ワンピース エッグヘッド編はどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.8
ワンピース エッグヘッド編 アニメ

2024年1月7日に公開のアニメ「ワンピース エッグヘッド編」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ワンピース エッグヘッド編」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

ワンピース エッグヘッド編が視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

ワンピース エッグヘッド編のあらすじ

新たな冒険の舞台は未来島エッグヘッド。海軍の天才科学者・ベガパンク博士の研究所があるこの島で、麦わらの一味を待ち受ける謎とは?

ワンピース エッグヘッド編の詳細情報

「ワンピース エッグヘッド編」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

制作会社
原作者
主題歌・挿入歌
出演者
カテゴリー
制作国 日本
公開日 2024年1月7日

ワンピース エッグヘッド編の楽曲

「ワンピース エッグヘッド編」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。

ワンピース エッグヘッド編のエピソード

「ワンピース エッグヘッド編」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。

01 1089話 新章突入!ルフィとサボの針路! ルフィの夢の果て──それを初めて知った麦わらの一味。最後のロードポーネグリフを発見できればラフテルに辿り着けるが、その手がかりが全くないのだった。
02 1090話 新しい島!未来島エッグヘッド 新たな冒険へと出港した麦わらの一味は、海上で巨大なサメと遭遇する。その勢いでルフィ、チョッパー、そして海中から出て来た謎の少女は海に落下してしまう。
03 1091話 未来満載! 科学の国の冒険! サニー号を持った巨大ロボから出て来たのがドクター・ベガパンクと知り、興奮するフランキー。一方、サンジはドクター・ベガパンクが美女であることに興奮する。
04 1092話 ボニーの慟哭!未来島に潜む闇 世界政府の船がエッグヘッドへ向かっている。船内では、ロブルッチ、カク、ステューシー……サイファーポール・イージス0の三人が話し合っていた。
05 1093話 勝者総取り!ローVS 黒ひげ! 新世界「勝者島」にて、最悪の世代・黒ひげとローの激突!悪魔の実狩りで次々に仲間たちを能力者に変えてきた黒ひげはロード・ポーネグリフを狙ってローを強襲してきた。
06 1094話 深まる謎!エッグヘッド研究層 くまの姿をしたパシフィスタが、ルフィ、ジンベエ、チョッパー、ボニーを捕らえようと襲い掛かって来た。攻撃を繰り返すパシフィスタに、ジンベエは反撃を試みる。
07 1095話 天才の頭脳 6人のベガパンク! セラフィム・S-シャークが、ラボ内部のナミたち五人に襲いかかった。攻撃を食らったナミを見たサンジの怒りが爆発し、ロビン、ウソップ、フランキーとともに反撃する。
08 1096話 禁じられた歴史!ある王国の仮説 ベガパンクのサテライトの一人・シャカによって明かされる、歴史から抹消された王国の真実。それはロビンの故郷であるオハラが滅びた理由とも関係していた。
09 1097話 オハラの意志!受け継がれる研究 「オハラの意志は生きている」シャカの言葉に涙をこぼすロビン。さらにシャカは、バスターコールによって廃墟となったオハラでとある人物と遭遇したことを語りだす。
10 1098話 奇想天外!天才が想い描く夢! スクラップ場で語られる、ベガパンクの過去。なんとルフィたちの目の前に佇む巨大なロボットは、かつて聖地マリージョアを襲った伝説の鉄の巨人だった。
11 1099話 迎撃準備!ロブ・ルッチ襲来! エッグヘッド近海では、サイファーポールの船とシービーストウェポン達が対峙していた。撤収を要請するピタゴラスに埒が明かないとみたルッチは強襲を決行する。
12 1100話 異次元の力!ルフィVSルッチ! エッグヘッドに上陸を果たしたルッチたち、CP0。対抗するベガパンクだったが、成すすべもなく倒されてしまう。そこにルフィたちが駆け付ける。
13 1101話 最強の人類!セラフィムの能力! ギア5を発動するルフィに、ルッチも覚醒し、激化する戦闘。その最中、背中を貫かれ戦桃丸が倒れる。追撃を加えようとするルッチだったが間一髪、ルフィが防ぐ。
14 1102話 蠢く陰謀!エッグヘッド脱出作戦 ドクター・ベガパンク抹殺をもくろむCP0のルッチ、カク、ステューシー。戦桃丸が倒され、強力な攻撃力を有するセラフィムは再びCP0のものとなってしまう。
15 1103話 父を戻せ!儚きボニーの願い! エッグヘッドの雲の上に停泊しているサニー号とベガフォース1を発見したCP0。船を破壊しようと攻撃を放つカクだったが、ゾロがそれを迎え撃つ。
16 1104話 絶体絶命!セラフィム総攻撃! 研究層内のある部屋で肉球型のエネルギー体を見つけたボニー。引き寄せられるように近づくボニーをベガパンクは制止する。エネルギー体には秘密が隠されていた。
17 1105話 麗しき反逆!内通者ステューシー 突如、カクとルッチを無力化する、スチューシー。実はスチューシーは、20年以上に渡って諜報機関に潜伏していたドクター・ベガパンク側のスパイだった。
18 1106話 異常発生!探せ!Dr.ベガパンク ベガパンク逃走を阻止すべく、エッグヘッドの工場層を制圧したCP0諜報員。さらに施設を破壊しようとするも、どこからか放たれたレーザー攻撃に圧倒される。
19 1107話 戦慄!研究所へ忍び寄る魔の手 エッグヘッドの研究層ルームNIKYUでくまの記憶に潜り込むボニー。そこで、くまの悲惨な幼少期を知る。一方、ルフィ達はベガパンクを手分けして探す。
20 1108話 理解不能!セラフィムの反逆! ウソップ、フランキーの前に現われたS-スネークは、ヨークを石に変えたばかりか、命令を無視し攻撃を続ける。シャカと連絡を取ろうとするリリスだったが……。
21 1109話 苦渋の決断!異色の共闘戦線! 命令に背き、攻撃をはじめたセラフィム達。拘束したルッチとカクを守りながらの戦闘に、ルフィとゾロは苦戦する。そこにルッチから一時休戦の申し出があった。
22 1110話 生き残れ!最強の人類との死闘 ルッチ、カクと共闘するルフィらは、セラフィムに連続で攻撃を叩き込む。だが、平然と起き上がってくるS-ベア達。その姿にゾロは以前戦ったある相手を思い出す。
23 1111話 オハラの再来!黒幕の野望! 大将・黄猿が百隻の軍艦と共にエッグヘッドに向かっているという衝撃の事実に、驚く戦桃丸。ただ事ではない政府の構えに、ステューシーはその理由を語る。
24 1112話 激突!シャンクスVSユースタス・キッド セラフィム達の暴動の黒幕はヨークだった。あらかじめ命令を下し、ルフィらを襲うよう仕向けていたのだ。その頃、エルバフ近海でも戦闘がはじまろうとしていた。
25 1113話 走れコビー!決死の脱出作戦! 黒ひげが支配する海賊島ハチノス。ペローナになりゆきで助け出されたコビーだったが、脱出の情報は瞬く間に知れ渡り、島中の海賊達に狙われる。
26 1114話 愛弟子のため ガープ中将の拳骨! 海賊島ハチノスの牢から脱出したコビーだったが、海賊達に囲まれ、窮地に陥る。一斉に放たれる銃弾に絶体絶命かと思われたが、弾丸はなぜかお花に変わっていた。
27 1115話 海軍驚愕!元海軍本部大将クザン クザンは過去の出来事を思い起こしていた。かつて黒ひげ海賊団の船員を凍らせ、黒ひげとあわや一触即発の事態となった時のことを……。
28 1116話 取りに行こうぜ!バギーの大宣言 苦しむ民衆を救うことに心血を注ぎ続けたTボーン中将が襲われる。事件の引き金となったのは、クロスギルドが海兵に懸けた懸賞金だった。
29 1117話 サボの帰還 語られる衝撃の真実! カマバッカ王国に帰還したサボは、聖地マリージョア襲撃の真相を語る。革命軍の働きもあり、成功した8か国革命。だが、そのうちの一国が謎の消失をする。
30 1118話 聖地騒然!サイとレオ渾身の一撃! 聖地マリージョア・パンゲア城の護衛室ではサボが衛兵達と戦っていた。サボが全ての衛兵を倒した時、突如ドアが開く。そこに立っていたのはボニーだった。互いの目的が同じであることを知り、二人は行動を共にする。その目的とは、くまや奴隷達を拘束する錠の鍵の奪取であった。革命軍の情報を知っていたボニーは、父であるくまの解放をサボ達に託す。その時、衛兵達の追手が迫る──間一髪、ボニーと共に天井の柱に隠れるサボ。そこで、見てしまった者は消えてしまうという〝幻の部屋〟に関する噂を聞く。ボニーと共に城の外へと脱出したサボだったが、〝幻の部屋〟の件が気になり、再び城内へと戻る。 一方、パンゲア城の玉座の部屋では、コブラが世界政府の成り立ちとネフェルタリ王家の謎について、五老星に問いかけていた。しかし、「800年も昔の話」とサターン聖は取り合わない。 パンゲア城の社交の広場では、リュウグウ王国王女しらほしをチャルロス聖の命令を受けたくまが鎖で拘束していた。その様子を黙って見ているしかない他の国の王族達。しらほしの兄、フカボシ、マンボシ、リュウボシが助けに来るも、くまに返り討ちにされてしまう。それでもなんとか立ち向かおうとするフカボシ達であったが、そこへドレスローザのレベッカ&レオ、八宝水軍13代棟梁サイと世界貴族ドンキホーテ・ミョスガルド聖が駆け付ける。レオとサイの強烈な攻撃を浴びたチャルロス聖は地面に杭の様に突き刺さった。 その頃、コブラ王と五老星のいる玉座の部屋では、突如イムが現れ、「リリィ」と呟くと、誰も座ることが許されないはずの〝虚の玉座〟に座るのだった。
31 1119話 託された伝言 (メッセージ)!コブラ王の覚悟 パンゲア城の玉座の間にて、コブラ王の目の前にイムが姿を見せた。イムの言葉に、コブラはこの部屋から生きて出ることは叶わない……と確信する。さらに、その思いを裏付けるように五老星達も言う。「イム様の姿を見た瞬間から、運命は決まっている」。 ついにイムによって、体を貫かれるコブラ。そこに、サボが火拳と共に飛び込んできた。そして、イムと五老星に向かって『王手飛車』の攻撃を放つも、イムは姿を変化させると、炎を噛み砕いてしまう! さらには、五老星達も続々と能力を発動。姿を変え、サボを包囲するように迫りくる。応戦するサボに、コブラは息も絶え絶えに「キミはルフィ君の兄だな」と呼びかける。さらに「彼は恩人だ」とコブラが告げると、サボは「ルフィらしい」と笑うのだった。コブラと共に脱出を試みるサボだったが、そこにイムが攻撃を仕掛ける! 絶体絶命の中、コブラはサボに、ルフィとビビへのメッセージを託す。「我々も、Dである」と──。その言葉にサボは、エースとルフィの名前に「D」が入っていることを疑問に感じていた過去を思い出す。 コブラはサボを逃がすため、イム達の前に立ちはだかる。そんなコブラの覚悟を無駄にするまいと、サボはその場を後にする。 そして、この悲劇を偶然にも目撃していた人物がいた。ワポルである。衝撃的な場面に怯え、ワポルは一目散に逃げだす。その最中、思いがけずCP0にとらわれていたビビを助け出すと、妻のキンデレラも無視して、ひた走るのだった。
32 1120話 揺らぐ世界!支配者の審判と五老星の始動! 行方不明になったコブラとビビを探して、イガラム達従者がマリージョアを駆け回るが一向に手がかりを得られずにいた。渦中のビビはワポルとともに、世界会議を終えた王族の船でマリージョアから脱出しようとしていた。なおも不安なワポルはモルガンズに連絡、匿ってもらう算段をつける。マリージョアを離れる王族の船には、傷ついたサボや腹をすかせたボニーなどが、それぞれ別の船で密航をはかっていた。 一方、パンゲア城では、イムと五老星がエッグヘッドへの対応策を講じていた。イムは、ベガパンクが作った『マザーフレイム』の使用を許可、その実験対象にルルシア王国を指名する。「国民に反乱の兆候があるルルシアを一瞬で消すことは、他国への見せしめにもなる」と五老星も同意する。 ルルシア王国には、密航したサボがたどりついたところだった。この国は革命軍によって反乱が起こりつつあり、王族の船の到着直後に国王夫妻は国民によって囚われてしまう。サボは革命を志す国民達とともにルルシアを脱出するが、船が離れた途端に、『マザーフレイム』の閃光がルルシアを包み込み、島を消滅させるのだった。 これがカマバッカ王国に帰還したサボが語った、一部始終である。サボの話を聞き終えたイワンコフは、イムという名前に聞き覚えがあると口を開く。突拍子もない話と言いつつもイワンコフは、「800年前、世界を創造した最初の20人の中に、『ネロナ家のイム聖』なる人物がいた」ことを語る。果たして、イムは同一人物なのか。そしてこの日、マリージョアでミョスガルド聖の処刑が執行された。指揮をとったのは神の騎士団の一人、フィガーランド・ガーリング聖である。
33 第1121話 ガープとクザン 衝突する師弟の正義 海軍 G1 支部・近海廃船場。ジャンゴとフルボディ、ブランニューは異様な形の戦艦を見上げていた。打ち捨てられた戦艦は、装甲が大きく凹んでいる。しかも同じ状態のものが二つ並んでいた。凹んだ軍艦は、ガープとクザンの『軍艦バッグ』であった。サンドバッグ代わりに軍艦を毎日殴り続けていたのだ。ブランニューは語る。 「英雄達の強さは、生まれ持ったものじゃない!」 ハチノスではコビーと合流したガープ達が、海賊と戦っていた。サンファンウルフをふっ飛ばし、ハチノス脱出を目指すガープ。しかしその時、行く手を塞ぐようにクザンが現れる。対峙するクザンとガープ。ガープはコビーとヘルメッポ、グルスを先に海岸へ行かせようとする。そこに突如悲鳴が響き渡った。海賊に襲われている女性を発見し、助けに行こうとするコビーだったが、それは罠だった。隙を突き、透明化したシリュウがコビーに襲いかかる。しかし危機一髪のところでガープが盾となった。だが、さしものガープも深手を負ってしまう。弱ったガープの姿に、海賊達が一斉に襲いかかる。 いち早くガープの元へ駆けるのはクザンだった。クザンとガープの目が合い、一瞬のうちに過去の出来事が走馬灯のようによぎる。かつてクザンが海兵だったころ、ガープとクザンは師弟関係だった。軍艦バッグの前に二人並んで修業をし、苦楽を共にしていた。 しかし現在の二人は、お互いを睨み合い、拳を振り上げていた。二人の拳が交わり、覇気が炸裂する。一方、ハチノスから脱出しようとする海軍の船に、ピサロのシマシマの実の能力で作られた超巨大な腕が迫り来る――。
34 第1122話 最後の教え!受け継がれた拳骨(インパクト) 海賊島・ハチノスでは、ガープ達と黒ひげ海賊団との激しい戦闘が続いていた。 深い傷を負ったガープの姿に、コビーはかつて海軍本部で受けたガープの授業を思いだす。シマシマの実の能力を使って巨大な右腕を伸ばし、孔雀やたしぎ達の乗った軍艦を押しつぶそうとするピサロ。軍艦は砲撃を続けるが、右腕はびくともしない。ガープはコビー、グルス、ヘルメッポの三人に、ピサロの右腕を破壊して軍艦を守れと命じる。すぐさま行動に移るコビー達。右腕を駆け上がるが、黒ひげ海賊団がそれを阻む。だが、ヘルメッポが身を挺して彼らを撃退した。 一方、ガープもピサロの本体に接近すると〝拳骨唐竹割(ギャラクシーディバイド)〟を食らわす。衝撃と痛みでピサロに一瞬の隙が生じる。その隙をつき、ピサロを攻撃するコビー。ガープを見習い、つらく厳しいトレーニングを続けてきた成果が〝実直拳骨(オネスティインパクト)〟となって放たれたのだ。 粉々に砕けるピサロの右腕。その落石をグルスが〝粘土(グニョ)の巣〟で受け止め、軍艦を救う。コビー、グルス、ヘルメッポは軍艦に到着し、あとはガープの帰還を待つだけとなった。だが、ガープはクザン達に包囲されていた。 「人の未来を救え、前進せよ」というガープの教えを胸に刻み、コビー達はガープと別れ、海賊島を後にする……。
35 第1123話 世界震撼!麦わらの一味立てこもり事件 一夜明け、世界中が驚くニュースが報じられた。海賊島で消息不明のガープ中将、そして四皇麦わらのルフィ立てこもり事件。そんな中、地震が発生。世界各地は混乱に包まれる。 一方、深刻な状況はエッグヘッドでも。ベガパンクを狙う海軍は、バスターコールを凌ぐ戦力で、大将黄猿と共に島を取り囲んでいた。 未だ、ルフィ達の行方が知れぬ中、エッグヘッドからどこかへ向けた通信電波が傍受される。通信先は、聖地マリージョア五老星。それはヨークからだった。ヨークは『マザーフレイム』の製造方法を交渉材料に、自身の身の安全と研究所を傷つけないこと、そして自らを天竜人にすることの約束を取り付ける。しかし、次のヨークの言葉は、五老星達を驚かせた。「あたいを助けて! 麦わらのルフィに殺される~~~!!」。 ヨークは麦わらの一味によって拘束されていたのだった。そこにはボニー、ベガパンクにサテライト達、ルッチ、カクの姿もあった。依然、エッグヘッドは海軍に囲まれており、脱出が危ぶまれる。そんな状況の中、ルフィには何か秘策があるようで……。エッグヘッド脱出作戦が始まろうとしていた。
36 第1124話 全面包囲!エッグヘッド脱出作戦 「Dr.ベガパンクはおれ達が貰った!!!」 五老星に対し、ヨークの命と引き換えにエッグヘッドを包囲する船をどけるよう要求するルフィ。セラフィム達は捕らえ、石化されていたフランキーらも無事元に戻った。あとはフロンティアドームの解除ができれば、ベガフォース01とサニー号の〝クー・ド・バースト〟で海軍の包囲網を抜け脱出できる。そして目指すは、巨人島エルバフだ。そのためには、なによりもまずヨークが設定した暗証コードを解かなければならない。ベガパンクがコード解除を試みる間、ルフィ達はサニー号を島の裏側に運ぶために走り出す。 一方、ルフィの要求を受けたサターン聖は、部下に『ヨークの身柄』『パンクレコード』『パワープラント』以外は失ってもいいと指示する。島にはまだサイファポールが残っていると戸惑う海兵だが、サターン聖は冷たく言い放つ。 「人間の命など『虫』だと思え。減ってもすぐに繁殖する……!」 さらにロブ・ルッチからの密告により島内部の情報を得たサターン聖とボルサリーノ。ピカピカの実の能力者であるボルサリーノならば、ベガパンクを守る戦桃丸を飛び越えてフロンティアドームに侵入可能だが……。立ち塞がる戦桃丸に筋を通すため、ボルサリーノは先陣を切って島に突入する!
37 第1125話 ぶつかる男の覚悟!黄猿と戦桃丸 海軍の大艦隊に包囲されたエッグへッド。大将黄猿が先陣を切り、戦桃丸と衝突する。これをきっかけに、中将達も動き出し、パシフィスタやシービーストウェポンらが応戦する。 ラボフェ-ズ司令室で、モニター越しに海岸の様子を見ていたウソップ達は迫る海軍に大慌てするが、ベガパンクは威権順位の高い戦桃丸がパシフィスタ軍団を率いている以上、島の防御は鉄壁だと言う。 激しい戦闘の最中、黄猿は二十数年前の戦桃丸との出会いを思い起こす。そして、容赦なく親友である戦桃丸を倒すと、彼の持つ『威権チップ』を奪い取るのだった。威権順位が移り、黄猿はパシフィスタにシービーストウェポンの撃沈を命令し、形勢逆転。続いて黄猿はレーザーのバリアを通過し、ドーム内に侵入。ベガパンクを消すために動き出す。 事態を知ったウソップ達は大混乱。次の瞬間、ルッチがベガパンクに迫る。間一髪でステューシーが間に入り、身代わりとなって倒れた。一方、サニー号を運んでいたルフィ達の前に、黄猿が現れる。すかさず、ルフィは黄猿に飛び蹴りし、「おれ達は2年前の100倍強ェぞ」と言い放つ。
38 第1126話 迫る絶望!大将黄猿の憂鬱な任務 聖地マリージョアに到達したくまは、兵士達取り囲まれながらも前進を続ける。どこに向かうのか、何が目的なのか。歩みを止めることなく突き進むくまの前に、サカズキが立ちふさがる。 「自我はとうに消えた筈…!!」と、攻撃を浴びせるサカズキはだったが、くまは再びどこかへ消えてしまうのだった。 混乱のエッグヘッドでは、ルフィと黄猿の戦いが続いていた。 黄猿は姿を光に変えてルフィを翻弄、「殺してェわけねェでしょうが…!! ベガパンクとは長ェ付き合い…」と呟きながらルフィを派手にぶっとばす。ルフィは、サニー号を運ぶベガフォース01をブチ抜き、さらにはバリアまで突き破って外に飛び出してしまった。 その頃、研究層指令室では、ベガパンクがエジソンと共にフロンディアドームの解除に成功していた。沸き立つ一同だったが、突如黄猿が姿を見せ、騒然となる。絶体絶命かと思われたその時、軽快なリズムを響かせながら、ルフィが舞い戻る!
39 第1127話 ルフィVS黄猿!変幻自在の大激戦 ベガパンクの目前に迫っていた黄猿を間一髪のところで掴んだルフィは、そのまま投げ飛ばす。ルフィが黄猿を止めているうちに、逃げる準備を始める一同。アトラスはパシフィスタの『命令権』を奪うため、工場層へ向かおうとする。島を脱出する際、バリアを解いた途端にレーザーで攻撃されるのを防ぐためだ。それに同行すると言い出すベガパンク。ベガパンクは、黄猿によって工場層へ落とされたボニーを心配していた。 島外まで吹っ飛ばされた黄猿は、〝八尺瓊勾玉〟によって体を光に変え、エッグヘッドに復帰、ルフィとの変幻自在の激戦が始まる。戦いの最中、ルフィの隙を突き、ウソップからベガパンクの居場所を聞き出そうとする黄猿。その時、研究層を突き破り、ベガタンクが飛び出す。ボニーを助けるため、ベガパンクは工場層へ向かおうというのだった。 そこに、黄猿の攻撃が飛ぶ。咄嗟に黄猿から放たれたビームを食べるルフィだったが、口と目、耳、鼻の穴からも光が噴射! 「熱っつ~~~!!!」と叫ぶルフィをしり目に、無事研究層を抜け出したベガパンク達を、今度はパシフィスタの照準がとらえる。アトラスは声高らかに叫んだ。「全パシフィスタよ! ベガパンクより命令を変更!!  島の海兵を一掃せよ!!!」
40 第1128話 悪夢襲来 科学防衛武神サターン聖 アトラスの命令を受け、再びベガパンクの指揮下に入るパシフィスタ達。だが、海軍中将のブルーグラスはノリノリの実の能力でパシフィスタの一体をコントロールし、ボニーを襲わせた。父親であるバーソロミュー・くまの記憶が脳裏をよぎり、動けなくなるボニー。絶体絶命のボニーのもとへサンジが駆けつけ、間一髪で救う。 一方、研究層で黄猿と戦いを続けていたルフィは、不気味な〝気配〟を感じ取る。その直後、「止まれ……パシフィスタ」という声が島内に響いた。一斉に動きを止めるパシフィスタ達。研究層に巨大な魔法陣が出現し、凄まじいエネルギーが放出され、妖怪のような姿をしたジェイガルシア・サターン聖が出現する。 ボニーを救い出し、工場層からの離脱を試みるベガタンクを黄猿のレーザーが襲う。すんでのところでレーザーを回避するも、ベガタンクはそのまま落下してしまう。さらなる追撃をかけようとする黄猿に〝ゴムゴムの白星銃(スターガン)〟を浴びせるルフィ。だが力尽き、黄猿とともに地上に落下してしまう。落下の衝撃でベガタンクの外へ投げ出されたサンジ達。その眼前に立ちはだかるサターン聖。目を覚ましたボニーの脳裏に、再びくまの記憶がよみがえる。くまの思いを胸に、ボニーはサターン聖に刃を突き立てた。
42 第1129話 くまの過去 死んだ方がいい世界 父くまの思いを胸に、サターン聖に刃を突き立てるボニー。だが、サターン聖はまるで動じず、見えない何かでボニーを吹き飛ばすと、そのまま捕まえてしまう。ボニーを助けようとするサンジ達だったが、見えない力で圧され、動けない。海兵達の銃口が一斉にボニーに狙いを定める。ボニーは、かつてのくまとの日々を思い起こしていた。 47年前、〝南の海〟ソルベ王国で、くまが産声をあげる。幸せな日々を送るくまとその家族だったが、バッカニア族の血筋であることが政府に見つかり、囚われの身になってしまう。ある時、父と再会したくまは、母の死を告げられる。絶望の中で父から聞いたニカの話、それだけがくまの父とくまの生きる希望だった。しかしそんな父もまた、くまの目の前であっけなく銃殺されてしまう。 それから時は経ち、38年前、〝西の海〟ゴッドバレーでは、〝人間狩り〟と称された地獄のゲームがはじまろうとしていた。標的は、先住民と罪人、そして奴隷達。脱走を試みるくまだったが、同じ境遇の奴隷達に捕らえられてしまう。「ヴォレは生きるぜ! お前らどうする!?」。くまの前に現れたのは、幼きイワンコフとジニーだった。
43 第1130話 消された歴史!絶望のゴッドバレー ゴッドバレーにて開催された先住民一掃大会。命を命とも思わない天竜人、海軍の艦隊に包囲された逃げ場のない島、過去大会の生存者はゼロ──そんな生き地獄に幼いイワンコフとくまがいた。逃げ出す方法を画策するイワンコフに、脱走のカギは賞品であるふたつの悪魔の実だと語るジニー。さらにジニーは、事前に悪魔の実の情報を島外に流しておいたという。島にはお宝目当ての海賊達が押し寄せてくるはずだ。だが、作戦を成功させるには、天竜人の目を引きつける囮が必要だった。「誰かが死ぬのを見たくない」とその役目をくまは買って出る。くまが囮となっている間、イワンコフ達は懸命に悪魔の実を探す。 島には、ロックス海賊団、ロジャー海賊団、ガープと海兵達が次々と上陸! 大混乱の最中、ついにふたつの悪魔の実を発見するくまとイワンコフ。ひとつはリンリンに奪われるも、もうひとつ──ニキュニキュの実を食べる、くま。そんなくまの目の前にサターン聖が現れる。 「バッカニア族の子供……お前には奴隷になる事と死ぬ事しか許されていない…。──それは歴史が決めたのだ」。 冷酷な言葉を放つサターン聖に、くまは懸命に反論する。 「生まれた時から奴隷なんて、生まれる意味がない」「ぼくは〝ニカ〟のように...こんなかわいそうな人達を一人でも多く救いたい!!!」 そしてくまはニキュニキュの実の能力で500人以上の命を救い、自らもイワンコフ、ジニーと共に生き延びたのだった。〝南の海〟ソルベ王国に戻った3人は、しばらく一緒の時間を過ごす。やがて、「自由を謳歌する」と旅立つイワンコフを見送り、くまとジニーは2人だけの生活をはじめる事になる。それはささやかながら、幸せな日々だった。
44 第1131話 ひとときの幸せ くまちーとジニー ゴッドバレー事件より8年。〝南の海(サウスブルー)〟ソルベ王国の教会では、17歳になったバーソロミュー・くまが牧師として老人達の痛みを取り除く日々を送っていた。くまが手をかざすと、痛みが治まることから〝奇跡の手〟と崇める老人達だったが、図々しくおねだりする彼らをジニーは叱る。 その夜、教会には、老人達に代わって痛みを全身で受けるくまの姿があった。『苦しみと痛みの魂』は、誰かが引き受けなければ、本人の元に帰っていってしまう。痛みを一手に引き受けるくまの身を案じ、ジニーは老人達を叱っていたのだ。 ある時、ジニーはくまに「結婚しようよ、くまちー」と唐突にプロポーズする。内心で喜ぶくまだったが、バッカニア族の血が原因で離ればなれになってしまった両親との記憶がよぎる。ジニーを不幸にしたくない、そんな思いから、くまはプロポーズを断ってしまう。 22年前、ソルベ王国で大事件が起きる。南部の国民を自由に使ってよいという法律が制定されたのだ。くまは攫われた老人達を救うべく、国王軍に反逆し、投獄されてしまう。牢獄には、くまを奪還しようと暴れたジニーやギョギョ達も捕まっていた。そこに、自勇軍のドラゴンとイワンコフが現れ、くま達を解放。彼らを仲間にし、自勇軍は『革命軍』へと変貌を遂げ、世界にその名を轟かせていく。 さらに時は流れ、革命軍東軍軍隊長となっていたジニーだが、何者かの手により、攫われてしまう。
45 第1132話 ジニーへの誓い 父となったくま ジニーが天竜人に攫われて以来、くまは自らの身をかえりみず、革命軍として戦い続けていた。 そんな最中、ある日突如ジニーから連絡が入る。喜ぶくまだったが、これはお別れの通信だという。いてもたってもいられず、ソルベ王国の教会に駆けこんだくまが目にしたのは、変わり果てた姿のジニーだった。ジニーと過ごした日々を思い出し、涙するくま。そこに突如、赤ん坊の泣き声が響く。「自分に何かあっても生きていける様に」と病を押して海を渡ってきたジニーの想いを汲み、この子は自分が育てると、くまは決意する。 そうして、くまの子育ての日々が始まった。慣れない子育てに悪戦苦闘するくまだったが、周りの人々の助けも借りながら、父として立派にボニーを育て上げていく。そんなある日、ボニーにもジニーと同じ「病」の兆候が表れる。〝青玉鱗〟という名のその病は、治療法のない難病で、ボニーの命は持ってあと5年、10歳の誕生日を迎えることはないと医者は言う。 さらに一年後、ソルベ王国に大事件が起こる。べコリ王が国の足手まといを殺すべく、町の焼き討ちを始めたというのだ。
46 第1133話 娘(ボニー)を救え 気弱な〝平和主義者(パシフィスタ)〟くま ソルベ王国国王ベコリの暴政にくまが立ち上がる。のちに「ソルベ王国の一人革命」と呼ばれるこの事件後、国民達からの願いを断りきれず、くまは国王となった。 そんなある日、大人の姿に変身するボニー。それは、トシトシの実の能力によるものだった。そこへ先先代国王ブルドックが訪ねてくる。ベコリ王が世界政府を味方につけ、くまから王位を取り戻そうと攻撃を仕掛けてくるというのだ。「あいつが帰ってきたらその全てを返り討ちにする...!!」ボニーや国民を守るため、戦うことを決意する。そうして、くまは国をブルドックに任せ、海に出るのだった。 全てを沈め、海へと逃げたくまは海賊として手配されるようになる。航海を続けながら、ボニーの治療法を探すなかで、革命軍の面々と再会。そこで、くまはドラゴンからDr.ベガパンクの話を聞く。彼ならば、ボニーの病気の治療法がわかるかもしれない。一縷の望みをかけて、くまはボニーを連れてベガパンクのもとに向かった。 ボニーを一目見たベガパンクは、病気を治せると断言する。検査を進めていく中で、くまがバッカニア族であることを知ったベガパンクは、莫大な手術費の代わりに、クローン兵の素体となることを求める。「ボニーが助かるなら悪魔でも構わなかった」というくまに、「聖人じゃなお前は」とベガパンクは返す。くまは静かに笑いながら、「おれはただの気弱な〝平和主義者(パシフィスタ)〟だ」と答えるのだった。
48 第1134話 非情なる運命 父くまの決断 第8研究所近海に黄猿の姿があった。黄猿の目的は、くまとベガパンクの交渉を知ったサターン聖の言葉を伝えること。サターン聖は、ボニーの病気を治す代わりとして、3つの条件を突きつける。 1つ目は、くまが海賊として王下七武海に加盟すること。2つ目は、くまが海軍の「人間兵器」になること。3つ目は、最終的に一切の「思考」と、「自我」を捨てることだった。「私に人を殺せというのか!?」と憤るベガパンクだったが、くまはボニーのためならどんな運命も受け入れるという。 それから、ボニーは病気の手術を、くまは改造人間化の施術を受けながらも、つかのまの楽しい日々を過ごす。 半年が経ち、ソルベ王国に戻ったボニーとくまの前に、看護師アルファが現れる。その正体は、サイファーポールNo.8諜報部員。くまの改造が終わるまでボニーを監視する命令を政府から受けていた。サターン聖との取引を守り、くまはボニーに最後の言葉をかける。「ありがとう、ボニー。生まれてきてくれて!」 ソルベ王国を去った後、くまは〝王下七武海〟に加盟。その知らせは、世界中の海賊達を震え上がらせていく。そんな頃、〝東の海〟にいたくまのもとに、政府からとある指令が入る。
49 第1135話 父のいる海へ!ボニーが選ぶ未来 3年前〝東の海〟ゴア王国のコルボ山で特訓に励むルフィを見つめるくま。くまの脳裏をよぎるのは「子は親の弱点だ」というドラゴンの声だった。 王下七武海として海軍の指揮の下、各地で海賊との戦いを続けるくま。そんな中でも、ボニーに宛て、毎日のように手紙を送っていた。しかし、ボニーのもとには手紙は一通も届かなかった。監視役のアルファが、すべて破り捨てていたからだ。 ベガパンクによるくまの改造は進み、完成まであと1年となっていた。だがそうなれば、くまは自我を完全に失ってしまう。あと1年で一生分の思いをボニーに綴る……と、語るくま。 ソルベ王国では、ボニーが9歳の誕生日を迎えていた。それから半年が経ち、すっかり病気も完治していたがアルファは嘘をつき、ボニーを外へ出そうとしない。アルファの嘘を見抜いたコニーは、「お父さんに会っておいで」とボニーの背中を押す。ボニーはトシトシの実の能力を使って姿を変え、外へと足を踏み出した。脱走に気付いたアルファが追いかけてくるも、〝ゆがんだ未来(ディストーションフューチャー)〟で撃退。 ボニーは仲間達とともに、大海原へと旅立っていくのだった。
50 第1136話 〝くまの人生〟 くまの自我を消す日。くまは、ベガパンクに〝麦わらの一味〟の船を守る任務をプログラムしてほしいと頼む。「もしこの海を大きく変えるヒーローが現れるとしたら…!! おれは……彼だと思う」 「どれだけの人に迷惑をかけたろう」呟くくまの脳裏に、生まれてからの記憶が走馬灯のように蘇っていく。父母との思い出、イワンコフやジニーとの出会い、ジニーとの幸せな日々、革命軍の立ち上げ、そしてボニーと過ごした時間……。ベガパンクは涙ながらに言う。「お前を愛した人間の数だけ!! お前の死は迷惑である!!!」「くま お前こそヒーローじゃ!!! ボニーの!!! みんなの!!!」 最後にくまはベガパンクにボニーへの言伝を頼むのだった。「10歳の誕生日おめでとう」と。
51 第1137話 ごめんね、お父さん ボニーの涙とくまの拳 くまの記憶のすべてを見たボニーは、ベガパンクを誤解していたこと、くまから人間としての自我を奪い生物兵器に変えるよう指示したのがサターン聖であったことを知る。一矢報いようとするボニーだったが、トシトシの実の『いかなる未来にも変身できるが、現実を知る度に選べる未来が狭まくなっていく』という特性ゆえにその攻撃力は弱まるばかり。それどころか、ボニーの能力、ジニーが命を落とす原因までもがサターン聖の実験によるものだったと判明する。 ──残酷な現実に絶望し、生きる気力すら失うボニー。 「あたしもう…このまま死んだ方が…楽かもしれない………」 泣き叫ぶボニーに、サターン聖の巨大な脚が迫る。鋭い爪がボニーの体を貫こうとした──その時! 突如現れボニーを守ったのは、自我を失ったはずのバーソロミュー・くまだった……!
52 第1138話 ありがとう、お父さん ボニーとくまの熱き抱擁 ボニーの悲痛な叫びに応えるかのように現れたくま。自我を失い、体も限界を迎えているはずのくまだったが、泣きじゃくるボニーのもとへゆっくりと歩みを進める。くまの腕に抱かれたボニーは、くまの記憶を全部見たことを告げる。 「みんなが〝暴君〟なんて呼んでも…お父さんが誰よりも優しくて誰よりもかっこいい人だった事……!!あたしが忘れないからね!!!」 体を再生させたサターン聖が、くまの背後に迫る。サターン聖の攻撃を食い止めるサンジとフランキーだったが、そこに黄猿が参戦。ボニーとアトラスは動けないくまを研究層に運び出そうとしていた。時間を稼ぐため、ベガパンクはサターン聖と黄猿の前に立ちはだかる。 その時、エッグヘッドにバスターコールの発動命令が下された。サターン聖は「この島は不都合に満ちている!!!」と言い放つ。
53 第1139話 未来島(エッグヘッド)を破壊せよ バスターコール発動 エッグヘッド全土に響く警報音。バスターコールを止めるため、必死に訴えかけるベガパンクだったが、サターン聖は一蹴する。ベガパンクがサターン聖らを引き付けている間に、ボニー達は〝真空ロケット〟へと急ぐ。 そして、ついにバスターコールが発動、エッグヘッドへの砲撃が開始された。 炎に包まれるエッグヘッド。黄猿がベガパンクを仕留めるべく歩き出した瞬間、真空ロケットが発射される。それに気づいた黄猿は、真空ロケットを〝天叢雲剣(あまのむらくも)〟で一刀両断。ボニー達は空中に放り出されてしまう。サターン聖は、パシフィスタに命令を下すのだった。「ボニーとくまを撃ち殺せ!!!」 その頃、エッグヘッドの沖合では海軍の船が大破炎上していた。「黄猿さんに連絡を……あいつら……エッグヘッドへ向かったと……!!」
54 第1140話 憧れのヒーロー ボニーを救う解放の戦士 バスターコールによる激しい砲撃が続く中、ルフィが復活! 一方、黄猿の攻撃によって、空中に放り出されたボニーとくま、サンジ達にパシフィスタの照準が合わさる。絶体絶命のその時、ボニーが叫ぶ。「撃たないで!! お父さん!!」 ボニーの言葉が、全てのパシフィスタに届き、とあるプログラムが発動する。それは、クローン兵製造にあたってくまの記憶を消す際に、ベガパンクが仕込んだものだった。「たとえ世界を敵に回しても、くまはいつでもボニーの味方じゃ!!!」 海軍に向かって攻撃をはじめたパシフィスタ。だが、そんなプログラムを施したベガパンクをそのままにしておくはずもなく、サターン聖の脚が貫く。サターン聖の命令でボニー抹殺に動き出す黄猿だったが、そこにルフィが乱入。リズムに乗って笑いながら現れたルフィの姿に、ボニーはかつて、くまから聞いたニカの話を思い出す。 その頃、エッグヘッドに急接近する巨大な海賊船があった。
55 第1141話 頼もしき援軍!ドリーとブロギー到着! エッグヘッド北東の海岸に、巨兵海賊団が出現。迎え撃とうとする海兵達だったが、巨兵海賊団は圧倒的な力で海軍の軍艦を薙ぎ払っていく。一方、ゾロはルッチとの戦いに手間取っていた。 リズムに乗って笑いながら現れたルフィの姿を目にしたボニーは、ニカへの想いを告白する。それを聞いたルフィは、「これからパンチはこう撃て!!」と言うと、サターン聖に「〝ゴムゴムの白い銃乱打(ドーンガトリング)〟!!!!」を放つ。吹き飛ばされるサターン聖だったが、今度は黄猿のレーザーがベガパンクとボニーに迫っていた。それをサンジの蹴りが弾く。「愛は光より強ェんだ!」。 瓦礫に埋まったサターン聖の元には、カタリーナ・デボンとヴァン・オーガーがいた。「貴様らの本当の狙いは何だ?」と尋ねるサターン聖に、オーガーは「世界」と答える。その後、オーガーの能力で島の端に飛んだ彼らに、誰かが声をかける。2人を呼び止めたのは、カリブーだった。
57 第1142話 応答せよ、世界 ベガパンクのメッセージ 黒ひげ海賊団のヴァン・オーガー、カタリーナー・デボンを前に、「必ずあんたらの役に立つ!!!」と必死で命乞いをするカリブー。カリブーは古代兵器に関する情報を手みやげに、黒ひげへの接近を目論んでいた。 その頃、エッグヘッドの海岸ではパシフィスタ達と海軍が戦闘を続けていた。パシフィスタの戦力を取り戻すため、ドーベルマン中将はボニーの抹殺命令を下す。その命令を受け、海軍中将土茶がボニーに襲い掛かったその時、ドギーとブロギー率いる巨兵海賊団が現れる。「おれ達は〝麦わらの一味〟を迎えに来た!!」 サンジにベガパンクを託し、サターン聖に応戦するルフィ。だが、黄猿の攻撃が容赦なく、ベガパンクを貫いた。その直後、エッグヘッド中にベガパンクの声が響き渡る。「世界~~世界ぃ~応答せよ……──これから残す残すメッセージに皆驚くと思うがそれが世界の「真実」である…!!!」。
58 第1143話 ベガパンクの秘策 緊迫の全世界配信 黄猿の一撃を受け、倒れこむベガパンク。それと同時に突如始まったベガパンクの配信は、全世界に混乱と動揺をもたらした。カマバッカ王国でもイワンコフやサボをはじめとする革命軍の幹部達が配信に注目する中、ドラゴンは、シャカの「私は…もうすぐ死ぬだろう…」という言葉を思い出していた。 エッグヘッドでは、仲間達を逃がすため、ルフィがサターン聖と戦いを繰り広げていた。一進一退の攻防に、「ベガパンクに…自由に喋らせるべきではない…」と残りの五老星達も動き出す。黒いイナズマが落ち、サターン聖が上陸した時と同じ魔法陣が現れる。
59 第1144話 最凶の悪夢 「五老星」集結 突如、エッグヘッドに巨大な魔法陣が出現し、4体の怪物が現れる。その正体は〝サンドワーム〟ピーター聖、〝馬骨〟ナス寿郎聖、〝封豨〟ウォーキュリー聖、〝以津真天〟マーズ聖。五老星が一堂に会した。馬骨は海軍の艦隊を襲うパシフィスタを次々戦闘不能に、以津真天は研究層を覆うフロンティアドームへの攻撃を開始する。 なんとかウソップ達と合流したブルックとリリス。だが、ゾロはいまだ、ルッチとの死闘を繰り広げていた。両者互角かと思われたが、聞こえてきたサンジの声に奮起したゾロが〝三刀流 虎虎婆 彪狩り〟を放つ。 ルフィはサンドワーム、牛鬼、封豨に翻弄され、ついにはサンドワームに飲み込まれてしまう。絶体絶命かと思われたその時、「暗い場所は似合わぬ男!!行くぞ」という掛け声と共に、ドリーとブロギーが助けに現われる。
60 第1145話 友達(ダチ)との共闘!ルフィとエルバフの戦士 ドリー、ブロギーとの2年ぶりの再会に喜ぶルフィ。一方、ゾロとルッチの前には、凄まじい覇気と共に〝以津真天〟と化したマーズ聖が降り立つ。現状の報告をしつつ、相棒カクを助けてほしいと懇願するルッチだったが、マーズ聖は「虫など、踏もうとして踏むものではない…!!!」と言い放ち、その場を飛び去ってしまう。 島の裏口を目指すルフィの行く手を封豨、牛鬼が阻む。「そいつが誰だかわかっているのか!?」。その問いにドリーとブロギーは迷うことなく、「友達(ダチ)だ!!」と答え、〝太陽の盾(スヴァリン)〟、〝隔(スキールダ)〟で退ける。しかし、何事もなかったかのように起き上がってくる五老星の姿に、ルフィ達は「逃げるが勝ちだ」と、仲間と合流するため急ぐ。 同じ頃、燃え盛る森の中を〝鉄の巨人〟が何かに導かれるように進んでいた。

感想・レビュー

  1. みにまむ みにまむ

    まだ全部見終わっていないけれど、間違いなく星5評価。1994年生まれの私がワンピースを楽しみに生きてきた人生の中で、歴代トップクラスのエピソードと言えるくらい強烈な体験だった。エッグヘッド編は特にお気に入りの回になった

    ボニーとくまのお話は、感動というより心を揺さぶられすぎて泣きすぎ、酸欠になるほど。しんどい。笑

    良い意味で、世のお父さんお母さんには向かないかもしれない。尾田栄一郎は何ちゅう話を作ってくれたんだろう、という感想。

  2. 読書の虫 読書の虫

    ワンピースを一気に視聴しました!
    4ヶ月もかかってしまったけれど、何度も挫けそうになりました

    毎日視聴するのがすっかり習慣になっていたので、ちょっと寂しい気持ちです。

    でも、週に一度の楽しみができたので、これからも続けていきます!

  3. ストラトファイター

    同窓会のような気分になりました。
    ワンピースを見て育った世代として、エッグヘッド編は特に胸が熱くなります。

    寝る前に観ていると面白すぎて、つい夜更かししてしまうほどです。

    ジュエリーボニーは本当に可愛いし、
    ベガパンクの頭の良さには驚かされますし、
    ニカが登場する瞬間はドキドキします。

    長い時間を経て、ついにワンピースはここまで来たんですね!

  4. 伊藤直

    ワンピースの結末をリアルタイムで追うため、久しぶりに観直した!
    くまのシーンは胸が締め付けられるほど辛くて、大号泣してしまった。

  5. いろすえ いろすえ

    感動を生み出すのが本当に上手いなと感じることが多いけど、時にはその感動よりも辛さが勝ってしまうこともある

    クマの過去は本当に重くて辛い。ニカの真似をして踊っているシーン、何度も思い返してしまって、数回はスキップしてしまった

    一気に観たくなるアニメだね。

  6. ようび ようび

    クマの過去が長いと言ってしまってごめんなさい、涙が止まりませんでした
    解放のドラムが大好きです。目覚ましにしたいくらいです

  7. もっち もっち

    クマの場面、やばい。めっちゃ泣ける。今までどれだけ中だるみしてたんだろう?やっと面白くなってきた。笑 おそすぎる。

  8. 鬼雀

    え?もう何でもアリなの?元々は何でもアリだけど、実際の能力が特別だとしても、もうどうでもよくない?

  9. やくもい やくもい

    小学生の頃からの愛読書
    漫画の表紙を見て何巻か当てたり
    日曜日にテレビで放送していた時には
    アニメを見ながら
    漫画の同じページをめくるという
    不思議なことをしていたな
    そんな思い出があるからこそ
    やはり私の人生の一冊でもある

  10. 河野助三郎 河野助三郎

    くま回は辛くて、見る前に毎回『嫌だなぁ』と思いながら視聴している;作画の迫力は素晴らしい。とはいえ、黄猿が友人のベガパンクに対して対立するしか選択肢がないのが、サラリーマン的でつらいとはいえ僅かな抵抗も見せていてグッジョブではある。)