2009年7月3日に公開のアニメ「化物語」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「化物語」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
化物語が視聴できる動画配信サービス
現在「化物語」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「化物語」が配信中です。
動画サービスPR | 利用料金 | 視聴 |
---|---|---|
|
今すぐ観る | |
|
今すぐ観る | |
|
今すぐ観る | |
|
今すぐ観る | |
|
今すぐ観る | |
|
今すぐ観る |
最終更新日
化物語のあらすじ
高校3年生のある日、阿良々木暦は、階段を踏み外して落ちてきた同級生、戦場ヶ原ひたぎを助ける。そのさりげない行動から、彼女の驚くべき秘密を知ることになる。ひたぎは「体重がない」特異な存在だった。高貴な家柄に生まれながらも、毒舌を振るうひたぎからは、秘密を守るよう厳しい口止めを受ける。しかし、暦は彼女の抱える問題を解決するために協力を申し出る。実は、暦自身もひたぎと同じように、人に言えない秘密を抱えていた。
化物語の詳細情報
「化物語」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
制作会社 | シャフト |
---|---|
原作者 | 西尾維新 |
監督 | 新房昭之 |
脚本家 | 新房昭之 東富耶子 |
キャラクターデザイナー | 渡辺明夫 |
主題歌・挿入歌 | supercell 加藤英美里 堀江由衣 斎藤千和 沢城みゆき 花澤香菜 |
出演者 | |
カテゴリー | アニメ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2009年7月3日 |
化物語の楽曲
「化物語」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラック化物語 劇伴音楽集 物語シリーズ
- メインテーマ君の知らない物語supercell
- オープニングテーマstaple stable物語シリーズ
化物語のエピソード
「化物語」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | ひたぎクラブ 其ノ壹 | 高校3年のある日、阿良々木暦は階段を踏み外し落ちてきた同級生の戦場ヶ原ひたぎを助ける。そんな何気ない行動から彼女の意外な秘密を知ってしまったた暦は、秘密をばらさない様ひたぎから強烈な口止めを受ける。一方的な罵りと攻撃を受けた暦だが、彼は、ひたぎが抱える問題解決の為に協力を申し出る。実は彼も、ひたぎと同様、人に言えない大きな秘密を隠していたのだった---。 |
02 | ひたぎクラブ 其ノ貮 | 暦はひたぎを連れて廃ビルに住む怪異にくわしい謎の流れ者 忍野メメに相談する。メメは「勝手に助かるだけ」と嘯くが、暦とひたぎに怪異を除くためのアドバイスを与える。 |
03 | まよいマイマイ 其ノ壹 | 母の日に妹と諍いを起こした阿良々木暦は、家に居づらくなり、一人見知らぬ公園でたたずむ。偶然その場を通りかかった戦場ヶ原ひたぎは、暴言とともに、阿良々木にとある申し出をする。 |
04 | まよいマイマイ 其ノ貮 | 阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎが公園で出会った少女、八九寺真宵。迷子になり目的地にたどり着けないという彼女を、戦場ヶ原ひたぎと共に送り届けようとする阿良々木だが――。 |
05 | まよいマイマイ 其ノ參 | 八九寺真宵が、母親の家にたどり着けない理由。それは、やはり怪異と関係があった。忍野メメからアドバイスを得た戦場ヶ原ひたぎは、阿良々木暦に驚くべき事実を告げる。 |
06 | するがモンキー 其ノ壹 | 5月末、阿良々木は、1学年下の女子生徒・神原駿河からストーキングされていた。弱小バスケ部を全国大会に導いた校内一のスターである彼女が、何故、阿良々木につきまとうのか……。 |
07 | するがモンキー 其ノ貮 | 神原駿河が阿良々木暦につきまとう理由は、ヴァルハラコンビを組んでいた中学時代の先輩・戦場ヶ原ひたぎへの想いにあった。そしてそれは同時に、怪異を呼び込む原因ともなっていた……。 |
08 | するがモンキー 其ノ參 | 神原駿河の想いを聞いた阿良々木暦は、彼女に取り憑いた怪異を払う為、忍野メメのもとを訪ねる。しかし、神原を助けたいという阿良々木に対して、忍野は残酷な事実を話し始める……。 |
09 | なでこスネイク 其ノ壹 | 阿良々木暦は、忍野メメから町はずれの神社にお札を貼ってくるよう依頼される。神原駿河と共に神社へ向かう阿良々木だが、境内で見たものは、五等分に切断された何匹もの蛇の死体だった。 |
10 | なでこスネイク 其ノ貮 | 神社で阿良々木暦とすれ違った不審な少女、千石撫子。妹の同級生で、阿良々木とも面識があった。蛇の呪いをかけられた彼女を救うため、忍野メメの力を借りる阿良々木だったが…。 |
11 | つばさキャット 其ノ壹 | 校門前で、この間のお礼に来たという千石撫子とマニアックな会話を繰り広げる阿良々木暦。そこに、羽川翼が通りかかるが、彼女は急に頭痛を訴える。 |
12 | つばさキャット 其ノ貮 | 阿良々木暦は昼休みに、戦場ヶ原ひたぎから初デートを宣言される。念願かなった阿良々木は、待ち合わせ場所にやって来るが、そこで待っていたのは彼女だけではなかった。 |
13 | つばさキャット 其ノ參 | ある日、阿良々木暦は、原因不明の頭痛に苦しむ羽川翼からメールで呼び出される。羽川が待つという公園に駆けつけた阿良々木は、彼女の身に起きた異変を知ることになる。 |
14 | つばさキャット 其ノ肆 | 阿良々木暦は、羽川翼を救う方法を見出すため、二人で忍野メメの元を訪れる。しかし何故か煮え切らない態度を取るメメ。阿良々木は、そんな彼からある事実を打ち明けられる。 |
15 | つばさキャット 其ノ伍 | 忍野メメの不自然な態度の原因は、忍野忍の家出だった。八九寺、神原、千石らとともに忍を探す阿良々木だが、どうしても見つけることができない。途方にくれる阿良々木の前に現れたのは…… |
感想・レビュー
え、面白かった。
数年前に1話だけ観た時は、癖が強くてセリフが多くて脳内処理が追いつかず、観るのをやめてしまったけど、今になってもう一度見たら普通に楽しめた。
アニメに慣れてきたのかな?
メインキャラクターによってOPが変わるのも良かった。
シリーズがたくさんあるから、他の作品も見てみたい。
神谷さんの早口言葉の動画を見たりしていたけど、ここでもそのスキルが存分に発揮されていた。
なぜか無性に見返したくなって再視聴。やっぱり好きだ。オーディブルでも聴いてみたんだけど、アニメが小説の内容を詰め込みすぎていて、思わず笑ってしまった。
まどマギ風のダークな世界観とかわいい女の子の対比は、エヴァのクラシック音楽のような格式高い様式美を想起させる。
独特な世界観が印象的だ。やはり曲も素晴らしいね。
自分は中二病っぽく、たくさんの台詞を喋り、思考を巡らせるのは好きだけど、あまりハマらなかった。どうしてだろう。
物語シリーズは作品数が豊富なので、他の作品も見てみたい。
評価どおりのアニメで、作品としての完成度は高かった。セリフや文字を用いた独特な伝え方がとても新鮮で、視聴者として強い印象を受けた。怪異の設定とキャラクターの魅力、物語性は極めて良かった一方、原作を知らないと世界観を掴むのが少し難しいと感じた。
登場人物の紹介、妖怪退治について。忍野メメが去った後、貝木が現れる。彼は戦場ヶ原と交際している。
知人のおすすめで視聴を始めた。まだよく分からず様子見中。1話の冒頭がパンツで始まる展開には正直、げんなりした。
【Blu-ray(購入)/LPCM 2.0ch】
「小学生の女子と本気でケンカし、本気の一本背負いを決めて勝ち誇っている男子高校生。それはまさに僕だった。」
—
高校生・阿良々木暦は、かつて怪異の王と称される吸血鬼に襲われたことで、普通の人間とは異なる身体を持つことになった。ある日、階段から落ちそうになった同級生・戦場ヶ原ひたぎを助けたことで、彼は次々に怪異と呼ばれる不思議な存在と関わることになる。クラスメイトや妹たちを巻き込みながら、暦は人と怪異の間で苦悩する少女たちに向き合っていく。
—
アニメ『化物語』は、西尾維新の人気ライトノベルを映像化した作品で、私も当時から毎月欠かさずBlu-rayを購入していたシリーズです。結果的に50枚近いBlu-rayを所有しており、それだけ多くの派生作品が存在し、長期にわたりファンから支持され続けていることが伺えます。
少数のキャラクターによるテンポの良い会話劇は、作品の大きな魅力であり、日常会話そのものが心地よさを生んでいます。阿良々木暦を中心にしたハーレム怪奇ギャグアニメのスタイルで、彼が偶然出会った怪異に苦しむ女性たちを助ける構図が毎回繰り返されます。物語の冒頭では、暦や羽川に関する怪異はすでに一部解決済みとなっており、初見では時系列的にとっつきにくい部分もあります。しかし、視聴を続けるうちに違和感が薄れ、その断片的な語り口が作品独自のリズムを生み出すことに気づかされます。暦と吸血鬼の出会いのエピソードは映画『傷物語』で更に掘り下げられています。
初めて『化物語』を見たときの印象は「制作費がすごそう」というものでした。ヒロインごとに異なる主題歌があり、それぞれの声優がキャラクターソングを歌っていることは非常に贅沢な体験です。15話の中で5曲のオープニングが用意されており、毎回専用の映像も作られている点には驚かされました。この豪華さこそが『化物語』の魅力の一つです。
演出面では、シャフトと新房昭之のコンビによる個性的なカット割りやモノトーン・文字演出が光ります。ギャグとシリアスの絶妙なバランス、そして会話のシュールさから下ネタ、さらには顔芸に至る幅広いトーンの使い分けが見られ、登場人物全てに無駄がありません。
戦場ヶ原ひたぎ【ひたぎクラブ】
「戦争をしましょう。」から始まる暦との奇妙な出会い。彼女は「ツンデレというよりツンドラ」と評される強烈な毒舌が特徴で、その根底には暦への絶対的な信頼と愛情があります。そのストレートな物言いは、かえって爽快感をもたらします。
八九寺真宵【まよいマイマイ】
小学生でありながら、暦との間でハラスメントといえるバトルを繰り広げるキャラクターです。そのやり取りはシリーズの「ギャグ」パートを支える重要な要素であり、『化物語』らしいユーモアを生み出しています。
神原駿河【するがモンキー】
**「常軌を逸したエロキャラ」**という表現がぴったりな後輩で、スポーツ万能な少女。友達にいたら楽しいタイプですが、あまりにもエロいため男女間の友情を考えさせるキャラクターです。彼女との友情を成立させている阿良々木は素晴らしいです。彼女の登場は物語を一層コミカルにし、同時にシリアスな深みも与えます。
千石撫子【なでこスネイク】
一言で「アザとい」という言葉がぴったりなキャラクターです。その「アザとさ」が魅力となり、観る者を惹きつけます。小さく儚げな外見の裏には怪異と過去の因縁があり、物語に緊張感を与えています。
羽川翼【つばさキャット】
「なんでもは知らないわよ。知ってることだけ」という名セリフを持つ、才色兼備のクラス委員長。暦から「尊敬」される超人キャラとして描かれていますが、完璧さゆえに「欠点」も大きいキャラクターで、彼女は暦の恩人であり物語基盤の重要なヒロインとなっています。
そして、もう一人忘れてはいけないのが吸血鬼の忍野忍。『化物語』では台詞も少なく印象が薄いものの、【つばさキャット】での短い出番でも鮮烈な見せ場は記憶に残ります。その後の『偽物語』や『〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』で彼女の存在感は増していき、シリーズ全体を支える重要キャラクターへと成長していきます。初めは影が薄い存在が、物語を進むにつれて「なくてはならないキャラ」へと変化する点も、シリーズの面白さの一つです。
『化物語』は、独特の会話劇と奇抜な演出、キャラクターたちの鮮烈な個性が絶妙に組み合わさった斬新なアニメでした。後に続く膨大な〈物語〉シリーズの幕開けにふさわしい作品であり、今見ても色褪せない魅力を持っています。
吸血鬼とその眷属になった高校生が、周囲で発生する怪異事件を不死身の体を活用して、日常生活に取り込んでいく物語。
主人公は、章ごとにヒロインが登場し、ハーレム要素を持ちながらも、第二章の時点で特定の彼女を得る展開を迎えます。
登場キャラクターは各々非常に個性的で、描写が斬新かつ挑戦的。制作会社シャフトがその名を広めた作品とも言えます。
アニメのキャストには安定した演技力を誇る声優が多く、その後の作品でも彼らの名前を見かけると、個人的にその新作への信頼感が高まります。
映像が非常にスタイリッシュで魅力的であり、独特なセリフの表現とも絶妙にマッチしています。私の中では、この作品がアニメの革命と言えるほどです。
怪異の設定が緻密で面白い。悪役として描くのではなく、人間とは別の「ただそう在るもの」として描くことで、独自の世界観と魅力が生まれている。キャラクターにはそれぞれ違った魅力があり、さまざまなかわいさが共存している点が素晴らしい。映像面でも見応えがあり、第四の壁を破る演出や文字の組み込み、独自の建物と文字が醸し出す雰囲気が新鮮で印象的だった。
短編集という印象はあるものの、飛び抜けて面白いわけではない。しかし、後半はかなり良かった。画風や描写の仕方は自分の好みではなかった。主題歌は聴いたことがある曲が多い。さらに、短編ごとにオープニングが違う点も特徴的だった。