2016年4月9日に公開のアニメ「キズナイーバー」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「キズナイーバー」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
キズナイーバーが視聴できる動画配信サービス
現在「キズナイーバー」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「キズナイーバー」が配信中です。
最終更新日
キズナイーバーのあらすじ
埋立地に築かれた街・洲籠市を舞台に、かつては未来都市として栄えたこの場所に住む高校生・阿形勝平は、なぜか痛みを感じない不思議な体を持っていた。夏休みが近づくある日、勝平は謎の少女・園崎法子の案内で、痛みを分かち合う仲間“キズナイーバー”の一員に選ばれる。そして同様に“キズナイーバー”として結びつくクラスメイトたち。ただし彼らは本来なら親しくなるはずのない別々のグループに属していた…。
キズナイーバーの詳細情報
「キズナイーバー」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
制作会社 | TRIGGER |
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原作者 | 岡田麿里 |
監督 | 小林寛 |
脚本家 | 岡田麿里 |
キャラクターデザイナー | 米山舞 |
主題歌・挿入歌 | BOOM BOOM SATELLITES 三月のパンタシア |
出演者 | |
カテゴリー | アニメ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2016年4月9日 |
キズナイーバーの楽曲
「キズナイーバー」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックキズナイーバー オリジナルサウンドトラックYuki Hayashi
- オープニングテーマLAY YOUR HANDS ON MEBOOM BOOM SATELLITES
- エンディングテーマはじまりの速度Sangatsu no Phantasia
キズナイーバーのエピソード
「キズナイーバー」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | 一目あったその日から、絆の花咲くこともある | 洲籠市に済む高校2年生・阿形勝平は、痛みを感じない不思議な身体を持っていた。夏休み目前となったある日、勝平の前に現れた謎の少女・園崎法子。彼女によって連れ去られた勝平が目覚めると、そこにはあまり親しくないクラスメイトたちの姿が。動揺する彼らに園崎は言う。「今日からあなた方は──キズナイーバーなのです!」 |
02 | こんな異常事態カンタンに飲みこめんなら、バリウムなんざバケツ二杯は軽く余裕だっつーの | 「キズナシステム」により痛みを共有する仲間「キズナイーバー」になってしまった勝平たち。実際に痛みを分かち合う経験をして動揺する千鳥たちに、園崎はあるミッションをクリアするように伝える。ミッションに失敗すると園崎にとらわれた勝平が受けた痛みを等分に分け合うことになる。園崎から千鳥たちに課せられたミッション、それは「自己紹介」だった。 |
03 | どんなにさんざんな状況だって、捉えかた次第でなんとかやっていけるかも……ねっ? | 無事に家に帰った勝平たちを襲う突然の痛み。キズナイーバーの誰かがダメージを受けたのかと思いきや、該当者なし。不思議に思う勝平たちだったが、そこに園崎から新たなミッションが告げられる。「七人目を探せ」。たどり着いたのは、一度も登校してきていないクラスメイト・日染芳春だった。 |
04 | せっかく繋がりあったんだしさ、もっとお互いわかりあおうよん | 遂に全員そろったキズナイーバーたち。しかし七人目・日染芳春は痛みを共有する仲間でありながら、痛いことが大好きという嗜好の持ち主だった。警戒する他のメンバーたち。一方、少しずつ園崎との距離が縮まっている様子の勝平に気が気でない千鳥。さまざまな思惑が交錯する中、夏休みが始まる──。 |
05 | ひゃっほい、合宿だぁ!鹿のフン踏んで枕投げしてゴーゴー! | 夏合宿、と称して絆の会の保養所に連れてこられたキズナイーバーたち。食事にお風呂と共同生活を始めたものの、勝平が誘ったことで園崎も参加して、千鳥の心は乱されてばかり。そんな中、急に現れた山田と漆原。彼らが出した新たなミッションは「肝試し」。そこには漆原達に連れられてきた吉沢と釜石の姿も。彼らはカツアゲを邪魔した天河を恨んでいて!? |
06 | あんた達といると、ほんっとにろくなことがない | 夏合宿で体の痛みだけでなく、心の痛みまで共有するようになったキズナイーバーたち。少しずつ一緒に過ごす時間が長くなっている彼らだったが、未だに一線を引いた様子の穂乃香が気になる仁子。そんな穂乃香の前に編集者の男が現れる。彼女はかつて、2人組の中学生漫画家「シャルル・ド・マッキング」の一人で、相方の少女を亡くしていたのだった。 |
07 | 七分の一の痛みの、そのまた七倍の正体に触れる戦い | 園崎の謀略により、亡くなった親友・瑠々の影に苦しむ穂乃香。心の痛みを共有して、穂乃香の過去を知った勝平たちは穂乃香を救いたいと考え、「友だち」になろうと訴えた。しかし、応えようとしない穂乃香に、由多はシャルル・ド・マッキングの漫画の中に込められた瑠々の本当の想いを穂乃香に伝えるのだった。 |
08 | ハッピーな時間って、そうそう長くは続かないものだよね | 心の痛みだけでなく感情まで繋がるようになったキズナイーバーたち。「夏休みの補習」を受けていた7人は、襲ってきたゴモリンによって二手に分けられてしまう。天河への気持ちを意識し始めた仁子。徐々に距離が縮まっていく由多と穂乃香。そして、天河の計らいで勝平と二人きりになれた千鳥は自分の気持ちを勝平に伝えようとするが・・・・。 |
09 | 万事休す……かしら | 園崎との会話の中で、今まで曖昧だった幼少期の記憶を思い出していく勝平。2人は子供のころからキズナイーバーとして繋がっていたのだった。園崎を抱きしめる勝平を見ていられず、千鳥は台風の中外に飛びだしていってしまう。天河に言われるがまま、自分を追いかけてきた勝平に千鳥は・・・・。 |
10 | 好きな気持ちがむくわれないかもなんて、重々承知の上だろ? | 夏が終わればキズナは自動的に解除される――。そう説明を受けた7人は夏休みが終わるまで距離を置いて過ごすことに。新学期が始まりキズナが解除されても、ギクシャクした関係になってしまった勝平たち。一方で、市長から実験打ち切りを告げられた園崎。実験の継続を強く望む園崎がとった行動とは・・・・。 |
11 | いちいち連絡しあって気持ちを確認しあわないと。だって、友達なんだから! | 漆原から告げられた、勝平と園崎の幼少期と過去のキズナ実験で起きた事故・・・・。施設からの帰り道、勝平の中に「過去を思い出したい」という自発的な気持ちが芽生え始める。離れてしまった他のキズナメンバーにも状況を伝える連絡を続ける仁子と、考え続ける勝平を見守る日染。そして勝平はバラバラになっていたキズナメンバー全員を屋上に集めて、「答え合わせ」がしたいと告げる。 |
12 | 世界中に、キズナシステムが広がって | 洲籠市の住人全員とキズナを繋ぐために、市外に続く橋を封鎖してしまった園崎。しかしこれ以上他人と繋がり続ければ、園崎の体も心も壊れてしまう。園崎を助けようと橋を登っていく勝平。キズナシステムが無ければ他者と分かり合えないと主張する園崎に、勝平は自分の思いを伝える・・・・。 |
感想・レビュー
昔見た作品。絵柄が可愛く、オープニングも大好き。設定が秀逸で、ダリフラ風の要素を感じさせる子どもの人体実験のような展開が心に刺さる。あまり知られていない作品だけど、ぜひ多くの人に見てほしい。
主人公のビジュが非常に魅力的で、ストーリーも面白かったので一気に視聴しました! もふもふで癖のある無気力キャラは普段ヒーロー役にいないので、最後まで登場してくれてとても嬉しかったです。
痛みを分かち合うキズナイーバーとなった少年少女たちの物語。キャラクターの成長がしっかり描かれていて、とても素晴らしい作品でした。10代特有の感情の動きや葛藤が見どころですが、少しむずむずする場面もありました。『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』が好きな方には特におすすめです。
メモ用
ストーリー:
構成:
演出:
映像:
音楽:
心から愛している人生を描いたアニメ。何度でも観返したいし、ぜひいろんな人に見てほしい。
痛みを共有するようになった少年少女の群像劇として魅力的な作品だ。思春期特有の雰囲気や恋の矢印、他人の思考が分かることで生まれる人間関係の変化など、設定の面白さが際立つ。特に雨の校庭で、千鳥がかっちょんに『抱きしめて』と心の中で願うシーンは、観ていて胸を締め付けられたほどに辛い。
ただ1クールという制約のため、キャラクターの深掘りが足りず、物語の進行が駆け足気味に感じられる場面もある。もし全キャラの過去回想や、心の変化のグラデーションを丁寧に描き込んでいれば、さらに面白く完成度の高い作品へと進化しただろう。
とはいえ、各キャラにはそれぞれ魅力があり、結末も個人的には好みの締め方だった。とくに、これまで友達を拒んでいた穂乃香が由多に対して『太らせようと思って、悪い虫がつかなくなるでしょ』と告白する場面は、印象深く最高だった。
数年ぶりに再プレイしました。設定が面白くて、思わず涙がこぼれました。終盤は少し駆け足だったかもしれませんが、作画は素晴らしかったです。
思春期に見ていたら、きっと夢中になっていたかもしれません。のりちゃんのキャラクターデザインがとても可愛いです。
キズナシステムを通じて痛みを共有する少年少女の夏を描いた青春アニメ。
痛みの共有や実験都市の設定がユニークで意外性に富んでいる一方、思春期特有の葛藤や恋愛の揺れ動きをしっかりと描写しており、楽しませてもらった。痛みは自分の存在証明であり、他者に寄り添うことはその痛みを理解しようとする行為という普遍的なテーマが、学生生活と絡み合っていて興味深かった。ただ、大人たちの計画が単純すぎる印象があり、スポンサーの存在を暗示するにしても無理があるように思った。各キャラクターの掘り下げが不足していたのも残念だった。また、物語の進行も比較的平凡で、無理に二人組のカップルを成り立たせようとしているのがやや強引に感じられた(全体的にテーマや狙いが目立ちすぎて、そのためのストーリー展開が目についてしまった)。
米山舞のキャラクターデザインは好みで、作画も素晴らしかった。平成アニメらしい雰囲気も魅力的だった。
君のことをもっと知りたい。自分の気持ちをもっと人に伝えられるようになりたい。もっともっと君のことを考えて、君が考えていることが分かるようになって、隣にいるから大丈夫だよと言いたい。そうやって、人とつながっていきたい。オープニングもエンディングも良かった。