2019年7月7日に公開のアニメ「闇芝居 七期」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「闇芝居 七期」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
闇芝居 七期が視聴できる動画配信サービス
現在「闇芝居 七期」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「闇芝居 七期」が配信中です。
最終更新日
闇芝居 七期のあらすじ
身近に潜む怪異な都市伝説をテーマに、現代ではめったに見かけない”紙芝居”をデジタル形式で表現した、昭和の雰囲気が漂う新しいタイプのホラーショートアニメ。
闇芝居 七期の詳細情報
「闇芝居 七期」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
闇芝居 七期の楽曲
「闇芝居 七期」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- エンディングテーマ決壊betcover!!
闇芝居 七期のエピソード
「闇芝居 七期」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | お届け物 | 旅行中の友人から留守番を頼まれた片桐。 留守中に届く荷物を代わりに受け取って欲しいとのこと。 夜更けに届いた荷物を約束通り受け取ったものの、友人は翌日にも荷物が届くためもう一日留守番して欲しいという。 それほど大事な荷物とは一体何なのだろうか…。 |
02 | 眠れない子ども | とある郊外の一軒家。 夫の帰りを待つ佐和子は幼い息子と二人きり。 心細い夜を過ごす中、佐和子の不安はやがて恐怖へと変わっていく…。 |
03 | 応接間 | 長い人生を共に歩んできた、ある老夫婦のお話。 子どもに恵まれなかった二人のもとに、ある日、女児の人形が届く。 いたずらに過ぎていく時間の中で、夫婦と人形の運命が交差する…。 |
04 | 絵画 | 絵画展のチケットを手にした、ある男のお話。 受付の女はどこか不気味で、奇妙な展示の数々は見慣れないものばかり。 忠告を無視して男が取った行動の先に待ち受けていた運命とは…。 |
05 | 終了のお知らせ | 郊外のとある街に出張でやってきたサラリーマン・浜野。 訪れた街のあちこちで葬儀が行われているのを目にした浜野は事故でもあったのかと不思議に思っていた。 その夜、宿泊先のホテルで彼を待ち受けていたものとは…。 |
06 | ベランダ | とあるマンションに越して来たOLのお話。 ベランダから毎夜聞こえる謎の音に恐怖するが、正体がわからない。 ある晩、彼氏に助けを求めるが…。 本当の恐怖は、そこから始まるのだった。 |
07 | 公衆電話 | 仕事中の千恵に突然、妹からの電話が。 助けを求める妹に言われるがまま訪れたある公衆電話。 そこには異様な光景が…妹の身に何があったのか? |
08 | 咳 | 古い木造アパートで暮らす孝之。 隣に住む老人とのご近所トラブルに巻き込まれ、頭を抱える日々を過ごした。 そんなある夜、薄い部屋の壁越しに聞こえてきた激しい咳。 そして苦しみ悶える老人の声だった…。 |
09 | エレベーターの女 | とあるマンション。 早朝、エレベーターに乗り込んだ住人たち。 何気ない日常があることをきっかけに恐怖で歪んでいく…。 |
10 | 漫画喫茶 | ある漫画喫茶で働き始めた松寺。 そんな彼の元に、1人の客が「落とし物はなかったか」と尋ねてくる。 それが恐怖の始まりだった…。 |
11 | 妹の部屋 | 仲の悪い兄妹・泰司と美帆。 美帆が霊感を持った友達を連れて来たがために兄妹は思わぬ恐怖に巻き込まれていく…。 |
12 | 試着室 | 街で小さなブティックを見つけた、あるOLのお話。 懐かしいデザインの服に心ときめき、思い出にふける彼女。 しかし、明かされた真実とともに彼女が失ったものとは…。 |
13 | 冷蔵庫 | ある仲の良い家族。 子供たちは母の料理を楽しみにし、親はそんな子供たちを見守り、幸せな時間が流れる。 だがそんな幸せは、時が経つにつれ変化していき…。 そして家族がたどり着いた形とは…? |
感想・レビュー
「お届け物」と「冷蔵庫」が印象的だった。特に「妹の部屋」での「ファッ!?」がめちゃくちゃ面白かった。兄貴のセリフがどれも面白くて、コメディとして素晴らしい回だった。
紙芝居風ホラーアニメのシーズン7は、閉鎖空間縛りの全13話で構成。各話およそ4分と短めだが、余韻を味わうには一気見だと物足りなく感じる場面も。とはいえ、9話「エレベーターの女」から恐怖が徐々に増し、10話「漫画喫茶」、12話「試着室」は演技力で怖さを引き出す秀作。最後の13話「冷蔵庫」は冷蔵庫視点という新鮮な視点が光り、考えさせる恐怖を楽しめる締めくくりでした。
最終話の結末は予想外にあっさりしていましたが、独特な展開で楽しめました。
それ以外の部分は一般的な内容で特に印象に残りませんでした。
七期以降、各シリーズにははっきりとしたテーマが設定されている。今シーズンのテーマは「閉ざされた空間」で、これは閉塞感や窒息感、焦燥感といった精神的恐怖を強く感じさせる。エレベーターは緊急時でなければ使わないし、住む物件は築年数よりも平米数や窓の大きさ、数が優先される。第3話では、応接間の絵が美しく、上品で洋風な雰囲気が人形にマッチしている。第4話では、池袋を思わせる絵に感動!実際には、こうしたギャラリーで美しい女性が高額な絵を売りつける場面も昔あったという。第13話では、冷蔵庫に死体や人肉が詰め込まれるのはホラーやミステリーの定番だが、冷蔵庫からの視点で描かれるのは新鮮で、構造が素晴らしい。子供の頃、冷蔵庫や洗濯機、電子レンジに入ったまま出られない状況を想像していたことを思い出す。最高の回だった!
最後の冷蔵庫視点の話が、全体を強く引き寄せる印象だった。発想がすごい。
エレベーターと妹の部屋、届け物も良かったが、特に印象に残ったのは冷蔵庫のエピソードだ。
シリーズ中でも最も心に残るシーンだった。
冷蔵庫の声優の可愛らしい語りと内容とのギャップが見事だ。
よく見るとケーキの数にも注目が必要。単なる恐ろしい出来事に留まらず、小さな弟の存在も素敵だ。秀作である。
これでシリーズは全て視聴し終えた。
おしまい。
2019年に放送されたテレ東の13話で、4分間のショートホラーアニメが楽しめます。UNEXTで視聴可能です。このシーズンはかなり好評のようで、「お届け物」、「終了のお知らせ」、「エレベーターの女」、「冷蔵庫」は特に面白かったです。
やはり最終話の「冷蔵庫」は非常に印象的だった。視覚的に語り手と状況を表現しつつ、語り手のズレと違和感をホラーとして昇華している。語り手は現在を反映し、登場人物たちはストーリーの進行を示し、子どもが過去の原因となるという三層構造が見事に展開されている。これは非常に巧妙で、技術的にも高いレベルに達している。
闇芝居のおじさん、今はどこでパフォーマンスしてるんだろう?デパート前で見かけたあの雰囲気はどこに行ったんだろう?それが気になって仕方ない。公衆電話の化け物は本当に好きなんだ。
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