2020年9月25日に公開の映画「マティアス&マキシム」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「マティアス&マキシム」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
マティアス&マキシムが視聴できる動画配信サービス
現在「マティアス&マキシム」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「マティアス&マキシム」が配信中です。
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マティアス&マキシムのあらすじ
幼馴染のマティアスとマキシムは、友人の妹が撮影する短編映画の依頼で、二人に男性同士のキスを演じてもらうことになった。その偶然のキスがきっかけで、長年抑えてきた互いへの想いに気づき始める二人。しかし婚約者のいるマティアスは、予期せぬ感情と衝動に戸惑いを隠せない。一方のマキシムは、これまでの友情が崩れる不安と戦いながら、オーストラリアへの旅立ちを考え始める。別れの日が迫る中、二人は本当の想いを確かめようとするが──
マティアス&マキシムの詳細情報
「マティアス&マキシム」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | グザヴィエ・ドラン |
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脚本家 | グザヴィエ・ドラン |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ドラマ |
制作国 | カナダ |
公開日 | 2020年9月25日 |
上映時間 | 120分 |
マティアス&マキシムの公式PVや予告編動画
「マティアス&マキシム」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
マティアス&マキシムを無料で見る方法は?
「マティアス&マキシム」を無料で視聴するなら、「DMM TV」「Prime Video」「Lemino」「U-NEXT」などの無料トライアル期間を活用するのがおすすめです。
「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。
感想・レビュー
ドランの作品はすべて観ると決めているが、具体的にいつ観るかは決めていなかったので、今日は観ることにした。
彼の描く人の心の動きが、表情や風景、巧妙な構図で切り取られているのが好きだ。ただ、ただの雰囲気映画ではない点が気に入っている。
正直、マットに対して「友達に恵まれていて良かったな」と思うこともあったが、それもまた人間らしさだと言える。マックスが苦労人であるため、説得力が増していると思う。お母さんや伯母さんとのシーンもとても良かった。
そして、ラストシーンが非常に印象的だった。
もどかしいですね〜、散りばめられた隠喩が素晴らしい!涙
でもラストはちょっと理解できなかったかも。牧場を一緒にやるってことでいいのかな?
交わることのない黄色い平行線。洞察力のある彼女。母親の視点が映す兄弟の均衡。さまざまな感情を押し隠して生きてきた彼。突然、自分の心の奥に気づいたエリート街道を進む彼。セオリーどおりに勝ち組の男として生きる彼。多くを語らずとも伝わる切なさに、彼は苛立ちを覚えつつも反発できなくなる。
胸が締め付けられるような思い。
心とは裏腹に口をついて出た最悪の一言。
場の雰囲気が重くなり、皆が胸の内に傷を抱える。
その後のパーティーでのキス。
あの言葉を謝罪するかのように頬に優しくキスをする瞬間、心が温まる美しさがあった。
最後の展開も素晴らしかった。
「僕なりの」「方針だ」「方針」「マット、またかよ。相手に言葉を強要する」
「俺の言葉の選び方に口を出した」
「僕が言葉のニュアンスを引き合いに出したって」「マットは言葉の監視者なんだ。昔からそうさ。」
音楽と映像のスタイルは相変わらず洗練されていた。特に赤と青の服が目を引いた。
マティアスの魅力が伝わるシーンがあまりなく、マキシムがマティアスのどんなところに惹かれているのか不思議に思った。
モノローグは控えめだが、映像と音楽の演出とキャラクター造形が抜群にわかりやすく、視聴体験を高める。沈黙のキャラクターは難解さを感じさせず、眠くならない。とりわけマティアスの動揺表現が鮮やかだ。
撮影が決まった直後のキス場面では、腰掛けたベッドがウォーターベッドで落ち着かずに揺れ、場の不安定さを演出する。キスの翌日には、波一つない静かな湖を力強く泳ぎまくる。運転中の動揺は車線の往復として表れ、視線の揺れも見事だ。
マティアスは自分の感情に鈍感にも映るが、周囲には露出しており、観客にもその気持ちがはっきり伝わる。一方のマキシムは人当たりが良く好感を持たれやすいものの、何を考えているのかは分からないタイプ。その不可視性を演出が巧みに保っている気がする。
幼い頃の絵を巡るエピソードと推薦状のくだりは特に秀逸。オーストラリアでの就労を目指すため、マティアスを介して彼の父親である弁護士に推薦状を頼むマキシムだったが、直前まで届かず、直接問い合わせるとすでにマティアスに渡っていたことが判明する最愛の相手が自分の渡航を引き留めていたと知れば、その記憶だけで生きられそうだ。
視聴者には、言葉を超えた表情や視線で感情を伝える。
そのため、より深く心に響く。
親友だからこそ言えないことがあるんだよね。賭けに負けて撮影した映画のキスが、頭から離れなくなってしまう。意地やプライド、愛情が混ざり合って、訳が分からなくなっていく様子が面白かった。それに伴って言ってはいけないことを口にしたり、書類を送らずに相手を困らせたりするのは明らかに問題だけど、果たしてそれでも良いのだろうか。