1975年4月7日に公開のアニメ「ガンバの冒険」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ガンバの冒険」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ガンバの冒険が視聴できる動画配信サービス
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ガンバの冒険のあらすじ
頑張り屋のネズミ、ガンバは、相棒のボーボと共に海を見たくて港町にやってくる。そこで出会った子ネズミの忠太が、仲間を助けてほしいと頼んできた。力持ちのヨイショや、知識豊かなガクシャなどの仲間と共に、大海原への冒険を決意する。しかし、目指す島には恐ろしい白イタチ・ノロイが待ち受けている。小さなネズミ7匹が繰り広げる波乱の大冒険、ドキドキハラハラの連続が待っている。
ガンバの冒険の詳細情報
「ガンバの冒険」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
ガンバの冒険のエピソード
「ガンバの冒険」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | 冒険だ海へ出よう! | 町ネズミのガンバとボーボは、ひと目海を見ようと川を下った。港に着いたのは夜で海はよく見えないが、港の倉庫でネズミたちのパーティーに参加して大さわぎ。そこへ一匹のボロボロに傷ついたネズミ、忠太がやってくる…。 |
02 | ガンバ、船で大暴れ | ガンバは忠太と共に通称“ノロイ島”に向かう船の船倉に乗り込んだ。そこへノロイと戦う決心をしたネズミたち、ヨイショ、ガクシャ、シジン、そしてボーボが合流する。初めての航海でひどい船酔いになるガンバだったが…。 |
03 | 忠太を救え! 大作戦 | 忠太の傷は治らず、高熱が続いていた。寄港した港の町で薬を調達することになるが、その町は、イカサマの生まれ故郷だった。下船したイカサマは港のネズミ相手にいかさまバクチをして追いかけられる。そこへ偶然、薬を手に入れたガンバとボーボが通りかかり、3匹は町のネズミと戦うハメに…。 |
04 | 嵐にやられてメッタメタ | ようやく忠太の体も回復し、のんびり航海を楽しむガンバたち。しかし突然大きな嵐に襲われ、船は沈没してしまう。かろうじて海に飛び込んだガンバたちだったが、ボーボが行方不明になる。ボーボを探し回るネズミたち。しかし空しく夕日が沈もうとしていた…。 |
05 | なにが飛び出す? 軍艦島 | ボーボはリンゴ箱の中で発見された。リンゴ箱の船で出発したガンバたちは、座礁した軍艦を見つけて上船する。軍艦の中には水につかった大量のカンヅメがあったが、巨大な魚がいるので近づけない…。どうするガンバ!? |
06 | たのしいたのしい潜水艦 | なぜかタテに浮いてしまう潜水艦だったが、足こぎスクリューでどんどん進む。順調に航海を続けるガンバ達であったが、途中で巨大なクジラにはじき飛ばされ、小さな島に打ち上げられてしまう。しかも!それは満ち潮と共に水面に沈んでしまう小島だった!! |
07 | ぶきみなぶきみな黒い影 | 全員、無事に島にたどりついた。食べ物も豊かだったが、妙に静かなのが気にかかる。案の定、ガンバたちを不気味な黒い獣が襲う!みなは必死で海辺に逃げるが、ボーボがいないことに気づく。森の中を探し歩くガンバは、急に何者かに腕をつかまれた…。 |
08 | ボーボが初めて恋をした | 島にはザクリと呼ばれ恐れられているキツネがいた。早く島を離れろ、とクリークは言うが、ガンバたちはどうしても放っておけない。しかしガンバたちの勝手な行動で、リスの仲間が犠牲になってしまう…。 |
09 | 黒ギツネとの苦しい戦い | イエナを助けるためザクリのねぐらを探すことにしたガンバ達。ボーボが自慢の鼻でイエナの匂いをかぎつけ、ザクリのねぐらを突きとめることができた。ガクシャの提案でねぐらを水攻めにする作戦が練られたが、その前にイエナを救出しなければ…。 |
10 | かじって別れた七つのイカダ | ザクリを倒したガンバたちは島を出発するが、海は大なぎでイカダは一向に進まない。そこへ巨大な船体が近づき、波を受けたガンバが海に放り出されてしまう。ガンバは体に全く力が入らず、ただ空しく海に浮いていた。そこへ1頭のイルカが現れて…。 |
11 | ぺてん師トラゴローを追え! | イカダはついに陸地に到着。ここからカラス岳を越えれば、対岸にノロイ島が見えるはずだ。馬車にもぐり込み、のどかな村をいくガンバたち。途中、トラゴローと名乗る旅のネズミに出会う。トラゴローにだまされ、みんなはさんざんな目に合うが…。 |
12 | 祭りだ 喧嘩だ 大騒動 | とんだ回り道をした一行だったが、なんとかカラス岳のふもとの村に到着。神社のおみこしの中にもぐり込むが、なんと村は祭りの真最中だった。ついでに祭りを楽しもうとくり出すガンバたちだった。しかし早くノロイ島に戻りたい忠太は、気分が乗らない。 |
13 | 特訓!! モーモー大作戦 | カラス岳を目指して強引に進むガンバのリードに、ガクシャをはじめ仲間たちから文句が出始める。やがて広大な砂地に出ると、ついにガクシャとガンバの意見の対立が表面化してしまう!7匹は砂地を進む組と森を迂回する組に別れ、別行動をとることに…。 |
14 | 襲いかかる猟犬の群れ | 砂地をいくことになったガンバ達は途中で迷子の子ウサギに出会う。その子ウサギを家に返してやろうとすると、猟犬たちが襲って来る。なんとか猟犬の牙をのがれ、子ウサギを家に送り届けるガンバたち。しかし、子ウサギはガンバと一緒にいくとだだをこねて…。 |
15 | 鷹にさらわれたガンバ | ガクシャたちは、嵐に巻きこまれたガンバたちの捜索に必死だった。そうとは知らず、ガクシャたちに先を越されまいと絶壁をよじ登り、ひと眠りするガンバたち。ところがガンバは眠っている間に鷹にさらわれてしまう! |
16 | 魔のカラス岳を登れ! | ガンバは遅れを取り戻そうと山頂をめざす。ボーボたちも、ガンバを捜しつつ前進していた。一方、ガクシャたちは山の北壁を登り、なだれに巻きこまれる。雪の中から彼らを掘り起こしたのは、ガンバだった! 再会を喜ぶガンバ達だったが…。 |
17 | 走れ走れノロイは近い | 仲直りしたガンバたちはリーダーを譲り合い、結局山のふもとまで全員が順番にリーダーになることに。それぞれ自分の番には持てる力を十分に発揮するガンバたち。谷川を下り、線路に出た時、ボーボが列車に引っ掛かってしまう! |
18 | 奇妙なふとったネズミたち | ふもとの町に下りたガンバたち。食べ物を求めて高蔵に入ると、以前ノロイの襲撃を受けたネズミ達が、すでにノロイがいないにもかかわらず、蔵から一歩も出ずに暮らしていたのだ。ガンバは彼らを臆病者呼ばわりしてしまう…。 |
19 | 闇に潜むオオミズナギ鳥 | ガンバたちはなんとか海峡を渡ろうとするが、あまりの潮の速さに手も足も出ない。そんなガンバたちを襲うオオミズナギ鳥たち。鳥のリーダー、ツブリは、ガンバたちをノロイの仲間と勘違いしたのだ。そんな彼らの誤解が解けた時、ガンバに海峡を渡るいいアイデアが浮かぶ。 |
20 | 白イタチノロイを見た! | ノロイ島に上陸したガンバたちは、草原でイタチの襲撃に合う。危機一髪、ノロイの合図でイタチたちは退いていくが、姿を見せぬノロイにもてあそばれていることを思い知るガンバたち。ガンバたちはとうとう忠太の仲間の待つ穴に到着するが、そこはもぬけのカラだった…。 |
21 | 涙にぬれた13の瞳 | 海に飛び込んで難を逃れたガンバたちだが、休む間もなくノロイの追跡は続く。かろうじて逃げ込んだ穴に、忠太の姉、潮路が姿を現し、火山の火口にある隠れ家にガンバ達は案内された。島のネズミたちの歓迎を受けるが、翌朝、水をくみに出たガンバと潮路は、ノロイの襲撃を受ける。 |
22 | 海を渡って来た仲間 | 食料を調達に村に下りたガンバたちは、イタチに追われてせっかくの食料も台なしにしてしまう。その時、空からツブリが食料を運んで来てくれる。高蔵のネズミたちも一緒だ。しかし食料を火口に運ぶ途中、またしてもノロイが襲い、高蔵ネズミの一郎たちは命を落としてしまった…。 |
23 | 裏切りの砦 | 火口には島中のネズミたちが集結しつつあった。活気にあふれる砦。しかし多くはイタチに火口に追い込まれた、というのが現実だった。そんな中に、潮路の幼なじみの太一がいた。実は太一は弟の順太をノロイに人質に取られていた…。 |
24 | 白い悪魔のささやき | 砦を捨てたガンバたちは海岸の岩穴にたどり着いた。しかし食料がなくては、どの道やっていけない。その時、ノロイが食べ物を持ってやって来る。戦いはやめよう、共に共存しよう、と言うノロイ。計略に決まっているが、飢えたネズミ達は出ていこうとしてしまう…。 |
25 | 地獄の岩穴 | ある日の夜、イタチたちがいっせいに襲ってきた。次々と負傷者が増えていく様を見ていられなくなった長老がイタチの前に躍り出た。傷つき、倒れた長老に、潮路は早瀬川の歌を歌う。その歌詞を聞いて、ガクシャは何か考えこむ。 |
26 | 最後の戦い大うずまき | 年に一度、今夜だけ早瀬川のうずが消える!ガクシャの言葉通りうずが消え始め、ネズミたちは最後の望みをかけて早瀬川を渡っていく。もしも一緒にうずに巻き込まれてしまえば、ノロイもろともおだぶつだ!ガンバの最後の戦いが始まる! |
感想・レビュー
自我が芽生えた子どもたちを集めて、これを見せたい。しばらくはイタチに対するトラウマを抱えながら過ごしてほしい。
ガンバ ガンバ『ガンバと仲間たち』の曲が頭の中で何度もループするお話。うしおととらを一緒に見たときは、暗めの冒険風味を感じました(父に言われて知ったパターンです)。ネズミが主人公で、助けてほしいと頼まれて向かった先に、イタチのノロイが潜んでいるそんな展開です。イタチは本当に怖い。布団のシーツを頭からかぶってノロイ〜と妹と遊んだ、あの小さなころの記憶が蘇ります。絵柄とテンポが独特で、うしおととらよりこちらの方が印象に残り、強いインパクトを感じました。『ワンピース』と『ガンバ』を並べて考えると、冒険に出かけたくなる気持ちになり、青森の祖母の家へ行ったときの記憶もよみがえります。言葉が分からず戸惑うことも多く、特に祖父の言葉だけは全く理解できない感じでした。
ノロイを上回る幼少期のトラウマはなかなか存在しない。それほどの衝撃だ。
1話・15話・20話を並べて見ると、特にお気に入りの回はすべて出崎統監督の作品だ。
《月イチ アニオール》 放送日程
2025年4月12日(土)23:0005:18
第1話〜第13話
2025年5月17日(土)23:0005:18
第14話〜第26話
しっぽを立てろ!!!
しっぽが闘いたがってるんだ。
ビンビンしやがるぜ!
くぅぅ〜泣かせる台詞の連発だったぜ。
子どもの頃に愛したガンバ。ノロイのトラウマ級の圧倒的存在感と破壊力、そして神々しいまでの立ち姿。
挑戦的で実験的な作画。出崎統のダイナミックで視覚的な演出が際立つ。時間と季節で変わる波の表現の秀逸さ。ネズミから見た捕食者。
劇中の山下毅雄によるジャズが印象的(ほぼファーストルパン)。エンディング曲の絶望的な歌詞が物語を締める。
平成・令和のガンバの冒険を知らない世代には、劇場版の総集編ではなくドラマ版で楽しんでほしい。現在UNEXTで配信中。 #丸福BEST
こんな作品、U-NEXTで視聴できるの️
子供の頃の無垢な気持ちを思い出しつつ、拝聴します️
当時、ラスボスの白いヤツを巨大なクマだと勘違いしていました🫠
子供の頃の記憶をたどると、「ガンバとその仲間たちが凶暴な白イタチ・ノロイの待つ孤島へ向かう船旅で、様々なエピソードに出会う楽しい冒険物語」というあやふやなイメージしか残っていません。そこで妻を誘ったところ、「全員が虐殺されるような暗いアニメは観たくない!」と予想外の拒否にあい、「え!?全滅!?」と自分の記憶が間違っていたのか疑問に思いながら鑑賞しましたが、結局私たちの記憶が誤りであることに気づかされました。
特に、登場人物が全滅するようなバッドエンドの子供向けアニメは、観た子供にトラウマを残すものです。
船旅の話はほんの少しで、孤島に到着するまでの様々なエピソードが描かれており、実際の本番は孤島に着いてからの出来事です。特筆すべきは、白イタチ・ノロイというアニメ史上最恐のキャラクターです。
そのビジュアルだけでなく、凄まじい残虐性や狡猾さを兼ね備えた最恐のボスキャラに震えがきます。ノロイが登場した瞬間、ガンバと仲間、そして私自身も圧倒的な絶望感に襲われました。
怖いのはノロイだけではなく、ガンバ(ねずみ)の視点で描かれる小動物を狩る肉食動物の恐怖もリアルに表現されており、非常に引き込まれます。このアニメの恐怖演出は単なる演出ではありません。
プロットが『七人の侍』を参考にしているため物語の基盤がしっかりしており、ノロイがいる孤島に到着してからも、彼の怖さをじっくり描写しています。子供向けアニメとは思えない完成度の高さには改めて驚かされました。
最近、怖いホラーがないと感じている方には、ノロイを観ることで悪夢を味わえること間違いなしです 余談ですが、殺伐とした雰囲気が漂うエンディング曲『冒険者たちのバラード』もぜひ聴き逃さないでください!
~さかまく波とひらめく空がガンバと仲間をうちのめす~ ~カモメはうたう悪魔のうたを~ ~夕陽はおまえと仲間のドクロをうつす~
どれほど恐ろしいのか!
夏休みの再放送でおなじみの名作アニメ「ガンバ」は、児童小説が原作の作品。子供向けの印象を超えた深い魅力が詰まっており、何度見ても心を熱くするドラマが展開します。
監督は出崎統。『あしたのジョー』や『ベルサイユのばら』などを傑作に導いた演出力を、この作品にも活かしています。主人公ガンバを軸に、個性豊かなネズミの仲間たちが物語を彩り、特にイカサマはファンの間で人気のキャラです。ラスボスのノロイは圧倒的な存在感で、子供心にも緊張感を呼び起こします。
音楽、キャラクター、作画のすべてが高水準。ほっこりと心温まる瞬間がありつつ、泣けるシーンや怖さ、熱さに満ちた展開で観る者を引き込みます。こんなに感情を揺さぶるアニメはなかなか出会えません。
そして主人公ガンバの声を担当するのは野沢雅子さん。圧倒的な演技力で作品の魅力をさらに引き立て、今なお語り継がれる名作としての地位を確立しています。
子どもの頃にめっちゃハマっていたのを今でも覚えてる。ノロイは見るたびにやっぱり怖い!