この記事では、わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)を見ることができる動画配信サービスを紹介します。
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あらすじ
「勝ち取るんだ最高の学園生活を!」 ぼっちな中学生時代から変わるため高校デビューを果たした甘織れな子。しかし根が陰キャ気質のせいで、憧れの陽キャ生活に馴染めず窒息寸前に…。 現役モデルの完璧美少女、王塚真唯。 優しくてふわふわ天使の、瀬名紫陽花。 いつもクールな黒髪美人、琴紗月。 賑やかなムードメーカー、小柳香穂。 憧れの人たちに近づくために、きょうもがんばる甘織れな子。 だったはずが──。 「君に…」
詳細情報
エピソード
01 |
恋人とか、ぜったいにムリ! |
陰キャでダメダメだった中学時代からの脱出を目指し、高校デビューした甘織れな子。 運よくカーストトップの陽キャグループに入れて大成功! と思ったのも束の間、根が陰キャなままのれな子はすぐ限界を迎えてしまう。 さらには、学園のスパダリと呼ばれる王塚真唯に告白されちゃって―⁉ 待って!わたしが思ってた最高の学園生活と違うかも⁉ |
02 |
初めてのキスなんて、ムリ! |
親友か恋人かを決める真唯との勝負が始まった。 親友として甘織家を訪れた真唯とゲームをして、楽しい! 親友最高! となるれな子。 でも真唯は恋人になりたい想いを一層強くしているみたい。 何とか真唯に親友の素晴らしさをわからせなきゃ! ということで週末に2人でお出かけして盛り上がるんだけど、突然の土砂降りの雨でとんでもない展開に⁉ |
03 |
ムリヤリなんて、だめムリ! |
キスを忘れようとするれな子。真唯は仕事でパリへ。 そんな中、紫陽花さんと学校帰りに寄り道することに! 手を繋がれたり家で遊ぶ約束をしたりして舞い上がるれな子。 真唯には浮気者って言われたけど、そもそも恋人じゃないから! そして紫陽花さんが家に遊びに来た日、なんと真唯も駆けつけ、 妹の遥奈も巻き込んで4人で遊ぶことになり――⁉ |
04 |
真唯なんて、やっぱりムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) |
真唯が学校を休んだ。さすがにやりすぎたかも……と思っていると、 紗月さんから呼び出され、真相を教えられる。 ヤケになった真唯は紗月さんにとんでもない発言をした挙句、恋人募集パーティーを決意したらしい。 何でそうなるの⁉ 会場のホテルに駆けつけ、お互い水着姿で対峙するれな子と真唯。 今こそ、真唯にちゃんと想いを伝えるんだ! |
05 |
恋人とか、ぜったいにムリ!その2 |
いきなり紗⽉さんから「恋⼈になって」って告⽩された! 真唯から雑に迫られたことへの復讐に決まってる。 真唯と仲直りしてくれるなら、と⼆週間だけ恋⼈になることに。 そんな様⼦を紫陽花さんが気にしてる⁉ いやそんなはずないよね。 ⼀⽅真唯は余裕の表情だ。 紗⽉さんとは距離が縮まった気がするけど、これっていい⽅向に⾏ってる⁉ |
06 |
ふたりだけのヒミツが多すぎて、もうムリ! |
紗⽉さんが真唯の前で恋人ムーブをしてきて困惑するれな⼦。 紗⽉さんの意外な⼀⾯を知って、 ⾃分も勇気を出して陰キャの事実を打ち明けたのに、 とっくに見抜かれてたなんて! ショックのあまり逃げ出したれな子を、紗月さんが見つけてくれて、 なんやかんやでその日は紗月さんの家に泊まることに。 お風呂も一緒に入るんですか⁉なんで⁉ |
07 |
修羅場とか、どうあがいてもムリ! |
紫陽花さんのおかげで、真唯が紗⽉さんと正面切って話すことに。 れな子はその立会人に指名される。 ようやくこれで仲直り……と思いきや、 舌戦の果てに紗月さんがれな子との秘密の写真を大暴露。 ちょっとぉ⁉そのせいで話がこじれて、FPSゲームで勝負することになっちゃった! うう、ぜったいに負けられない……ぜったいに……! |
08 |
完全勝利するなんて、ムリムリ! |
FPSゲームの練習後、そのままお泊まりした紗⽉さんと枕を並べるれな⼦。 すると紗⽉さんは、真唯と勝負させてくれてありがとう、と微笑んだ。 ……やっぱりわたし、ふたりに仲直りしてほしい。 かくして訪れた決戦は、⼆転三転の⼤バトル。 持ち前のパーフェクトっぷりで優位に⽴つ真唯や経験とスキルで勝るれな⼦に対して、 紗⽉さんは苦戦してしまい……。 わたし、紗月さんにも負けてほしくない! |
09 |
紫陽花さんのお宅訪問とか、ムリ! |
紗月さんの件が一段落した夏休み、紫陽花さんの家に遊びに行くれな子。 そこで、いつも優しい笑顔の陰に人知れぬ苦悩があるってわかっちゃった。 だから、紫陽花さんの家出宣言を聞いて、わたしも力になりたいって思ったんだ。 ふたりで向かう先は温泉!ひと夏の逃避旅行で、紫陽花さんとの距離が縮まっていって―。 大丈夫、紫陽花さんはどこにだって行けるんだから! |
10 |
ふたりっきりの旅行なんて、ムリ!? |
辿り着いた旅館にて。お⾦は全額払うと言い張る紫陽花さんに、 “友達”として割り勘にしたいれな⼦は卓球勝負を挑む。 想いをぶつけ合ってほんの少し、前より仲良くなれたかな……なんて。 だが結局、卓球勝負では負けちゃって。 その結果、貸し切り温泉に⼆⼈きりで⼊ることに。 これ、あんまり友達の距離感じゃないような……⁉ 待って! えっちな気分になっちゃうんだけど⁉⁉ |
11 |
いつまでもこのままでいるのは、ムリ? |
遊びにやってきた真唯も⼀緒に、紫陽花さんと三人で温泉街に出かけることになったれな⼦。 駄菓⼦屋や写真館を巡って、紫陽花さんが小さい頃の意外な一面を知る。 ⼣暮れになり、浴⾐で縁⽇へ。 花⽕がすっごく綺麗だったけど、その直前、真唯と⼆⼈きりになった紫陽花さんに何かあったみたい。 それに気づけないまま、れな⼦はただ楽しく祭りの夜を過ごして……? |
12 |
夏休みがもう終わる! ムリ! |
家出旅行も一件落着!と思いきや、紫陽花さんの涙を見ることになって戸惑うれな子。 事情を知っていそうな真唯に訊いてみるけど、教えてはくれない。 紫陽花さんはなにを考えて、なにを想っていたんだろう……? 答えが出ないまま、れな子は紫陽花さんに呼び出される。 そこにはなぜか、真唯もいて。 そして、紫陽花さんは“あること”を告げるのだった。 |
感想・レビュー
テンポが非常に良く、物語が破綻しないので、全く心配せずに楽しむことができる。キャラクターたちが惚れっぽく右往左往していて、「お前の本命は誰なんだ!?」と思わず問い詰めたくなるが、このドタバタで落ち着きのない展開だからこそ、次に何が起こるか楽しみで仕方ない。他の作家がこれを描くと、一緒に戦って手に入れるための血まみれのバトル・ロワイアルが始まってしまう。登場人物全員が魅力的なのは、れな子の力によるもので、彼女は無自覚ながら最強の人たらしかもしれない。
百合作品のアニメ化を観ると、ライトなものと恋愛を繊細に描いたものに分かれがちですが、本作はハーレム構造を百合の形に落とし込むことで、非常に見やすいフォーマットになっていると感じます。コミカルとシリアスのバランスが絶妙で、キャラクターへの感情移入もしやすかったため、全体的に高い満足度を得られました。今後のエピソードがどのような内容になるのかも楽しみです。
とても楽しめた。
コメディ要素が強い作品だと思っていたが、意外にも恋愛面が豊かに描かれている。展開にやや強引さを感じる部分もあったが、キャラクターの魅力やコミュニケーションの面白さにより十分に楽しむことができた。
百合に対して抵抗のない方には素直におすすめできる。
OPだけで3.7点上げたいくらい好き。この感覚はおにまい以来。動揺したり、内心が漏れたときに絵柄がまるで漫画のように崩れていく表現も魅力。毎話見るたび体温が上がる感覚があり、アニメを見始めたときのあの興奮を取り戻せる作品だ。
「一方的じゃないよ。それが真唯が言う恋人で、私が考える親友なんだから!あんたが王塚真唯なら、私は甘織れな子なのよ!」「違うの。私は本気であなたを好きなの。好きになってしまったの。もう本当に大好きでどうしようもないの。甘織ラブよ。」「だから…本当に天使に逢えて羽が生えたような気がした…実は最初から気づいていたよ…この胸の高鳴りが恋ってことにだって」「なぜなられな子は最後には必ず私を選ぶから!」
百合の傾向は、おしとやかで純情なお耽美系と、ぶっ飛んだド変態ギャグ系の二極のキャラクター像がジャンルを形づくってきたように思います。その中で、恋愛シミュレーション作品のようなDDと純愛を一つのストーリー内にまとめ、破綻させることなく共存させた作品は新機軸と言えるでしょう。異性愛やBLジャンルでは当たり前の構造かもしれませんが、百合として描くと新鮮に映り、逆に百合ジャンルの特殊性と普及の遅さを露呈する課題作でもあります。ただし、全体の完成度が高いため、細かな欠点を指摘する必要がなく、純粋に高品質な娯楽作品として評価できる、というのが本作の前提条件だと思います。
ストーリー評価はS+、キャラクターはS+、作画もS+、総評はA。今年を代表する最上級の百合作品で、特に紫陽花さんの可愛さが際立つ。間違いなく今年のNo.1ストーリー。内向的な主人公が女友達を欲しいという願いと、それが恋人として見られてしまうという設定が新鮮で大いに笑いと涙を誘う。各話の構成も緻密で、次の展開を知りたくなる続きが気になって毎週楽しめた。サービスシーンやラブラブ描写も豊富で糖度は高め、飽きることなく物語はテンポ良く進行。感情移入もしっかりできる名作。
高校デビューを果たした陰キャ女子が、タイプの違う美少女たちと友情を深め、恋愛模様を描きながら百合ハーレムへと発展していく物語です。キャラデザが魅力的で、ラブコメとしてもしっかり作り込まれた百合作品。きらら系を多く追っている私でも、ゆる系の百合はよく観ますが、これは初めてガッツリ系の百合に近い印象。百合シーンは濃密で見応えあり。ストーリーも悪くなく、主人公の人柄が光ります。個人的には紫陽花さんを推し、映画も観に行く予定です。
後半は本当に素晴らしかったですね。勢いを感じさせつつ、各キャラクターの感情を丁寧に表現しているのがとても良かったです。
紫陽花さんが弟たちを『チビ』と呼ぶシーン、マジで最高だな 最終話あたりの紫陽花さんとのやり取りは特に魅力的で、お互い天使のように相思相愛すぎて萌える OPのナナヲアカリさんのテンポの良さも抜群で好き〜️