2018年10月10日に公開のアニメ「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。が視聴できる動画配信サービス
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ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。のあらすじ
2015年から月刊「少年ガンガン」で連載中の、ゆるふわ魔界の日常コメディ『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。』が2018年10月にアニメ化決定!天界から堕ちて悪魔となった元天使たちが暮らす魔界・万魔殿(パンデモニウム)の主、ベルゼブブ閣下。新しくその近侍として仕えることになった職員・ミュリン。ベルゼブブは知的でクールに見えるが、実はモフモフが大好きな性格!憧れと現実の間で戸惑いながらも、ミュリンは少しずつベルゼブブとの距離を縮めていく。そんな二人を取り巻く不器用で個性的な悪魔たちが織りなす、この物語は、彼らがある気持ちに名前を付けるまでの過程を描いているかもしれない。
ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。の詳細情報
「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
制作会社 | ライデンフィルム |
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原作者 | matoba |
監督 | 和ト湊 |
脚本家 | 冨田頼子 |
キャラクターデザイナー | 住本悦子 |
主題歌・挿入歌 | 三月のパンタシア 久野美咲 加隈亜衣 大西沙織 |
出演者 | |
カテゴリー | アニメ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2018年10月10日 |
ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。の楽曲
「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- オープニングテーマピンクレモネードSangatsu no Phantasia
ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。のエピソード
「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | ボーイ・ミーツ・モフみガール。/近侍の心、閣下知らず。 | 「ボーイ・ミーツ・モフみガール。」 ここは魔界にある元天使たちが働く行政機関・万魔殿パンデモニウム。憧れの大悪魔・ベルゼブブ閣下の近侍として仕えることになった新人職員・ミュリンは、喜びと期待に胸を弾ませていた。しかし、知的でクールと思っていた閣下は、実はモフモフが大好きなゆるふわ少女で……。 「近侍の心、閣下知らず。」 魔界の市井視察に出掛けることになったベルゼブブと、近侍のミュリン。のんびり気ままなベルゼブブにすっかり振り回されながらも、ミュリンは自身の役割を全うしようと気合いを入れる。そんな矢先、ミュリンはベルゼブブとはぐれてしまい……。 |
02 | 兄貴はメルヘンなお味。/登場、バイブレーションガール。 | 「兄貴はメルヘンなお味。」 階段から足を滑らせてしまったミュリンを颯爽と助けた寡黙な男・アザゼル。その男らしさに惹かれたミュリンは、自分もアザゼルのような男になりたいと、彼の行動を真似することに。そんなミュリンに、アザゼルはある秘密を打ち明けて……。 「登場、バイブレーションガール。」 ベルゼブブの幼馴染・ベルフェゴールは、極度の緊張で尿意を催す頻尿残念ガール。特にアザゼルを前にすると震えが止まらず、いつも逃げ出してばかり。ベルフェゴールを怖がらせてしまうと落ち込むアザゼルのため、ミュリンは解決策を考えるが……。 |
03 | 翼をつけた元天使(エンジェル)。/その近侍、ドSにつき。 | 「翼をつけた元天使エンジェル。」 お昼休みからの帰り道。ベルゼブブとミュリンは、一人の男に遭遇する。多くの女性たちを魅了し、輝く笑顔を振りまく彼は、(自称)ベルゼブブのお兄ちゃん的存在・アスタロト。ベルゼブブを溺愛するアスタロトは、彼女への愛を熱く語り始め……。 「その近侍、ドSにつき。」 愛しのベルゼブブの近侍となったミュリンのことが気になって、仕事そっちのけで品定めにやってきたアスタロト。そんな彼を、近侍・サルガタナスが迎えに来た。アスタロトは、彼女のことを氷結地獄コキュートスの悪鬼も真っ裸で逃げ出す冷淡無情な近侍だと言うが……。 |
04 | 羽ばたけ! 想像の翼。/閣下、はじめてのお見舞い。 | 「羽ばたけ! 想像の翼。」 ミュリンが会議で出会った眼鏡美人・エウリノーム。才色兼備な彼女だが、目が合うたびになぜか心底嫌そうな顔を向けられてしまう。自分は嫌われているのではと不安に思いつつ、彼女が落としたハンカチを届けるために探し回るミュリンだったが……。 「閣下、はじめてのお見舞い。」 ミュリンが福引で当てたペアチケットで、一緒に映画を観に行くことになったベルゼブブ。約束が楽しみすぎて眠れずに一夜を明かし、寝不足のまま仕事へ行くと、そこにはミュリンの姿がなかった。グシオンたちからその理由を聞かされたベルゼブブは……。 |
05 | ちょっぴりビター、ビブリオマニア。/進め、ブラウニーとともに。 | 「ちょっぴりビター、ビブリオマニア。」 ある日、アザゼルとともに万魔殿の図書館を訪れたミュリンは、そこで常に眠そうで活字中毒な図書館長・ダンタリオンと、常に大声で話すマイペースな古参悪魔・モレクと出会う。2人は先輩と後輩の間柄だというが、そのやりとりは独特で……。 「進め、ブラウニーとともに。」 アザゼルと話すきっかけを作るため、ブラウニー作りに挑戦しようと決めたベルフェゴール。料理に自信がないためベルゼブブに相談するも、彼女もまったく料理ができない。そこで、ベルゼブブのお抱え料理人・ニスロクに教えてもらおうとするが……。 |
06 | 9センチ分の。/閣下の秘密。 | 「9センチ分の。」 仕事に向かう朝、靴のヒールが折れてしまい落ち込んでしまうベルゼブブ。ヒールは万魔殿の装飾部部長・アドラメレクが直してくれることになったのだが、その間もベルゼブブの気持ちは晴れないまま。ベルゼブブが高いヒールにこだわるのには理由があって……。 「閣下の秘密。」 万魔殿の主として雑誌取材に応じるベルゼブブは、「苦手なもの」を問われて何もないと回答した。その冷静で毅然とした姿に、かつてベルゼブブに対する理想と現実のギャップに戸惑っていた自分を懐かしみながらも、ミュリンは感心していたのだが……。 |
07 | パンデモ湯よいとこ一度はおいで。/“もっと知りたい”のに…。 | 「パンデモ湯よいとこ一度はおいで。」 職員の運動不足解消のため、ジムを開設することになった万魔殿。しかし、お披露目会に向かったベルゼブブたちを待っていたのは、アスタロト考案のお風呂施設「万魔殿の湯」だった。作ってしまったものは仕方がないと、みんなでお風呂に入ることにしたのだが……。 「“もっと知りたい”のに…。」 ミュリンが実家で犬を飼っていることをベルフェゴールから聞き、ミュリンのプライベートを自分は何も知らないのだと気づいたベルゼブブ。詮索したくない、でも知りたい……。揺れ動く気持ちに戸惑うベルゼブブは、アスタロトに相談することにしたのだが……。 |
08 | かわいいって言いたい。/海に行こう。 | 「かわいいって言いたい。」 大好きなキャラクター“ひげもこフレンズ”のコラボカフェの存在を知ったサルガタナス。可愛い空間に自分のような可愛げのない者が行ってはいけないのでは……と思い悩むが、勇気を出してカフェに向かうことに。するとそこには、アザゼルの姿もあって……。 「海に行こう。」 休日に海へ遊びに行く約束をしたベルゼブブとベルフェゴール。アドラメレクと誘惑部・サキュバス課のモリガンに協力してもらい、二人は水着を新調することに。ともに海へ行くアザゼルを想い、ベルフェゴールは水着を選び始めるのだが……。 |
09 | ふたり、ときどきすれ違い。/夢を見たから。 | 「ふたり、ときどきすれ違い。」 ある日、ベルゼブブとミュリンの間に起こったすれ違い。それがきっかけで、ミュリンが他部署への異動願いを出してしまうかもしれないと、ベルゼブブは動揺する。一方、ベルゼブブを怒らせてしまったと感じたミュリンは、アスタロトに相談をするが……。 「夢を見たから。」 アザゼルを前にすると、恥ずかしさと緊張で逃げ出してばかりのベルフェゴール。まっすぐに目を見て大好きな気持ちを伝えたいのに、いつもうまく話せない。あふれそうな気持ちを抱えながら図書館に来たベルフェゴールは、偶然アザゼルと出会って……。 |
10 | 缶コーヒー1本分の距離。/寒い日、あなたの香り。 | 「缶コーヒー1本分の距離。」 いつも仕事をサボって女性と遊んでばかりのアスタロトと、そんな彼を今日も迎えに行くサルガタナス。万魔殿への帰り道、二人は通りがかった公園で一息入れることに。アスタロトの言動に呆れながらも、サルガタナスは自身の彼への気持ちと向き合おうとするが……。 「寒い日、あなたの香り。」 寒波が訪れ、真っ白な雪化粧をほどこされた万魔殿。寒いのが苦手なベルゼブブは、あまりの寒さに部屋の外へ出られないでいた。色々な対策を講じ仕事に打ち込もうとするも、震えが止まらずつらそうなベルゼブブに、ミュリンはあることを思いついて……。 |
11 | ごっちん・IN・メリーランド。 | ベルフェゴールは、ある日のお茶会で間違ってお酒を飲んでしまい、一人眠り込んでしまった。そんなベルフェゴールを見つけたアザゼルは、介抱のため慌てて人を呼びに行こうとする。しかし、そんなアザゼルを夢うつつのベルフェゴールが引き留めて……。 |
12 | 閣下の心、近侍知らず。/その気持ちの名前は。 | 「閣下の心、近侍知らず。」 ミュリンにプレゼントされ、大切に着ていたセーターがほつれてしまった。ショックのあまりミュリンと目を合わせられず、溜め息を吐いてばかりのベルゼブブ。その態度に、ミュリンは自分がまた閣下を怒らせてしまったのではと勘違いをしてしまって…。 「その気持ちの名前は。」 春を迎えた万魔殿で、お花見をすることになったベルゼブブ達。お花見をしたことがないというベルゼブブのために、一同は張り切って準備をする。そんなのんびりとした日常を過ごしながら、ミュリンはベルゼブブの近侍となったばかりの頃を思い出し……。 |
感想・レビュー
ああこんなほのぼのしたイチャイチャが見たかったんだ
もっとこういう心温まるラブコメが増えますように!
ベルゼブブとミュリン、本当に尊すぎる
Opやアイキャッチのタイトル周りのキャラクターの動きはとても可愛く、三月のパンタシアも同様に魅力的です。
キャラクター設定やストーリーには、全体的に見慣れた内容が多い印象がありますが、ペールトーンの色合いや原作に寄せた少女漫画的な絵柄、そしてゆるくデフォルメされたやりとりが良いバランスを保っています。
一見、女性向けに見える作品ながら、ところどころで男性目線を強く感じさせる部分があり、ターゲット層がどこなのか疑問に感じることがありました。ただ、全然絞る必要はありません。
この絵柄で描かれるキャラクターの視点や属性、やりとりは、どこか同人誌や男性向け作品のキャラクターに通じる独特さがあります。
万魔殿についても、どこかオフィスや役所の雰囲気が漂うところが時折見受けられ(それがまた良い)、個人的には少女漫画や日常、恋愛の枠組みをパロディとして描いているようにも感じました。
それにもかかわらず、ヒールやベンチのやりとりは見事に少女漫画らしく、心がキュンとする瞬間があり、特に10話のサルガタナスとアスタロトのエピソードでは、サブカップルのやりとりが個人的にお気に入りです。
カップリングや組み合わせを楽しむことも、この作品の魅力の一環です。
ダンタリオンのローテンションな声は、やはり独特の空気感を醸し出しているなと、いつも感じます。ナレーションの抑制の効いた補足も、ちょうど良い具合に面白さを引き立てています。
ふと思ったことを書き出して振り返ってみると、”名前をつける物語”という少々大げさなおとぎ話やディズニーアニメのようなオープニングとエンディングがあって、キャラクターの個性が改めて意図的だと感じられます。また、調べてみたら原作も非常にユニークですね。
観始めて2話に入る直前、ああ、これ放送当時すぐに切った作品だと思い出しました。当時はまだ尖っていた自分が、どうしてベルゼブブやベルフェゴールが萌え系美少女キャラになってイチャイチャしているのか疑問に思った記憶があります。そもそも、このふんわりしたラブコメを毎週追う気にならなかったのも理由の一つです。しかし、歳を重ねて少し丸くなった今、一気見してみると、ほんわかとした優しさがあり、毒気もないので気軽に楽しめる作品だなと感じました。悪魔や魔界の要素はさほど重要ではなく、むしろ異世界の役所内での職場恋愛として見るのがいいのかもしれません。
ストレスなく視聴できて、ふわりとした平穏な雰囲気。結末には特別なドラマ性は感じられなかった。3組とも片思いのまま終わる展開だった。キャラクターは可愛かったが、原作まで読み切るほどの熱量には至らなかった。
ほのぼのとしたゆったり系の作品が好きな人にぴったり
このタイプが好きな人には特に刺さる
途中で飽きてしまい、離脱してしまうことがある
ほのぼの・ゆったり系の作品を好む人へ
このジャンルを好む人にはおすすめ
中盤で飽きてしまい、途中離脱することがある
ほのぼのとした穏やかな雰囲気の作品が好きな人におすすめ
このタイプが好きな人には強く刺さる
中盤で飽きてしまい、結局離脱してしまうことがある
ほのぼの系・ゆったり系の作品が好きな人向け
このタイプを好む人には最適
飽きてしまい、途中で視聴をやめてしまうことがある
ほのぼのゆったり系が好きな方へ
このタイプが好きな人には強く響く
途中で飽きてしまい、離脱してしまうことがある
matoba原作の漫画をベースにした、上司と部下のドキドキラブコメディ。堕天した者が暮らす魔界・万魔殿を舞台に、頂点を君臨する元熾天使ベルゼブブの近侍頭として新人職員ミュリンが就任。憧れのベルゼブブの近侍になれた喜びも束の間、日が経つにつれ彼女の本性と現実が次々と露わになるそんな緊張とロマンスが混ざり合う展開。アニメ化作品として原作の世界観を崩さず丁寧に作られており、原作ファンも納得の仕上がり。ただ、好き故に削られたシーンがあり、ストーリーが薄く感じる場面がある点は少し残念。セクシーなカットはあるが過度ではなく、家族での視聴は注意したいところ。ふわふわした雰囲気が魅力的で、ケサランパサランを飼いたくなる描写も。いずれ原作を読み返したくなる、そんな作品。#漫画
1.8倍速視聴がちょうどいい。スヤリス姫が好きで雰囲気が似ていたため、1話だけ視聴した。以降は続ける気力が湧かなかった。
優しい色使いと癒やされる物語。井上喜久子さんのツッコミがアクセントとなり、見ているだけで心が落ち着く作品です。
舞台は魔界。王ベルゼブブと近侍ミュリンの日常が描かれ、元天使の悪魔が登場する設定には宗教観の絡む要素が散りばめられています。作中ではキリスト教の解釈を軸に他宗教の神々が扱われる場面があり、宗教観の対立や解釈のズレをユーモラスに描く視点が特徴です。
物語の雰囲気は悪魔っぽさよりも、ふわっと緩いアニメーションが魅力。とはいえ、ゴッちんの尿意エピソードは切なく感じる瞬間も。ベルが食べてばかりなのは、ハエのモチーフを引き継いでいるせいかもしれません。
舞台設定として、魔界の王ベルゼブブ閣下と近侍ミュリンの日常が丁寧に描かれており、魔界の街が現実の街並みに溶け込んでいる点には不思議な違和感もあります。
お気に入りはサルガタナスとエウリノーム。二人の悪魔それぞれの設定を知ると、また違った楽しみ方が広がります。ゴッちんの喋り方もとても可愛らしく印象的でした。
物語3.5点/演出4.0点/印象3.5点/構成3.0点/没入3.0点
子守唄のように柔らかな雰囲気と可愛い要素を詰め込んだ作品です。起承転結はかなり緩やかですが、思わず見入ってしまう癒しを提供します。