鋼鉄神ジーグはどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.2
鋼鉄神ジーグ アニメ

2007年4月5日に公開のアニメ「鋼鉄神ジーグ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「鋼鉄神ジーグ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

鋼鉄神ジーグが視聴できる動画配信サービス

現在「鋼鉄神ジーグ」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「鋼鉄神ジーグ」が配信中です。

動画サービスPR 配信種別 利用料金
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最終更新日

鋼鉄神ジーグのあらすじ

かつて、鋼鉄ジーグと邪魔大王国の最終決戦の地だった九州は、あの日を境に謎の結界“ゾーン”に包まれ、いまも通信不能のままだ。50年の時が過ぎ、ゾーンに遮られた九州を望む本州最南端の町。高校生ライダー・草薙剣児は、地中から突如現れたハニワ幻神・魔愚羅と遭遇する。魔愚羅の復活を予見して作られた新生ビルドベースが、いま、立ち上がる!飛べビッグシューター!放てジーグパーツ!忘れられた大地を取り戻すべく、鋼鉄神ジーグよ、邪魔大王国を叩き潰せ!!

鋼鉄神ジーグの詳細情報

「鋼鉄神ジーグ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

制作会社
原作者
監督
脚本家
キャラクターデザイナー
主題歌・挿入歌
出演者
カテゴリー
制作国 日本
公開日 2007年4月5日

鋼鉄神ジーグのエピソード

「鋼鉄神ジーグ」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。

01 ビルドアップ! 鋼鉄ジーグ!! かつて、鋼鉄ジーグと邪魔大王国の最終決戦の地となった九州。そこはあの日より、謎の結界“ゾーン"に覆われ連絡不能となっていた。あれから50年……。"ゾーン"に遮られた九州を望む本州最南端の町。高校生ライダー・草薙剣児は突如地中から現れたハニワ幻神・魔愚羅(まぐら)と遭遇する。
02 蘇る妃魅禍! 復活! 邪魔大王国 ビッグシューターから射出されたパーツで鋼鉄ジーグにビルドアップした剣児。魔愚羅(まぐら)との戦いの中、ゾーンが広がり、ゾーンの中に飲み込まれてしまう剣児たち。その頃、阿蘇の地中深くでは、かつてのジーグに封印された邪魔大王国の女王・妃魅禍(ヒミカ)が復活を遂げていた。
03 じゃじゃ馬ならし! 炸裂! 地獄ビンタ 未だ状況を把握し切れていない剣児に、50年前のジーグと邪魔大王国の戦いについて語る珠城司令。ジーグと同調できるのは自分だけだと知り、自分が選ばれし者であると調子に乗る剣児。一方、妃魅禍(ヒミカ)は新たなるジーグの中に銅鐸(どうたく)の存在を感じ、ハニワ幻神・馬頭羅(めずら)を博多に出現させる。
04 決死の水中バトル! 列車砲準備よし! ゾーン内の現状の把握と、設備の復旧を急ぐビルドベース。見守るしかない剣児は雷鋼馬で偵察に出かける。珠城司令と司馬遷次郎はデータ収集のため、ゾーン内にあった旧ビルドベースの調査を敢行する。旧ビルドベースを訪れた珠城司令と遷次郎はゾーンの中が時間が止まっていたかのように50年前と全く変わっていないことを知る。 一方、妃魅禍配下の黄泉軍兵に抵抗を続ける自衛隊員たちに会う剣児。そこに、海中からハニワ幻神・加治羅(かじら)が迫る。
05 無我夢中? 恐るべし、邪魔大王国の罠 ハニワ幻神・罵玖羅(ばくら)との戦いから戻った剣児たちはビルドベースの食堂でくつろいでいた。不意に奇妙な感覚にとらわれる剣児たち。まるで夢を見ているかように幼い日の思い出の中に入っていく剣児とつばき。鏡も不思議な古代の幻影を見ていた。柳生も早乙女も身堂も、いつしか不思議な日常の中にとらわれ違和感を覚え始める。戦闘に出た者だけが、知らず知らずのうちに奇妙な世界に引き込まれていた。繰り返す日常。なにかが違うと気づいた剣児は、その世界からの脱出を試みるが……。
06 摩訶不思議 大黒様もビルドアップ! この先、剣児の気合だけの闘いでは危険だと 感じ、もっとジーグを理解させ、無理のない戦闘をさせようと個人授業を始めるつばき。しかし、剣児は机に座るとすぐに居眠りをする始末……。困っているつばきに、剣児をその気にさせるならいい方法があると身堂たちがもちかける。剣児が特訓をクリアしたらご褒美をやるといい、その気にさせる柳生。スケベ心から、俄然、やる気を出す剣児。そんな時、邪魔大王国の阿磨疎(アマソ)と壬魔使(ミマシ)がハニワ幻神・魔可羅(まから)を率い出現する。
07 侵入! 高千穂の峰へ! 霧の大地にヤツを見た! 50年前の最終決戦の日から謎のエネルギーが滞留し、もっとも濃度の濃い高千穂周辺。美和もその場所の調査が重要であると感じていたが、常識を遥かに上回る高重圧反応に調査隊を差し向けることを躊躇していた。そんな時、遷次郎に来客が訪れる。妻の菊江と娘のまゆみだった。二人はゾーンの中の九州で生きていた。宙のことを聞かれ、答えられない遷次郎。宙がいる可能性のもっとも高いのも高千穂の峰だった。高千穂の高重圧反応が突然収まり、美和は調査を決断する。霧に霞む高千穂の火口で剣児たちが見たものは……。
08 愛の力でジーグを狙え! 換装完了 高度1万メートル! 高千穂で発見されたのは首の無い宙のジーグだった。宙はどこに……? コクーン化したジーグヘッドは壱鬼馬(イキマ)が八岐之大蛇に持ち帰っていた。ジーグヘッドから銅鐸を取り出そうとする妃魅禍(ヒミカ)だが取り出せないでいた。壱鬼馬はもう一つの銅鐸が手に入れば二つの銅鐸の共鳴により取り出せるに違いないと考え、ハニワ幻神・徒鼻羅(とびら)で剣児のジーグの銅鐸を狙う。空を高速で飛行する徒鼻羅に翻弄される剣児。ギガシューターにスカイパーツを装填するが、余りにも速い敵の動きに換装ポイントが定まらない。早く換装しないと、剣児が危ない……! その時、つばきの潜在能力が……。
09 非情なる策略! ビルドベース殲滅作戦! ハニワ幻神・玄武羅(げぶら)でビルドベースに全面攻撃を敢行する壱鬼馬(イキマ)、壬魔使(ミマソ)、阿磨疎(アマソ)。防御力の高い玄武羅に手を焼くビルドベース。このまま玄武羅の接近を許せば、ビルドベースは壊滅的なダメージを受ける。攻防戦に苦戦するジーグたち。しかし、妃魅禍(ヒミカ)たちの狙いは別にあった。つばきの能力に気がついた妃魅禍は、その能力を利用して、宙(ひろし)のジーグヘッドから銅鐸を取り出そうとつばきに狙いをつけていた。ビルドベース総攻撃は囮だったのだ。アースパーツで玄武羅を砕くジーグ。だがその時、つばきのビッグシューターは無数の火焔偶(かえんぐう)に取り囲まれていた……!?
10 囚われたつばき! 邪悪なる妃魅禍の儀式! 捕まったビッグシューターを破瑠覇(バルバ)と共に追うジーグ。阿蘇でジーグを待っていたのは、これまで見たこともない数のハニワ幻神の軍団だった。つばきと鏡を救うため、必死で戦う剣児。しかし、ジーグの追撃を予想していた壱鬼馬(イキマ)は、邪魔大王国の奥義・万象羅偶(ばんしょうらぐう)を発動させる。倒したハニワ幻神の残骸が集まり、超巨大ハニワ幻神となり立ちふさがる。だがその時、破瑠覇と感応した剣児のジーグは破瑠覇にスルーインし、バルバ・ジーグとなった!さらなる力を得て、万象羅偶を打ち砕くジーグ。だが、祭壇に飛び込んだ剣児が見たのは、妃魅禍(ヒミカ)の依(よ)り代(しろ)になっているつばきの姿だった。
11 月を睨め!! 悪を絶つ、不屈の想いで! つばきと宙(ひろし)を救出したものの、阿蘇に散った鏡……。二つの銅鐸のパワーを得た妃魅禍(ヒミカ)は遂にゾーンを消滅させ、結界の呪縛から解き放たれた。九州全域に大空爆を行った妃魅禍は八岐之大蛇(ヤマタノオロチ)で何処かへと消える。「妃魅禍をこのままにしておくわけにはいかない……! たとえジーグになれなくても、明日のために、必ず打ち砕かなければならない悪がある……!」。つばきの感覚も、収集したデータも、月に蔓延する怪しきオーラを感知していた。瓦礫となったビルドベースから、剣児が、つばきが、美和が、宙が月を睨む! 失ったものを振り返る時間はない。ビルドステーションの大利(だいり)博士と連絡をつけた遷次郎はすべての残存兵力を率い、ビルドシャトルで宇宙に飛び立つ!
12 最終決戦! 大銅鐸、立つ! ビルドステーションに集結する防衛軍の残存兵力たち。銅鐸が無く、ジーグになれない剣児と宙(ひろし)。唯一残る妃魅禍(ヒミカ)に対抗し得る手段は、銅鐸の真理にもっとも近いと思われる剣児とつばきが、真の意味で銅鐸と共鳴を果たすことだった。月面に潜む敵の本拠・ラングーンへの突入を命じる美和。だがその頃、すでに妃魅禍は二つの銅鐸の力を使い、さらなる力を我が物とするための儀式を行っていた。壱鬼馬(イキマ)、阿磨疎(アマソ)の率いるハニワ幻神軍団との全面対決の火蓋が切って落とされる! 柳生たちビルドエンジェルの協力を受けながらラングーンに突入する剣児、つばき、宙。剣児がその中で目にしたものは……!?
13 鋼鉄神になれ!! 剣児とつばきの想いが大銅鐸と共鳴したことにより、新たなる銅鐸を生み出したつばき。剣児と宙のジーグが復活した。ハニワ幻神を蹴散らすWジーグ。しかし、すでに大銅鐸の力を我が物にした妃魅禍(ヒミカ)は様々なパワーを使い、Wジーグを翻弄する。剣児が、つばきが、宙が、美和が人類の未来を懸けて戦う!剣児たちの決死の攻防に最終兵器を起動する妃魅禍。だが、大銅鐸から生まれ落ちたそれは、妃魅禍の想像すら遥かに超える存在だった……! 怒涛の最終回。剣児よ、鋼鉄神になれっ!!

感想・レビュー

  1. にゃんこ にゃんこ

    日本の歴史(S極)とSFのロボットもの(N極)が見事に結びついた異色作。『鋼鉄ジーグ』は未視聴だが、かなり楽しめた。敵役の妃魅禍さまの存在感は抜群で、シーンごとに印象深いセクシーさが光る。主人公はおっぱいのためなら頑張れるタイプで、共感度が高い。ロボットアニメとしての王道を保ちつつ、邪馬台国や卑弥呼、ハニワ幻人、銅鐸といった歴史ワードが飛び交い、新鮮さが生まれている。『エヴァ』が聖書モチーフを扱うのと違い、日本固有の伝承ならではの味わいが光る。日本の歴史だからこその風味を感じる作りだ。本作では、鋼鉄ジーグでの戦いの末、九州が謎の煙に包まれる設定が描かれている。時は進むこともあれば戻ることもあり、前作のヒロインもやがておばあちゃんになるという展開へとつながる。煙の中へ踏み込むと、現実の時間はほとんど動かず、浦島太郎の竜宮城でのひとときの贅沢を思わせる。地上へ戻ると何年も経過しているという昔話の要素がにじむ。SFでありながら歴史と古さを感じさせる作りだ。現実の科学にはウラシマ効果と呼ばれる、速度差によって時間が遅れる現象がある。歴史と科学は切り離せず、磁石のように互いを強く引き合っている。

  2. asan asan

    鋼鉄ジーグの続編アニメについて。傑作として評価されている作品だが、今まで観る機会がなかった。今回初めて視聴してみると、まさに永井豪の理念が凝縮された良作だと感じた。

    ジーグの世界観の中で、邪魔大国との戦いが未解決のまま進み、九州が雲に覆われてから50年が経過したという設定だ。司馬博士は故人ではなく、コンピューター化していないという点もあり、旧作のテレビシリーズとは少しパラレルな関係にある。

    主人公ケンジはごく普通の高校生からジーグのパイロットになるが、レーサーとしての過去があることから、先代ジーグの司馬宙の要素を引き継いでいることがわかる。雷鋼馬という巨大バイクが新ジーグの頭部に変形するが、旧作のように人間が変形するのではない。(あの変形は昔から気持ち悪かったなあ)

    また、ハレンチ学園の柳生十兵衛が女性パイロットとして登場するなど、永井キャラのゲスト出演も楽しい。モブキャラにポコイダーがいるのもポイント(笑)。

    全13話という限られた話数ながら、その構成は実に無駄がなく、テンポ良く楽しませてくれる。演出もスーパーロボットの魅力が存分に詰まっていて、見ていてワクワクする。

    個人的には、この作画スタイルとノリで旧作ジーグも制作して欲しいし、永井豪の作品全般をもっと見たいと思う。#アニメ#アニメーション#ロボット#ロボットアニメ#永井豪#アクタス

  3. にわとり

    原作を知らなくても楽しめましたが、内容が少し理解できない部分もありました。毎回の戦闘シーンやロボットのギミックが魅力的で、作画やアクションのクオリティも高いです。原作ファンならもっと盛り上がる要素が多いんだろうなと感じました。また、新旧キャラクターの共演もあって楽しめました。

  4. どりーん

    全13話。
    安田達矢の漫画版『鋼鉄ジーグ』の続編とのことだが、辻褄が合っていないらしい。
    私は永井豪&石川賢両先生を中心にダイナミックプロの漫画を集めていたので、読んだ気もするがあまり覚えていない。コレクターってそんなものだよね。笑
    逆に記憶がないおかげで矛盾を感じず、新鮮に楽しめた。
    50年前、鋼鉄ジーグと邪魔大王国との戦いで、結界のような白いモヤ「ゾーン」に覆われた九州。
    その外側は平和だったが、突如として邪魔大王国のヒミカが復活。
    主人公・草薙剣児は、幼馴染の珠城つばきのおばあちゃんに託されたバイクでジーグの頭部に変形し、邪魔大王国が送り込むハニワ幻人たちと戦う。
    剣児はサイボーグではなく、ほぼ兜甲児だ。笑
    他にも永井豪キャラが多数登場!
    電送人バルバーなんて、知ってる人いるのかな?笑
    アクエリオンのベクターマシンのような3体の機体に乗る柳生みつ子、早乙女門子、身堂竜子もレギュラーで出演している!
    惜しいのは、ガクエン退屈男のあの2人が女子になっていることと、そのせいか彼らが登場してもストーリーが盛り上がらないこと。
    これはゴラク版バイオレンスジャックになるかな?と期待したが、裏切られた。笑
    ただ、漂う石川賢テイストが前半は濃い!
    換装したジーグのフォルムは完全にゲッターだ!
    そのまま突き進んでいたら、13話で収拾がつかなかっただろう。
    まあ、10話が神回でそこからは落ち着き、最終回にはダンテが登場しても大団円で終わったので、薄まってしまったがそれがマジンガーから続くアニメ版ダイナミックロボットの系譜のようだ。
    それで良い。これは永井豪作品なんだから。
    元の漫画すら永井豪が描いていないけれど。笑
    ただ、ゲッターロボに早乙女門土と身堂竜馬が乗る世界を想像していた1990年前後の石川賢&永井豪ファンの私には物足りなかった。
    それでも、スーパーロボット大戦ファンにとってはかなり熱い作品だと思う。
    そういえば、石川賢のスーパーロボット烈伝でもジーグの扱いや作画はひどかったように思う。
    剣児のジーグが鋼鉄神ジーグだと勘違いしていたが、最終回には本物の鋼鉄神ジーグが現れた。
    ということはWジーグが並び立ったとき、剣児のジーグは何と呼ばれるのだろう?剣児ーグ?
    剣鉄也風の司馬宙に刻まれた涙のような傷に仮面ライダーの石森イズムを感じたし、石川賢先生がモデルの悪馬尻五エ門も少し活躍したのが、まるで受け継がれるジョジョの血統のようで感動した。
    この話は「永井豪の血統は誰が受け継いだのか?」的な壮大な話になっていくので、また
    しかし、今作は関東で再放送されたのに、なぜ関西に上陸すらしなかったのか?
    関西にもダイナミックプロファンはいるだろ!このやろう!!
    あ、八岐大蛇がアバオ・ア・クーって書くのを忘れてた。笑

  5. たなか たなか

    全てのクリエーターに感謝 +3
    3話 スピンストーム、ジーグブリンガー、ナックルボンバー、どれも最高に渋いね +10
    12話 みっちー、こんなお年で宇宙戦をやり遂げるなんてすごいよ
    13話 初代OPがここでも登場するの?激アツすぎてたまらない +100
    スパロボにはかなりお世話になったし、サブも優秀な機体ばかりで、やっと見られて嬉しい。
    ハニワ幻神もレベル高いし、母艦がさらに素晴らしいね。

  6. やくもい やくもい

    幼い頃に前作を気に入っていたこともあり、地上波放送が始まるタイミングで視聴を開始した。前作とのつながりが微妙に感じられる箇所もあるが、TV版は直接の続編ではないという見解もあるようだ。1クールの放送でスカイマリンアース(+バラバ)をすべて詰め込んだ印象で、仕方ない面はあるもののやや詰め込み過ぎの感は否めない。最終話の「鋼鉄神ジーグ」も個人的には好みではない。筆文字のアップや山場に入るOPは格好良いが、多用されると逆に効果が薄れてしまう気がする。筆文字は可読性の低さも課題だ。スターシステムはクスリとくる場面もあったが、竜馬はともかく門土まで女体化した理由には素直にツッコミたくなる。

  7. イーロン・マヌク

    挿入歌を流すタイミングや美しい文字、そして新旧ジーグの共演など、熱い演出が豊富で大いに楽しめた。

    柳生みつ子(十兵衛)など、永井豪作品のキャラクターが登場するのも興味深い。

    2024年7月16日~2024年7月20日

  8. あいき あいき

    2024年春アニメとして放送されていたこの作品は、実は2007年のアニメだった。

    イタリアでは「鋼鉄ジーグ」が根強い人気を誇り、「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」といった映画が作られるほど。そんな背景を受けて、どんな話なのか気になって視聴すると、意外にも熱血ロボットアニメ寄りの作りだった。

    ただ、イタリアの人気と作品の展開は別物らしく、本家はもっとハードな内容のようだ。

    こちらの主人公は腹ペコで脳筋、しかもスケベというキャラ。永井豪らしさを色濃く感じさせるタイプかもしれない。

    良くも悪くも昭和のロボット系を思わせる作風で、個人的にはそんなに好きではないので普通の印象だった。

    舞台は九州から始まり、終盤には規模が一気に拡大して「えっ」と驚かされる展開に。

  9. リョウジ

    〈更迭爺愚〉というタイトルからは、哀愁が感じられますね
    イタリアで圧倒的な人気を誇った、磁力で戦うサイボーグが巨大ロボに変形する1975年のロボットアニメ〈鋼鉄ジーグ〉の正統続編が50年後の世界を描く作品です。
    原作は日本が誇る巨匠、永井豪。人がロボットに乗り込むスタイルは、同氏のマジンガーZが革新的として知られています。
    2009年に放送された23分×13話の作品
    剣、珠、鏡という名前を持つ主人公たちが日本神話をモチーフにした八岐大蛇に挑む大活劇。以前の作品は未見ですが、永井豪の名作〈凄ノ王〉を思い出し、期待が膨らみます
    和風のBGMや印象的な筆文字のフォントの演出が、同じくダイナミックプロ製の〈新ゲッターロボ〉と似ていて嬉しいです。
    冒頭からテンションを上げるOP主題歌はJAM Projectの〈STORMBRINGER〉。昨年お亡くなりになった水木一郎アニキの歌声に感動します
    漫画の神、手塚治虫のようにスターシステムが楽しいことで知られる永井豪作品。今回も十兵衛、早乙女門土、身堂竜馬、直次郎、リッキーなどの人気キャラが登場。兜甲児もモブキャラとして見たような気がします。
    作画はまさにブラッシュアップされた永井豪のスタイルで、クオリティも非常に高いです。
    破天荒な高校生が幼馴染の美少女と共に巨大ロボで悪に立ち向かう熱血ロボットアニメ、最高ですね。定期的に続編を供給して欲しいと思います
    正直、物語のまとめや鋼鉄神の登場については気になる点もありましたが、全体的に大・満・足の素晴らしい作品でした!