2017年7月12日に公開のアニメ「クリオネの灯り」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「クリオネの灯り」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
クリオネの灯りが視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
クリオネの灯りのあらすじ
ずっといじめられていた実(ミノリ)。彼女の笑顔を見たいと願う方(タカシ)と杏子(キョウコ)は、ある雨の日の午後、勇気を振り絞って声をかける。しかし、結局笑顔を見ることはできず、実は体調を崩し、学校に来なくなってしまった。それから二ヶ月後・・・方と杏子の元に不思議な携帯メールが届く。送り主の名前もなく返信もできないそのメールは、隣町の夏祭りを知らせる内容だった。
クリオネの灯りの詳細情報
「クリオネの灯り」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
制作会社 | drop |
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原作者 | ナチュラルレイン |
監督 | 石川プロ |
脚本家 | ナチュラルレイン |
キャラクターデザイナー | ナチュラルレイン |
主題歌・挿入歌 | 佐々木李子 出口陽 |
出演者 | |
カテゴリー | アニメ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2017年7月12日 |
クリオネの灯りの楽曲
「クリオネの灯り」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- オープニングテーマクリオネの灯りaki
- エンディングテーマ空ヲ飛ブ風aki
- 挿入歌百日の花 -ヒャクニチノハナ-Rico Sasaki
クリオネの灯りのエピソード
「クリオネの灯り」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | 独りぼっち | いじめの対象にされ、いつも独りぼっちのミノリ。 そんな彼女の笑顔を見たいと願うタカシとキョウコ。 しかし、クラスの空気には逆らえず、なかなかその一歩が踏み出せないでいた。 |
02 | 約束 | ある雨の日の午後、タカシとキョウコは商店街でポツンと佇むミノリを見つける。 そして、ふとしたきっかけから声を掛け、ある約束をするが、彼女は突然泣きだしてしまい……。 |
03 | 勇気 | 自分たち以外にも味方が一人いると知って喜ぶキョウコだったが、教室に入った途端また萎縮してしまい自己嫌悪に陥る。その様子を見たタカシは、週末3人で隣町の水族館に行けば解決策が浮かぶかもしれないと励ます。 |
04 | 水族館 | 待ちに待った週末。隣町では人目を気にする必要が無く、3人は開放的になり水族館を満喫する。けれど、クリオネの特別展へと足を進めた頃、ミノリの掛かり付けの病院に彼女の伯母が呼び出されていた。 |
05 | また明日 | 水族館の帰り道、遠ざかる夕暮れの神社を眺めているミノリに、解決策はまだ見つからないけれど、とにかく彼女を独りぼっちにだけはさせないと決意する2人。しかし、しばらくして彼女は学校に来なくなってしまう。 |
06 | 百日の花 | ミノリはもう学校に来ないという噂が立つ。打つ手のないまま夏休みに入ってしまったある日、2人の元に送り主の名前もなく返信すら出来ない不思議なメールが届く。それは、あの神社の夏祭りを知らせるものだった。 |
07 | 祭の賑わい | 夏祭りで再会した3人は夜店を楽しむが、クラスメイトの男の子たちと遭遇してしまい、そこでもいじめられそうになる。逃げる3人の前にまた別の女の子たちも現れるが、彼女たちは彼らとは違った意外な行動を取る。 |
08 | 小さな灯台 | 神社裏の浜辺に佇む灯台へとたどり着いた3人。そこから広がっていたのは、自分たちの街の灯りだった。灯りに浮かぶ日常の様々なシーンに、それぞれの心に秘めた切なる想いが溢れ出す。 |
09 | 灯台とテトラポット | ミノリは別れの時が来たと覚り、独り消えていこうとする。しかし、タカシとキョウコから差し伸べられた手を彼女は思わず取ってしまう。そして雨が静かに降り続く中、雨宿りをしながら最期の優しい時間を過ごす。 |
10 | 祭の後、朝の光 | 携帯電話を残して消えてしまったミノリを、昨夜のクラスメイトたちも巻き込んで探し回る。明かされたミノリの現実、残されていた1通のメール、そしてタカシとキョウコに届いたメールの送り主とは……。 |
11 | 未来の想い出 | ミノリの想いが書き綴られたメールは、圏外だって、消されたって、タカシとキョウコに届いている。だって、タカシもキョウコも同じ想いを抱いているのだから。それは、3人の『想い』が重なって起こされた奇跡。 |
12 | クリオネの灯り | タカシとキョウコの手元に遺されたミノリの携帯電話。その意味を覚った2人は、世界を隔てても、あの雨の日の約束を果たすべく、3人でメールを綴っていく決意をする。未来へ向けて……。 |
感想・レビュー
3話まで視聴した10分のアニメを通じて、普段鑑賞している作品がいかに精巧に作られているかが実感できました。全体の評価点がまだ見つかっていないため、評価するのも難しいです。最終話(12話)まで視聴しましたが、いじめの被害者が病気で亡くなり、いじめた側とその状況を見て見ぬふりしていたクラスメイトたちが後悔するストーリーでした。しかし時間は戻らず、彼女に対するひどい扱いの事実は変わりません。クラスで飼われていた金魚のように、息ができずに死んでしまったのが象徴的です。フグが好きという設定が特に意味を持つのかはよく分かりませんでした。クリオネの説明で「貝の仲間だけど殻がない」という点が語られましたが、全体的なボリュームから見てタイトルのテーマを深く表現できているとは言えません。灯台の象徴性は、皆を照らす一方で、自分は誰にも照らされないという感覚があります。いじめの現実の過酷さについて、もっと深く描いてほしかったです。過激な描写の作品が多い中で、このアニメは比較的ソフトに終わった印象があります。私の意見では、現実のいじめ加害者は反省もせず、その行為を忘れて生き続けることが多いと思いますが、この作品の中では彼らが心に引っかかる部分を持っているという描写があります。いじめていた人たちが手伝ってみのりを探していましたが、それは罪滅ぼしにはなりません。いじめられる側からすれば、そのような行動で許されることなどないでしょう。いじめた側の悪質さが描かれるのが物足りなく感じました。また、集団心理で反省する空気に流されているのではないかとも思ってしまいますが、その点が意図されていない作り込みな気もしています。そのため、現実ではこのように終わることはないと思います。クオリティについては特に言及することはありませんが、演技を含め、最終話に向けて少しは見られるレベルには達していたと思います。
記録
ショートアニメなので手軽に観られる一方、正直胸糞な作品。根本的な解決には至っておらず、ラストも物足りない。学校の道徳を扱っているのかもしれないが、現時点では不透明。時間を割いて観る価値があるかどうかは人それぞれだと思う。
ナチュラルレインの小説を原作とした作品。あなたのクラスにはイジメがありますか?
クラスでイジメの対象となっている実。
イジメを止めようとする方と杏。
些細な出来事が彼らを結びつけますが
1話10分のショートアニメ。
自分がイジメの標的になるかもしれないという集団心理は、本当に無力感を抱かせるものです。今作で扱っているイジメは非常に深刻な問題で、場合によっては犯罪に繋がります(# ゚Д゚)
イジメを行う者は本当に見苦しい( ゚д゚)
せめていつかはそのような雰囲気がなくなることを願っていますが、これは人間の本質かもしれませんね(´・ω・`)
今作は良い雰囲気で締めくくられていますが、現実でイジメをする人には毎日不幸が降りかかる呪いにかかってほしいものです( ゚д゚)www
傍観者から脱却したい時にぴったりの作品です。
個人的には少し気持ち悪い感情が生じたかもしれません(;^ω^)
#小説
道徳の授業で観ることができるアニメ、1話が10分未満なのであっという間に見られた~
いじめの問題は深刻だね エンディング曲がとても良かった!
いじめは許されるものではない
誰もが理解していることだ
しかし、それは決して消えることのない現象だ。
誰かが周囲から浮いていると
その子に目が行きやすくなり
いじめの標的にされることもある。
今回のアニメでは
病気であまり学校に来られない少女が
その標的となってしまった。
学校では彼女がマークされていて
次の標的になりたくないと
みんなが見て見ぬふりをする。
学生時代によく見かけた光景だが
アニメで描かれると
非常に罪悪感が湧いてくる。
自分も見て見ぬふりをしていた時期が
確かに存在したことを思い出す。
大人になった今では
学生時代の短い時間が
当時は膨大な期間に感じられたことを思う。
それでも、気にかけてくれる友達が
本当にいたという事実が
非常に救いになったんだと感じる。
#いじめ、友情、クリオネ