1982年4月8日に公開のアニメ「パタリロ!」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「パタリロ!」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
パタリロ!が視聴できる動画配信サービス
現在「パタリロ!」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「パタリロ!」が配信中です。
最終更新日
パタリロ!のあらすじ
原作は魔夜峰央の同名マンガで、1978年には英国情報部エージェントのバンコランを主人公とする読み切りシリーズとして登場した。元ヒットマンの経歴を持つマライヒをはじめとする、女性にも間違われるほど美しい少年たちが多数登場し、美少年同士の恋愛を描く耽美的な世界観がこの作品の最大の魅力である。そのきわどさをモチーフに取り入れた結果、世界観は多様なシルエットとアーティスティックな背景表現を特徴とする、独自の魔夜峰央スタイルが完成した。
パタリロ!の詳細情報
「パタリロ!」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
パタリロ!のエピソード
「パタリロ!」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | 美少年キラー | マリネラ国王「ヒギンズ3世」の子、パタリロ王子が親善のためにイギリスへとやって来た。ボディガードを指示された英国情報部「MI6」のエージェント「バンコラン」は、「美少年キラー」の異名が示す通り、パタリロの身の回りの世話をしている美少年「ジャダ」が気になるようで…。現在マリネラでは、王室と総理大臣が権力争いの真っ最中。そのため大臣の一派がパタリロの命を狙う危険性があった。しかしパタリロはバンコランのボディガードが邪魔のよう。その理由は父ヒギンズ3世の過去にあった。 |
02 | 霧の夜に花が散る | いつもと変わらない、マリネラでのパタリロの一日。しかし今日ばかりは彼の運命を大きく変化させる出来事が起こってしまう…。父・ヒギンズ3世が心不全により崩御してしまったのだ。これにはさすがのパタリロも大きなショックを受けてしまう。哀しみが癒える間もなく、パタリロは突如ロンドン行きを決意した。MI6に出向いてバンコランと再会した彼は、現在捜索中の従兄弟「サッチャー」をマリネラに迎えたいことを伝え、再びボディガードを依頼する。 |
03 | 墓に咲くバラ | 従兄弟のサッチャーを影で操った組織の正体が判明した!! 相手は「国際ダイヤモンド輸出機構」。ダイヤ輸出で成り立つマリネラとも関係があり、世界中のダイヤ流通を仕切ることで莫大な利益を得ている組織だ。独自の販売ルートを確立することで利益を上げようとしたパタリロに関係を断たれた機構は、彼をとても恨んでいるよう…。そのため、戴冠式を間近に控えたパタリロはバンコランにボディガードを依頼する。 |
04 | パタリロ危うし! | マリネラの新国王になったものの、「陛下」の呼び名になじめず、周囲の人間に「殿下」と呼ばせることにしたパタリロ。そのパタリロの兄だという美少年が突然名乗り出た!! その人物は「マリオン」。彼は弁護士を立て、その証拠だというマリネラの紋章入りの宝石を届けさせる。マリオンの要求は、マリネラの王子として正当な扱いを受けること。しかしそれはパタリロの王位継承権の消滅を意味している。この一大スキャンダルに、パタリロはバンコランに相談を持ちかけるが…。 |
05 | 死の天使マライヒ | バラの栽培で有名なローザリア国の、バラの花の品評会にパタリロが招待された。主催者のラーケン伯爵に審査員を頼まれたのである。しかしその伯爵、実は国際ダイヤモンド輸出機構でNo.2の立場にある人間で、パタリロの命を狙っていたのだった。パタリロから審査員の話を聞いたバンコランは、同行することを即座に決めた。彼は機構の動きを注視しており、ボディガードの必要性を直感したのである。その直感が示す通り、パタリロと共に伯爵主催の仮装パーティーに出席したバンコランは、早速謎の暗殺者に襲撃される。 |
06 | 悲しみのエトランジュ | 前回の襲撃以来、ラーケン伯爵の動きに注視していたパタリロ。そのため、サナトリウムで療養中の母「エトランジュ」に会うためスイスに行くことになると、またもやバンコランにボディガードを依頼する。エトランジュがパタリロそっくりの「つぶれ大福」だと想像していたバンコランは、彼女の美しさにハッと息を呑んだ。普段なら女性に興味を示さない彼も、エトランジュの前ではさすがに圧倒されるのみである。 |
07 | カンフー大あばれ! | パタリロが突然カンフーキッドになった!! 彼自身ですら正気を失うその症状は、どうやらマリネラで公演する予定の東洋舞踏団の影響らしい。「帰って来たコモドドラゴン」の名でバーサーカーと化すその症状に、周囲はいい迷惑である。舞踏団の団長と、その孫娘「春英」が王宮にやって来た。春英の美しさに夢中になるパタリロだが、王宮は「謎のダイヤ窃盗事件」で手一杯。しかもダイヤ採掘現場の監督がネコババした張本人であることが発覚したにも関わらず、ダイヤの隠し場所など、調査するべきことは山盛り状態にある。 |
08 | パタリロより愛をこめて | バッキンガム宮殿で行なわれる国際エネルギー会議に出席することになったパタリロ。ボディガードはまたもやバンコランだ。しかもそこには「国際ダイヤモンド輸出機構」の元暗殺者で、現在は足を洗ったマライヒが働いていた…。宮殿の職員によると、機構と手を切ったはずのマライヒが、国際的なテロリスト「カサノバ」と連絡を取ったらしい。カサノバに会場への侵入を手助けするよう電話で頼まれて断ったらしいが…!? |
09 | べらんめえ桜吹雪 | ミリオネア公国の次期女王「マデリーン」は、パタリロの初恋の相手であり最愛の従姉弟だ。そんな彼女が、何者かにより誘拐されてしまった!! そこでパタリロは、マリネラ産と偽った「ニセダイヤ事件」の追及をしていた手を休めてミリオネア公国へと出発する。現地に到着したパタリロは、早速調査を開始した。しかし国王と王妃は協力的だったものの、王妃の妹夫婦である「ガーネシア」とその科学者の夫は「子供に何ができる」と懐疑的…。しかもパタリロを邪魔者扱いする。 |
10 | マリネラに降る雪 | マリネラ大学でパタリロと主席の座を争った「クリスチャン博士」が帰国した。博士には病床の妹「ココ」がおり、彼女の病状が悪化したせいで今回の帰国に踏み切ったのである。そのため、完成間近だった人工降雪装置の研究を中断し、装置を持っての帰国だった。「ココは宝石が好きだから、『ミスティア1号』を少しの間貸してくれ」…パタリロと再会したクリスチャンはそう頼んだ。しかしいくらパタリロでも、国宝級の宝石をそう簡単に外に出すことはできない。そこでクリスチャンは、よからぬことを考えてしまう。 |
11 | マライヒマライヒ | イギリスと友好関係にあるA大国の陳主席が、イギスリにやって来ることになった。しかしMI6に匹敵するB大国の情報部「KGV」が横槍を入れることは必至。そうなればイギリスとA大国の友好関係は崩れてしまう。陳主席のボディガードを任じられたバンコランは、警備計画に細心の注意を払うのだが…。KGVに加え、通訳としてパタリロがやって来ることとなって、バンコランの頭痛の種は増えるばかり…。そんな時、バンコランの恋人で、彼の助手も努めるマライヒがKGVの刺客によって誘拐されるという事態が起こってしまった!! |
12 | マリネラの吸血鬼 | 「吸血鬼に狙われている」という投書を受けたパタリロは、その主である老婆の元を訪れた。そこで聴かされたのは、老婆の御主人の遺体が墓から消えていたこと、そして老婆が引き取ったという美少年「サミエル」の、もっともらしい吸血鬼存在説だった。いまいち信じられなかったパタリロは、サミエルの巨大コウモリや謎の人影の目撃情報を聞いて、さらに懐疑的になっていた。そのせいか、老婆とサミエルのことを調査するようタマネギたちに指示する。 |
13 | アメリカ乗っ取り! | ダイヤ採掘のための新型掘削機を買おうと、パタリロが警察長官を伴ってニューヨークにやって来た。そこで出逢ったのは、美しい占い師「ザカーリ」。彼が名占い師であることを知ったパタリロは、掘削機を買うための5万ドルでひと儲けしようと企む。ザカーリの占いでギャンブルをしようと考えたパタリロだったが、ザカーリはそれを拒否。そこでパタリロは、5万ドルがザカーリのせいで灰になったと思わせ、まんまと仲間に引き込む事に成功する。 |
14 | パタリロ7世と8世 | ダイヤ採掘現場の視察に向かい、そこで発破の爆発に巻き込まれてしまったパタリロ。気が付くと、そこはパタリロ7世が治める過去の世界だった!! しかもダイヤの発見もまだだった上、大英帝国の侵略の危機に晒されている困難な時代だったのである。自分そっくりのパタリロ7世と瞬く間に打ち解けたパタリロは、状況打開の策を模索していた7世に協力。まずは話し合いを…と、マリネラ沖に停泊する英国軍に使者を送ることにする。その交渉相手とは、何とバンコランのご先祖だった!! |
15 | プリンスマライヒ | バンコランのマンションを訪ねたパタリロは、バンコランが留守だと聞いてマライヒにボディガードを依頼した。パタリロの父・ヒギンズ3世が留学していた寄宿学校で祝賀パーティーが開かれることになり、そのお供が必要だったからである。寄宿学校に到着すると、華麗に着飾ったマライヒがパタリロだと勘違いされてしまった。納骨堂を調査しようと考えていたパタリロは、これ幸いに…と自分が執事であると装い、自由に行動するチャンスを得る。 |
16 | ダイヤモンドの伝説 | 占い師のザカーリがパタリロに再び呼び出された。どうやらパタリロが手に入れたダイヤが「呪いのダイヤ」らしく、代々の持ち主が変死を遂げているという…。その調査のためにザカーリの力が必要とのことなのだ。ダイヤの元々の持ち主をザカーリに占わせたパタリロ。彼はその「不良品」の代金を返してもらうため、ザカーリを引っ張って早速ローマ在住の「ヨハネス」を訪ねた。しかし当のヨハネスは、恋煩いのせいで生きることに絶望する心の病を患っているよう…。 |
17 | ねらわれた赤い人魚 | ニューヨーク・ユーカリ美術館に、彫刻「赤い人魚」にはめこまれた赤いルビーを盗むとの予告状が届いた!! 犯人は国際的な窃盗犯「ドス・マスカラス」。パタリロの親戚だと言う館長の「パタモドキ」と、秘書の「ニーゲム大戸木」は、バンコランとパタリロに助けを求めるが…。パタリロは山の中で「狸狩り」ならぬ「狸狩られ」の真っ最中。そこで母・エトランジュが代理でやって来ることになった。しかし本当の目的は、バンコランに再会することにあるようで、彼を見つけると早速頬を赤らめる。 |
18 | 輝けタマネギ! | 最近タマネギ部隊に配属された「タマネギ21号」は、自分の任務に疑問を抱いていた。何故ならパタリロは、仕事をする気になったらスーパーコンピュータ並みの能力を発揮するものの、普段は周囲を振り回す「お遊び」しかしないからだ。そんな21号に先輩たちは言う、「お前は仕事の重要性を理解していない」と。そしてタマネギ結成のいきさつを説明した。それは10年前、パタリロの特異性を憂いたエトランジュが、陸軍・海軍・戦略研究室のエリートだった現在の1号たちを招集したところから始まる。 |
19 | 月への旅立ち | 退屈を持て余していたパタリロに、タマネギが航空宇宙局への視察を提案した。そこには研究の最中に謎のヒーリング(治癒)能力を得た美少年「ロビー」がいたからである。ロビーの能力を知ったパタリロは、またもや良からぬことを考える…。「言うことを聞いたら宇宙飛行士にしてやる」…ロビーの夢をエサに、富豪相手のヒーリング商売を始めるパタリロ。商売は大成功!! 次から次に怪我人・病人が宮殿に押し寄せてパタリロは巨万の富を得た。 |
20 | バンコラン死す! | バンコランやマライヒ、そしてMI6のエージェントたちが突如マリネラを訪れた。彼らは現在「張大人」率いる麻薬密売組織を捜査中で、その売人のひとり「スターキー」がマリネラに潜入したようなのだ。スターキーを追い詰めたものの、バンコランに射殺されて手がかりが途切れてしまった。その矢先、張大人が雇った暗殺者「サイドワインダー」が、バンコランを暗殺してしまう。しかもその死体は、海に落ちたまま行方不明に…。 |
21 | スーパーロボット・プラズマX | 国際ダイヤモンド輸出機構の刺客がマリネラに上陸したとの知らせを聞き、バンコランが捜査にやって来た。相手は新たなダイヤの鉱床を狙っているようで、現場に入ったパタリロとバンコランは刺客に乗っ取られた警備ロボットに襲われてしまう。追い詰められたパタリロとバンコランを救ったのは、パタリロが開発した自立思考型スーパーロボット「プラズマX」だった!! だが彼は、戦闘力は高いが家事全般が趣味という超・平和主義者。そのため、難を逃れたパタリロは強い結婚願望を打ち明けられる。 |
22 | プラズマの恋 | プラズマにアフロ18を紹介したものの、アフロはワガママで美少年にしか興味を示さない。お陰でプラズマは顎で使われ、パタリロやタマネギたちは「プラズマをもっと男らしくさせなければ」と立ち上がる。しかし男らしく出来ないまま、プラズマは偶然恐竜の卵を発見したことで、別の幸せを感じるようになってしまった。恐竜に「親」だと思われ、「育てる」という新たな喜びを見出したのである。そのせいですっかり相手にされなくなったアフロは寂しさを感じるようになる。 |
23 | 殺しのライセンス | 深夜の交通事故で事故死した美少年「ジュリエール」。麻薬密売に関係するという彼がマライヒとそっくりだったことから、マライヒが潜入捜査をすることになった。しかしMI6だけではなく、スコットランドヤードまでクチバシを突っ込んで、何やら混沌とした雰囲気に…。バンコランからマライヒへの連絡係としてパタリロまで捜査に参加することになり、さらに暗雲たちこめる捜査状況。それでも密売人のスコッチをおびき寄せようと、マライヒがジュリエールに成りすましてクラブでピアノの弾き語りを演じた。 |
24 | 旅立てジャック | 大富豪のセントクレアが主催する「卵卵友の会」では、珍しい卵を孵化させた人物にトロフィーが授与されるらしい。会員はすべてエリートだというその会に参加しているパタリロは、「今度こそトロフィーを!!」と意気込んでいた。去年のアヒルコンテストで優勝したアヒルの卵を輸入し、さらに放射線を浴びせてスーパーアヒルに突然変異させようとするパタリロ。しかし僅かな計算違いにより、アヒルは超ビッグサイズで誕生!! パタリロは仕方なく倉庫に住まわせることにするが…。 |
25 | プラズマ・パパ | 以前、西ドイツのロボット研究所で共に学んだ「スカンキー」が、久しぶりにビデオレターを送ってきた。彼は「お互いが作ったロボットを友だちにさせてみないか」と提案し、自分が開発した美少女ロボット「スクン1」を一方的に送りつける。しかしこのスクン1、無駄にお色気を振りまいてプラズマに猛アタックしては、何故か必要以上に彼につきまとい始める。実は彼女には「プラズマの性能を確かめる」という、スカンキーからの指示が下されており、そのためにスパイ行為をしていたのだった!! |
26 | パタリロ8世と10世 | バンコランのアパートに、パタリロそっくりの少年が出現した。何と彼こそ400年後のパタリロの子孫、「パタリロ10世」!! 10世によると24世紀は世界がひとつに統合され、各地域の代表者が世界を動かしているらしい。しかしその統一委員会がひとりの男に支配され、存亡の危機に晒されているというのだ。支配者の名は「マスターウォン」。彼は眼力による催眠能力を悪用しており、統一委員会を牛耳っていた。そして催眠能力が効かないパタリロ10世を、タイムマシンで過去に追放したのである。納得したパタリロはタイムワープの能力を使い、10世と共に早速24世紀へと旅立つことにする。 |
27 | おちょくり24時間 | 習性も行動も、何もかもが常人離れしたパタリロ。ではその彼の日常とはどんなものなのだろうか? それは早朝、目覚まし時計との格闘から幕を開ける。そして歯磨きからブラッシング、マッサージなど、朝の身だしなみを全自動メカに任せるのだ。国王としての仕事は、そのほとんどが書類整理にある。膨大に積まれた書類にひとつひとつ目を通し、判を押していくのだ。そういったことは、ドクトル・ザンゲのように大使代理を装った暗殺者が現れても変わることはない。 |
28 | 忠誠の木ものがたり | パリを訪れたパタリロは、部下が主君に永遠の忠誠を誓ったという、伝説の「忠誠の木」のことを知った。そしてそれをモチーフに、フランス文学新人賞に応募する作品を書き上げようとする。パタリロはフランス文学を専攻していたタマネギ16号を伴ってタイムワープするが…。フランス革命を直後に控えた当時にタイムワープしたパタリロと16号は、旅行者を装って郊外の民家に世話になることにした。そこには庶民の少女「ジェンヌ」が住んでおり、素顔に戻った16号と親しい仲になっていく。 |
29 | 帰ってきた暗殺者 | アルファ工業の社長が血液を探しているらしい。息子「ニコラ」が心臓病の手術を受けることになったものの、希少血液の持ち主だったため輸血用の血液を求めていたのである。マライヒの記憶によると、どうやらその希少血液の持ち主のひとりがパタリロのようで…。マライヒから知らせを受けたパタリロは、社長から謝礼が出ると聞いてさっそく駆けつけた。しかし彼は国際ダイヤモンド輸出機構に狙われている身。そこでバンコランがボディガードを買って出て、殺し屋のリーダー「フィリップ」と対決する。 |
30 | 愛しのプララ | プララが宮殿のアイドルになってから、パタリロは妙な疎外感を感じていた。食事はネコマンマ、タマネギたちにも無視され…、それはやがてプララに対する嫉妬心となり、宮殿の一角に勝手に住みついた謎の老婆「パタババ」につけ込まれてしまう。パタババに取り憑かれ、邪悪な気持ちでプララを破壊しようとするパタリロ。分解しようと工具を手にしたり、地底湖が溢れ出したというダイヤの採掘現場に行って濁流に突き落とそうとしたり…。そしてその度に、我に返って猛烈に取り乱す。 |
31 | ゲルマン城のとりこ | 溜まりにたまった仕事を放り出して、パタリロは旧友「ヨハン」の元を訪れた。どうやヨハンは妹「クリステア」にまつわる困難な状況を抱えており、それでパタリロに助けを求めたようなのである。ヨハンによると、ゲルマンという男が詐欺まがいの手段でヨハン兄妹に莫大な借金を背負わせたらしい。そのためクリステアが借金のカタに連れ去られ、無理矢理に結婚を迫られているというのだ。 |
32 | ニャンコはニャンコ | ロンドンの大富豪の遺産が、飼い猫に相続されるという話題が世界に報じられた。しかしその話題を笑って受け取れない人々がいたのである。それは富豪の4人の子供たちだった。そのため、話題の猫「メリージェーン」が子供たちから命を狙われることになってしまう…。屋敷から逃げ出したメリージェーンを助けたのは、いつもマリネラ大使館にエサをもらいにやって来る野良猫「ニャンコ」だった。彼女にひと目惚れしたニャンコは、メリージェーンを伴ってパタリロがいるマリネラ大使館へとやって来る。 |
33 | わたし待つわ | バンコランとの約束を「仕事だから」とドタキャンされたマライヒ。これにはバンコランを心から愛するマライヒと言えども、さすがに我慢の限界だった。彼は早速荷物をまとめると、ロンドンのマリネラ大使館へと家出してしまう。大使館でパタリロにおちょくられつつ、それでも悩みを打ち明けるマライヒ。少しはかまって欲しい…そんなワガママすらバンコランには通じず、苦しくて仕方ないらしいのだ。そこでパタリロは気分転換のために植物研究所に連れて行こうとする。 |
34 | やっぱりプララ | 近頃のプララは何かと気難しい。年頃の女の子らしく両親に反発するようになったのだ。特にプラズマには冷たく「女々しいから」とイライラする。そのためパタリロは、彼女をヨーロッパの寄宿学校に留学させようと考えた。学校でのプララは人気者だった。彼女は王宮の宝石を身に着けていたし、何より自分がロボットであることを隠している。さらに荷物の中に隠れていたプラズマを「召使い」だとクラスメイトたちに説明したことで、いっそう注目を浴びた。 |
35 | 雪がやんだら | バンコランにパーティーの招待状が届いた。差出人は彼の情報部の大先輩で、今は引退したという「カール・グローブナー将軍」。仕事でいっぱいのバンコランだったが、マライヒの誘いと大恩人の招きという理由で出席を決める。バンコランに会いに来たパタリロも、彼についてパーティーに出席した。だがそこには外交官特権を使って諜報活動をする大物スパイ「ベネット」もいて、バンコランは気が休まらないよう…。そんな折、何と将軍の殺人事件が発生してしまう!! |
36 | パタリロ異変 | パタリロの様子がおかしい!! 突然、常識人になってしまったのだ!! 仕事は真面目にするし、大臣たちの気のたるみを厳しく罰しようとする。バンコランは、自分がひと晩中パタリロを説教したせいだと考えるが…。暴飲暴食もせず、勉強に仕事にスポーツにいそしむ、健康的な少年そのものの生活をするパタリロ。これにはタマネギたちも調子を狂わされてばかり…。しかも自分で警察長官を独房に閉じ込めて書類整理をさせていたのに、その非道を後悔し長官を助けようとする。 |
37 | ベルサイユのヒマワリ | パタリロ10世に呼ばれ、未来へとタイムワープしたパタリロ。何事かと思ってみれば、未来のタマネギ部隊こと「ヒマワリ部隊」のひとり「23号」が、タイムマシンで過去へと時間旅行に行ってしまったらしい。23号に壊されたタイムマシンの修理完了を待たず、10世はパタリロにフランス革命当時のパリに連れて行って欲しいと頼んだ。喜んで引き受けたパタリロは、10世と共にその時代にタイムワープし、23号が現れるだろうベルサイユ宮殿の晩餐会に潜り込む。 |
38 | アイ・ラブ・マライヒ | マライヒにボディガードを頼もうと、パタリロがバンコランのマンションを訪れた。バンコランも了承済みとあればマライヒも納得するしかなく、頭を抱えながら渋々受けることにする。しかしそこに、マライヒに想いを寄せる少年「マーク」が現れて…。マークがパタリロの変装にそっくりだったことから、すっかりマークとパタリロを混同してしまったマライヒ。引っ越しをすることになったマークはマライヒに手紙を手渡しに来ただけなのに、パタリロだと勘違いされて共に行動することになってしまった…。 |
39 | その男 バンコラン | タマネギ部隊には、エリート中のエリートで構成されたスパイ専門要員「黒タマネギ部隊」が存在している。そのMI6に潜入した黒タマネギからパタリロに、バンコランの浮気疑惑がもたらされた。もともとバンコランの弱みを握る目的でMI6に潜入させたのだが、その効果は予想以上のものだった。どうやらバンコランは給料の一部を別に受け取り、浮気のために使っているらしい…。相手は寄宿学校の「エディ」。定期的に訪れるバンコランに想いを寄せる美少年である。 |
40 | プララのお兄さん | 最近のプララには、ある悩みがあった。自分と同じくらいの年齢の、ロボットの友だちを欲しがっていたのである。それをパタリロに頼むと、彼は「以前から考えていた」…と、“お兄さんロボット”を作る計画を打ち明ける。スクン1での失敗以来、打倒パタリロ&パラズマに執念を燃やしていたスカンキーは、王宮地下に密かに作ったラボでそのやりとりを監視していた。そして「これぞチャンス」…と、“お兄さんロボット”ことアルファ・ランダムの知能回路を取り替えて自分の手先にしてしまう。 |
41 | マライヒの季節 | バンコランとの生活に満足していたマライヒだったが、彼が政治家・レンショー子爵の息子「パトリック」と会っていたことで猛烈な嫉妬心を抱いてしまう。しかし真相は、家宝のダイヤが「20」と名乗る怪盗に狙われており、その警護をめぐる関係でしかなかった。黒タマネギから事の次第を聞き、マライヒはパタリロに宝石の詳細を聞いてみた。するとそのダイヤがとても希少なものであると判明する。そのダイヤを欲しがっていたパタリロは、「盗まれる前に私が盗んでやる…」と事件に首を突っ込もうと考えるが…。 |
42 | パタリロ大集合 | パタリロの日記を盗み見ていた新米タマネギの「84号」。彼は仲間たちの訓練の輪に入らなかったりと、どこか怪しい様子…。しかもパタリロが彼の正体を調べていくうちに、32世紀のタイムパトロールが自分を危険視し、監視している事実が明らかになる。32世紀にタイムワープして、長官を名乗るアンドロイドと対峙したパタリロ。どうやら「歴史を改ざんする能力を持つ」というのが命を狙う理由らしい。しかし納得できなかったパタリロは、長官に対抗するためパタリロ7世とパタリロ10世を集めて反撃を試みる!! |
43 | バンコランに死の愛を | バンコランに恨みを持つ麻薬密売組織が、彼の元恋人である美少年「エローラ」を刺客として用意した。痴情のもつれということにして、組織が関係していると知られずにバンコランを暗殺するためにである。マライヒの留守に彼のマンションに入り込むことに成功したエローラは、「マライヒにバレたら殺される…」とガラにもなく取り乱すバンコランを陥れることに成功した。さらにそこへ、エローラが目撃者役として集めたセシル、レナード、バーニィ…いずれもバンコランの元恋人たちが続々と押しかけて来る。 |
44 | ファントム | 一匹狼の殺し屋「ファントム」。その「幽霊」の異名を持つ男が、某国の情報部「KGV」に雇われてイギリスに潜入した。すでに10名以上のMI6の職員が殺されているらしく、その逮捕を命じられたバンコランは、ファントムの弟という美少年に会うことにする。ファントムの弟との接触でファントムと遭遇したバンコランは、奴の超能力で危うく殺されかけた。相手はかなり厄介な相手…そう考えたマライヒは、超能力を持つ魔術師「ミスター・フー」への協力を思いつき、パタリロと共にフーの元を訪れて…。 |
45 | ああ、花の新学期 | 国際平和会議に出席するため日本を訪れたパタリロは、さらに帝国中学校を訪問した。どうやら日本では違法の武器が大量に作られており、その製造者の娘が帝国中学に通っているため、調査をしようとしばらく張り付くつもりなのだ。パタリロの案内には、当初富豪の娘である「八汐路まりこ」が抜擢されたのだが、彼女がそれを拒否した。どうやら彼女はもともと真面目な副生徒会長だったのだが、ここしばらくは学園の不良グループとつきあいがあり、すっかり変わってしまったよう…。 |
46 | プララの初恋 | 最近のプララは、無駄に色気を振りまいたりと恋に恋したい年頃。そんな彼女の前に現れたのは、謎の宇宙船から攻撃を受けていた宇宙人の青年「タイロン」だった。宇宙の探検家だと言うタイロンに、プララはすっかり夢中のご様子…。タイロンはパタリロたちにワープ航法のシステムを快く教えるなど、なかなかの好青年。そんな彼の爽やかな部分と美貌に、世界の人々は彼をアイドル視する。しかしパタリロだけはタイロンの立ち居振舞いに疑惑の目を向けていた。 |
47 | さよならアフロ | プララがまたワガママを言ってアフロを困らせた。アフロはプララのジャジャ馬ぶりに頭を痛めつつも甘やかさずに育てようとするのだが、口うるさくしつけようとする態度が逆にプララの反発を生んでしまう。そしてついには、激しい親子喧嘩に発展させてしまった。そんなある日、アフロが謎のカビに犯され、生命の危機に陥ってしまった。原因は、刑務所を抜け出したスカンキーが、打倒プラズマのために作ったロボット「ラスト・スクン」。それが感染していたカビに、アフロが接触感染してしまったようなのである。 |
48 | 霧のロンドン・エアポート(前編) | 緊急召集をかけられたバンコランをMI6本部で待っていたのは、かつての「パットナー養成所」時代の親友であり、2年先輩のエージェント「デミアン・ナイト」だった。久しぶりの再会に、バンコランはガラにもなく照れまくる。バンコランが練習生だった当時のパットナー養成所にタイムワープしたパタリロは、そこに教官として潜り込んでバンコランの周囲を嗅ぎまわり始めた。そこでのバンコランはまだ未熟で、デミアンの身体を使った「慰め」により過去のトラウマを払拭してもらうなど頼りなさげ…。 |
49 | 霧のロンドン・エアポート(後編) | デミアンは、やはりKGVのダブルスパイだった。しかもデミアンに肩入れするバンコランにマライヒが反発。その挙句マンションを飛び出して、デミアンの手に堕ちてしまった。マライヒがデミアンに身体を奪われるという事態に発展し、バンコランはようやく目が醒めたようだが…。バンコランはデミアンのあまりの変貌ぶり、そして卑怯な手段もいとわない姿に我慢がならなかった。そのため、逃亡を企てて共犯者と共に空港に向かうデミアンを追い、そこで直接対決に踏み切ろうとする。 |
感想・レビュー
パパンがパン
だぁ~れが殺したクックロビン
よく真似したなぁ~️
当時から気になっていた声優さんは、タマネギ部隊1号の声が野島昭生さん、2号が古川登志夫さんだったかなぁ~
記憶違いだったらすいません
いまだにこの2人の声を聴くと、タマネギ部隊が脳裏に浮かぶ~
タイムワープがしたくなる
子供の頃にBSで放送されていた「クックロビン音頭」を知っていたけど、内容は忘れてしまっていて、改めて視聴しました!
ギャグが豊富で、感動のシーンもあり、とても楽しめました!
バンコランの声、素敵ですね
タマネギ部隊の見た目は可愛らしいです。
エトランジェの目の輝きは、少し不気味ですね(笑)
だ〜れがころしたクックロビンは、パタリロを軸に展開するコメディ×ミステリー。美少年ブームと権力闘争が渦巻くマリネラ王国を舞台に、パタリロとバンコラン、ミステリアスな美少年たちが繰り広げる機知とユーモア満載の物語。各話ごとにダイヤモンド輸出機構、陰謀、時空を超えるタイムワープ、そしてタマネギ部隊など個性派キャラが次々と登場。以下、全話の要点を要約したものです。
小学生の頃、なぜかポケモンやNARUTOと同じ平日夕方の放送時間帯に放送されていたので、よく観ていた。
ギャグが満載のドタバタアニメです。ストーリーは破天荒で、BL、スパイ、SF、推理サスペンス、歴史、オカルトと多様な要素が詰まっており、とても見応えがあります登場人物は美少年ばかりで、19時のゴールデンタイムに放送されていたのかと思うほど、イケメン同士の妖艶なベッドシーンもしっかり描かれています。さすが昭和アニメ!シュールでくだらない昭和系ギャグが、逆に新鮮で面白いですw アニメのギャグは1982年~1983年以前のもので、当時の子供でも知らないであろう古いアニメネタも続出します物語はコミックス12巻、霧のロンドンエアポートまで展開され、最終回は映画 パタリロ! スターダスト計画 のタランテラ編に続きます 登場人物は非常に多いですが、主役は常春の島国 マリネラ王国 の10歳で国王となった少年パタリロ・ド・マリネール8世、通称パタリロ。彼はバンコランやマライヒから つぶれ餡饅 と揶揄される下膨れの顔をしており、子供ながらに成人病を患っています天才的な頭脳を持ち、大学は飛び級で卒業。マザーコンピューターやプラズマXなどのロボットを自ら製作し、変装やタイムワープが得意技です。根っからの守銭奴で、宝石に目がない。そして、人をおちょくるのが大好きw ゴキブリ走法や パパンがパン! から始まる クックロビン音頭 などのボケを随所に披露しますクックロビン音頭 は最初アカペラで、今見返すと変な感じですが、試行錯誤の結果、今のリズムができたようですタイムワープで出会ったご先祖様のパタリロ7世と子孫のパタリロ10世の訳の分からないBL展開が楽しめます彼の部下である近衛兵タマネギ部隊は選りすぐりの美少年たち。普段は素顔を隠し、同じ顔にメガネとタマネギヘアで変装しています。部隊内でも恋愛関係が生まれるタマネギも1号や2号は古川登志夫さん、16号は井上和彦さん、21号は神谷明さんなど、豪華な声優陣が演じるのでテンションが上がりますバンコラン少佐は、イギリスのMI6所属で美少年キラーとして名を馳せる凄腕エージェント。容姿は黒髪で富士額、常に手袋をしシガーを吸うヘビースモーカーです彼には母親の借金を背負った過去があり、そのため富豪シュレンジャーに手込めにされた暗いエピソードがあります。その後、MI6の先輩であるデミアン・ナイトと恋人になり、美少年たちと関係を持つようになりますw 今では元殺し屋の美少年マライヒとの恋人関係ですが、彼がかなりのヤキモチ焼きのため、行動は少し控えめのようです悪の組織、国際ダイヤモンド輸出機構が物語の黒幕で、007を思わせる要素もあります。国際ダイヤモンド輸出機構はダイヤモンド販売の独占組織で、パタリロが即位するやいなや、彼はこの組織から脱退します。組織は市場再独占を狙い、パタリロを狙う美少年の刺客たちを送り込んできます。現在104巻まで続いているので、続編の制作を期待していますね
19821983年放送のフジテレビ×東映アニメーション制作『パタリロ!』は、魔夜峰央による1978年から連載中のギャグ漫画を原作とする作品。放送時期や設定、キャラクターの魅力を反映し、時折ED・OPの曲やキャラの特徴が話題になる。以下は全49話のタイトルと要点を整理したリストです。
第1話 美少年キラーロンドン
– 舞台はヒースロー空港。MI6のバンコラン(27歳・身長140cm・体重36kg)とパタリロが対峙。手帳やバッジ、変装技などの小ネタが展開。
第2話 霧の夜に花が散る南海に浮かぶ小島
– マリネラ王国の状況と、低血圧・朝に弱い性格のキャラクター設定などが紹介される。自動洗面装置やダイヤの鉱山などのモチーフが登場。
第3話 墓に咲くバラ鯉に「ピラニア」と名づける
– ロンドンを舞台にダイヤ機構や戴冠式といった要素が絡む。神殿地下と宗教が物語の背景として描かれる。
第4話 パタリロ危うし!
– 高血圧や父親の血縁関係が話題に。マリネラの紋章や銀狐など、王族・家臣の設定が深掘りされる。
第5話 死の天使マライヒローザリア国(薔薇の栽培)
– 薔薇の品評会と財産・お札の収集といったモチーフが展開。糖尿病を抱えるキャラクターが登場。
第6話 悲しみのエトランジュスイス
– 北欧の血を引く母親、サナトリウムなどの設定、デュラン・ド・コンチネンタルとの関係が描かれる。
第7話 カンフー大あばれ!パタリロ・リー
– 衛兵隊長の活躍、東洋舞踊団、帰ってきたリ・センネンなど、アクションとコメディが混在。
第8話 パタリロより愛をこめてバッキンガム宮殿
– 宮廷クラシックな場面とジョークが織りなす展開。国際会議の欠席通知など、ユーモラスなやりとりが多い。
第9話 べらんめえ桜吹雪夏
– 金の欲しさをめぐるやり取りや、従姉弟キャラクターの関係性が強調される。
第10話 マリネラに降る雪常春の島
– 人工降雪装置とクリスチャン博士の学歴エピソードなど、科学と学術要素が混在。
第11話 マライヒマライヒA大国 陳恩頼主席ほか
– 保安局や赤い火・青い火といった象徴的モチーフ、糖分や薬物にまつわるギャグ要素が散見。
第12話 マリネラの吸血鬼国民の投書
– 投書を通じた国際交流と、ルーマニア・サミエルなどの小ネタが登場。
第13話 アメリカ乗っ取り!ニューヨーク
– 新型掘削機や天才占い師ザカーリなど、国際的なスケール感のあるエピソード。
第14話 パタリロ7世と8世
– さらに進む時代設定と王位継承のネタが絡む。
第15話 プリンスマライヒ納骨堂
– 納骨堂を巡る展開と、王族の儀式に関する描写が中心。
第16話 ダイヤモンドの伝説ニューヨーク
– 超音波笛やローマなどの舞台設定。謎解きとギャグ要素が混在。
第17話 ねらわれた赤い人魚シャーロック・パタリロ
– ユーカリ美術館や国際的盗賊ドス・マスカラスなど、冒険色が強まる。
第18話 輝けタマネギ!21号
– タマネギの起源と知能の発達、CSA(ダイヤ)や地下金庫の話題が中心。
第19話 月への旅立ち
– 宇宙開発の設定と、むくれはんぺん顔のキャラ表現、泣きの演出が印象的。
第20話 バンコラン死す!10時間以上睡眠
– 麻薬密売人の動向、睡眠時間の差と緊迫感のある展開。ナナホシテントウ虫も小ネタとして登場。
第21話 超(スーパー)ロボット・プラズマX美少年ごっこ
– タイトル通りロボット要素と新しいED「クックロビン音頭」への変更が話題に。
第22話 プラズマの恋アル・カポネ
– プラズマを巡る恋愛模様とスパイ要素が展開。
第23話 殺しのライセンスジュリエール
– 薬物取引と捜査、スコッチ警視の登場で緊張感が増す。
第24話 旅立てジャック卵卵友の会
– アヒルの世界大会とジャック、トミーらの交流。ヒヨコと成鳥の区別ネタも。
第25話 プラズマ・パパ西ドイツのロボット研究所で共に学んだスカンキー
– 学術的モチーフとコメディの融合。
第26話 パタリロ8世と10世の子孫 24世紀
– 追放と統合された世界、国際統一委員会が描かれる。
第27話 おちょくり24時間 スイス製目ざまし時計
– 時間操作ネタとドクトル・ザンゲの登場。
第28話 忠誠の木ものがたりパリ 永遠の忠誠をこめて
– フランス革命の歴史描写とタマネギ16号の手紙。
第29話 帰ってきた暗殺者弟ニコラ
– RH±ヌールα型の兵士と兄弟関係、インコのエピソード。
第30話 愛しのプララねこまんま パタババ
– 猫のキャラクターと日常ギャグが展開。
第31話 ゲルマン城のとりこゲルマン ヨハン クリステア
– 捕囚と王室の関係性、ドイツ系の設定。
第32話 ニャンコはニャンコメリージェーン
– 猫キャラと王族の関係性がユーモラスに描かれる。
第33話 わたし待つわ 植物研究所所長シャーマン
– 希少ランの花と謎の過去、NYの舞台設定。
第34話 やっぱりプララパタリロスプレー 反抗期
– 反抗期の少年と미ッシング・フリ。ほっぺたの見せ場。
第35話 雪がやんだらカール・グローブナー将軍 ベネット
– 雪景色と軍勢の騎乗、時代混在のコメディ。
第36話 パタリロ異変 お寝坊してごめんなさぁい
– 健康的な少年生活と白のスーツ・手袋の登場。麻疹ネタ。
第37話 ベルサイユのヒマワリ ヒマワリ部隊 23号 時間旅行
– 時間旅行の設定と過去の描写が強化。
第38話 アイ・ラブ・マライヒマーク坊っちゃま
– マライヒ愛の表現とキャラ関係の深掘り。
第39話 その男 バンコラン 精鋭 黒タマネギ
– 腹話術の活用など、人物関係の深まり。
第40話 プララのお兄さん スカンキー
– 兄弟関係の新展開とAI的要素を含む。
第41話 マライヒの季節 レンショー侯爵 ししゃく
– 脚本の遊戯性が際立つエピソード。
第42話 パタリロ大集合 と、日記には書いておこう
– タイムパトロールと時代設定の連携、歴史の断片が散りばめられる。
第43話 バンコランに死の愛をエローラ
– バンコランのイベント性が前面に出る。
第44話 ファントムKGV ミスター・フー
– 謎と仮想敵の登場でスリリングな展開。
第45話 ああ、花の新学期 日本 帝国中学校 生徒会副会長 八汐路まりこほか
– 学園モードと政治的ギャグが交錯。
第46話 プララの初恋 ハイキング ホロホロ
– 学術研究所との交流、タイムラインの拡大。
第47話 さよならアフロ
– さよならエピソード的な別れのニュアンス。
第48話 霧のロンドンエアポート(前編)デミアン・ナイトほか
– ED『美しさは罪』の使用と物騒な展開の前編。
第49話 霧のロンドンエアポート(後編)コウモリの原理
– ED『美しさは罪』の完結編。物語の幕を閉じる展開。
1982年10月11日〜12月4日放送分として視聴され、全49話の構成を通じて、パタリロと周囲のキャラクターが織りなすコメディとミステリ要素が展開されました。
子供の頃、真っ先に思い浮かぶのは、ナンセンスギャグアニメの金字塔として愛された作品です。無料配信期間(GYAO!ありがとう!)に全エピソードを2周するほど魅了され、今は3周目を楽しんでいるほどです。その魅力は圧倒的で、退廃美や落語、映画、ミステリ、SFなど、作者の趣味や文化的教養が色濃く反映された世界観に引き込まれます。大人たちをからかう手法や大仰なしっぺ返し、今見ても爆笑するギャグが連続します。自称天才美少年や他称下ぶくれ、つぶれ甘食など、個性的なキャラクターたちが織りなす物語。彼は意地汚くも飽食し、10歳にして成人病の塊。金儲けのためには地獄の果てまで出向き、時には天才的な活躍を見せるマリネラ国王パタリロの破天荒なキャラクターを、声優の白石冬美が完璧に表現。彼女の演技なくしてはこの作品は成立しないと言えるほど。放送から40年経った今でも色あせない名作です。だれが殺したクック・ロビン 再鑑賞。
「だーれが殺したくくろびん
これだけは鮮明に思い出せる幼少期の記憶」
U-NEXTで偶然見つけたので、懐かしさに再生しました。
際どい描写にちょっとニヤッとしてしまい、バンコランの素早さに驚きました(꒪꒫꒪)
マライヒはやっぱり可愛いですね。
彼女が18歳だったとは〜
10歳のパタリロは少しぽっちゃりしていますが、7年後にはかなりのイケメンになるに違いないw
やはり母親が美しい設定だから納得ですね( ̄ ̄)
それでも、私の一番のお気に入りはタマネギ部隊ですけどねっっ!!
カツラとメガネを外したら、全員がイケメンとか最高過ぎる(๑̀ㅂ́)و
まだ第10話までの段階だが、これがこの作品の内容だとは思ってもみなかった。MI6のエージェントであるバンコランが、英国に訪れた主人公の王子パタリロを警護するところから物語は始まる。基本的には007やオースティン・パワーズのように、王子を排除しようとする暗殺者たちがさまざまな手法で襲いかかり、その様子が時にはユーモラスに描かれる。序盤はスパイ映画のテンプレートに沿った展開だが、物語が進むにつれて超能力や魔族、タイムスリップなど、様々な要素が登場してくるようだ。