2018年6月23日に公開の映画「ブリグズビー・ベア」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ブリグズビー・ベア」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ブリグズビー・ベアが視聴できる動画配信サービス
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ブリグズビー・ベアのあらすじ
大切なことはすべて、『彼』が教えてくれた——。外気を遮断された狭いシェルターで、ジェームスは両親とともに25年間を過ごしてきた。子どもの頃から、毎週ポストに届く教育ビデオ『ブリグズビー・ベア』を見て育った彼は、今もその作品の世界を研究する日々を送っている。少し退屈に感じる日々でも、パソコンでのチャット相手や、仲の良い両親が彼に平穏を与え続けていた。だがある日、警察がジェームスを連れ出し、両親は逮捕されてしまう…。
ブリグズビー・ベアの詳細情報
「ブリグズビー・ベア」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | デイヴ・マッカリー |
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脚本家 | カイル・ムーニー ケビン・コステロ |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | コメディ |
制作国 | アメリカ |
公開日 | 2018年6月23日 |
上映時間 | 97分 |
ブリグズビー・ベアの楽曲
「ブリグズビー・ベア」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックBrigsby Bear (Original Motion Picture Soundtrack)David Wingo
ブリグズビー・ベアを無料で見る方法は?
「ブリグズビー・ベア」を無料で視聴するなら、「Prime Video」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
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感想・レビュー
地下シェルターで25年間、偽の両親と暮らして育ったジェームズが、ブリグズビー・ベアという番組を通じて育った世界から現実へ踏み出す心温まるハートフル・コメディ。現実世界に戻ってもブリグズビー・ベアへの想いは消えず、自ら映画づくりの道を選ぶ。映画への深い愛に満ちた物語で、刑事さえも協力してくれるほど周囲は優しく、偽の両親さえもこの世界だって悪くないと思える温かな世界を描く。
長い間誘拐されていた主人公と、彼が大好きなテレビ番組『ブリグズビー・ベア』の世界を描く物語。面白さと温かさが詰まっており、心温まる作品でした。生んでくれた親も家族ですが、育ててくれた親もまた大切な家族。登場人物は全員魅力的で素敵でした。
特に期待せず、説明も読まないで観たらめちゃくちゃ面白かったし、感動的なストーリーだった!
最初は「サイコパス的な展開が来るのか?」と思っていたけど、まさかの逆展開で驚き!
【マーク・ハミルの起用が】そこがポイント!
個人的に「この2人、兄弟かもしれない」と思っていたグレッグ・キニアが面白い。彼の「俳優になりたかった」という刑事役がツボだった。
ジェームス25歳?と思ったけど、最終的にはオタクのマイケル・ベイみたいに見えた。
意外にも外の世界は優しく、彼も違和感はあるもののノリが良く適応していく。さらに初体験まであったけど、そこは私には不要なシーンだった。
【映画好き さらに映画製作好き】
この点が良い影響を与えたと思う。彼にとって、ブリグズビーベアの世界観が「ちゃんとした教育を受けていた」という部分が強調されている。
「普通」って何だろう?常識って何?そんな疑問を持つ中で、今作はそれらについても描かれている。
誘拐した夫婦は以前の親で、実際の親は今の家族でもどこかぎこちない感じ。
無理に合わせよう・理解しようとするけれど、実際にはリアルな親の「思い通りにしてしまおう」とする部分が逆にジェームスとの壁を作っている。そして、へっぽこ精神科医のカウンセリングも無意味で、本当に精神病院に送られたら薬漬けになってしまう。
にいるエリック⸒⸒もナイスガイだった!
ブリグズビーベアに仕込まれた「テープレコーダー」が素敵だった。
ジェームスの型崩れしない真っ直ぐなところが印象的。「根暗にならないキャラ設定」は、彼が誘拐されて変なイタズラを受けていないからでもあるけれど。
最後も素晴らしかった🩵🩷
#好きなものを好きなだけ!!
世界観があまりにも優しすぎて退屈だった。そもそもこの映画は面白さを追求したタイプではないのだろう。
優しい世界観すぎて退屈。結局、この作品は娯楽性を重視したタイプの映画ではない気がする。
世界観が優しすぎて眠くなった。そもそもこの映画は面白さを売りにしていない印象だ。
世界観が優しすぎて退屈。正直、この映画はエンタメ寄りの作品ではないと感じる。
あまりにも穏やかな世界観で退屈だった。そもそもこの映画は、笑いを取りに行くタイプの作品ではないのかもしれない。
実話ならさまざまな場面で驚くはずだが、フィクションとしては少し物足りない。登場人物はみんな善人で、出来事が割と順調に進みすぎて、心を動かされる瞬間が少ない。笑いもない。結局、ただの良い話を映画にしただけの作品だった。
主演はSNL出身のカイル・ムーニー。彼の演技は、奇抜な設定の中に映画づくりへの純粋な情熱を映し出す。
物語は青年ジェームズ(ムーニー)を軸に展開する。彼は幼い頃から教育番組『ブリグズビーベア』に夢中だったが、ある日世界は崩れ落ちる。実はジェームズは赤ん坊のとき誘拐され、地上から隔離された地下シェルターで育てられていた。番組「ブリグズビーベア」は、誘拐犯の養父が彼のためだけに作り上げた架空の物語だったのだ。解放後、彼は実の両親のもとへ戻るが、現実社会になじめず、過去が奪われたような喪失感に苛まれる。唯一の拠り所は、あの番組の記憶だけ。
彼は決意する。自分の手で、ブリグズビーベアの映画化を完成させようと。やがてこの物語は、創作を通じて再生していく過程へと舵を切る。周囲の人々は最初こそ戸惑うが、彼の真剣さに心を動かされ、撮影を手伝い始める。社会に馴染めなかった青年が、創作を媒介に仲間を得ていく姿は、とても温かい。過去を取り戻すのではなく、創作を通じて新しい生を見つけるそれがこの映画の核だ。
架空のブリグズビーベアは現実世界ではありえないほど奇妙で、どこか子どもの夢のような世界観を持つ。しかし、その奥に宿る想像力は、彼が生き延びるための物語の命綱として機能する。作品はフィクションの力を否定せず、「現実を生きるためには人は物語を必要とする」という静かなメッセージを投げかける。
ムーニーの演技は繊細で、世間知らずな純粋さと孤独を同時に宿している。大げさな感情表現を避け、視線や間のわずかな動きだけで心情を伝える。周囲のキャラクターも単なる脇役には留まらず、それぞれがジェームズの物語に巻き込まれることで変化していく。
特に印象的なのは、グレッグ・キニアが演じる刑事の変化する視線だ。初めは警戒しているが、次第にジェームズの世界を理解していく過程に深い余韻を残す。
淡い色調と柔らかな照明、そして緩急のあるテンポすべてが人を癒す物語として設計されている。コメディ出身の感性が巧みに効いており、ユーモアと切なさが自然に混ざり合う。終盤、ジェームズが自分の手で撮ったブリグズビーベアの映画を仲間たちと観る場面では、彼は過去を否定するのではなく、受け入れたうえで新しい自分の物語を築くことに成功する。これこそ本作の最も美しい瞬間だ。
見終わると静かで希望に満ちた余韻が残る。誘拐という重いテーマに真っ向から向き合いながら、誰も責めず、誰も完全には救いきれないそれでも創作は人を救う力を持つというメッセージが、確かに心に響く。鑑賞後、子どもの頃の夢を信じる力が少しだけ蘇るような、そんな余韻が残る。
とても面白かった!
狂気の中にある善意
悪者が登場しない
異なる人生でも歪んでいない強さ
Tシャツが欲しい!
本当に素晴らしかった。優しい世界だった。できれば、昔のお母さんの話ももう少し聞きたかった。
驚くべき感動が詰まった作品!!
序盤から「何が起こるの?」という展開で、不安を抱かせるストーリーが進むかと思いきや、モノづくりに情熱を注ぐ展開へと変わっていきます。
過去に何があったとしても、今を形成している全てが自分自身だというメッセージに心が温まり、思わず涙がこぼれました。
本作ではユニークな背景を持つジェームズが映画制作の道を歩みますが、実は全てのクリエイターが彼と同じような体験をしていると言えるかもしれません。過去の自分が夢中になった作品に影響を受け、大人になりきれずにモノづくりに没頭する姿が描かれています。その中で素晴らしい出会いを果たしたジェームズは幸せ者であり、そのような出会いを経験した人々が成功を手にするのだと思います。
なかなかおもしろいね。カスパーハウザーみたいな雰囲気、わかるよ。俺、カスパーハウザーが好きだからさ(笑)。やっぱり外の世界と関わらないと、汚れがつかず純真無垢でいられるのかもしれないな。誘拐された子の親と、実の親のどちらもいい人たちだったのには感心した。パーティの場でのドラッグはMDMAだったのかな? ちょっと試してみたい気もするけど。ジェームズはすぐに友達ができるよね。ほんとにすごい。