アンダー・ザ・シルバーレイクはどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

3.9
アンダー・ザ・シルバーレイク 映画

2018年10月13日に公開の映画「アンダー・ザ・シルバーレイク」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「アンダー・ザ・シルバーレイク」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

アンダー・ザ・シルバーレイクが視聴できる動画配信サービス

現在「アンダー・ザ・シルバーレイク」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「アンダー・ザ・シルバーレイク」が配信中です。

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最終更新日

アンダー・ザ・シルバーレイクのあらすじ

“大物”への夢を抱いてL.A.のシルバーレイクにやってきたサムだが、いつの間にか仕事はなく、家賃も滞納中。ある日、向かいに引っ越してきた美女サラに一目惚れし、何とかしてデートの約束を取り付ける。しかし、彼女は突然姿を消してしまう。サムが空っぽの部屋を訪れると、壁には不思議な記号が描かれており、彼は陰謀の匂いを感じる。さらに、大富豪や映画プロデューサーの失踪や不可解な死が続く中、夜になると犬を襲う者が現れ、裏で街を操る謎の組織の噂も立っていた。暗号やサブリミナルメッセージ、都市伝説や陰謀論に夢中なサムは、無敵のオタク知識を駆使してシルバーレイクにひそむ闇に迫っていく──。

アンダー・ザ・シルバーレイクの詳細情報

「アンダー・ザ・シルバーレイク」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
脚本家
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 アメリカ
公開日 2018年10月13日
上映時間 140分

アンダー・ザ・シルバーレイクの公式PVや予告編動画

「アンダー・ザ・シルバーレイク」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。

アンダー・ザ・シルバーレイクを無料で見る方法は?

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JAPANMATE運営事務局
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映画

感想・レビュー

  1. 浩史 浩史

    ジャケットからはパリピ系の印象を受け、『スプリング・ブレイカーズ』のような作品だと敬遠していた。しかし、ある時にたまたま予告を見て、イメージとは異なる面白そうな内容に惹かれ、ついに鑑賞することにした。

    古典的な演出が逆に新鮮さを引き出している。特に、サラが家を出るシーンでは、目元に微かに差し込む光がモノクロ映画時代を思わせる演出に感じられた。

    ———-

    ロサンゼルスのアパートに住むサムは、自堕落な生活を送り、家賃を滞納している。そんな彼は隣人のサラに一目惚れし、彼女の家に誘われて仲を深めるが、同居人が帰ってきたためにその夜は別れることになる。外に出ると花火が打ち上げられており、サラの表情は曇っていた。翌日、彼女の家は空っぽになっていた。

    ロサンゼルスと言えばハリウッド。派手な服装の人が溢れ、夜にはパーティーが開催される地域に住むサム。家賃は高そうで、部屋もおしゃれ。好きなバンドや映画のポスターで飾られている。

    挿入曲には古い音楽が多く、ファッションも80年代風の人々が目立つため、時代感が掴みにくい。その結果、不思議な世界観が生まれている。

    また、ロサンゼルス特有の風土や文化が強く感じられる。近所のガレージで映画オーディションを受ける女性たちや、うろつくスカンクも印象的。特にスカンクが強調され、視覚だけでなく嗅覚も刺激する演出が特徴的で、五感を刺激する映画となっている。聴覚にはオールドミュージック、触覚にはアナログ的な手触り、味覚ではクラッカーや招待状が登場する。

    サラの魅力があってこそ、主人公サムの行動に納得がいく(暇であることも重要)。その後、女性たちの不自然な行動が彼の好奇心をさらに刺激していく。古典的なカメラワークやBGMにより、現代の映画でありながらもモノクロ映画のサスペンスを観ているような独特の感覚になる。

    あまりにも奇怪な出来事が続いたため、サムの妄想ではないかと思っていたが、意外な展開が待っていた。要するにカルト集団の話。世俗から離れ、自分たちの信じる生き方や死に方を密かに楽しむ人々、サラはその世界に完全には溶け込めていないが、もう諦めるしかない姿が切ない。

    サムはある意味、世界の広さを知ることになる。良くも悪くも、世界は面白いと感じている彼の最後の表情が印象的。

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    『アイズ ワイド シャット』をポップにおしゃれにした作品。金持ちには金持ちの世界があり、ディープステート的な存在を意識させられる。そうした人々に搾取されている現実を浮き彫りにしている。

    選曲は非常にオシャレで、それだけでも評価が高い。アンドリュー・ガーフィールドはこういった少しダサい役がよく似合う。サラ役のライリー・キーオはとても魅力的で、ああした夜を過ごしたら自分も彼女を追いかけたくなる。

  2. スープ

    途中から陰謀論に引き込まれていく主人公に目が離せなかった。
    意味が不明で考察が必要な展開が続くけれど、 長さを感じることなく飽きることなく観ることができた。

    街全体が虚構的な雰囲気を纏っており、これは「マルホランド・ドライブ」を思わせる。また、最後の地下空間のディストピア的な感じもどこか見覚えがあるけれど、思い出せない。

  3. 工房の庭 工房の庭

    ミステリー寄りか、それともSF寄りか、境界が曖昧な作品。肌の露出が多く、グロ描写もあるので要注意。現実味が薄く、解釈が難しい映画だった。アンドリュー・ガーフィールドの自慰描写はスタンディングタイプで登場する。ダウンサイズ風の要素を感じさせつつ、シャマラン的な不穏さも漂う一作だった。

  4. 西村大介

    要約すると、ガーフィールド版の暗黒ラ・ラ・ランド風だが、前提条件が多すぎて理解のハードルが高い。映画・音楽・監督の前作・ポップカルチャー・サブカル・都市伝説・陰謀論・カルト・宗教・事件・ファッション・ゲーム・雑誌・画角・地理・Googleマップ・略語・記号など、要素が複雑に絡み合う。自分なりの解釈は多いが、調べれば元ネタは人によって異なる。まさに分かる人には分かるの集合体だ。途中のプレイボーイ表紙のセルフオマージュはNirvanaのアルバムジャケットを意識しているのかと感じたが、A24の映画群にも似たようなシーンがあった気がする。結局、この映画自体もA24作品であり、何を中心に語るべきかが見えづらい。ガーフィールドの性的描写や伏線、性的な描写の扱いなども、どこかで聞いた話の断片のようで、意味のないモヤモヤを生む。都市ボーイズの解説ですら、知識が豊富な人でも解釈が分かれる。カルチャー通が作る意味深だけど意味を成さない映画という印象だ。感想を求めるには適さない作品だと感じる。雑誌を拡げる描写は、過去に聞いた衝撃的な性的嗜好を連想させるエピソードとして挿入されている。

  5. プリンス プリンス

    後味の悪さが拭えない作品だった。

    近所に住むサラに一目惚れした主人公サムは、彼女の部屋で夜を共にし、翌日の話まで密接してしまう。しかし翌日には家が空き家となり、ニュースでサラが億万長者とともに亡くなったと知る。疑念を抱いたサムは事件を調べ始める。

    陰謀や隠されたメッセージといった展開は面白かったが、物語の筋と演出には個人的に好みが合わなかった。結末は「なるほどそういうことか」と理解できるものの、設定の無理さが気になってしまう。とはいえ、アンドリュー・ガーフィールドがカッコいいので観る価値は十分にある。

  6. ようび ようび

    意味はしっかり把握できなかったけれど、何か引き込まれる不思議な映画だった。A24作品とアンドリューが好きだから、2時間があっという間に過ぎた気がする。考察も見たけれど、さまざまな映画のオマージュが散りばめられているらしい。全部を知っていれば、もっと楽しめたんじゃないかなと思う。途中、アメスパのコミックが手にくっつくシーンがあり『絶対オマージュだなぁ』と感じて、なんとなく嬉しくなった。のんびり観られる映画でした。

  7. どりーん

    日常に潜む謎と退屈を描く
    若者の希望・怒り・空虚・現実が重なり合う物語
    画面の中心に立つ主人公が、自身の気づきで世界を創り出す

  8. ゆんちゃん ゆんちゃん

    主人公が謎を追いかける物語ではあるが、なぜあの女性にそこまで執着するのかがいまひとつ理解できなかった。陰謀論としては興味深いものの、知りたいという気持ちはあまり湧かなかった。このような世界が存在するのかもしれない、といった感想程度で十分だ。

  9. ちうべい ちうべい

    陰謀論。独特な映画。現実と幻想の境界が曖昧だが、主人公にとって都合のいい部分はほとんど妄想に思える。おそらく犬は殺されている。オウムは実際には何も意味のあることを言っていない。主人公が解読しようとしている世界の「暗号」も、実際には無意味なものに意味を見つけようとしているに過ぎない。だらだらしていないで、働いて家賃を払え。

  10. 山嵐 山嵐

    Twitterで知り合いもない狂った人間を見ているような不気味さの中で、正体不明の犬人間に追い詰められて精神的に苦しむ主人公。しかし、サブリミナルに囚われた男を目にして冷静さを取り戻す。「自分よりも怖がっている人間がいると、怖さが和らぐ」という現象は、世界中で共通しているようだ。大好きな「pure imagination」がちらっと引用されているのが嬉しい。

    この映画の世界観や音楽に触れ、深く考察することはとても面白い。犬と男の関係を象徴的に表現しているのは、作中の女性が持つ意味に重なり、最初の語り部「成功した犬が憎くなった」というフレーズが映画のテーマを示しているのかもしれない。主人公はLAに住みながら仕事もなく、出会う女性たちはそれぞれの生き方を模索している。そのため、主人公のもとを離れていく様子が描かれ、結局誰も彼の元には戻らないのが面白い。

    彼らの心の映像を「自殺」「殺される」「誘拐される」と置き換え、自尊心を保とうとする姿が見える。「臭い臭い」と作中で繰り返される言葉が、上昇志向の女性たちが主人公の無様さから心が離れていく隠喩として機能しているのかもしれない。突然女性が犬になって吠え始める場面は、主人公の中で「女性の癇癪」がこうした形で表現されるのだろう。

    承認を求めるだけの存在として彼女たちを扱うため、まともに相手にせず、聞こうともしない。すると、女性は吠え、主人公の前から消えていくという一連の比喩が生まれる?最初、主人公が女性を正気ではない目で見つめていたのも、犬を殺すのは自分だということとつながっているのかもしれない。陰謀論に影響されながら意味の無い行間に悩む主人公に、女性探しや仕事を笑う場面が印象的で、見る側の自分も同じ状況に陥っていることに気づく。

    様々なオマージュが潜む面白い作品で、いつか再度観たいと思わせる。

  11. 関西風

    「わけわからない」けれど、どこか惹きつけられてしまうそんな監督の独特のセンスが光る作品。私は深読みをしなくてもなんとなくの共感で楽しめ、退屈することはありませんでした。ただ、考察好きな人にはどう映るかは人それぞれだと思います。

    陰謀や都市伝説に取り憑かれた青年の妄想を追いかけつつ、街と空想の迷宮をさまようような感覚に浸る作品。ときおりリアルと幻想の境界を曖昧に描く場面があり、頭が追いつかないこともあります。しかし、その揺らぎを受け入れて雰囲気を楽しめる人には十分に響くはずです。

    ふと、望月峯太郎の漫画『東京怪童』(20082009)を思い出すような空気感があり、そのなんとも言えない雰囲気が好みです。

    #A24を試してみた #彷徨い映画 #デヴィッド・ロバート・ミッチェルを追う