのはアマンダラ・カマンダラ。彼の艦で起こったトラブルは、彼こそがポセイダルを操っていたことを教える。フラットは過去との訣別を決め、再びポセイダルに会うためにガストガルへ降下する。
52 ファイナル・タイム フラットはポセイダルに、元のミアンに戻れと告げた。フラットはポセイダルを救うために、アマンダラによって都合の悪い記憶を全て消されているポセイダルに全ての秘密を告げる。本当のポセイダルはアマンダラ。ミアンは恋心をアマンダラに利用され、都合のいい操り人形のアマンダラに改造されてしまっていたのだと…。
53 ザ・ディクテイター 本性を出したアマンダラは、ミアンを使ってスウェートを自爆させ、ダバたちを一気に葬り去ろうとする。一方、ミアンはアマンダラを拒絶。ダバはこの戦局を解決するには、ミアンにかけられたマインドコントロールを解くしかないと考え、クワサンのバイオセンサーを使ってミアンとコンタクトを取ろうとする。
54 ドリーマーズ アゲン 最後の敵、それはアマンダラであった。究極のHM、オリジナル・オージェの圧倒的なパワーに追い詰められるマークII。惑星メッタ衝突まであと10分。ポセイダルは自分の命とすべてのエネルギーを使ってスウェートを移動させることで、破局を回避しようとする。ポセイダルの死によってパワーを失ったアマンダラは…。

感想・レビュー

  1. にわとり

    記録用メモ。全話完走しました。

    総評としては、前半のテンポが光っていてとても楽しかった一方、後半は少しグダりを感じました。前半のノリを最後まで保てていれば、さらに満足度が高かったはずです。

    それでもメカデザインは最高で、そこだけは文句なしです!

    そしてみんな大好き、ギャブレーも相変わらず最高。やっぱり魅力的です。

    ラストの終わり方には胸が締め付けられる思いで、悲しさが残りました。

  2. スープ

    スターダスト作戦以降、総力戦の展開がとても面白くなった。しかし、54話中のラスト7話を除くと、あまり盛り上がりに欠ける部分もある。敵に捕まったり、舞台が動かないシーンが多くなっているのが気になる。アマンダラ・カマンダラとギワザ・ロワウの男性的な野心、女性を道具のように扱う態度、そしてそれを理解しつつも愛してしまう女性たちの描写は、『Zガンダム』に受け継がれているが、前作の『ダンバイン』とは対照的だ。果敢なダバとギャブレーが若者として罵られながらも敵を打ち倒すが、結局、オリビーを自身の戦争の運命の道具にしてしまったダバは、心が壊れたオリビーと共に誰にも知られない土地で罪滅ぼしとして消えていく。これがなんとも渋い展開だ!

  3. Kujira

    サンライズのリアルロボットブーム期、技術と芸術の両輪を担った永野護が23歳でメカとキャラのデザインを担当。若手デザイナーの起用を通じ人材育成にも力を注いだ作品だった。一方で、正直なところ中途半端な印象は否めない。

    ペンタゴナ・ワールドと呼ばれるオルドナ・ポセイダルが支配する宇宙。主人公ダバ・マイロードは妹を探しつつヤーマン族の王子としてキャオ、アム、レッシー、リリスとともにポセイダル打倒を目指す。ポセイダルを陰で操るアマンダラカマンダラ、ポセイダル軍のクーデターを企てるギワザ、コメディリリーフながらライバル的存在のギャブレーなど、複雑に絡み合い混戦を生む。

    やはりストーリーのまとまりがなく、場当たり的な展開が目立つ。富野由悠季は総力戦としてのクライマックスづくりが巧いのだが、本作にはその魅力が感じられない。アマンダラカマンダラが裏ボスという展開には正直がっかりした。

    スター・ウォーズ的な世界観も良くも悪くも受け止められるところ。

    永野のビジュアルワークスには触れずにはいられない。ムーバルフレームと呼ぶ内部構造と外壁の設定は、後のZガンダムを含むメカデザインのフォーマット形成に大きく寄与した。ただし彼はその後FSSを描き、エルガイムのデザインを土台にしてしまった感がある。ヘビーメタルはモーターヘッドのプロトタイプ風デザインに落ち込んだ気がする。これらの点も本作の不遇さの一因だろう。

    ダンバインほどの革新性はなく、全体の物語構成も甘かった、という指摘は変わらない。#アニメ #アニメーション #サンライズ #ロボット #ロボットアニメ

  4. ストラトファイター

    – 圧倒的なエネルギーを放つが視聴には疲れを感じる作品。話の筋を理解するにはWikipediaの補足が欠かせなかった。
    – 猛烈なエネルギーを放つ作品だが観るのに疲れる。ストーリーを把握するにはWikipediaを読まないと分からなかった。
    – 強烈なエネルギーを持つ一方、視聴は疲れる作品。話の流れを理解するにはWikipediaの情報が必要だった。

  5. 岡田倫太郎 岡田倫太郎

    二重太陽サンズを中心に回る太陽系ペンタゴナワールドオルドナ・ポセイダルが統一し独裁を敷いた時代が流れた。惑星コアムの片田舎から、二人の青年が旅立つところから物語は幕を開ける。

    「重戦機エルガイム」については、永野護を中心とした若手メンバーを総監督・富野由悠季が抜擢して作られたサンライズのリアルロボット作品である。そのポップで機械的な新しさは、次なる世代の作品群に多大な影響を与えた。永野護は時代の先端を走り、一時代を築いたことは間違いなく、エルガイムを核とした新たな設定で書き起こされた「ファイブスター物語」も現在まで続く大叙事詩となっている。エルガイムを軸に展開されるヘビーメタルと呼ばれた人型兵器は、モーターヘッドへと名称を変え、いまも新作が描かれている。

    リアルロボットの領域においても、ヘビーメタルは内部構造と外装を明確に分けて描くスタイルを確立した。内部はムーバブルフレームと呼ばれ、機動戦士ガンダムの続編である機動戦士Zガンダムにも用いられた。内部のシリンダーやパイプからオイルが飛び出す描写には、現代の機械に通じるリアリティが感じられる。さらにバイオリレーションやバイオセンサーといった考え方は、以降のガンダム作品にも影響を及ぼしている。

    デザイン面でも、史上最も美しいと称された白亜の主役機エルガイムの美しさから、よりスパルタンでマッシブなエルガイムMk IIの雄々しさ、騎士系デザインの頂点を極めるバッシュ、死神や死刑執行人を連想させるオージといったA級ヘビーメタル機体群は、モデラーを魅了して止まらない。現在もモーターヘッドとして新作が登場するほか、量産型としてグライアをはじめとするB級ヘビーメタル機も印象深い。人型兵器だけでなくマシンナリィや小型のホバー機体も同様に魅力的なデザインだった。

    ストーリーは、若者を中心とした青春グラフィティ寄りの展開から始まり、前半にはラブコメ要素が強く描かれる。徐々に腐敗した独裁政権ポセイダル軍と戦う反乱軍へと移行し、Mk IIを手にしたダバ・マイロードが物語の軸となる。ダバはミズン星のヤーマン王家の忘れ形見で、エルガイムの搭乗者でもある。その幼馴染で天才的なメカマン、ミラウー・キャオは女と金に弱いコメディリリーフとしての存在感を放ち、二人の旅路を彩る。

    ダバが惚れ込んだヒロインたちには、元女盗賊ファンネリア・アム、正規軍を裏切る元十三人衆ガウ・ハ・レッシィがいる。前半はこの二人とダバの恋の駆け引きがメインで、ラブコメ要素が強い。もちろんポセイダル正規軍との対立も続く中、最大のライバルでありコメディリリーフでもあるギャブレット・ギャブレーが登場する。彼は敵としての役割を担いながらも、作品世界におけるもう一人の若者の象徴として重要な存在となる。彼の真っ直ぐさと最終的な扱いは、作品の爽快さと同時に視聴者の共感を呼ぶ。

    レッシィ、アム、ダバの三角関係は、敵対するポセイダル(アマンダラ)やミアン、フル・フラットとの関係性とも対比される。ポセイダルに反旗を翻す十三人衆ギワザとネイの関係も、ミアンとアマンダラのやりとりの近さと重なる。物語が深まるにつれ、クワサン・オリビーがポセイダルに洗脳され登場することで関係は一層複雑化。さらにギャブレーがクワサンに想いを寄せる展開が、ラストへと突き進む推進力になる。

    後半では、真のポセイダルは誰なのか、ポセイダル正規軍とギワザ軍、反乱軍の三つ巴へと陥る。戦闘描写はスター・ウォーズのような対比を思わせるが、フォースがない世界でタイファイター的な戦闘機がヘビーメタルとして描かれる点が特徴的だ。しかし富野由悠季が総監督を務める以上、単純な勝利で終わらない。海のトリトンのように敵にもヤーマンを絶滅させた理由があるため、ラストは英雄が日の当たる世界から去っていく。富野作品らしい余韻が残る結末だ。前作がヒロインの視覚を奪う展開だったり、前々作が全軍全滅だったりと比較はあるものの、ヤーマン族は最後の一人まで生き残らない運命が示唆される。

    総じて80年代アニメのポップカルチャー化を牽引し、当時は陰鬱な次作Zガンダムより評価が高かったとの声もある。永野護という稀代のクリエイターを世に知らしめ、リアルロボット作品の代表作として語り継がれている。

  6. 志乃 志乃

    永野護のデビュー作とも言える本作は、富野さんの影響が程よく感じられ、ザブングルの延長としてのエッセンスが巧みに演出されています。軽快なテンポに富野の独特なスタイルが見事に融合し、ペンタゴナワールドの外伝的要素も楽しみに思います。

  7. 加藤茂

    ファイブスターの原点。
    前半はコミカルなラブコメで楽しめるのに、後半は一転して激しい戦闘へと突入する。そのギャップに心を奪われる。レッシーの後半での活躍が少ないのが残念だ

  8. つかまる つかまる

    前半は「うる星やつら」(高橋留美子先生)の影響を色濃く受けており、キャラクター同士のやり取りが非常に楽しい作品でした。しかし、後半に入ると急にサンライズの話に切り替わり、テンションの違いに戸惑いました。この構成では、なぜこのような世界(物語)が展開されるのかを追い続けるのが難しく感じました。キャラクター自体は魅力的で、全体的に80年代の華やかさがあり好きなのですが、物語としてはあまり好みではないといった印象です。

  9. 田貫

    機甲戦記エルガイムは古い作品だが、前半の魅力は格別。特に小松製作所や日立建機を思わせるリアル系のメカデザインが秀逸で、エルガイムだけが人型という異質さも光っている。壊れたHMを自分で修理したり、塗り替えたりといった手作り感が味わえるのも見どころ。マークII以降は宇宙戦・艦隊戦といった派手な武器が登場し、手作り感は薄れてしまうが、物語上の流れとしては当然だったのかもしれない。前半はラブコメ寄りだったのに対し、マークII以降の後半は一気にシリアス路線へ転換。ヤーマン属の根絶という展開や、やや哀しいラストへと収束していく。以降の物語、あるいは現代の作画技術で再構成して、ハッピーエンドの結末にしてほしいというのが、私の勝手な希望だ。