2013年7月7日に公開のアニメ「有頂天家族」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「有頂天家族」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
有頂天家族が視聴できる動画配信サービス
現在「有頂天家族」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「有頂天家族」が配信中です。
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最終更新日
有頂天家族のあらすじ
下鴨神社の糺ノ森に住む下鴨家。狸界のリーダーだった父・総一郎は、ある日突然狸鍋にされてしまった。残された四兄弟の中で特に父の「阿呆の血」を色濃く受け継ぐ三男・矢三郎は、「面白きことは良きことなり」を信条に、兄弟や母と共に楽しく過ごしていた。隠居中の大天狗・赤玉先生の世話をし、人間の美女・弁天に翻弄され、宿敵・夷川家との空中決戦を繰り広げる日々の中、突如下鴨家に訪れる危機! 父が鍋にされた真実が明かされる中、固い絆で結ばれた家族の運命はどうなるのか!
有頂天家族の詳細情報
「有頂天家族」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
制作会社 | P.A.WORKS |
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原作者 | 森見登美彦 |
監督 | 吉原正行 |
脚本家 | 菅正太郎 |
キャラクターデザイナー | 川面恒介 |
主題歌・挿入歌 | fhána milktub |
出演者 | |
カテゴリー | アニメ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2013年7月7日 |
有頂天家族の楽曲
「有頂天家族」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
有頂天家族のエピソード
「有頂天家族」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | 納涼床の女神 | 京都には人間と狸と天狗が暮らしている。狸の矢三郎が、師匠である大天狗の赤玉先生を訪ねると、今日もまた赤玉先生は不機嫌であった。矢三郎が女子高生の姿に化けてきたことが、気に障ったようだ。そんな矢三郎に赤玉先生が弁天宛の手紙を今日中に届けるようことづける。弁天とは赤玉先生の弟子にして先生の想い人で、人間だが天狗の神通力で空を飛ぶ美女である。赤玉先生の気持ちを知ってか知らずが町を遊び歩く弁天を探して、矢三郎は街へと繰り出す。 |
02 | 母と雷神様 | ビリヤードに興じるタカラヅカ風の美青年・黒服の王子。その正体は、下鴨家の母であった。母に頼まれた矢三郎は珍皇寺の井戸に、蛙となった兄・矢二郎を訪ねる。最近、矢二郎を長兄・矢一郞が訪ねてきたという。「俺はこの頃、兄さんがつくづく可哀想になるんだ」と語る矢二郎。雷雲が迫る中、矢三郎は、ライバル夷川家の偽電気ブラン工場で働く末弟の矢四郎のもとへ向かう。そのころ矢四郎は絶体絶命の危機に陥っていた。 |
03 | 薬師坊の奥座敷 | 京の夏の風物詩、五山の送り火が近づいてきた。浮かれる人間どもに調子を合わせ、狸たちもまた夏の夜空でどんちゃん騒ぎをする。そのためには空飛ぶ納涼船が必要。下鴨家では、矢一郞がその手配に奔走していたが、口惜しくもその計画は頓挫。矢三郎は矢一郞から頭を下げられ、納涼船の手配を頼まれる。かくして矢三郎は、矢四郎とともに赤玉先生の元を訪ねるのだったが…。 |
04 | 大文字納涼船合戦 | 矢三郎が弁天から借り受けた空飛ぶ奥座敷。空へと舞い上がった奥座敷で五山の送り火を楽しむ納涼会が始まった。上座に座る赤玉先生。亡き父、総一郎に倣って矢一郞は布袋の姿に化けている。そしていつも通りの矢三郎と、はしゃいで濡れ縁をうろうろする矢四郎。それを見守る母。そこに大型船に乗った夷川家がやってきた。夏の夜空に一触即発の緊張感が漂う。 |
05 | 金曜倶楽部 | 七人の食通からなる「金曜倶楽部」。彼らは、忘年会に狸鍋を食べるが故に、狸の天敵であった。矢三郎たちの父、総一郎もまた、金曜倶楽部の鍋となったのである。そして弁天は、金曜倶楽部の一員であった。その弁天が、矢三郎を探している。五山の送り火の夜、弁天から借りた空飛ぶ奥座敷を壊してしまった矢三郎は金曜倶楽部で芸をしなくてはならなかったのだ。逃げ回っていた矢三郎だが、ついに弁天に見つかってしまう。 |
06 | 紅葉狩り | 金曜倶楽部を抜け出した弁天に連れられて、矢三郎と淀川教授は夜の屋上で紅葉狩りを楽しむ。酔って寝てしまった淀川教授を矢三郎に託し、弁天は消えてしまうが、やがて目を覚ました淀川教授は、「喰うということは愛するということだ。」という持論を矢三郎に説き始める。そして淀川教授は、矢三郎の父・総一郎が狸鍋になった金曜倶楽部の忘年会での不思議な出来事を矢三郎に語り始めるのだった。 |
07 | 銭湯の掟 | 矢三郎が弁天から逃げ回っていた間、大の風呂嫌いである赤玉先生をなんとか風呂に連れ出そうとして失敗した矢四郎に泣きつかれた矢三郎は、いつもの口論の挙げ句、なんとか赤玉先生を銭湯に連れて行くことになる。駆り出された矢一郎を交えた一行を銭湯で待ち受けていたのは、偽右衛門選挙を前に暗躍する金閣と銀閣だった。 |
08 | 父の発つ日 | 金閣と銀閣に告げられた事実を確かめるため、矢一郎と矢三郎は矢二郎のいる六道珍皇寺の井戸を訪れる。父・総一郎はなぜ狸鍋になったのか。なぜ矢二郎は蛙となって井戸に篭ることを選んだのか。矢二郎の思わぬ告白は、矢一郎と矢三郎に衝撃を与える。そして矢三郎は、総一郎の死について赤玉先生よりさらに新たな事実を告げられるのだった。 |
09 | 夷川の娘・海星 | 長きにわたって対立してきた下鴨家と夷川家。狸界の頭領・偽右衛門だった下鴨総一郎の後継を巡り、下鴨家の長男・矢一郞と夷川家の当主・早雲は、今改めて偽右衛門選挙の場で衝突しようとしていた。雌雄を決する長老たちの御前会議に、赤玉先生の立ち会いをお願いしようとするが、赤玉先生は駄々をこねて出席を承諾しない。説得のため、矢三郎に白羽の矢が立つ。 |
10 | 夷川早雲の暗躍 | 狸界の頭領・偽右衛門が決まる日がやってきた。奇しくも偽右衛門だった矢三郎たちの父・総一郎の命日であり、毎年狸鍋が振る舞われる金曜倶楽部の忘年会当日でもある。偉大な父の跡目を継ごうと奮闘する矢一郎と、策謀を巡らせる早雲のどちらが偽右衛門となるのか。祝勝会の準備を整え、朗報を待つ下鴨家に、突如暗雲が立ち込める。 |
11 | 捲土重来 | 父・総一郎が狸鍋となった真相を知った矢三郎だったが、そのとき既に、張り巡らされた陰謀により矢一郎と母は囚われの身となっており、包囲網は矢三郎にも迫っていた。弁天のおかげでなんとか窮地を脱した矢三郎は、二人を救うために行動を始めるが、それは矢三郎をさらなる窮地へと追い込むことになってしまう。一方、金曜倶楽部では、着々と忘年会恒例の狸鍋の準備が進んでいた。どうなる下鴨家! |
12 | 偽叡山電車 | 矢四郎は、海星から家族の危機を知らされるが、為す術もない。土砂降りの雨の中、たった一人残された矢四郎の脳裏に響くのは、金閣の「あんなやつ、放っておけばいい。なんの役に立たないもの」という言葉。意を決して駆け出した矢四郎が向かったのは、蛙となった兄・矢二郎がいる六道珍皇寺。一方、金閣・銀閣の罠に陥った矢三郎は檻の中で尾羽打ち枯らしていた。絶体絶命の矢三郎に起死回生の策はあるか! |
13 | 有頂天家族 | 仙酔楼の座敷では金曜倶楽部による狸鍋の準備が整い、檻に入れられた狸が運ばれていく。一方、別の座敷では狸の頭領・偽右衛門を決める会議が開かれ、居並ぶ狸たちを前に罠を脱した矢一郞と早雲が正面から衝突していた。ふてぶてしい態度を崩さない早雲に、ついに矢一郎の堪忍袋の緒が切れる。狸と天狗と人間の三つ巴で繰り広げられる波乱万丈の物語、その結末やいかに! |
感想・レビュー
大好き!小説も購入したし、舞台も観に行ったから!
馴染み深い風景が続いていて、心が弾んだ。
下鴨神社は私のお気に入りの神社で、一乗寺は大学の近くにあるので、狸谷山不動尊にも行ってみたいと思った。
最初はセリフが頭に入りにくかったが、作品を観ていくうちに徐々に理解できるようになり、序盤の話が後半で活きてくる。終盤はとても面白く、世界観が好きだ。
学生の頃はなんとなく観ていただけだったのに、大人になってから再び見てみると、とても面白いと感じるようになった。結局、弁天って一体何者なんだろう。人間だけど天狗の弟子になり、天狗と同様の能力を持つようになったという解釈で合っているのかな?天狗の弟子になれば、人間でも空を飛べるなんて、夢が広がるなあ。
最終回で涙が止まらず、矢二郎兄さんが母親と話すシーンに胸を打たれました。京都へ行きたいなぁ ️
森見さんシリーズの中では比較的読みやすいですが、「えーそれどういう意味!?」という表現が多いのが特徴ですね^^
たぬきが可愛いです️京都に行きたくなりますね(特に出町柳が気になります)
四畳半を楽しんだので、森見登美彦原作のこの作品を視聴しました。
シーズン1は全13話、2025年4月29日に視聴完了。
シーズン2は全12話、2025年5月16日に視聴完了。
制作は信頼するPAWORKSで、PAWORKSらしさは少なめですが、原作をしっかり尊重した作風でした。
この作品もボチボチ楽しめました。四畳半と同様に、下鴨神社を舞台に京都の右上で展開している作品で、狸が主人公というファンタジー設定ですが、のんびりとした日常系として楽しめました。四畳半と同じく観光アニメとしても楽しめる点が魅力的です。
水星やジークアクスのように、ソーシャルメディアでの毎話のバズを狙った波乱万丈のアニメに疲れた方にオススメです。
以下はネタバレ
・ファンタジーの要素は狸が主要キャラクターであることから、狸、天狗、人間が共存する世界を描いています。本作のユニークな点は、ヒロインが元人間の天狗の弟子で、主人公の父親を食べてしまうところです。通常なら復讐劇になりそうですが、「人間が狸を食べることは自然の摂理」という論理でストーリーの違和感を解消しています。
・本作の魅力は多彩なキャラクターですが、私は弁天様と淀川教授という人間キャラに惹かれました。彼らは狸を食べた側でもありながら、狸側に寄り添い助力する姿がとても深みがあり、バランスの取れたキャラクターだったと思います。
・セカンドシーズンでは地獄絵図が登場し、その描き込みが素晴らしく、地獄に引き込まれるストーリーに説得力を与えました。地獄絵図は元の美術作品の存在があると思いますが、仮に無ければ、村上隆を超えるほどの素晴らしいレベルでした。この地獄絵図シーンは5.0で絶対見るべきです。(展覧会があり、入場料800円ならじっくり鑑賞したいレベルです。)
・不満点は、主人公のキャラデザが設定年齢よりも幼く見え、天狗の師匠や淀川教授との自然なやり取り、弁天様との微妙な恋愛描写に違和感を覚えることが多かったです。
・オマケ 森見登美彦作品マイフェイバリット
1位 夜は短し歩けよ乙女 小説 4.0
2位 ペンギン・ハイウェイ アニメ 4.0
3位 有頂天家族 アニメ 3.5
4位 四畳半神話大系 アニメ 3.5
1位の理由は良いタイトルで、初めての下鴨神社に関連した話だったため新鮮でした。(森見登美彦さんは下鴨神社と京大、木屋町・先斗町を何度も登場させていますが)
森見登美彦は天才だと思う。元々好きだったけれど、この作品を機にさらに好きになった。下鴨神社や出町柳には何度訪れたかわからないほどで、京都がますます好きになる作品だ。登場するたぬきキャラもとてもかわいい。
やっと視聴が完了しました。
終わり方は素晴らしく、設定やストーリーも興味深いですが、続けて見るほどの魅力は感じられませんでした。
第二期はスルーします。
原作と一緒に楽しむ!
京都の地理に不慣れなので、原作よりもストーリーがスムーズに入ってきた気がする!
金閣銀閣は本当に愛おしい存在だ。
最後の矢二郎とお母さんの電話シーンで思わず涙が出た。母の愛は海よりも深い。