お伽草子はどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

3.8
お伽草子 アニメ

2004年7月6日に公開のアニメ「お伽草子」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「お伽草子」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

お伽草子が視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

お伽草子のあらすじ

平安時代中期、飢饉と疫病が広がり、都は荒れ果てていた。この厳しい状況下で、武士と陰陽師の間の権力争いはなお続いている。朝廷は事態を重く受け止め、弓の名手である源頼光に、都に平和をもたらすとされる伝説の勾玉を探すよう命じるが…?

お伽草子の詳細情報

「お伽草子」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

制作会社
監督
脚本家
キャラクターデザイナー
主題歌・挿入歌
出演者
カテゴリー
制作国 日本
公開日 2004年7月6日

お伽草子の楽曲

「お伽草子」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。

お伽草子のエピソード

「お伽草子」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。

01 第一幕 頼光 蛮族(ばんぞく)、土蜘蛛族(つちくもぞく)に奪われた伝説の勾玉を、都に取り戻すように命じられる武士、源頼光(みなもとのらいこう)。しかし、頼光は病に倒れ、とても長旅に出われるような状態ではない。そこで源家の末娘、光が、武士の出で立ちに男装し、兄に成り代わって、勾玉を求める旅に出ることになる。兄と義兄弟の契りを交わした隻眼の武者、渡辺綱(わたなべのつな)を従えて、土蜘蛛族の住むという常陸国に向かう光は、その途中で土蜘蛛族の奇襲を受けてしまう。震える手で弓と矢を握る光は、生まれて初めて人に向けて弓を引くのだった。
02 第二幕 貞光 土蜘蛛族との戦闘で、負傷してしまった頼光=光は、綱の説得により、近くの里におりて体勢を立て直すことにする。里に向かう途中で、貞光(さだみつ)と名乗る、2人の女を引き連れている村人に出会う。初対面にもかかわらず、なぜかその男は、頼光と綱を異様なまでに敵視していた。一方で、土蜘蛛とはうまく共存をしているので、戦うのはやめて欲しいと里の長に懇願される頼光は、その言葉に一人、思い悩む。しかし、そんなさなか、村に関する、ある驚愕の事実が発覚する。
03 第三幕 土蜘蛛 貞光を仲間に加え、土蜘蛛の住む洞窟に向かう頼光たち。洞窟の中には、囚われの身となっている村娘、クズメがいた。クズメを助けた頼光たちは、洞窟の奥へ奥へと進んでいく。洞窟の奥には祭壇があり、神々しい光を放って安置されている勾玉が見える。しかしその前に立ちはだかる大きな影。頼光たちは、ついに、土蜘蛛族を統率する族長の星熊(ほしくま)との対決のときを迎えるのであった。
04 第四幕 羅城門 無事に勾玉を奪還して、都に戻ってくる頼光たち。都は、盛大に頼光一行を出迎える。しかし兄を救えなかった光は悲嘆に暮れ、一人、羅城門へと向かう。屋根に上り、都を一望しながら、兄・頼光に貰った笛を奏でる光。ふと気づくと、美青年の申楽師、万歳楽(まんさいらく)が光の横で、静かに舞を舞っている。そのとき、突如として階下から、矢の嵐が飛んでくる。羅城門に鬼が出るという噂を聞いた検非違使が、不思議な笛の音と舞を不審に思い、集まってきたのだ。光は、万歳楽は、危機を脱することができるのか?
05 第五幕 卜部 主上(おかみ)から推挙された新たな仲間、卜部(うらべ)を伴い、西へと出発する頼光たち一行。最初の目的地は、瀬戸内海に浮かぶ呪い島。そこに住む海賊たちは、水の勾玉を持っているというのである。海に隣接する最寄りの村に、身分を隠し、女装して忍び込む頼光たち。村人にも歓迎を受け、頼光たちの勾玉奪還計画は順調かとも思えた。そんな矢先、卜部はあるとんでもない事件を起こしてしまう。それを期に頼光と他の仲間の心はバラバラになってしまうのだった。頼光は、仲間の心を1つに戻せるのか?
06 第六幕 呪島 もやの中に浮かびあがる卒塔婆にも似た、無数の不気味な塔。それは、瀬戸内の海に浮かぶ島々に建てられたやぐらであった。その島の中の1つ、呪島に水の勾玉を持つという海賊の頭、虎熊(とらくま)がいると聞き、島へと渡る光たちだが……。
07 第七幕 万歳楽 つかの間の夢の宴に、心癒されたのもつかの間、目覚めた光は見知らぬ部族の男たちに襲われる。果敢にも戦うが、多対一では力の差は歴然。抵抗もむなしく、敵の手に落ちそうになる。しかしそのとき、ある人影が姿を現すのだった。
08 第八幕 赤鬼 いよいよ、鎮西にすむ熊襲族(くまそぞく)の長、酒呑童子(しゅてんどうじ)の膝元に近づく一行。敵陣の懐に歩を進め、最終目的地、熊襲の要塞を眼下におさめる。しかし、敵要塞から飛来した巨大な火の玉が、光たちを襲うのだった。
09 第九幕 暗闇 急ぎ都へと帰京した頼光たち。参内した席において、酒呑童子らの企てを奏上するが意に介されず、かえって窮地に立たされることとなる。そしてこの夜、覚悟を決めた光は、兄の残した笛を手に、一人屋敷を後にするのだった。
10 第十幕 酒呑 酒呑童子が陣を構える大枝山に登る光たち。京の都を眼下に見下ろすころ、都は真紅の業火に包まれ、地獄の様を見せていた。熊襲の想像を絶する武力。光たちは、この惨状を救うことができるのか?
11 第十一幕 相克 大枝山にて火の勾玉を取り戻した頼光たちを襲う、思わぬ刺客。炎に蹂躙され焼け焦げた骸をさらす都の姿にただぼうぜんと立ち尽くす一行。都の惨状を尻目に宮中では公家たちがうごめき始め、事態は急変の一途をたどるのだった。
12 第十二幕 晴明 動き出した星を止めることができるのは、光ただ一人のみ。陰陽師たちの謀略により、都を守る検非違使たちまでもが光たちを亡き者にせんと襲いかかる。残された時間は少ない。それを知る光たちが取った行動とは?
13 第十三幕 光 兄ののこした言葉、仲間が自分に託した希望、都の人々の願い、そのすべてを受け止め羅城門に立った光。女であること、頼光であることすべてをかなぐり捨て、今、生まれて初めて人の命をあやめるための矢を放つ。
14 第十四幕 「東京」 山手線に二ヶ所しかない踏み切りの取材に行くことになったヒカルと綱。終電も終わった深夜、鳴るはずのない遮断機の警報が鳴り響く。ヒカルはそこで、行方不明の兄の姿を目撃することになるのだった。今、ヒカルの身の回りで、数奇なる運命の歯車が回り出す。
15 第十五幕 「新宿」 兄の残した、何枚もの不可思議な写真。そのうちの一つに、水没する新宿都庁を捉えた1枚があった。この写真に兄の失踪が関係しているのではないかと、綱に相談するヒカル。しかし、ヒカルの身を案じる綱と口論になり、ヒカルは家を飛び出してしまう…
16 第十六幕 「芝公園」 あいも変わらず家賃の支払いに追われる綱。そんな綱の取材を手伝うため、芝公園を訪れたヒカル。強引に2人について来る金太郎。東京タワーの展望台に登り望遠鏡を覗くヒカル。そこに映る思いがけない光景に、ヒカルは驚愕するのだった。
17 第十七幕 「後楽園」 ボクシングの観戦に、後楽園ホールにやって来た貞光と金太郎、そしてヒカル。生まれて初めて見た試合に興奮気味の金太郎を連れてトイレに立った貞光は、階段の壁面に落書かれたトーナメント表の中に、ある落書きを見つけ、その場に凍りつくのだった。
18 第十八幕 「上野」 蓮の花咲く漆黒の水面を炎が走る。季節はずれに咲き誇る、桜の木々も炎に包まれ、上野の森に火の手が上がる。足に、服に、指に、自分の体を覆いつくす炎をどうする事も出来ず、夜のしじまにヒカルの悲鳴が響くのだった。
19 第十九幕 「渋谷」 渋谷駅に現れるという白い犬。忠犬ハチ公の幽霊かとも噂さされる、この怪奇現象の取材に渋谷駅東口バスロータリーに来たヒカル。兄の情報を持っていると思われるコートの男を見かけて追うが、とある神社の前でその姿を見失う。
20 第二十幕 「麻布」 ヒカルに内緒で、不審な行動をとり続ける綱。珍しくもスーツ姿で外出した綱を怪しむヒカルに、「女だな」そう断言する貞光。貞光に言われるままに綱の跡をつけ、綱の必死な様子を垣間見たヒカルはある決意を固めるのだった。
21 第二十一幕 「池袋」 綱の誕生日。日頃の綱に感謝して、腕を振るって料理を作って待つヒカル。しかし、一晩たっても綱は戻らず、連絡もない。不安に駆られたヒカルは、綱の足跡を追って池袋までくるが、突然、見も知らぬ人物から声を掛けられる。
22 第二十二幕 「大久保」 蘇った記憶に思い悩み、綱たちを巻き込んでしまうのではないかと恐れるヒカル。一方、池袋での不可解な出来事を思い返した綱の脳裏には、万世橋での1件以来、ヒカルがとった様々な行動が過るのだった。
23 第二十三幕 「丸ノ内」 雪の降り積もる東京駅丸の内駅舎。地震によって電車が不通となり、人々の避難が始まる中、東京駅の奥を目指してひた走るヒカルたち。しかし、一刻の猶予も無いこの時に、行く手を遮るような出来事が次々と起こり始める。
24 第二十四幕 「万世橋」 東京駅のホームに立つヒカル。身の危険も顧みず自分を助けてくれた綱たちを、そして自分が生まれ育った『東京』という街を助けたい、その強い思いを胸に秘め、因果の始まりの場所へと、足を踏み出すのだった。
25 第二十五幕 「鬼門」 卜部は、トラクマと共にある病院を訪れる。そこではある少女が原因不明の病に冒されていた。少女をじっと見つめるトラクマ。その様子からトラクマの心情を察した卜部は少女のために病院の旧病棟に潜入することを決意するが・・・
26 第二十六幕 「都」 都内のとある公園。園内のベンチに座り、本を片手にひたすらに東京という街の移り変わりを見つめてきた一人の風変わりな老人がいた。時の流れ、そして街の歴史についてとうとうと語る老人に、万歳楽はいつしか強く惹きつけられていく。

感想・レビュー

  1. 中西智代梨

    キャラクターデザインがMADARAで、一部スタッフがシュラトというのは驚きですね。しかし、IGは現代の作品にしか合わない気がします。

  2. 読書の虫 読書の虫

    1-13話は平安編、14-26話は現代編。

    平安編では綱と貞光の関係が見どころで、特に貞光はいい人すぎると感じた。
    現代編では途中からヒカルが別人のように見える場面が多く、作画の影響を強く感じる。
    終わったかと思ったら続きがあって、結末がわかりにくかった。最後はCV作りをしながら視聴していたせいもあり、結末の印象が薄れてしまった。
    前半だけで終わっていれば、評価は3.3〜4くらいにはなっていたと思う。

  3. 海風

    平安時代を舞台に、源頼光と家来たちの戦い、安倍晴明の転生が現代へと続くオカルト伝承を描く作品。都市伝説と伝承が織りなす、まるで田島昭宇のキャラクター原案を連想させる世界観のオカルト作品だ。

    平安編を美術で彩った小林七郎の重厚な雰囲気も魅力的。物語後半で現代へ舞台が移った際の臨場感も高評価。とはいえ後半で作画の安定感に欠ける点が惜される。

    「摩陀羅」シリーズのように、無限に展開できそうなスピンオフの可能性を感じさせる作品で、今後の展開に大いに期待したい。オカルト要素を前提に観れば、かなり楽しめる一本だ。

  4. 日野優太 日野優太

    頼光や四天王についての背景や現代編の都市伝説には触れずにストーリーが進行するため、興味深い展開がある。ただし、ある程度の予備知識を持っていることが前提となっている。

  5. るるるる るるるる

    「お伽草紙」を名乗るにしても、「お侍さま」や「源の家」といったセリフを耳にすると、時代考証の雑さが露呈して興ざめしてしまう。

    きわめつきは、「моя родина」と口にする金髪碧眼のキャラクターの登場。

    ひどすぎる。

  6. 千尋 千尋

    Huluで視聴しました。
    長い間楽しみにしていた平安時代を舞台にしたアニメです。
    深夜のCMで笛の音に合わせて流れていた予告をよく覚えています。
    途中から現代に移行するものの、最後まで楽しむことができました。
    平安時代のアニメが大好きなので、こういったシリアスな作品がもっと増えてほしいです。

  7. 伊藤直

    平安編と現代編の2部構成で、二度楽しめる。平安編は大江山の酒呑童子退治までを描く。現代編は東京を舞台に、トリビアとオカルトを軸に展開。エルゴ然り、この時代のアニメが好きな人にはたまらない魅力が詰まっている。

  8. 岩立沙穂

    名作と呼べる完成度はある。ただし惜しい点も残る。そんな印象の作品。

    二部構成の物語で、1部の平安時代編で活躍した主人公たちのその後が、2部の東京編で描かれる。

    個人的には現代編が好きだが、ネットの感想を見ると1部派が多いのも頷ける。現代編の都市伝説を徒手空拳で解き明かす展開は自分には心地よさを感じた。

    大きな残念ポイントは2点。作画の安定性と、すべての問題を解決する際のオチの手段。この2点がもう少しまともなら、さらに良作になっていただろう。とはいえ、これらがあっても観る価値のある力強さを持った作品でもある。

    詳しくは後述。

    あらすじ
    平安時代編
    平安中期、病と飢饉で荒廃する都。武士と陰陽師の対立は深まり、庶民の生活は厳しさを増す。朝廷は頼光に都を平安へと導く伝説の勾玉を探させようとする。しかし頼光自身も病に倒れていた。そこで妹の光の君が弟の代わりに旅に出ることに。家臣の渡辺綱とともに、長い勾玉探しの旅が始まる。

    東京編
    2004年の東京。17歳の女子高生ヒカルは両親を亡くし、借家の大家として生活している。1年前、兄の頼光が謎の失踪を遂げ、ひとりぼっちになっていた。ヒカルを慕う後輩でフリーライターのツナは、ヒカルの部屋の住人でもあり、兄のような存在として彼女を支える決意を隠している。ある日、ヒカルは失踪したはずの兄を目撃するが、ツナにはその姿は見えず、自分だけが感知していることに気づく。そこで万歳楽と名乗る不思議な男と対面する。兄の行方を追ううち、ヒカルは東京を舞台にした不可思議な事件へ巻き込まれていく。

    ネタバレあり感想
    ポジティブな点
    とにかくヒカルが魅力的に描かれている。平安時代の男装の姿は凛々しくも脆さを感じさせ美しい。現代のヒカルは都会の女子高生としてのリアリティと魅力が光る。とはいえ、話の尺稼ぎなのかヒカルが感情を爆発させる場面が長く、そこがやや煩わしく感じられる部分もあった。物語の終盤にはその点が強調され、結末のオチと併せて、作画の不安定さという点もあって、いささか物足りなく感じる局面がある。

    結末のオチについては、勾玉の力でヒカルが手を置くというだけの解決だった点が惜しい。長く引っ張った分だけ絵になる描写を期待してしまう。最終盤の一枚絵には特に力を入えてほしかった。作画は安定していた回もあれば、そうでない回もあり、最後の一枚絵が特に残念だったのが印象に残る。

    それでも総じて駄作ではなく名作といえる要素は多い。特に東京編の都市伝説を解く展開は秀逸で、キャラクターの個性も立っている。音楽面も素晴らしく、東京編のオープニングは原付バイクのエンジン音から始まる演出が強烈で、当時の放送を思い出すほどのインパクトを残している。

    現在もU-NEXTで配信中なので、気になる人にはおすすめしたい作品だ。歴史と都市伝説を結ぶ独自の世界観と、ヒカルの成長物語を楽しめる一作。

    #歴史 #都市伝説