2017年10月8日に公開のアニメ「アニメガタリズ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「アニメガタリズ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
アニメガタリズが視聴できる動画配信サービス
現在「アニメガタリズ」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「アニメガタリズ」が配信中です。
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最終更新日
アニメガタリズのあらすじ
主人公の阿佐ヶ谷未乃愛は、私立咲鐘湖学園の新一年生です。入学早々、同級生の上井草有栖に誘われてアニメ研究部に入部することになりました。アニメの知識はほとんどなかったものの、高円寺美子や個性的だけれど優しい先輩たちに囲まれて、次第にアニメの魅力に惹かれていきます。しかし、入部初日に封じられたドアを開けてしまったことで、未乃愛の周りには次々と不思議な出来事が起こり始めます。そして、なぜかアニメ研究部は廃部の命令を受けてしまうのです。未乃愛たちは廃部を阻止しようと奮闘する中で、学園や自分たちの周囲で起きている大変な事件に気付くことになるのです。
アニメガタリズの詳細情報
「アニメガタリズ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
制作会社 | ワオワールド |
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監督 | 森井ケンシロウ |
脚本家 | 広田光毅 |
主題歌・挿入歌 | GARNiDELiA |
出演者 | |
カテゴリー | アニメ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2017年10月8日 |
アニメガタリズの楽曲
「アニメガタリズ」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- オープニングテーマアイコトバGARNiDELiA
- エンディングテーマグッドラック ライラックGATALIS<阿佐ヶ谷みのあ(CV:本渡楓)、上井草アリス(CV:千本木彩花)、高円寺みこ(CV:東城日沙子)>
アニメガタリズのエピソード
「アニメガタリズ」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | ミノア、アニメルーキー! | 阿佐ヶ谷未乃愛(みのあ)は私立咲鐘湖(さかねこ)学園高校の1年生。なぜかいつも夢に見るアニメの話を友人の小幡唯にしたところ、聞き耳を立てていたお嬢様同級生・上井草有栖(ありす)から放課後呼び出しを受けてしまった。近寄りがたいありすからの呼び出しに不安がるみのあ。 |
02 | ツドエ、アニメガタリズ | 早朝、校門前にてアニメ研究部の部員募集チラシを配るみのあとありす。昼休みに部室に行くとそこにはクラスメイト・高円寺美子(みこ)の姿が。ライトノベルが原作のアニメが好きだというみこと、ありすは意見の不一致から喧嘩になりそうなところをみのあの熱い語りがその場を収める。 |
03 | エリカ、レイヤー×レイヤー | 生徒会長ツバキの命令で部室を失ったアニ研部員たちは、エリカの提案で秋葉原に遊びに行くことに。コスプレショップ、アニメショップを巡りながらアニメガタリをする部員たち。皆の知識に圧倒されながらも楽しむみのあだったが、皆で語り合う場所――部室を取り戻すために一念発起する。 |
04 | ブシツ、ダイバクハツ! | ありすが大量のアニメBD購入に部費を使い込んだのが生徒会にばれて、またも廃部の危機が訪れる。部活の存在意義を証明するためアニ研部員たちは他の部活動に助っ人として参加するも失敗ばかり。途方に暮れる部員たちだったが、彼らを救うヒントになるのはやはりアニメだった。 |
05 | ベイベー、イケナイススメナイ | アニ研部員たちで海の方でやる最大のアニメイベントに行くことに。多くの人が詰めかけ、会場にたどり着くだけでも大変な状態の中、みのあは、トイレに行った帰りに迷子になり、北京からの留学生 楊貝貝(ヤンベイベー)に助けられる。アニメが世界を繋げるきっかけになっていることを知るアニ研部員たち。 |
06 | カイカイ、ラブクライマックス | アニメと言えば温泉回。ご多分に漏れることなくアニメ聖地巡礼の旅行へと行くことになったアニ研部員たちだが、塊は先日からの思わせぶりなみこの態度が気になり巡礼などどこか上の空。心中穏やかではないまま向かった宿泊先にて、みこから送られたメッセージに人生初のラブシグナルを受信、恋の獣と変貌する。 |
07 | ミコ、ダンピツセンゲン | あれこれ企画段階の夢物語を話している時が一番楽しいのはアニメ制作においても例外ではない。生徒会から学園祭でアニ研らしい発表をしないと廃部にする、と理不尽な勧告をされたアニ研部員たち。皆でアイデアを出し合ったがまとまらず、みのあの発案でアニメを作ることにするが、アニメ制作はそんなに楽じゃない―。 |
08 | アリス、オカネガタリマセンワ | アニメ制作の遅れ、意見の対立、人員の離脱。まるでアニメスタジオのような事態に陥るアニ研部員であったが、ようやく完成の目処もついた頃、またもや生徒会の妨害を受ける。生徒会が追加で出してきた部活存続のための条件とは、巨大な特設ステージを観客でいっぱいにすることであった。 |
09 | アニケン、ズットテング | 学園祭の打ち上げ中、浮かない様子の唯。部活の悩みがあるという唯にみのあたちはアニメを薦める。後日、アニメによって悩みを解決できたと唯から感謝され、それを聞きつけた他の部活の部員たちがアニ研に殺到するが―。 |
10 | アニケン、ヤットハイブ | アニ研を潰そうと生徒会を動かしていたのは何を隠そう学園長の荻窪であった。アニ研廃部撤回を直談判しに行くみのあ。一方アニ研部員は、閉ざされた学園長室のドアを開けるため、パスワードのヒントを探すことになる。ようやく、みのあの夢に出てきたアニメの秘密が明かされるのだろうか? |
11 | 共ニ語リシ、光輝(めいゆう)ノ裏切リ | 平穏を取り戻したかと思われた咲鐘湖学園に新たな災難が降りかかろうとしていた。いつも通りの日常を望むみのあであったが、アニメ世界が現実を飲み込もうと学園全体に侵食し、この世の理を大きく変えてしまっていた。現実のアニメ化を受け入れられないみのあを否定する仲間たち、ついに決別を強いられたみのあの運命は。 |
12 | ミノア、カタルシス | 絶望の淵から舞い戻ったみのあの決意を受けて、ネコ先輩は世界を元に戻すべくみのあと学園へと走り出す。しかし目の前に現れたのはアニメ世界の侵食を受け大きく形を変えた咲鐘湖学園であった。みのあを説得し世界に引き込もうとするアニ研部の仲間たち。大好きな仲間とアニメへの思い、みのあのアニメガタリが炸裂する。 |
感想・レビュー
EDは割と良かったが、中身はちょっと物足りない。元ネタが分かると同時に、ただ単に要素を詰め込んだだけの印象を受ける。「うんうん、そうそう!」と共感する瞬間が少ない。見かけは深そうで、実は浅いアニメだ。
子供の頃に見たタイトルがわからないアニメがずっと心に残っている女子高生が、アニメ研究会を発足させる。しかし彼女たちは、ただのゆるい語り合いをするだけではなく、作品の魅力を徹底的に掘り下げる。最終回のような展開を3回も見せるのが楽しい8話・10話・12話と、連続する山場が続く。名作の法則をあえて崩そうとする、心意気は美しくもクソアニメ。そのせいで展開はめちゃくちゃになるが、往年のアニメファンを笑わせようとする意図が伝わってくるため、憎めない。だからこの作品は人類には40年早いか40年遅いアニメ。さまざまなアニメのパロディタイトルや制作現場の裏話も飛び出し、濃いアニメファンほど深く楽しめる。
本編第12話の予告がTOHOシネマズで公開。未視聴者向けに、最後の世界がアニメに飲み込まれる展開は不要という声もある一方、豪華声優陣が話題に。いいね
アニメ初心者におすすめの作品で、そもそもそれ以外の人には向けて作られていなかったのかもしれません。
この作品はパロディ要素が魅力的だと思って観始めたが、終盤の2話でアニメと現実世界が曖昧になる不可解な展開に陥り、結局1話をアニメ好きとしてやり直すような結末だった。8話の学園祭エピソードは、最終話としても十分成立するレベルの出来だったとも言える。一方で、つまらなくはないが特に強く面白いとも感じられず、個人的には微妙な評価になってしまった。
ミノアちゃんには脳裏から消えないのに、思い出せないだけの名作がある。
カミイグサさんはまさにお嬢様の気品を放つ存在。アニメが好きすぎて早口、守備範囲は驚くほど広い。
もじりネタは散りばめられているけれど、どの作品のパロディかは誰にでも分かるわけではない。俺には分かる。
アニメ研究部は今、活動していない。ならば自分たちで作ればいい。最低部員は6人。
部室には猫がいて、ベレー帽に触れると何か意識が飛ぶような気配が漂う。
コウエンジさんは原作厨っぽく対立しがち。名作アニメとは何か、面白さとは一体何かを問い続ける日々。
部室の無期限使用禁止という通達、ゲロ枠と呼ばれるほど衝撃的なアニメの存在感、能力者バトルアニメの魅力、そして熱い演説。
ジオン軍の演説を思わせるスタートで大コケする場面も、 part of the charm。
アニメ研究部は毎回生徒会にハイブ化されるという噂がつきまとう。
秋葉原に出かけて現場を体感し、コスプレで気分を盛り上げる。3話切りの運命、3話で急展開を迎えるか、3話もそのまま進むのか。
製作委員会とは何か、円盤を売る理由とは何かを問う場面もある。
「アニメなんて何も生み出さない」という反論に対して、海外で救われた過去を持つエリカ先輩の過去が語られる。
アニメは本当に何も生み出さないのか。アイドルアニメの魅力、演劇部の衣装作りなど、現場のリアルが描かれる。
間に合わせて廃部を免れること、アニメは人と人を結びつける力があることを信じて、夏休みの聖地巡礼へ。
夏の特別編はあの件として語り継がれ、ニチアサの伝統的な時間帯を尊重しつつ、プリフェアのEDダンスにも注目が集まる。
確かにダンスは凄い。アリスちゃんは初参加、今日が初めての現場経験。ベイベさんは可愛い。
世界はアニメを通じてつながっている。後悔はあるが、またどこかの場所で会えるはずだ。
熱い言葉とともに、聖地巡礼が進む。大洗はガルパンの聖地として語り継がれる。
BGMのラッパの音色は練られていて、ミノアちゃんは失敗ばかりで落ち込むが、失敗こそが学びと理解する。
楽しんだ者勝ち。二次元にしか興味がなかった時期を越え、文化祭に向けて短編アニメ作りが動き出す。
アニメ好きがアニメ作りへと転じ、シナリオ会議で脚本家がブチギレる場面もある。多人数の会議はブレるのが当然で、SHIROBAKOに通じる現場の痛みが描かれる。
プロデューサー、みのわ監督、絵コンテとは何か。脚本作りと絵コンテ作成は、倒れそうになるほどの重圧を伴う。
壁にぶつかるたび、アニメ作りの大変さが痛感される。制作進行は忙殺され、時には逃亡も、そして生徒会からの妨害も。
万策尽きたかもしれない、そんな局面も訪れる。だが10話以降の展開はおもしろさを加速させる。
父はオタクだったと告白されるエピソード、アニメ作りは時間との戦いだと痛感するリアル。もちろんSHIROBAKOらしきアニメも放映されていた。
誰も諦めていない、それぞれの作業は続く。熱い思いだけは揺るがない。
監督が諦めない限り、物語は動く。諦めたらそこで試合終了だ。
部活アニメ語り企画。パパが信じるミノアを信じろ、ミノアが元ネタを理解していく様子が描かれる。応援する感じのショートアニメになりつつある。
エンディングはライブ演出、止め絵で迫力を出す技法も良い。OPは巻き戻し、白黒作画の演出にも感嘆。
異変に気づくミノアは逆に周囲を変人扱いするが、アニメの世界の住人とそうでない人の境界を越える展開は熱い。
オーロラ先輩はアニメの世界の住人。名前を変えたかった彼女の想いは、境界線を越える扉を開く。
第一話をアニメ好きを名乗ってやり直すそんな決意を胸に、今この瞬間、物語は動き出す。
パロディぎっしりのギャグ作品で、アニメとラノベのオマージュを存分に楽しめる。猫が喋るという王道の第一話から始まり、十二話を通してアニメ的イベントを丁寧に積み上げていく。主人公の動機やキャラのエピソードはドラマ部の薄さが揺るがないが、ラストの二話は壁を壊す試みとしてなかなか面白い。完全なメタ認識には走らず、作品内で現実を保ちつつ世界が徐々にアニメ化されていくという発想が新鮮だ。昔懐かしい作画に寄せ、画面規格もアナログの4:3へと狭める演出、ダイジェストで描かれる学校の一日が主人公の体感につながる表現、『ファニーゲーム』風にOPを巻き戻して確認する演出など、細部まで痒い所に手が届く視点が光る。声優の高橋李依が「我が名はッ」と言えば、その後に続く言葉が一語だけという遊びも印象的。来たる主演・爆焔作品にも大いに期待している。
アニメファンを描く作品だが、題材がシンプルすぎてどうでもよく、秋葉原やコミケを崇拝してコスプレを愛する描写が自分には別世界すぎてノリきれない。素直に褒められるのは主題歌とアリスちゃんのフィンガースナップくらい。男キャラは意外と良い。アニオタだった過去を否定するようなラストには違和感。ちょっと怖い。
パロディ元のアニメは、過去の名作だけでなく最近の作品やややマイナーな作品からも多く引用されており、新鮮な印象を受けた。そして、制作陣のアニメへの愛情が伝わってきて、とても楽しく視聴することができた。
17年に視聴したパロディ作品。
お馴染みのネタやシーンが次々と登場するため、ついニヤけてしまう、アニメオタク向けの内容です。「3話切り」やアニ研でのアニメ制作の話など、しっかりと押さえるポイントを持った狡猾な展開が魅力的。脚本家が「寝させてくれ」と言ったり、「万策尽きた」のフレーズを巧みに使う場面には感心しました。8話の奇妙な最終回の雰囲気も楽しかったですし、驚きの11話も印象に残りました。
生徒会長役の西明日香さんはやっぱり「てさぐれ部長」を思い出させますし、そんな一面も見たくなりますね
ベストシーン:完全に最終回模様だった8話の学園祭。
ベスト演技:未乃愛役の本渡楓さん。