この記事では、鬼滅の刃 遊郭編を見ることができる動画配信サービスを紹介します。
動画配信サービス
あらすじ
原作は吾峠呼世晴(集英社ジャンプ コミックス刊)、アニメーション制作はufotableによる『鬼滅の刃』。2019年4月より放送を開始し、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼となった妹の禰豆子を人間に戻すため鬼殺隊へ入隊するところから物語は始まる。人と鬼の切ないドラマ、鬼気迫る剣戟、そして時折描かれるコミカルな場面も人気を博し、国内外で大きな話題となった。
詳細情報
制作会社 | ufotable |
原作者 | 吾峠呼世晴 |
監督 | 外崎春雄 |
キャラクターデザイナー | 松島晃 |
主題歌・挿入歌 | Aimer |
出演者 | 下野紘 宮野真守 小山力也 小西克幸 日野聡 木村昴 東山奈央 松岡禎丞 榎木淳弥 沢城みゆき 石上静香 種﨑敦美 花江夏樹 逢坂良太 鬼頭明里 |
カテゴリー | アニメ |
制作国 | 日本 |
エピソード
01 | 音柱・宇髄天元 | 無限列車での任務を終えた炭治郎たちは、蝶屋敷で療養生活を送っていた。 そんななか、炭治郎は煉獄の言づてを伝えるべく煉獄の生家を訪れる。 亡き杏寿郎を侮辱する父・槇寿郎に憤る炭治郎だったが、炭治郎の耳飾りを見た途端、槇寿郎は目の色を変える。 はたして、炭治郎は煉獄家で何を知るのか――。 |
02 | 遊郭潜入 | 宇髄とともに任務につくことになった炭治郎、禰??豆子、善逸、伊之助。 向かった先は、夜に輝く街・遊郭--宇髄の三人の嫁が鬼の情報収集のために潜んでいたが、定期連絡が途絶えたという。 炭治郎たちは情報を得るため、変装して店への潜入任務を行うことになるが……。 |
03 | 何者? | 宇髄の嫁たちの情報を得るため、それぞれ遊郭の店に潜入した炭治郎たち。 潜入先でまきをの話を聞き、訝しんだ伊之助は意を決して部屋に踏み込む。 一方、少女の泣き声を聞いた善逸は、声のもとへ駆けつける。 傷ついた少女と荒れた部屋に驚く善逸だったが、その後ろには迫る影が--。 |
04 | 今夜 | 上弦の陸・堕姫と出会った善逸は、彼女が鬼であることを察知するが、同時に堕姫も善逸が鬼殺隊であることに気づく。そして、その直後に善逸は行方知れずとなってしまう。定期連絡で集まった炭治郎、伊之助は、宇髄からそのことを知らされ、遊郭から出るよう告げられるが……。 |
05 | ド派手に行くぜ‼ | 京極屋の主人から蕨姫花魁のことを聞き出した宇髄は、彼女が鬼であると睨む。鬼の気配を探りつつ、病気のために場所を移ったという雛鶴を探しに向かうと、そこでは雛鶴が堕姫の帯に囚われていた。一方、堕姫との戦いに苦戦する炭治郎は、状況の打破を狙い、次なる技を繰り出す??。 |
06 | 重なる記憶 | 「ヒノカミ神楽」を繰り出しながら堕姫の猛攻に食らいつく炭治郎。しかし、宇髄たちの攻撃を受け鬼の巣から逃げ出した帯が堕姫のもとに集まり、堕姫は力を増してしまう。さらに、騒ぎを聞きつけた街の人たちが建物から出てくると、堕姫の攻撃は街の人たちにも襲い掛かり……。 |
07 | 変貌 | 炭治郎の危機に駆け付けた禰豆子だったが、堕姫の攻撃を受けるなかで禰豆子の姿はより鬼へと近づいてしまう。鬼化が進んだ禰豆子は堕姫を圧倒するが、戦いに巻き込まれて血を流した人を前に襲い掛かろうとしてしまう。どうにか禰豆子を抑え込もうとする炭治郎だが、そこに堕姫が迫り……。 |
08 | 集結 | 堕姫と、堕姫の中から現れたもう一体の鬼・妓夫太郎に立ち向かう宇髄。二体を相手に激しい戦いを繰り広げる宇髄だったが、妓夫太郎の鎌に仕込まれていた猛毒により体力が奪われていく。そこに、眠ったままの善逸と伊之助、禰豆子を休ませた炭治郎が駆け付ける--。 |
09 | 上弦の鬼を倒したら | 藤の花の毒を使った雛鶴の援護により妓夫太郎に一瞬の隙が生まれるが、あと一歩のところで炭治郎と宇髄の攻撃は阻まれてしまう。さらに、血鬼術を使い宇髄の前から姿をくらました妓夫太郎が雛鶴に襲い掛かる。雛鶴を救おうとする炭治郎と宇髄の前を堕姫の帯が阻み…… |
10 | 絶対諦めない | 帯の攻撃により建物が崩れ、瓦礫の中で炭治郎は目を覚ました。善逸は瓦礫に押し潰され、伊之助は妓夫太郎の鎌で胸を突かれ、宇髄は片腕を失い心臓が止まっていた。妓夫太郎は炭治郎をみっともないと罵り嘲笑い、炭治郎にはもはや打つ手がないかに思われたが……。 |
11 | 何度生まれ変わっても | 壮絶な戦いの末、炭治郎と宇髄が妓夫太郎の頸を、善逸と伊之助が堕姫の頸を、ついに同時に斬り落とした。しかし、妓夫太郎の強力な血鬼術が放たれ、街は瓦礫に覆われてしまう。目を覚ました炭治郎は、禰豆子、善逸と合流するが、妓夫太郎の毒を食らった伊之助、宇髄が死に瀕していた――。 |
感想・レビュー
竈門兄妹が出会ったきっかけが義勇さんで本当に良かった、っていう話ですよね。宇髄さんは嫁が多いキャラだけど、それでも漢気があって頼もしいですよね。
気強い女の子が涙を浮かべる姿は心に響く。梅の可愛さが際立つ中、全く死なない感じの戦闘に、炭治郎の体育会系なメンタルには少し驚かされた。
鬼滅の刃アニメで一番好きな展開は、妓夫太郎と堕姫の最期シーンだ。涙が止まらない。鬼の過去シーンで、炭治郎がそれ以上は言ってはいけないと口を押さえる場面には、言葉は刃だと再認識させられた。感情のままに言葉を放ってはいけない、という教訓を強く感じる。雛鶴があの死亡フラグの中で生きているのは奇跡だ。天元様が圧倒的にかっこいい。OPの映像では天元様の妻たちが堂々と座っている姿が特に印象的で好きだ。猗窩座再来の場面を見た後に改めて見ると、炭治郎が動けない場面が多くてもどかしいが、それだけ彼が大きく成長していく物語だと思う。
戦闘シーンのクオリティは圧倒的だ。ufotableの作画は言わずもがなだが、特に宇髄の戦闘は色彩、カメラワーク、エフェクトが全て炸裂しており、まさに映像のインパクトが感じられる最高の出来だった。
全体を通じて、立志編や無限列車編よりも一段階進化した『鬼滅』の印象を受ける。テンポが良く、全11話がほぼノンストップで進行するため、視聴しやすい。そして、キャラクターの人間的な情感もしっかり描かれているのが印象的だ。
ド派手な演出に期待していたら、まるでテレビアニメとは思えないほどの美しい作画で戦闘シーンが展開され、心が躍った。オープニングも素晴らしかった。堕姫の声はファイルーズあいかと思ったら、実際は沢城みゆきで、個人的に徐倫を思い出して熱くなった。お兄ちゃんはチョコラータの話し方に似ていて面白かった。
派手さとクオリティの高いバトルシーンが眼を引き、技の数々が見ていて楽しい。あっという間に見終わりました。宇髄は強かったですが、もっと多彩な技を駆使する展開が見たかったです。
そして私は、恋愛よりも兄妹・家族愛に心を動かされるタイプだと、ラストで改めて気づかされました。結末がどこへ向かおうと、お兄ちゃんとずっと一緒にいたいと号泣する梅と、それを突き放そうとした妓夫太郎の二人の関係描写には、憎めない魅力を感じました。
バトルシーンの作画は圧巻で、日本のアニメーターの皆さんは私たちの誇りです。物語には、鬼にもそれぞれ事情があり、妓夫太郎と堕姫が鬼になってしまった背景には、本人たちだけでなく周囲の環境も大きく影響している、という設定があります。しかし、だからといって妓夫太郎や堕姫に自分の大切な人が無慈悲に殺されたとしたら、やはり許せないし、この二人に全面的に共感できるわけではありません。とはいえ、炭治郎の素晴らしさは、こうした状況でもこの二人に共感できる力、つまり広い共感力と共感範囲にあるのだと感じました。
連携プレーが増えると、自然とテンションが上がった。鬼って昔は人間だったんだなあ、どうしてこんなことになっちゃったんだろうと、少し虚しく感じた。 #ぽてこ2025アニメ
声に出して読みたくなる名前No.1『宇髄天元』。天元さまの名前の響きは格好良く、鬼滅の刃ファンなら誰もが惹かれるはず。さまざまな兄弟の模様が見られる点も魅力で、ここまでの印象ならこのキャラが一番好きかもしれない。
天元様は圧倒的にカッコよく、奥さま方も魅力的。炭治郎たちの成長スピードも驚くほどで、追い詰められ続けても決して諦めず食らいつく彼らの姿勢が大きな強みだと思います。作画は言わずもがな完璧で、ufotableさんが作ってくれて本当に良かったと感じました。