パンプキン・シザーズはどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.1
パンプキン・シザーズ アニメ

2006年10月2日に公開のアニメ「パンプキン・シザーズ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「パンプキン・シザーズ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

パンプキン・シザーズが視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

パンプキン・シザーズのあらすじ

戦争の爪痕は深く。敵対するフロスト共和国との長き戦乱を経て、停戦から三年が過ぎても国民の暮らしはなお困窮していた。事態を憂慮した軍上層部は、飢餓・疫病・野盗化兵といった“戦災”からの復興を任務とする特別部隊、陸軍情報部第3課を新設する。帝国の不穏な情勢と貧困層の反発にも屈せず、貴族の誇りにかけて復興を成し遂げようと日々奮闘するアリス少尉。そして、謎めいた極秘部の存在が物語をさらに深く紡ぎ出す…

パンプキン・シザーズの詳細情報

「パンプキン・シザーズ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

制作会社
原作者
監督
脚本家
キャラクターデザイナー
主題歌・挿入歌
出演者
カテゴリー
制作国 日本
公開日 2006年10月2日

パンプキン・シザーズのエピソード

「パンプキン・シザーズ」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。

01 Episode:01 不可視の9番 停戦から3年。帝国は戦争の負の遺産に苦しんでいた。「狼」と名乗る中尉に率いられた一団「灰色の狼」も、戦車を武器に野盗化し山麓の村を恐怖に陥れている。陸軍情報部第3課に配属されたアリスは、少尉としてこの無法者たちを排除するため、村に出動した。が、実戦経験を積む敵は容易に降参しそうになく、ひとまず様子をうかがうことにする。立ち寄った村の食堂には、放浪の旅を続けるオーランドの姿もあった。
02 Episode:02 戦災復興部隊 先のダム占拠事件解決に於ける功績が認められて、陸軍情報部第3課に迎えられたオーランド。治安悪化を進言する差出人不明の嘆願書の真偽を確かめるため、ウォルキンスの領地に向かう。暗く沈んだ街で一行は、領民を標的にして戦車砲を撃つというウォルキンス子爵の蛮行を知る。貴族という身分に守られ、ゆがんだ欲望を満たす暴君に、同じ貴族階級にあるアリスは子爵の居城へ直談判に押しかける。
03 Episode:03 其は貴きものなりて 恵まれた貴族の立場に甘んじたくないと、生活の見直しを始めたアリス。そんな彼女に崩落したトンネルの復旧任務が下る。 さっそく陸情3課小隊は地元住民に工事を発注する。だが、かつて同様の作業でタダ働きをさせられた村人たちは仕事を拒否。やむなくアリスは自らツルハシを振るい、少しでも作業を進めようとするが、意地を張ったために倒れてしまう。
04 Episode:04 ヒビ割れた肖像 先に解決したウォルキンス伯爵の一件。彼の戦車には研究段階にある高度な軍事技術が施されていた。そこで陸情3課小隊は戦車開発の偉人コルトゥ博士を訪ね、真相を探り出そうとする。だが、博士は何ら助言を与えてはくれなかった。手がかりが掴めぬまま、技術班による戦車解体が始まろうとしたとき、新型装甲車の銃口が突然火を噴く。仲間の危機に、オーランドはランタンを灯し、単身装甲車に立ち向かう!
05 Episode:05 あさはかな者達 負傷したオーランドは現在入院中。見舞いに来た3課の面々を見た相部屋の患者ワンツは、仲間同士のやりとりを微笑ましく眺めていた。一方、危機一髪のところをオーランドの捨て身の行動で救ってもらったマーチスは、存在しないはずの部隊「不可視の9番」が気になり始める。資料を当たる彼に、オレルドも色男独自の援護射撃。二人は人事課の極秘ファイルから、ついに「カウプラン機関」の名を割り出すのだった。
06 Episode:06 豊饒な時間 局舎前の路上に捨てられていた生後間もない赤ん坊を3課に連れてきたオーランド。不意の珍客に右往左往する3課の面々。ハンクスは養育施設への引き渡しを命じようとするが、アリスは親探しを買って出る。ハンクスも「戦災復興」の一環として、これを許可。乳飲み子をおぶったオーランドを残し、一同は喧噪の闇市へと向かう。
07 Episode:07 踊る者踊らされる者 匿名のタレコミに基づいて、配給品横領の調査に向かう陸情3課小隊。だが、いつもの顔ぶれの中にアリスの姿はない。パーティーの身支度に手間取るアリスに、姉のエリスとソリスも気が気ではない。ようやくドレスを身にまとったアリスは、馬車でパーティー会場へと向かう。一方、領主邸を調べていた陸情3課小隊は、庭園内に腐敗した配給品を見つけるが、領主の私兵が自動小銃で攻撃を仕掛けてきた。
08 Episode:08 雪原に燃えて 雪山を越える輸送任務の最中、 陸情3課小隊の乗った雪上車を山賊団が襲う。タイヤを破壊された車輌は崖の下へと呑み込まれていった……。何とか命拾いしたものの、移動手段を失った隊員たち。吹雪に見舞われ山小屋に避難するが、山賊の追跡を逃れるために火を使えず、寒さを堪え忍ぶしかない。だが、やがて負傷したマーチスが発熱。アリスは意を決し、暖炉に火を入れる。
09 Episode:09 朝霧の女 配給品の分配を気ままに済ませたオレルドは夜の街へ。たまに足を運ぶ店で楽しくやっていると、そこに今まで気に留めていなかった存在が。霧がたなびく夜明けの街で見かけた女・ハンナだった。翌日も同じ店に通ったオレルドは、両親を失った彼女が17歳から辛い境遇で生きてきたこと、さらに、6年前戦場に駆り出された青年の帰りを待ち続けていることを知る。悲しい境遇を知り、オレルドは次第に彼女に肩入れし始めるが…。
10 Episode:10 カボチャとハサミ 最愛の妹を心配するエリスとソリスは、帰宅したアリスに外出禁止を言い渡す。姉二人は、どうやら軍に休暇届けを出すつもりらしい。大半のメンバーが出払ったオフィスでは、ステッキンが、オーランドを相手に3課の来歴を語っている。エリートコースを歩んでいたはずのマーチスの3課赴任。そこにも、彼なりの事情があったと言うのだ。 陸情3課の過去に起きた事件とは…!?。パンプキン・シザーズ結成秘話がここに語られる!
11 Episode:11 静かなる胎動 新聞記者ドルトンが陸情3課の取材にやって来た。政府の提灯記事とは知りながら、まんざら悪い気はしない隊員たち。アリスは例のごとく真剣に、復興にかける思いを熱く語るのだった。翌朝、自分たちの記事が掲載された新聞を満足げに眺める3課の面々。場末のカフェで働く女セシルは、記事に目を留め、ある決意を胸に秘めていた。一方ドルトンは、「不可視の9番」の秘密に興味を持ち、オーランドの謎に迫ろうとするが…。
12 Episode:12 見えざる痛み 誘拐されて消息を絶ったアリス。オレルドとオーランドは、拉致に使用された馬車を手がかりに、犯人の身元を割り出しつつあった。その頃、新聞記者ドルトンは陸情3課を再訪し、対戦車銃「ドアノッカー」の存在から零距離射撃を行う兵士、オーランドの来歴を探りにかかる。軍事機密を追う者の身には危険が及ぶ……ハンクスの忠告を無視したドルトン、そして秘密を知るセシルたちを、怪しい男がつけ狙っていた…!!
13 Episode:13 粗野にして美味 隣国ローデリアの姫セッティエームが、お忍びで帝国を訪れるという報せが入る。目的は陸情3課が捕らえたローデリア国籍の密輸業者の解放。姫に接した経験を持つアリスは、その明晰な頭脳が取る行動に警戒心を強めていた。一方、休暇中のマーチスは思わぬところでセッティエームと遭遇。しかし、自ら姫と名乗る彼女の発言を信用できず、強気な態度に困惑するばかり。二人はお気に入りのホットドッグ屋の屋台を探し始めるが…。
14 Episode:14 焔、いまだ消えず 帝都の地下水道では陸情1課隊員が必死の抵抗を続けていた。襲い来る相手は「908HTT」の部隊章を付け、火焰放射器を手にした兵士ハンス。地下水道には帝都へ流れ着いた難民たちが多数存在していた。オレルドは水道管理局の職員が少女マリエルを恐喝する場に出くわし、彼女の窮地を救う。アリスは国営農場での仕事を斡旋するが、なぜかマリエルの父たちは、その劣悪な環境を離れようとしなかった。
15 Episode:15 迷走する選択 陸情3課小隊の眼前に、火焰放射器を手にしたハンスが出現する。脱出を試みるが、燃えさかる炎の壁は徹底して退路を断つ。水道局員たちはハンスを味方と思い込むが、火焰放射器は容赦なく彼らを炎に包んだ。瀕死の局員を救出するアリス。さらに火を噴こうとする放射器に敢然とオーランドが立ちはだかった時、ハンスはオーランドのランタンを目にして彼を仲間と認識するのだった。
16 Episode:16 斬り裂きし者 地下水道の難民たちに常習性薬物「ヒンメル」をばらまき続ける水道管理局の長ミヨン。その背後には「銀の車輪結社」の暗躍があった。薬物取引の現場を押さえに地下水道へやって来たアリスたち。だが、陸情1課の実動第1小隊「クレイモア・ワン」が先んじて装甲車で突入する。彼らは作戦に介入してきた陸情3課さえ敵視し、友軍でありながら両者に一触即発の緊張がみなぎるのだった。
17 Episode:17 なお救われぬ闇たち 「銀の車輪結社」の命令に従い、水道局長ミヨンを守るハンス。部隊「908HTT」唯一の生存者である彼は、忌まわしい記憶に悩まされながら、ミヨンと地下水道を進んでいた。そしてアリスは血気にはやる陸情1課隊員たちを足止めするため、双剣メーネを振るい続ける。精鋭「クレイモア・ワン」を相手に孤軍奮闘するも、次第に疲労は蓄積していく。その頃、ハンクスは1課のコネリー少佐を訪ね、ある駆け引きに出ていた。
18 Episode:18 小さな戦力 多くの命が奪われた地下水道での一件以来、陸情3課は重い空気に包まれていた。とりわけオーランドの表情は沈鬱なまま。そこでステッキンはダンスで皆の明るさを取り戻そうと、こっそりステップを踏んでみるが、これは予想以上に恥ずかしいものだった。それならばと、一緒にランチを取ることにする。彼女たちがテーブルに着くと、向かってくる男が一人。陸情1課所属の鼻持ちならない人物、ラーン准尉だった。
19 Episode:19 甘い罠 姉二人と舞踏会の会場へ到着したアリスは、招待客たちの好奇の眼差しを感じながら中を進んでいた。そこへ現れたのは、経済管理庁長官のパウロ侯爵。非礼な彼は、食べ物で汚れた手も気にせず、握手を求めてくる。やむなく応じようとするアリスを救ったのは、レオニール・テイラー……アリスの婚約者だった。
20 Episode:20 演者入場 アリスはレオニールに誘われてダンスを踊るが、心はどこか虚ろだった。同じ頃、市民の一団が舞踏会突入を計画していた。オーランドはその動きを察知するが、尾行を気付かれて不意打ちを食らう。窮地をオレルドが救うが、その間にも襲撃の時間は刻一刻と迫っていた。負傷したオーランドとともに、マーチスとオレルドは会場へと急ぐが、主賓を迎えた舞踏会に武器を手にした一団が乱入する。
21 Episode:21 木偶と偶像 経済管理庁長官の立場を利用し、不正を働くパウロ侯爵。彼に鉄槌を下そうと、舞踏会場を平民の一群が襲撃した。陸情1課のコネリー少佐は予想される惨劇によって同課の権限拡大を狙い周囲を封鎖する。血気にはやる群衆を制するためパウロ侯爵に決闘を申し出たアリスは、護衛の精鋭二人を相手に不利な勝負に挑む。加勢しようと前へ進み出たオーランドに、冷酷なジャンの凶器が容赦なく振り下ろされた!
22 Episode:22 孤独な天秤 パウロ侯爵の護衛、アランとジャンと対決するアリスとオーランド。アリスが勝てばパウロ侯爵は当局へ出頭し、侵入した平民たちの罪は問わないとするレオニール・テイラーの提言は受け容れられたかに思えた。しかし、貴族への積年の怨みがその程度で消えるはずもない。アリスの死闘へ視線が集まる中、殺気立つ平民の一部がパウロ侯爵に襲いかかろうとする…。
23 Episode:23 そして甘い罠 窮地に陥っていたアリスは、オーランドの言葉から陸情3課少尉としての自信を取り戻す。アランの武器にひるまず、突き出される短剣。アリスは劣勢から互角の勝負へと、態勢を立て直していく。決闘を見つめる平民たちの間にも、変化は生じつつあった。憎むべき貴族に制裁を加えるべきか、それとも別の方法で真の正義を求めるべきか。その緊迫した状況下、舞踏会場の周辺では包囲網が厳重に敷かれつつあった。
24 Episode:24 軍人・平民・貴族 死闘は決着した。しかし、舞踏会場に踏み込んだ一団の中には、目的が果たせなかった怒りの矛先をアリスに向けようとする者もいた。その衝突を制止したのは、混乱の元凶パウロ侯爵であった。彼は本来の決闘を行おうと主張し、疲弊したアリスに代理を立てることを認める。アリスが指名したのは、反乱の主導者カール。ここに貴族と平民の決闘が始まった。貧困から我が子を失ったカールは怨みの銃口をパウロに向けるが…!?

感想・レビュー

  1. 福岡聖菜

    連載開始から20年以上経つ未完の漫画が、待望のアニメ化にもかかわらず途中で終わる現実。とはいえ、物語の核となる「人間としての誇りの物語」への道筋はおおむね見えており、現段階でもこの先を想像させる余白が残る。貴族も平民も、誇りをもってまっとうに生きる、それが真の戦後復興だという理想が、荒んだ戦後の現実の中でどのように貫かれていくのかそのドラマが今後も展開するのではないかと期待が膨らむ。GONZOの初期作らしく階級闘争の描写に長けており、登場人物は皆生き生きと描かれ、作品世界もリアルに息づいている。そんな完成度を感じさせつつも、途中で幕を閉じてしまうのはやはり残念。やはり原作を手に取るべき流れなのだろう。

  2. 岩立沙穂

    停戦から3年後の「戦後」を舞台に展開される、戦災復興部隊パンプキン・シザーズの物語。オープニングで高橋洋子さんの「蒼き炎(フランム)」が流れ、完璧なスタートを切るのが本当に素晴らしい。激しい貧富の差や理想主義と現実という、今の時代に特に響くテーマが描かれる。

    正直、ここまで放送を追うのが遅れるとは思っていなかった。しかし、結果的にそれも皮肉なことにちょうど良かったように感じます。

    特にクライマックスで平民・貴族・軍人が一つの場所で緊迫した状況に陥るシーンは、現実でもこのように対面して何が重要で、何をなすべきなのかを心からぶつけ合ってほしいと思わせる、見事な場面だと感じました(この時のパウロのキャラクターが特に良かったです)。

    私の推しキャラはオレルド准尉とハンクス大尉です。オレルドは鳥海さんが演じる中で、最も人間らしく魅力的で、飄々とした姿勢の中に真剣さを隠しているのが特に印象的です。ハンクスは「動かざること山のごとし」を体現しており、悲惨な過去を背負った繊細さがチョーさんの演技によってさらに引き立てられました。
    #月曜25時#火曜深夜1時#貴族#平民#軍人

  3. B2mama B2mama

    アリス少尉の真っ直ぐすぎる性格を、仲間たちが上手く支え合っている。
    陸軍情報部第3課『パンプキン・シザーズ』
    テーマは重いけれど、キャラそれぞれが生きていてとても面白い!
    オープニングの『蒼き炎』もアニメにぴったりで、聴くと胸が熱くなる
    続編をぜひ作ってほしいな

  4. 杉山 真

    終盤の決闘は長くて微妙だった一方、1話完結のエピソードはどれも面白かったです。

  5. ゆぴ ゆぴ

    主演・静の演技が光る、熱量と倫理観が交差する話題作の感想を、エピソード別に読みやすく整理しました。

    制作陣とOP
    OPは蒼き炎。歌唱は高橋洋子、作曲・演出は大森俊之のタッグで、熱量あふれるオープニングが作品の空気を一気に引き寄せます。

    1. 気持ちの無駄死に。命を踏みにじられる兵士と、アンチタンクトルーパーの迫力ある描写。

    2. 鳥海さんの格好良さと名言。生まれ方ではなく生き方の大切さが、心を刺す名場面。

    3. 市井の人々の現実と綺麗事の葛藤。アリスの戦いを軸に描く、完成度の高い作品。

    4. インビジブル9。

    5. 不安定な社会では人は死ぬ。だからこそ刺さる現実感。

    6. 我々はおっぱいだと叫ぶ場面も。鳥海さんのカッコよさと、死にゆく母親の髪型が印象的。幸福を贅沢品にしない社会を作ろうとする熱い意思。

    7. 自動小銃のリアリティある描写。

    8. エッサンはエッセンか?という問い。ビンタで声を上げる場面の笑い。巨大な伍長がいつも誰かを引き上げる描写が印象的。

    9. 切なさと葛藤。乗り越えるには現実と向き合うしかないというメッセージ。

    10. 三課の存在意義は民のため。理想主義で独善的にも映るが、人のために正しくありたいという情熱が勝る。これがアニメの美学。

    11. イメージは大事。笑顔は勲章。現実を変えるのは言葉より行動という信念。

    12. 暗殺と奥歯に潜む毒の描写。

    13. 斎藤千和と青野武の熱演。姫さまの可愛らしさ、マーチスの偉大さ。育ってきた環境が人を強くするというテーマ。泣ける場面が多く、人の弱みよりも使える力の尊さを描く、教えの詰まった名作。

    14. 908HTT。燃えて死ぬのが最も苦しい瞬間。

    15. 水には弱い伍長、カウプラン、マリエルちゃんの髪、オリエルの手法。泣ける場面と尊厳を守る信念。「お前はハサミだ」「ネズミの牙も侮れん」という力強いセリフが印象的。

    16. 銀の車輪、無能は罪。信頼したなら過度に心配するな。アリスがかっこいい。

    17. 伍長の涙が胸を打つ。

    18. 信仰は人それぞれ。自分の演技力にも自信を持つ。帝国一の一人上手という評価も。植田佳奈の歌唱も光り、鳥海さんの魅力が際立つ。特殊EDのパンプキン音頭も話題。

    19. 今を生きるアリス。シュルツは本当はいい奴だが、複雑な事情も。

    20. マゾ的な側面も描かれる場面。正義を問うセリフや、泣ける姉キャラの存在。お色気要素も話題。声優の熱演が光る。アリス最高!

    21. 少し攻殻機動隊チックな雰囲気。フレイルとマチェットの対比。不公平な社会を許せない強い信念。

    22. 二人の戦い方のクセが光る。領域展開のような見せ場。喪服の黒ドレスをまとったお姉様が凛とし、アリスの格好良さが際立つ。

    23. アリスTUEEEEの連続。アリスのかっこよさが最高潮に。

    24. ホースト侯公は偉大。みんなは普通に生きたいだけ。ホースト侯も登場?と思わせる展開。名作だった。もう一度観たい、原作も読みたい。

    総評
    静の演技と熱い信念、現実と理想の葛藤が見どころ。音楽と演出が作品世界を支え、名セリフとドラマチックな展開が長く心に残る名作としておすすめです。名言と熱いバトル、キャラクターの成長を楽しみたい人に最適な一作。

  6. ぺご ぺご

    戦争によって国民が困窮し、腐敗が蔓延する架空の国家での出来事を描いた作品で、陸軍情報部第3課、通称パンプキンシザーズの復興任務に焦点を当てています。

    全24話で構成され、各話は1~2話で完結する小さな事件が続き、最後の3話では大きな事件を扱い、物語は幕を閉じます。大きな陰謀が示唆され、復興の過程も国家問題の根本的解決には至っていないため、続編の可能性を残した形で終わります。

    舞台となる国家では上層部まで腐敗が広がり、陸軍情報部第3課は復興を旗印にした名目上の存在で、軍内でも窓際部署とされています。しかし、主人公のアリス少尉は貴族の家に生まれ、軍歴は箔をつけるものとされながらも、ノブレス・オブリージュの精神から復興に燃え、実働部隊を指揮しています。アリス少尉の努力が他の部隊や部署から煙たがられることもあり、彼女の正義感に燃える苦悩が描かれます。また、謎の特殊部隊出身のオーランド伍長を中心に、荒廃した国民や兵士たちの心情も丁寧に掘り下げており、ヒューマンドラマが物語の核心となっています。

    この作品はミリタリーものですが、国家機関に勤める者たちの葛藤を描く点で『ACCA13区監察課』に通じるところがあります。

    ミリタリーでありながらもアクションの作画は控えめながら見ごたえがあり、制作会社のGONZOが絶頂期にあたります。

    2000年代の作品で、キャラクターデザインは少し古めかしい印象を受け、主人公の青臭さや伍長の野暮ったさが気になる部分もありますが、全体として良作と評価できます。

  7. にわとり

    題材や雰囲気は素晴らしいが、21話以降は非常にストレスを感じる展開が続く。内容に不満が残る。