2005年10月20日に公開のアニメ「ローゼンメイデン トロイメント」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ローゼンメイデン トロイメント」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ローゼンメイデン トロイメントが視聴できる動画配信サービス
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ローゼンメイデン トロイメントのあらすじ
ローゼンメイデンのアニメ第2シリーズがついに登場。前作で描かれなかった謎と新たな展開が待ち受ける。ジュンは二学期からの登校に備え、勉強に励んでいる。一方、ドールたちは相変わらず賑やかな日常を送っていたが、そこへ薔薇水晶と名乗るドールが現れ、闘いを挑んでくる。再び動き出すアリスゲーム。その結末は――薔薇乙女たちの運命はどうなるのか。
ローゼンメイデン トロイメントの詳細情報
「ローゼンメイデン トロイメント」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
| 制作会社 | ノーマッド |
|---|---|
| 原作者 | PEACH-PIT |
| 監督 | 松尾衡 |
| 脚本家 | 花田十輝 |
| キャラクターデザイナー | 石井久美 |
| 主題歌・挿入歌 | ALI PROJECT kukui |
| 出演者 | |
| カテゴリー | アニメ |
| 制作国 | 日本 |
| 公開日 | 2005年10月20日 |
ローゼンメイデン トロイメントのエピソード
「ローゼンメイデン トロイメント」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
| 01 | 薔薇水晶 | 夏休み。ジュンは二学期から登校するために、ひとり図書館で勉強に取り組んでいた。 一方、桜田家の中はと言えば、真紅や雛苺に翠星石や蒼星石も交じって、以前と変わらず賑やかな日常が続いていた。 そんなある夜、真紅の夢に水銀燈が現れ「あなたは、何のために戦ったの?」と訴える。 動揺する真紅を落ち着かせるために紅茶を淹れようとするジュンは、物置の鏡が怪しい光を放っているのに気付く。 |
| 02 | 槐 | 翠星石や蒼星石をまじえ、いつものようににぎやかな桜田家の朝だが、真紅がひとり起きて来ない。 前夜の出来事が心に重く圧し掛かっていたのだ。 「私は…薔薇水晶…ローゼンメイデン第7のドール…」真紅は、突如現れた謎のドール・薔薇水晶のことを、他のドール達には黙っていようとする。 ジュンは、動揺を隠し切れない真紅を気遣うが、逆に言い争ってしまう。 そんな中、ジュンは巴に連れられて町の人形店を訪れる。 |
| 03 | 金糸雀 | 今日もまた、いつもと変わらず賑やかな桜田家…、とその様子を覗き見する謎のドールの影があった! その正体は、自称「ローゼンメイデン一の頭脳派」金糸雀(カナリア)だった。 金糸雀は、真紅たちのローザミスティカを奪うべく、桜田家への侵入のタイミングを計っていたのだった。 果たして金糸雀の「ローザミスティカ奪取作戦」は成功を収めるのか? 金糸雀VS真紅たちのアリスゲームが、今始まる!…のか? |
| 04 | 契約 | 薔薇水晶の出現、それはアリスゲームの開始を意味していた。 真紅は、表面上は平静を装っているが実は深く思い悩んでいた。 そんな真紅の様子を見て、翠星石はマスターのいない自らの状況に危機感を募らせる。 ドールたちは、「ミーディアム」と呼ばれる人間を媒介として力を得ることが出来る。 アリスゲームを戦うには、どうしてもミーディアムの力が必要なのだ。 翠星石は来る戦いに備え、マスターを探すことを決意する。 |
| 05 | 手紙 | いつものようにお絵かき遊びに夢中の雛苺は、蒼星石の書いていた手紙に興味津々の様子。 一方、翠星石は、ジュンが真紅とばかり一緒にいることにちょっとばかりご立腹。 のりのいない間に家事を立派にこなすことで、自分の株を上げようと考える。 かくして翠星石の「家事大作戦」は、雛苺を巻き込んで、てんやわんやの大騒動に。 そんな中、金糸雀も桜田家に侵入するためにやってくるのだが…。 |
| 06 | 天使 | 病室から聞こえてくる少女の歌声。それは入院中のメグのものだった。 死に憧れを抱くメグは、何かに吸い寄せられるように深夜の教会に足を運ぶ。 「神様…いや、死神さんかな……早く連れていって…。何もない、闇に…」祈るメグは、ふと祭壇の上に置いてある鞄に気が付く。 留め金を外し、思い切って中を開いた瞬間、無数の黒い羽が、上空目がけて放たれた。 |
| 07 | 茶会 | 金糸雀のマスター・みっちゃんは、金糸雀が盗み撮りしてきた真紅たちの写真に大興奮。 「ああ~~~ん!みんなみんな、もー可愛すぎるぅううぅうぅ~~~!」真紅たちに会いたいというみっちゃんの言葉を聞き、金糸雀は闘いへの決意を新たにする(?)。 一方、桜田邸のキッチンでは、のり・雛苺・翠星石・蒼星石が楽しそうにクッキーを作っていた。 のりは、一緒にクッキーを作ろうと真紅を誘うが…。 |
| 08 | 人形師 | 深夜の教会に、ひとり何かを思う水銀燈がいた。 「今晩は…天使さん」そこに扉の音が響き、寝間着姿のメグがやってきた。 メグは水銀燈に、「早く…私の命、使って…」と告げる。 翌日、桜田家では、皆でスイカを食べていた。雛苺と金糸雀はおおはしゃぎ。そんな中、翠星石は、物置部屋の鏡の前で深く考え込んでいる蒼星石を見つける。 普段と違う様子の蒼星石に首をかしげる翠星石だったが…。 |
| 09 | 戒 | 蒼星石は、ローゼンの意思に従いアリスを目指すことを、真紅たちに宣言する。 それは、薔薇水晶のみならず、真紅たちともローザミスティカを奪い合うという事だった。 蒼星石は誰とも共闘せず、独りでアリスゲームに臨むことを決意する。そんな彼女の行動に、双子の姉である翠星石は深く悲しむ。 蒼星石のことで重い空気に包まれる桜田家。ジュン、のり、ドールたちは、翠星石を元気付けようと気遣うが…。 |
| 10 | 巴 | 激しい戦闘の中、水銀燈の一撃を受けて倒れた蒼星石は、翠星石に自らのローザミスティカを託そうとする。 蒼星石の胸から、ローザミスティカが現れ宙に舞い、初めて目にするローザミスティカに、真紅らドールたちは、呆然とする。 翠星石が蒼星石のローザミスティカに手を伸ばそうとした瞬間、猛然と迫る者がいた!! |
| 11 | 薔薇園 | 蒼星石に続き、雛苺までもがローザミスティカを失った。 もはや、アリスゲームは動き出し、誰にも止める事は出来ない。 それぞれの思いを胸に、薔薇乙女たちは最後の舞台に向かう。 |
| 12 | 少女 | 薔薇水晶の容赦ない攻撃に、翠星石と金糸雀は息絶えた。 最後まで互いをかばいながら…。 過酷過ぎる薔薇乙女たちの宿命に、溢れる感情を抑えきれず真紅は水銀燈・薔薇水晶に問いかける。 |
ローゼンメイデン トロイメントを無料で見る方法は?
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ローゼンメイデン トロイメントのよくある質問
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Qアニメ『ローゼンメイデン トロイメント』のあらすじは?
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A
『ローゼンメイデン トロイメント』は、ジュン・サクライがドールたちと共に新たな試練に立ち向かう物語です。前作の続編で、ローザミスティカを巡る激しい戦いや人間関係が描かれます。個々のキャラクターの成長も見どころの一つです。
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Q『ローゼンメイデン トロイメント』に登場するドールの特徴は?
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A
『ローゼンメイデン トロイメント』には、個性豊かなドールたちが登場します。各ドールには独自の能力と魅力的な人格があり、それぞれが異なる過去を抱えています。特に、最も強力とされる真紅の存在感が際立っています。
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Q『ローゼンメイデン トロイメント』のテーマは何ですか?
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A
『ローゼンメイデン トロイメント』は、自己成長や仲間との絆をテーマにしています。ドールたちが持つ複雑な感情や苦悩を通じて、共に困難を乗り越えることの大切さが描かれています。このテーマは、視聴者に深い印象を与えます。
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Q『ローゼンメイデン トロイメント』の音楽について教えてください。
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A
『ローゼンメイデン トロイメント』の音楽は、霜月はるかによるオープニングテーマと、ALIPROJECTによるエンディングテーマが特徴です。これらの楽曲は作品の幻想的な雰囲気を引き立て、視聴者をより一層物語の世界に引き込みます。
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Q『ローゼンメイデン トロイメント』のファンからの評価はどうですか?
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A
『ローゼンメイデン トロイメント』は、多くのファンから愛されています。特に、ストーリー展開の緊張感やキャラクターの多様な魅力に高い評価が集まっています。また、前作を超える深いテーマ性も視聴者に好評です。



ローゼンメイデン トロイメントの感想&レビュー
2期を視聴した感想を整理すると、キャラデザは抜群に魅力的な一方で、物語の動機づけが不明瞭な箇所が多く、展開に強く引き込まれる場面が限られる印象でした。アリスゲームの設定自体は面白いのに、登場人物それぞれの争いたくない理由と争いたい理由を深掘りしても、核心の部分が語られ切っていない感があります。
– 真紅:姉妹と争って日常を守りたい、という思いは納得。
– 薔薇水晶:ローゼンの弟子としてアリスを目指す動機も理解できる。
– 水銀燈:主人を救うためローザミスティカを狙う点も筋が通っている。
– 蒼星石:生みの親であるローゼンのために、姉妹を差し置いて戦う理由が全くつかめない。隣の姉さんと比べても生みの親を選ぶ理由は?と感じる場面が多い。
– ローゼンの弟子:2期の発端となった「師匠よりも良いドールを作りたい」という感情が、これだけドールを傷つける行動に結びつく理由として弱い。なぜ師匠より秀でたいのか。その思いは翠星石や真紅の涙とどう結びつくのか、十分に描かれていない。
– 物語の核となる動機づけや悪の根源の動機づけが、単なるだってそういう運命だからだけで片づけられてしまう点が、どうしても飲み込めません。翠星石が亡くなった悲哀も、もう一歩伝わってこないのが残念です。
とはいえ、キャラクターの個性や性格描写は非常に魅力的で、日常回のほのぼのとした雰囲気は何度見ても心が癒されます。次のシーズンがあるなら、日常回を中心に据えた展開へシフトしてほしいという気持ちが強いです。
1話の感想
ジュンは学校には行けていない様子だが外には出られるようになった。翠星石が窓を割って入ってくる描写は相変わらず楽しい。蒼星石も窓を割る展開になって、さらに楽しくなる。真紅がジュンを平手打ちするシーンは特に強烈で、今後の展開を予感させる怖さがありました。[えっほ、えっほ、えっほ]という台詞の謎めいた雰囲気も印象的。OPの曲が変更されていない点も話題に。
4話
ツンツンしたやり取りが相変わらずのツボで、愚かさを突くような言い回しが光ります。
7話
クッキーの生地をめぐるやり取りが笑いを誘い、真紅の真顔が毎回迫真で好きです。真紅がビンタするシーンには特に惹かれます。可愛らしくて恋しくなる瞬間が多いです。
8話
カナリアと雛苺が加わって賑やかさが増し、クンクンのキャラにどっぷりハマる真紅の姿が光ります。
俺たちのヒナイチゴ。
ワガママで甘えん坊なヒナイチゴが徐々に力を失っていく様子を、ジュンやトモエ、シンクが見守っている。ヒナイチゴは、自分が今にも動けなくなることを感じ取る。最期の時を前の所有者トモエのもとで過ごし、彼女に思い出を語りながら感謝を伝える。トモエもまたヒナイチゴに感謝を述べ、ヒナイチゴは止まってしまう。第10話は涙が止まらなかった。2期が終わってからも、第10話を見て泣いてしまった。
図書館で勉強中のジュンは、一歩ずつ前に進んでいるのかもしれない。
夜が近づく。
シンクは悪夢に悩まされる。
それはスイギントウの悪夢だった。
「あなたは何のために戦ったのか」
人工精霊メイメイが現れる。「言わなければならないことがあるの」。
雪が降っている。
イタズラうさぎ。
ローゼンメイデンの第七ドール、バラスイショウが姿を現す。
新たなドールの登場。
バラスイショウの影にスイギントウが攻撃できない。
また壊れたり奪い合ったりする戦いが始まるのだろうか。
ローゼンメイデンは全部で7体。
誰も知らない7番目、最後の姉妹、バラスイショウ。
「アリスを誕生させなさい」というお父様のメッセージ。
様子がおかしいシンク。
心配をかけまいと黙っているが、その様子は周りを心配させている。
自分のことを棚上げしてシンクは言う。「逃げているのはお前だろ」と。
激しい喧嘩に。
ソウセイセキが口火を切る。「ジュンと二人の問題なら口を挟まないが、アリスゲームとなると話は別だ。」
人でも人形でも向き合うことは難しい。
人形屋。
人形は何も返さないのではなく、返せないのだ。
人形のことを好きでいてほしい。
対応した店員は職人ではないのか、奥にもう一人いる。
シンクはバラスイショウのことを皆に話す。
ジュンからのオルゴールの贈り物。
嬉しそうなシンクの様子が良い。
全員分のオルゴールを贈る優しさが素敵だ。
いつも見守ってくれている人がいる。
くんくんの人形の手をオルゴールに乗せたとき、少し笑うシンクの演出が最高だ。
ヒナイチゴにお茶を淹れさせている場面は微笑ましい。
お留守番回。
くんくん変身セット、懸賞で当たって。
カナリア。
ローゼンメイデンのドールであるカナリア。
全てのドールが整った、ただそれだけのことだ。
全てのドールが揃ったということは、アリスゲームの始まりを意味する。
互いに敵になるかもしれない。
スイセイセキがマスターを探す旅へ。
「ジュンくんの元へ行きなよ」とソウセイセキに勧められる。
雨が降り出し、ジュンに折り畳み傘を渡すスイセイセキ。
七体目のドールが徘徊している。しかしシンクが危険な目に遭っている。
窓ガラスが破壊され、シンクとヒナイチゴがいない。
Nのフィールドが開いている。
バラスイショウのフィールドではない。
謎めいた世界。
人形劇が幕を開ける。
シンクはアリスゲームを進める人形劇の中で、スイギントウを倒してしまった自分に悩む。
「やめて、やめて」と声を上げるシンク。
戦えない自分がいる。
契約をするぞ。
スイセイセキとジュンが契約を結ぶ。
形勢逆転するが、何かを察しジュンは撤退を決意。
寝る前にいつもおばあちゃんに本を読んでもらっていたスイセイセキが、ジュンに数学の参考書を読んでもらう場面が心温まる。
ジュンとシンクの関係にスイセイセキがやきもちを焼く。
好感度上げ作戦。
手紙作戦を実行し、ヒナイチゴには先を越させない。
猫はこの世界で最も野蛮な生き物。
ヒナイチゴが初めて外の世界を冒険し、ジュンに手紙を出す場面が微笑ましい。
ポストに手紙を入れ、力尽きて落ちる。
トモエがナイスキャッチ。
ヒナイチゴが変わって嬉しそうなトモエが笑っている。
ヒナイチゴの素直さが良い。
カナリヤのマスターがいるのか。
病院で入院中の少女の元に現れるドールのカバン。
カバンから舞い上がる黒い羽。
まさか、このドールはスイギントウ?
力を使って死にたがっている少女。
58万時間前にシンクと戦ったとは67.3年も前のことだ。
シンクに敗れた些細な出来事を思い出しつつあるスイギントウ。
アリスゲームとは壊れても復活するルールなのか。
ローゼンメイデンを直せるのはお父様だけ。
私の体はポンコツだ、完璧ではないという少女。
スイギントウと同じ境遇だと感じる。
スイギントウの復活に涙を流すシンク。「よかった、スイギントウ。あなたをジャンクと呼んでごめんなさい。」
誰にでもアリスになる資格があるという少女は、自分をジャンクと呼ぶ。しかしスイギントウは否定する。「ジャンクとは呼ぶものじゃない」と。
何かが変わりつつある。
晴れやかな気持ちのシンク、クッキー作りを自分から始め、逆に周囲を心配させる。
人形に命を吹き込む瞬間を目撃。
変わったのではなく、気付いたのだ。何をすべきか、何をしたいのか。
カナリアが攻撃してくる。
カナリアに一喝する。
何気ない日常を過ごしたいと語る。
「なら、その問題は解決ね」と約束を交わす。
カナリアのミーディア、非常識だ。
シンクが戦いを避ける理由。
「私はもう戦わない」。
シンクはアリスゲームを放棄しようとしている。
両親が悲しむのは私のせい。生まれたときからジャンクなのだから。
だが、実は心が悲しんでいる。
人形を作るエンジュ先生。
お父様はどんな人だったのか、子どもたちはどうやって作られたのか。
病弱な少女がローザミスティカがあれば助けられるという助言をスイギントウに得る。
これが時を超え、姿を変えたお父様の存在。
アリスに届かなかった人形たちが存在した理由。
なぜこんなにも戦いを強いるのか。
「お父様の望みを叶えるために、アリスゲームを始めましょう。」
ソウセイセキに接触するバラスイショウ。「いったい何を企んでいるんだ?」
愛情がなければ人形は作り出せないという事実。
ソウセイセキはアリスを目指す。
お父様の姿が見えた。「姉妹でなぜ戦わなければならないのか?」
「ごめん、もう戻れないんだ」とスイセイセキは涙ぐむ。「お父様の悲しみを癒したい。」
スイギントウに掴まれ、光るソウセイセキ。
「一緒に帰ろう」と言う。
ソウセイセキのローザミスティカが露出し、スイギントウに奪われる。
ソウセイセキは普通の人形になって戻る。
スイセイセキは守ると約束した相手に戻る。
「ほんのちょっと眠っているだけだ」と囁く。
悲しみが込上げる。
ヒナイチゴの目が霞む。
修理は可能でも、遠くへ旅立ったものは戻らない。
ヒナイチゴが倒れていく。
ヒナイチゴのローザミスティカが体から離れる!
力を使い切ると、ヒナイチゴはただの人形になる。
その元気そうなヒナイチゴを見ているだけで泣けてくる。
ヒナイチゴからのプレゼント。
ヒナイチゴとの思い出、ジュンが怖くないと感じたら、また会いに来てくれるだろう。
かくれんぼを楽しみ、動きが鈍くなるヒナイチゴ。
髪を整えてもらうのが一番気持ちが良い。
トモエに感謝を述べる。
「ヒナ、もうすぐ止まっちゃうの、でも怖くない。みんなと過ごせて楽しかったから、ずっとそばにいてくれたから。」
髪をとかしながら涙を流すトモエ。「私がお礼を言う方だ、ヒナと一緒にいて楽しかった。桜田君の家に行っても毎日あなたを考えていた。忘れられないと恐れていたけど、あなたは覚えていてくれて、私には何もしてあげられなかったのに。」
「そんなことないよ、眠っているヒナを起こしてくれたのはトモエ。」
「ヒナイチゴ」
「トモエ、泣かないで。大丈夫、ヒナがいなくなっても、そばにはみんないるから、一人じゃない。」
力尽きる。
ヒナイチゴぉぉぉぉぉ。
ヒナイチゴの元気な姿のダイジェストに涙がこぼれる。
トモエやジュンの姿を見て、ヒナがもうすぐ動かなくなることを察知していると分かる。
第10話は本当に切ない。
人形屋の店員はやはりウサギだったのか。
そして奥から現れたあの人はお父様だったのか。
結局、戦わなくてはいけないのか。
朝から花丸ハンバーグを作ってくれて、夕飯はもっと豪華にすると言う。「だから、帰ってきてね。」
カナリアは戦いに慣れていないが、スイセイセキが庇う。
スイギントウがハサミを持っている。
不意を突かれ、カナリアが狙われる。
世話焼きのスイセイセキ、カナリアを逃がす。
バラスイショウが追いつく。
スイセイセキがクリスタルに捕らえられ、ローザミスティカが取り出される。
スイセイセキのローザミスティカを横取りするカナリア。
美しさ、静かに燃える怒り。
カナリアの必死の抵抗。
バラスイショウの腕をもぎ取る。
カナリアがスイセイセキを守ると誓って踏ん張る。
カナリアがバラスイショウに討たれ、二つのローザミスティカが奪われる。
戦いを望んでいないのに。
シンクの悲しみによる薔薇の花びらが舞う。
メグの力を知らずに使っていたかもしれないと力をセーブするスイギントウ。
あなたを倒すのは私、という意気込みを持ちつつバラスイショウの攻撃を背中で受けるスイギントウ。
過去を振り返るシンクに怒りが沸く。
バラスイショウの策略を知ると、シンクは憤怒をもった。
反撃をするシンク。
とどめを刺そうとするその瞬間、ジュンが止めに入る。
「お前までそんなことをしてどうする!一緒じゃないか。」
「もう帰ろう、家に帰ろう。」
シンクが帰ることを選ぼうとしたその瞬間、腹部を刺されてしまう。
シンクの所有するすべてのローザミスティカがバラスイショウに奪われ、バラスイショウが勝利する。
「ローゼンより強い人形を作ったんだ!」
「ローゼンよりも。」
「お前がローゼンじゃなかったのか?」
「我が師。」
シンクたちは騙されていたのか?
「こんなことが!」
ビンタ。
「偉そうなことを言うな。」
バラスイショウがひび割れていく。
「お父様。」
光と共に消えていくバラスイショウと偽のローゼン。
ウサギは全てを知っていた。「壊れる前に帰りなさい、ネジを巻いただけの少年。」
ローゼン、お前を愛した子たちがこんなことになっている、この状況をどうしてお前が愛せないのか。
かつての思い出。
バラスイショウに倒された者は元に戻るが、ヒナイチゴとソウセイセキは戻らない。
悔しさが募る。
シンクが背負う。
カナリアの帰還。
スイギントウの帰還。
スイセイセキの帰還。
ヒナイチゴもソウセイセキも戻してくれ。
始まるクンクン探偵!
うん。
シンクとジュンが帰る。
ローゼンメイデン 第2期を観て、一期より1点アップの満足感がある。まず、水銀燈のエピソードがきっちり描かれていた点が嬉しい。根は本当に悪ではなく、安心できる展開で安心した。一期ではヴィラン寄りの役回りだったためこうした場面は書きづらかっただろうが、今期は薔薇水晶がその役割を担い、水銀燈の存在感をより引き立てていた。さらに、一期ではただの畜生だった翠星石が、今回はただの良い人へと変化していて好印象だった。あと最終話で急に戦闘シーンの作画が向上したのも驚き。ローゼミスティカを奪ったドールの能力で、真紅と薔薇水晶が激しく対峙する場面はかなり熱い。全体としては、薔薇水晶&槐陣営VSジュン陣営という分かりやすい対立図が成立しており(水銀燈はどちら寄りか判別しづらいが)、視聴しやすかった。一方で、裏切りや予想外の展開といったプロットツイストが乏しく、話に大きなひねりが欠けていた点は残念。ローゼンだと思われていた男が実はローゼンではなかったという展開は悪くなかったが、最終話だっただけにその後の展開がなく、いくつかの疑問だけが残ってしまった。「ローゼンメイデン第7ドールと思われていた薔薇水晶が偽物なら、本物の第7ドールは誰なのか」「ラプラスの魔の正体は何なのか?」など、解決されていない点はまだ多いので、3期(2話しかないらしいが)でしっかり回収してくれれば文句なしの良作になるだろう。
一期のドール中心の作りに惹かれた。ふと、このアニメがどの視聴層を想定して作られているのか、という点が気になる。芯のあるテーマを語る場面もあるが、それを受け止める主人公は深く考えず、成長もしない。映像の美しさが際立つだけに、もう少し内容を尖らせた展開があっても良かったのではと感じてしまう。しかし翠星石は可愛い。真紅も可愛い。結局、みんな可愛い。
前半は日常のシーン、後半はバトルに移行する構成。『ローゼンメイデン』の独特な世界観を存分に楽しめる作品です。大人になってから見ると、恐怖の感情よりも切なさが強く感じられます。特に「人形がカタカタ音を立てながら動く」というホラー要素を、切ない気持ちで受け止められるのは、この作品ならではです。今振り返ると、私のロリータ文化への関心はここから発展したのかもしれません。お人形たちの可愛らしい表情も印象的です。
真紅の声を沢城みゆきさんが担当しているので、終始耳が幸せでした
かわいい私の好みが詰まってる
どのドールも個性豊かで魅力がいっぱいで大好き
OPは1期よりもさらにゴシックな世界観に寄せられ、色設計が美麗。聖少女領域は素晴らしく、この時点で0.5ポイントプラス
バトル作画はさらにぬるぬると動き、視覚的な迫力が増している。ローゼンメイデンの物語は相変わらず面白く、平和回にも飽きない。
翠星石がジュンと契約したいと伝えようとする回は、言い方がうまくいかず可愛かった。
薔薇水晶はローゼンメイデンを超えるべく作られた存在だが、やるせなさと切なさが強く、オーナーの意思に従う人形でしかないのは、真紅や翠星石のようにアリスゲーム反対派の自我を強く持つ子と比べると、なおさら操り人形感が際立つ。
蒼星石のようにオーナーやお父様への忠誠が強い子も、自我の薄さを感じてしまう。
水銀燈ありがとうと言えて偉いね
人形やぬいぐるみは苦手だけれど、真紅は家にいてほしい。可愛すぎるから。
物語が進むにつれてローゼンメイデンの魅力が深まり、真紅が『闘うことは生きること』と語る場面が印象的になる一方で、闘わない選択を選ぶ瞬間が光る。めぐと水銀燈のシーンをもっと見たかった。
展開が進むほど、真紅の名言『闘うことは生きること』が強く響くが、闘わない選択を選ぶ場面にも見どころがある。めぐと水銀燈のやりとりをもっと楽しみたかった。
ローゼンメイデンの物語の進行とともに、真紅の『闘うことは生きること』という信念と、闘わない選択を選ぶ決断が印象的に絡む。めぐと水銀燈のシーンをさらに味わいたかった。