1997年4月2日に公開のアニメ「少女革命ウテナ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「少女革命ウテナ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
少女革命ウテナが視聴できる動画配信サービス
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最終更新日
少女革命ウテナのあらすじ
幼少期に王子様と出会ったことで、自身も王子様になりたいと願う少女、天上ウテナ。あるきっかけで生徒会副会長の西園寺と決闘し、勝利を収めたウテナは、“薔薇の花嫁”と称される神秘的な少女、姫宮アンシーとの絆を深めていく。
少女革命ウテナの詳細情報
「少女革命ウテナ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
制作会社 | J.C.STAFF |
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監督 | 幾原邦彦 |
脚本家 | 榎戸洋司 |
キャラクターデザイナー | 長谷川眞也 |
主題歌・挿入歌 | 奥井雅美 裕未瑠華 |
出演者 | |
カテゴリー | アニメ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 1997年4月2日 |
少女革命ウテナの楽曲
「少女革命ウテナ」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- オープニングテーマ輪舞-revolution奥井雅美
少女革命ウテナのエピソード
「少女革命ウテナ」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | 薔薇の花嫁 | 決闘場で天上ウテナを待っていたのは、生徒会メンバーの西園寺莢一と空に浮かんだ城、そして、「薔薇の花嫁」と呼ばれる少女だった。 |
02 | 誰がために薔薇は微笑む | 決闘の勝利者であるウテナは、薔薇の花嫁であるアンシーとエンゲージすることになる。当惑する彼女の前に、再戦を挑む西園寺が現れる。 |
03 | 舞踏会の夜に | 友達のいないアンシーのために、ウテナは彼女と一緒に舞踏会へ行く。だが、その舞踏会には、ある者の仕掛けた恐ろしい罠が待っていた。 |
04 | 光さす庭・プレリュード | 生徒会メンバーの一人、天才少年・薫幹。彼は姫宮アンシーに興味を持つ。アンシーこそが、彼が求め続けた「輝くもの」なのだろうか。 |
05 | 光さす庭・フィナーレ | ついに、幹はウテナに決闘を申し込んだ。決闘に勝って、姫宮アンシーを自分のものにするために。失われた「輝くもの」を取り戻すために。 |
06 | 七実様御用心! | 七実は、実の兄である冬芽が自分の命を狙っていると思い込んでしまう。そんな彼女の前に「王子様」が現れた? その王子様は、実は……。 |
07 | 見果てぬ樹璃 | 優雅な外見の裏に牝豹の烈しさを隠し持つ生徒会メンバーの有栖川樹璃。彼女がウテナに決闘を挑む。自分が欲する「奇跡」を否定するために。 |
08 | カレーなるハイトリップ | カレーの爆発が原因で、ウテナとアンシーの人格が入れ替わってしまった。その責任をとるために七実たちはカレー粉を求めてインドへ旅立つ。 |
09 | 永遠があるという城 | 少年時代に冬芽と西園寺は、棺の中に入った少女に出会った。その日以来、西園寺は冬芽への劣等感を感じ、そして「永遠」を求め始めた。 |
10 | 七実の大切なもの | 次の決闘の挑戦者は誰なのか。ウテナとの再戦を望む幹と樹璃に、冬芽は言う。もう一人、「世界の果て」に選ばれたデュエリストがいると。 |
11 | 優雅に冷酷・その花を摘む者 | 冬芽は、自分が出会った王子様なのではないかという、ウテナの疑いは強まっていく。そして、その冬芽が彼女に決闘を申し込んできた。 |
12 | たぶん友情のために | 冬芽との決闘に敗れたウテナは、女生徒の制服を着て学校へ行く。冬芽とエンゲージしたアンシーは、そんな彼女に対して、よそよそしく接する。 |
13 | 描かれる軌跡 | 深い闇の空間。そこに王子様がいた。頭を垂れた彼を前に謎の男は語り始める。今までのウテナの決闘について。その決闘の意味について。 |
14 | 黒薔薇の少年たち | ウテナは、アンシーに兄の鳳暁生と、そのフィアンセの香苗を紹介される。その頃、地下で「黒薔薇会」がアンシーの命を狙って動き始めていた。 |
15 | その梢が指す風景 | 兄である幹に対して、屈折した愛情を抱き、近づく者を力づくで排除する梢。その想いを利用しようとする黒薔薇会の魔の手が彼女に迫る。 |
16 | 幸せのカウベル | 七実は届けられたカウベルをアクセサリーだと思い込み、毎日、自分の首につけていた。やがて、七実は身も心も、牛へと豹変していく。 |
17 | 死の棘 | 幼なじみの枝織が鳳学園に帰ってきたが、樹璃は彼女に対して冷たく接する。人には決して見せぬ樹璃の枝織への想いを、黒薔薇会が暴く。 |
18 | みつるもどかしさ | 憧れの七実に子供扱いされ、苛立ちを感じる石蕗。彼は、七実と同等につきあえる「大人」になるために、様々な方法を試みる。そして……。 |
19 | 今は亡き王国の歌 | 若葉の前に、彼女が小学生の時に「タマネギ王子」と呼び、慕っていた風見達也が現れた。だが、彼はウテナに交際を申し込もうとしていた。 |
20 | 若葉繁れる | 若葉は、学園に追われた西園寺を匿い、同棲をしていた。普通の少女が手に入れた「特別な時間」。だが、その幸福は長くは続かなかった。 |
21 | 悪い虫 | 七実の取巻きの一人・茎子は冬芽を慕っていた。それを知った七実は、彼女に非情な罰を与える。茎子の中に激しい怒りと嫉妬が渦巻く。 |
22 | 根室記念館 | 御影草時は回想する。根室教授と呼ばれていた時を。「世界を革命する力」の計画の始まりを。そして、千唾時子と馬宮との出会いを。 |
23 | デュエリストの条件 | 草時がデュエリストを操っていた黒幕だと知ったウテナは、彼に決闘を申し込む。自分の想い出が、彼のものとは違うことを証明するために。 |
24 | 七実様秘密日記 | 学園に暴れ馬が出現。七実を助けようとした石蕗は気絶してしまった。保健室で、彼の手帳から明らかになる他人には話せない様々な秘密。 |
25 | ふたりの永遠黙示録 | もう決闘はしないと宣言した西園寺の前に、冬芽と暁生が現れた。暁生は西園寺に言う。「『世界の果て』を見せてあげよう。君にもね」 |
26 | 幹の巣箱(光さす庭・アレンジ) | 大人への不信感のためだろうか、苛立ちを感じる幹。そんな彼の前に、梢とともに暁生が現れる。二人は幹を「世界の果て」へと誘う。 |
27 | 七実の卵 | 自分が卵を産んだと思い込んでしまう七実。さらに人間の女の子は卵を産むものだと勘違いしてしまった彼女は、卵を自分で育てることを決意する。 |
28 | 闇に囁く | フェンシング部の部長・土谷瑠果が学園に帰ってきた。彼は樹璃の想いを見透かしたように、高槻枝織と交際を始め、彼女を翻弄する。 |
29 | 空より淡き瑠璃色の | 枝織が瑠果に捨てられた。樹璃は苦悩し、瑠果はそんな彼女を弄ぶ。そんな彼に決闘を申し込む樹璃。果たして瑠果の真意は? |
30 | 裸足の少女 | 暁生とウテナ、アンシーの共同生活が続く。暁生は、足をケガしたウテナを自転車で病院へ連れて行く。夕陽の中、二人の唇は重なり……。 |
31 | 彼女の悲劇 | 自分と兄・冬芽の間に血が繋がっていないと思い込んだ七実は、家を飛び出して、ウテナたちの住む理事長館で暮らすことになってしまった。 |
32 | 踊る彼女たちの恋 | 暁生とアンシーの関係を知り、身の置き所を失った七実は、学園から出ることを決意する。そんな彼女に暁生は「世界の果て」を見せる。 |
33 | 夜を走る王子 | カシラ、カシラ、ご存じカシラ。さて、次の三つのうち「永遠のもの」はどれでしょう? 1.ダイヤモンド、2.美しい想い出、3.モモの缶詰。 |
34 | 薔薇の刻印 | ウテナは演劇部の生徒に誘われて、舞台「薔薇物語」を観る。そして、その夜、夢を見る。それは彼女と王子様の出会いの想い出……。 |
35 | 冬のころ芽ばえた愛 | 次の決闘の勝利者が世界を革命する者になる。その挑戦者である冬芽は、暁生と、ウテナに関する、あるゲームを仕掛けることになった。 |
36 | そして夜の扉が開く | 冬芽はウテナに決闘を申し込む。「世界を革命する力」を手に入れるためではなく、幼い頃から棺の中に入ったままのウテナを解放するために。 |
37 | 世界を革命する者 | ウテナに「世界の果て」の手紙が届いた。それには天空の城に行けば「世界を革命する力」が手に入り、王子様と再会できると書かれていた。 |
38 | 世界の果て | 決着をつけるため、ウテナとアンシーは決闘場へ向かった。そこで待っていた鳳暁生こそ王子様であり、「世界の果て」であった。 |
39 | いつか一緒に輝いて | アンシーの剣が、背後からウテナを貫いた。これが「現実」の戦いの恐ろしさなのか。決闘場に、人の憎悪に光る百万本の剣が出現する。 |
感想・レビュー
メタ要素が強い本作。純粋さを際立たせるウテナと、ペルソナを身にまとったアンシーの対比が見どころ。男性的な外見のウテナが放つ純粋な少女性が魅力的。先進的な発想を掲げる意欲作として注目。
一見古典的に見えるかもしれないが、実際は違う。少女たちが葛藤を経て殻を破り、王子を否定する物語である。
今も色あせない名作だが、今見ても革新的であるという評価が変わっていないということは、社会が本質的にそれほど変わっていないことを示している。そろそろ「当時としては非常に革新的な作品だった」との評価が浸透してほしいものである。
「カンタレラの猛毒、知っていますか? そのクッキー、私が焼いたんです」
「偶然ですね、その紅茶も毒入りなんです」
「」
「美味しいね。10年後、またこうしてお茶を飲めるといいな。きっとそうなると思うよ。約束だよ。」
「ピンドラ」を観終わった後、ずっと心に残っている。
「光さす庭」から目が離せない!
ストーリーは難解だけど、それでも引き込まれる魅力がある。。。
思い出しながら解説動画を観て、その面白さをこれからも感じ続けると思う。こういう作品が大好き。
人生を変える思春期のカルトアニメ
幾原邦彦との出会いに感謝
この世界は、アニメ史を変えた幾原邦彦をもっと評価するべき(榎戸洋司も)
先進的なテーマを革新的な演出と圧倒的なビジュアルで追求し、生々しい人物描写がたまらない。アンシーというキャラクターがアニメで描かれていることに衝撃を受けた。
何度見ても最終話には言葉が出ないほどの傑作。テレビシリーズだから中盤に少し間延びするシーンもあるが、それを超えるほどの衝撃的な瞬間が満載だ。
コロナで家にこもる日々が続く中、つい観てしまった。結末は、ウテナが学校という殻を抜け出したハッピーエンドなのかな?と感じつつも、分からないことが多くて不思議さと心地よさが同時に残る終わり方だった。この内容がチャオ! で連載していたものなのか、という疑問が浮かぶ。ウテナのことは、キャラデザを含めてかなり好きだ。
元々、少女漫画は苦手で、少女漫画的なノリや演出、ストーリー展開に何度か挫折しそうになった。しかし最後の3話で状況が一変し、なんとか巻き返した。特に最終回のインパクトは格別だった。最終回を際立たせるために、38話が用意されているとも言える。幾原監督のアニメは、どれも最終回が圧巻で、毎回強い痺れを味わえる。
今や当たり前となったことは、かつては革命的だったのだと改めて気づく。世界は今もなお、絶えず変革を続けている。
2年前に観始めたけど、正直あまり理解できていない。でも、なんだか奥深そうで、ようやく最後まで見られた️
上半身裸になるシーンや謎のポーズなど、ツッコミどころが満載だけど️🪐声の演技も素晴らしいし、みんな美男美女だし、背景も芸術的で、音楽も最高だから🫶
私が出演するなら、あの適当な影の人々役がいいなー🪞️️結局、深いテーマはよくわからなかったけど、まあいっか今は誰が実写化するのがいいか、考えるので忙しい🫨🫨🫨
ピングドラムもさらざんまいも好きで視聴したが、正直微妙だった。映像・演出はイクニ節全開で圧巻だが、39話は長すぎるうえ展開が毎回同じでマンネリが強い。比喩表現は両作より難解で、正直「この話、必要あるの?」と思うエピソードが多く、オチもピンと来なかった。イクニの作風だから全ての描写に意味があるのだろうが、自分の理解力では深さを味わいきれなかった。ただ、黒薔薇編の雰囲気とセリフ回しは好みだった。あと、絶対運命黙示録をはじめとする音楽もかなり良い。
見る人を選ぶ名作アニメ。エヴァンゲリオンに端を発するメタ的な演出と深い精神描写が特徴で、一度見ただけでは理解が追いつかない難解さがあります。解説付きで視聴することをおすすめします。当時としては斬新な演出が多く、挑戦的な作風として現在も多くのコアファンを惹きつける作品です。
時代の風潮がクィア表現へ厳しく当たり、視聴を諦めたが、演出美術だけは群を抜いて面白い。