今、そこにいる僕はどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.4
今、そこにいる僕 アニメ

1999年10月14日に公開のアニメ「今、そこにいる僕」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「今、そこにいる僕」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

今、そこにいる僕が視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

今、そこにいる僕のあらすじ

平凡な日々を送るシュウは、不思議な色の瞳を持つ少女・ララ・ルゥと出会う。ふたりが仲良くなると、謎の機械が現れて50億年後の未来へとタイムスリップしてしまう。辿り着いた世界は、戦争が日常となっているすさましく荒んだ世界だった。

今、そこにいる僕の詳細情報

「今、そこにいる僕」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

制作会社
監督
脚本家
キャラクターデザイナー
主題歌・挿入歌
出演者
カテゴリー
制作国 日本
公開日 1999年10月14日

今、そこにいる僕の楽曲

「今、そこにいる僕」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。

今、そこにいる僕のエピソード

「今、そこにいる僕」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。

01 黄昏を見つめる少女 松谷修造、通称シュウは、廃工場の煙突のてっぺんに少女が座っているのを目撃する。好奇心にかられたシュウは、隣の煙突のてっぺんに登り少女に話しかける。だが少女が口にしたのはララ・ルゥという自分の名前だけ。次第に二人が打ち解け始めたその時、謎の女性が現れた。その女性の命令で巨大メカがララ・ルゥを襲う。
02 少年と狂王と 約五十億年後の世界にやって来たシュウは要塞都市ヘリウッドにいた。ララ・ルゥとはぐれたシュウは要塞の中を迷い歩くうち、少年兵ナブカとブゥに遭遇し逃走する。少年兵タブールに捕まり、ヘリウッドの統治者ハムドの部屋に連行されるシュウ。ララ・ルゥのペンダントをシュウが持っていると思い込んでいたハムドは…。
03 闇の中の宴 シュウは牢獄でララ・ルゥに間違えられ拉致された少女サラと出会うが、すぐに尋問室へ連行される。拷問を受けても、知るはずのないペンダントの在処を白状しようがないシュウは、塔の外に吊るされる。同じ頃、敵国がヘリウッドに攻め入って来た。戦闘態勢に入り、多くの兵が出撃していくが、敵の進攻を停められず…。
04 不協和音 ペンダントについて何も知らないと判断されたシュウは、少年兵としてナブカたちの隊に組み込まれた。その夜、シュウはタブールたちに倉庫へ連れ出され、リンチに遭う。気づいたナブカは仲裁に入ろうとするが、その現場を教官に目撃されてしまう。タブールは仲間を傷つけた罰として、ムチ10発の刑に処せられる。
05 ひとごろし メインタワーに忍び込み、ハムドの部屋に押し入る二人の暗殺者。ハムドはそのうちの一人を射殺するが、もう一人はハムドの部屋から逃げて行方をくらます。全兵士に捜索命令が下り、捜索にあたっていたシュウたちは、倉庫内で暗殺者にブゥを人質にとられる。ナブカは一瞬のスキを突いて、暗殺者の胸に銃弾を撃ち込む。
06 砂嵐が消える サラは屈辱に耐え切れず、油断を突いて兵士に殴りかかる。兵士は息絶え、ヘリウッドを脱出するサラ。一方、遠征隊に組み込まれた少年兵たちは、ヘリウッド出発後、ある村にたどり着く。大人の兵士とともに作戦行動に入る少年兵たち。ナブカはシュウに対し、これから起こるのは戦いではなくもっと酷いことだ、と告げる。
07 逃れの夜 独房を脱走し、偶然ララ・ルゥのペンダントを手に入れたシュウは、ようやくララ・ルゥのいる部屋にたどり着いた。ハムドの尋問に耐えているララ・ルゥを見つけ、救出に成功したシュウだが、ヘリウッドの兵士に取り囲まれてしまう。その時、ララ・ルゥがペンダントの力を発動させて、二人はヘリウッドから脱出する。
08 ひとりぼっちのふたり 砂漠を行くシュウとララ・ルゥに巨大な怪物が襲いかかる。なんとか怪物から逃げ延びた二人は、怪物の触手が届かない岩場に登り一夜を明かすことになった。その夜、ララ・ルゥは、人間のために命を削って水を生み出してきたが、今は人間のために自分の命を使いたくないと話す。だがシュウが怪物との戦いで気を失うと…。
09 狭間にて 砂漠を越え谷間に緑豊かな村を発見したシュウとララ・ルゥは、村の入り口にいた少女スーンからここがザリ・バースだと聞かされる。そこで二人はシスという女性に出会う。シュウがヘリウッドから逃げて来たと打ち明けると、自分の家に来いと言うシス。彼女はヘリウッド軍によって孤児となった子供たちを世話していた。
10 混沌への助走 ザリ・バースでの生活に溶け込んでいくシュウとララ・ルゥ。しかし、ヘリウッドに闘争心を燃やすエランバ一派は、シュウを戦いの仲間に引き込もうとしていた。そんなある日、ザリ・バースにヘリウッド兵のカザムが流れ着く。カザムの正体はスパイで、その夜のうちにザリ・バースの位置がハムドに知られてしまう。
11 崩壊前夜 サラが倒れ、医者の家に担ぎ込まれた。診察した医者によれば、サラは妊娠しているという。ヘリウッド兵に暴行された上での妊娠に、サラは深く落ち込む。その夜、サラは泉で自殺を試みようとするが、後を追って来たシュウに止められる。一方、ララ・ルゥの正体がガザムの密告によって、エランバに知られてしまい…。
12 殺戮の大地 ララ・ルゥをヘリウッドとの交渉に利用したいエランバはシスの家に向かった。シスはシュウたちを洞窟に逃がすが、怒ったエランバに足を撃ち抜かれる。一方、洞窟に隠れたシュウたちはエランバの仲間に見つかってしまう。男がシュウやスーンに銃を向け、銃の引き金を引こうとした瞬間、ララ・ルゥが大量の水を発生させる。
13 今、そこにいる僕 アベリアの合図で虐殺が終わり、生き残ったザリ・バースの民とシュウたちはヘリウッド内の牢屋に押し込まれた。そんな中、シスは傷の手当が間に合わず死んでしまう。抵抗の術がないシュウだったが、牢屋の外に現れたナブカから棒を受け取ると、牢を抜け出しララ・ルゥ救出に向かう。要塞ヘリウッドで最後の戦いが始まる。

感想・レビュー

  1. nanasi

    魅力のないヒロインと魅力のない悪役

    反出生主義の私には共感できないけれど、戦争に巻き込まれたら、ああいう情熱的な人間が救いになるのかもしれないね。

  2. koramame

    こんなに重厚な作品を作っていたのが、浦鉄ロボ子ギャグ漫画日和の大地丙太郎監督だと知って、彼の作風の幅広さに驚かされた。しかし、セル画時代の多くのアニメにはない重厚な魅力が感じられる。ララルゥという名前は、つい口に出したくなる。

  3. YMD YMD

    90年代の残り香を嗅ぎ取ろうとしていたわけではなかった。シュウとララ・ルゥ、あるいはモロに『レジェンズ』のシュウとハーピーだなと関連性ばかり気にしていたが、実際には面白かった。通して観ると、間をアクションで埋める平松禎史の演出と、真正面から間を取る長濱博史の演出の差が気になる。最終話でルゥの顔を見せず、急ぎ足で消させて不在のまま語らせる展開には、不覚にも涙してしまう。

  4. いろすえ いろすえ

    ジュブナイルやボーイ・ミーツ・ガールを期待させる展開かと思いきや、地獄絵図のような世界が広がる物語だった。謎の少女を追う少年シュウは、50億年後の未来へと辿り着く。狂気じみた独裁者の下では少年兵が民間人を攫い殺し、攫われた女性は兵士を産むために性暴力にさらされるほど過酷だ。そんな世界でシュウは自らの正義を貫こうとする。エゴに塗れた人類と、それに嫌気を感じる神のような存在が共存する、どこか伝説巨神イデオンを連想させる設定だ。ただ、作り手がまだ人類へ絶望しきってはいない印象が救いを感じさせ、作品には希望が宿る。しかしその救いは少年漫画の純粋さのようであり、逆にそれへすがるしかない暗さをもたらす。作画は素朴だが演技は力強く、脚本も巧みで映像で語ろうとする作りが作品の雰囲気に見事に寄り添っている。今では知る人ぞ知る名作になった感があるが、『火垂るの墓』や『この世界の片隅に』と同様、定期的に思い出され再放送されるべき作品だと私は思う。

  5. ホロホロ ホロホロ

    全話を通して感じたのは、非常に見応えがあったということです。争いの螺旋の中で交錯する人間ドラマに感動しましたが、いくつか気になる点もありました。特に「この作品を一流の作家が手がけることはあるのか?」と考えさせられました。「生き続けろ」というメッセージは、辛い状況にいる人々への直接的な人生の讃歌です。しかし、私個人としては、このメッセージが前面に出すぎていると、どうしてもチープに感じてしまいます。キャラクターデザインやメカデザイン、ストーリーテリングにも、どこかで見たようなデジャブ感があります。名作と称される作品は、観る人を楽しませる表面があり、そこに強いテーマ性が随所に散りばめられています。しかし、この作品にはそれが欠けているように思えます。まっすぐに、メッセージがストレートに伝わってきます。結論としては、「ジブリは偉大である」と感じました。

  6. 千葉恵里

    ChatGPTに国産の鬱系作品をおすすめしてもらい、さっそく視聴してみた。

    うん、鬱だ。理不尽さが極まり、救いが見えない展開が続く。結末にはわずかな希望を感じられる場面もあるが、過程自体が辛すぎる。特にサラのエピソードには胸が締め付けられる。なぜこんな目に遭うのかと問いかけが止まらない。

    シュウは主人公らしさを前面に出すキャラで、最初は少ししんどいがすぐになじめる。とはいえ、それ以上に展開の鬱度が強く、視聴を進める手が止まらない。SF要素もあり、乗り物のデザインが好みだった。

  7. るるるる るるるる

    シュウは、主人公補正に守られているせいか、いつも能天気すぎた気がする。でも、その愚直さを、どんなに貶され、怒りの対象にされようと、それを貫き通したのは本当にすごい。結果として、この真っ直ぐさは、ブゥとナブカが戦争で傷ついた心を、客観的に見られるきっかけになった気がする。ただ、ブゥとナブカのことを考えると、心がそのままおかしくなっているほうが、実は楽なのかもしれないとも思えてくる。どちらが彼らにとって救いなのか、難しい問いだ。ナブカは、長い間正しさを信じて、ヘリウッドに連れてこられた仲間を守り、自分も家に帰るという目標のために、ずっと正しいことをしてきた。外から見れば正しくないこともあるかもしれないけれど、彼にとってはそれ以外の正しさを信じられなかったから、ヘリウッドの正しさを守っていたのだ。ナブカには本当に救われてほしかった。大好きだ。シスは良い母親だった。ララルーが悪いことをしたときにきつく叱る場面があって、それも良かった気がする。ララルーも、普通の人として扱われることを嬉しく感じていたのではないか。サラは本当に可哀想だった。シュウは自ら来たからまだいいとして、サラは似ているだけで連れてこられ、違いました、というのはあまりにも可哀想過ぎる。返してほしい。最後に、世界に残って子どもを産む決断をした彼女は、本当に偉いけれど切なく、果たしてそれで良かったのかと自問してしまう。正直、私ならあんな性暴力を受けた相手の子どもを産もうとは思えないし、繋がりを断ち切りたいと思ってしまうかもしれない。堕胎してもよかったのに、と思う場面もある。けれど彼女は本当に偉い。絶対に幸せになってほしい。)

  8. こっちゃん こっちゃん

    過酷さを極めた登場人物たちの生き様と、残酷なくらい薄情な物語が、現実世界のさまざまな問題を浮き彫りにする強力なメッセージとして視聴者の胸を打つ。後半に現れる衝撃の展開の連続は、巧妙な演出によって観る者を釘付けにし、時に目を覆いたくなるほど圧倒的だった。完成度の高い作品だった。

  9. にゃむ

    シンプルながらも、息苦しさと絶望感が漂う世界観には製作陣の強い意志が表れていた。ここで暮らすことは決して望まないが、このデストピアは今もどこかに存在し続けている。

  10. 藤川徹

    学生時代、暗いテーマのアニメに夢中だったが、その中でも特に印象に残っている作品がある。Filmarksのプロフィール画像には、今もサラのシーンを使い続けている。子どもたちが戦争に巻き込まれる様子は、無力感と絶望感が胸を締め付けてくる。元気で前向きな主人公がいることで、逆に戦争の悲惨さが際立っていた。