2016年10月6日に公開のアニメ「ガーリッシュ ナンバー」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ガーリッシュ ナンバー」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ガーリッシュ ナンバーが視聴できる動画配信サービス
現在「ガーリッシュ ナンバー」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「ガーリッシュ ナンバー」が配信中です。
最終更新日
ガーリッシュ ナンバーのあらすじ
かわいい外見と世を舐めきったメンタルを持つ女子大生・烏丸千歳。夢と希望と野心を胸に踏み出した声優業界で、彼女が目にしたのは、おかしな業界のシビアな現実の数々だった。仕事なし・やる気なしの新人声優・千歳。人気声優への道は、果たして開けるのか――!
ガーリッシュ ナンバーの詳細情報
「ガーリッシュ ナンバー」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
制作会社 | ディオメディア |
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監督 | 井畑翔太 |
脚本家 | 渡航 |
キャラクターデザイナー | 木野下澄江 |
主題歌・挿入歌 | 千本木彩花 大西沙織 本渡楓 石川由依 鈴木絵理 |
出演者 | |
カテゴリー | アニメ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2016年10月6日 |
ガーリッシュ ナンバーの楽曲
「ガーリッシュ ナンバー」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
ガーリッシュ ナンバーのエピソード
「ガーリッシュ ナンバー」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | やさぐれ千歳と腐った業界 | 某月某日、某アニメのパッケージ発売を記念したイベントが都内某所で開催されていた。主演の苑生百花、柴崎万葉、ふたりの人気声優が登壇する華やかなステージを、舞台脇から野心を秘めた瞳で見つめるひとりの共演者がいた。実力も人気もまだまだな駆け出しの声優・烏丸千歳である。野心はあっても、特別に何か努力をするわけでもなく、モブ役ばかりをこなす毎日に漠然とした危機感を感じている-そんな千歳に訪れる転機とは!? |
02 | 天狗な千歳と声なき悲鳴 | 新番アニメのヒロイン役という大仕事が決まり、収録が始まる前から調子に乗る千歳。その作品は、原作、制作会社、メーカーの折り合いが悪く、不穏な空気が漂っている…なんて裏事情は知るわけもなく、有頂天な気分のまま、メインキャストの顔合わせの場に向かうと-。そこには同期の久我山八重と、先輩声優の片倉京が待っていた。その場で聞かされた八重、京、百花、万葉たちとユニットを組んでCDデビューをする話に舞い上がる千歳だが!? |
03 | 邪道な千歳と王道展開 | ついに千歳がヒロインを演じる作品のアフレコがスタートした。緊張する八重や京を横目に、勘違いした不遜な態度で初回のアフレコに臨む千歳。しかし、根拠のない自信はあっさりと砕け散る。思いどおりに芝居をすればオッケーが出ず、スタッフからの指示もきちんと受け止めることができない。自分が何をしたらいいのか、何を求められているのか、さっぱりわからず、困り果てた千歳は、人気声優の百花にアドバイスを求める。 |
04 | イケイケ千歳とゆかいな仲間たち | 千歳がヒロインを務めるアニメの第1話最速上映イベントの日がやってきた。千歳たち5人の主演声優が登壇し、トークと歌、そして本編の上映で、作品のスタートを華々しく切る日だ。場数を多く踏んでいる百花、万葉は落ち着いた様子。一方、残り3人のメンバーは、期待と不安から来る緊張でガチガチ…かと思いきや、震え上がる八重と京を尻目に、千歳は持ち前の図太さを遺憾なく発揮して、控え室で寝こけるほどにリラックスしていた。 |
05 | ちょけった千歳とぼこぼこ評価 | 自分たちのユニットが歌ったオープニング主題歌のCDが好調でご満悦の千歳。調子に乗り、思わず芸能人気取りの変装をして、ショップのディスプレイを確認しに行くほどだ。しかし、八重と京は、どこか浮かぬ顔。アフレコ後の完成品を観ていない千歳と違い、ふたりはオンエアされた、ひどい出来のものを観て、複雑な心境を抱えていた。そんななか、今度はキャスト陣によるお渡し会が開催されることになるのだが!? |
06 | 浜辺の千歳と通らぬ予算 | アニメのパッケージに付属する特典映像を収録するため、沖縄へとやってきた千歳たち。同行したスタッフ陣はすっかりバカンス気分で、千歳も南国の陽気にあてられ浮かれモード。しかし、八重は初めての水着撮影に緊張して震え上がり、京は作品の芳しくないセールスを思い浮かぬ顔、百花はクールに通常運転、そして万葉は、意にそぐわぬ水着撮影に激怒していた。なんとかその場は収まって、夜には5人揃って大部屋で楽しい酒盛りが始まったのだが!? |
07 | やじうま千歳と授業参観 | 酔いつぶれた万葉を彼女の自宅まで送った千歳と百花は、そこで山形から上京してきた万葉の母と出会う。例の水着姿の特典映像を見て、心配して訪ねて来たのだ。翌日、千歳たち作品のメインキャストが勢揃いしての配信番組の現場にも、万葉の母は姿を見せる。リハーサルを経て、なんともいえない雰囲気のままスタートする本番。番組に寄せられたリスナーの投稿が、万葉に思わぬ言葉を口走らせる。その様子を見て、万葉の母には感じるものがあった。 |
08 | ねぼすけ千歳と湯煙旅情 | 配信番組の収録後に起こったトラブルを万葉の父に会って直接謝罪するため、万葉とスタッフ一同は、彼女の実家がある山形県の温泉街へと向かう。その一行の中には、なぜか百花の姿もあった。万葉の実家である旅館にたどり着き、無事、万葉の父と対面する一同。つつがなく事態は収拾されるかと思いきや、ささいなきっかけで万葉と父が衝突してしまう。不器用な父娘と、それを優しく見守る母親。そんな家族の姿を見て、百花の胸には複雑な感情が去来する。 |
09 | 焦燥千歳と疾走ルーキー | 千歳たちが主演するアニメの、第2期のアフレコが始まった。商業的に成功したとはいえないプロジェクトの続編。そんな負け戦を前に、現場の士気は低下気味…かと思いきや、スタッフ、キャストには不思議な結束が生まれていた。ただひとり、千歳を除いて。すっかり売れっ子声優の仲間入りを果たした気分でいる彼女には、やる気も危機感もない。さらに、業界に入りたての新人声優・桜ヶ丘七海から屈託のない賞賛の言葉を向けられ、ますます調子づくのだった。 |
10 | 闇堕ち千歳と失意のクズ | 千歳に新しいマネージャーが付くことになった。メインの担当は変わらず、あくまでサブとして付いたという形ではあるが、事実上のマネージャー交代だ。自分がブレイクしないのはマネージャーのせい-軽口とはいえ、そう主張し続けて来た千歳だが、いざ交代してみても特に仕事に変化はなく、未だ来るのはモブの仕事ばかり。京や八重はもちろん、あとからデビューした七海ですら、順調に仕事を増やしているというのに。だが、まだ彼女は気付かないのだった。目の前にある、厳しい現実に…。 |
11 | 揺れる千歳と決意の悟浄 | ついに自分の置かれた状況を理解してしまった千歳。唯一の取り柄だった根拠のない自信は脆くも崩れ去り、アフレコ現場でも覇気のなさを隠しきれない。そんな彼女の様子とは裏腹に、他のキャスト陣の士気は高く、七海を中心としてスタジオには朗らかな空気が流れる。それを見て、ますます沈む千歳の気持ち。励まそうとする八重の言葉も、今の彼女にはまったく届かない。千歳のその打ちひしがれた姿に、京はとある人物の過去を思い出す……。 |
12 | 烏丸千歳と…… | 千歳は気付いた。声優として大切な何かに。そして、最終話のアフレコ当日が訪れた。あいにくの雪で公共交通機関が大幅に遅延。大遅刻でアフレコスタジオに向かう千歳。先に集合していた他のキャストとスタッフは、これまでの思い出とさまざまな感情を抱きしめながら、彼女のことを待つ。やがて開く扉。スタジオにあらわれた千歳は、仲間たちに思いの丈をぶちまける。彼女の伝説が、ここから始まる…のか!? |
感想・レビュー
声優を軸に業界の内幕を描くアニメ。
個性豊かな毒舌キャラが多く登場するため、苦手な人には刺激が強いかもしれない。
テンポの良い会話劇がクセになる。
原作は『俺ガイル』の渡航。
【リアタイ/2回目/原作】
OP&EDが元気いっぱいで大好き(*><)ノ
主人公の千歳がちょっと痛々しくて、見ているこっちが恥ずかしくなることもあります 笑
声の演技が下手だし、性格も少しドン引き 笑
でも、逆に人間的で、嫌いにはなれない存在です。
実際の業界がどうなのかはわからないけれど、九頭Pのクズさには共感できるレベル。
特に推しキャラはないけれど、千歳が「お兄ちゃん」ではなく「悟浄くん」と呼んでいるのが好きでした
かなり好きなアニメです。主人公が唯一無二のキャラクターで、成長物語を軸にしていない点が魅力。『勝ったな、ガハハ!』みたいな謎の歌や、ストーリーだけでは表しきれないクセになる面白さが詰まっています。
性格に問題を抱えた主人公・烏丸千歳が新人声優として奮闘する物語。
自分より優れた新人が登場し、千歳が焦りを感じる場面には多くの人が共感できるのではないでしょうか。
さらに、11話で久我山八重が烏丸悟浄に訴えかけるシーンでは、思わず感情がこみ上げてしまいました。
新人声優が初主演を務めるアニメ作品では、仕事ぶりと成長の過程が丁寧に描かれる。ただ、キャラクターデザインは魅力的である一方、それ以外に強く惹かれる点は少ない。主人公にはイライラさせられ、周囲のキャラクターにも際立った魅力を感じられない。
烏丸千歳の創作鼻歌が好きです。
1話から7話までは、各キャラクターの事務的なやり取りが目立ち、コミュニケーションの欠如が時に不快に感じるほどでしたが、それもまた魅力的でした。
特に七瀬が登場する9話以降は、彼女の安定した立場が揺らぎ始め、より引き込まれるようになりました。
主人公の厚かましさや俗っぽさを超えた、シニカルで干渉しないフラットな振る舞いは、実質的には初期のラノベ主人公に通じるものがあると感じました。
妹は、キャリア年数が増してきても「クズ新人」と呼ばれがちな声優です。
プロ意識は欠如しており、マネージャーである兄に依存して自堕落な日々を送り、崖っぷちの状況に気づいていません。しかし、同じく売れ始めている同期や若手声優の台頭によって、自分の立ち位置や技術の不足に徐々に気づくようになります。
スター声優との出会いによって環境が変わったり、問題のある業界人たちに振り回されたりと、個性的な登場人物が揃っているため、ツッコミを交えながら楽しめる内容になっています。
初めて見たのは小学校4年生の頃で、その時はちとせの目玉焼きの衣装がかわいいなと思っただけでした。しかし、今振り返ると、うっすらとした業界の闇が感じられる部分があり、改めて見ると面白いのではないかと思います。
最初は千歳が仕事を真剣に取り組んでいないし、Pも監督も期待外れで、いいところがないと感じていたけれど、悟浄の辛辣なツッコミや10話以降の共感できるエピソードもあって、最終的には満足できる結末になった。松岡くんの松岡役が好きでした(笑)。
アニメ業界の裏側が次々と明らかになり、頼りない千歳が運だけで主役に選ばれ、プロデューサーも名前の通りのクズだったため、これはまさにギャグアニメだと笑いながら観ていました。しかし、9話以降、新人キャラの七瀬が登場してから一気にシリアスな展開に突入し、作品が面白くなりました。千歳が自分の強みを見出せず、代替可能な存在だと気づく過程が、新人声優に次々と追い越されていく様子とともに丁寧に描かれていたのは良かったです。ギャグとシリアスの切り分けをしっかり行うという渡航先生のスタイルが際立っていました。