リチャード・ジュエルはどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.3
リチャード・ジュエル 映画

2020年1月17日に公開の映画「リチャード・ジュエル」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「リチャード・ジュエル」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

リチャード・ジュエルが視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

リチャード・ジュエルのあらすじ

1996年、アトランタ五輪の期間中に爆破事件が発生。疑わしい荷物を見つけ、すぐに通報した警備員リチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)は、多くの人命を救う立役者となった。しかし彼は爆破の最初の発見者という理由でFBIにマークされ、第一容疑者として逮捕されてしまう。窮地に追い込まれたジュエルを救おうと立ち上がった弁護士ワトソン・ブライアント(サム・ロックウェル)は、この捜査に疑義を唱えるが……

リチャード・ジュエルの詳細情報

「リチャード・ジュエル」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
脚本家
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 アメリカ
公開日 2020年1月17日
上映時間 129分

リチャード・ジュエルの公式PVや予告編動画

「リチャード・ジュエル」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。

リチャード・ジュエルを無料で見る方法は?

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「Dailymotion」「Pandora」「9tsu」「Torrent」などの動画共有サイトで無料視聴するのは避けましょう。これらのサイトには、著作権者の許可なく違法にアップロードされた動画が多く存在し、利用者側も処罰の対象となる可能性があります。

JAPANMATE運営事務局
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映画

感想・レビュー

  1. 加藤茂

    クリント・イーストウッドが取り上げる題材だけに、実話に根差した説得力のある作品だ。くそったれなこの世界のための映画だという見方も頷ける。母親のスピーチで女性記者が涙を流す場面は特に印象的だった。彼女は一見冷淡に見えるが、実は無自覚な当事者に過ぎなかったのだ。つまり、彼女が意外な感受性を見せる瞬間こそ、スクリーンの前にいる僕らも単なる観客ではないことを強く示してくれる。流石はイーストウッド。控えめに言っても素晴らしい見せ方だ。

  2. Kujira

    ・もっと早く観るべきだった!・権力者に対する痛快な反発・主演二人の友情が素晴らしい

  3. White Unicorn White Unicorn

    ずっと気になっていた映画。エンドロールでクリント・イーストウッドだと分かる瞬間の驚きが印象的だった。物語は冒頭からヒーローか犯人かという従来の論点を提示せず、冤罪を背負う主人公の視点が最初から明確に感じられる展開。だからこそ、観ていて胸が痛む場面が多い。FBIが最終的に考えを改めてくれる展開は救いだったし、実話だと知るとなおさら恐ろしい。『ジュエルの二の舞になりたくない』という言葉が深く胸に刺さる。SNSが発達した現代なら、この案件が起きたら犯人像がより強く拡散されそうで、想像するだけでもゾッとする。

  4. やくもい やくもい

    以前から耳にしてはいたものの、うっすらと記憶に残る事件だった。爆弾を見つけ、人々を避難させヒーローになった人物が容疑者として浮かぶまでの経緯は覚えており、その後の展開を知れてよかった。初めから犯人と決めつけて過酷な捜査を行うFBIには怒りを感じ、こうして冤罪が生まれるのかと恐ろしくなる。メディアの扱いもひどかった。FBIに正面から立ち向かった最後の取り調べシーンは印象的だった。ワトソン弁護士がいて心強い。ナディアと結婚した点もよかった。リチャード・ジュエルさんが44歳の若さで亡くなったと知り、今も深く残念に思う。

  5. 中西智代梨

    権力を握る者はときにモンスターへと変貌する。捜査機関の権限は事件の解明には欠かせないが、過度な力は無実の人をも巻き込む危険を孕む。

    FBIのような捜査機関も、真実を追い求めるあまりに個人の権利を侵害してしまうことがある。刑事訴訟法が真実と人権のバランスを定める一方で、現実には機関の暴走が人権侵害を生む場面が少なくない。

    本作の主人公リチャードは極端に善良で愛すべき人物。テロを未然に防いだ名もあるが、前例から捜査対象になること自体は不思議ではない。だが美貌の女性記者がその事実を捜査員から聞き出し、大々的に報じてしまったことで、彼と彼の母親は地獄の日々を迎える。

    ゼロの確証のまま見込み捜査でリチャードを絞り込むFBI、裏取りをせずに情報を伝える新聞社、そしてそれを鵜呑みにして彼を追い回すテレビの報道機関。誤情報の連鎖が重大な人権侵害へ直結する恐れがある。捜査機関は慎重さを求められ、マスメディアは言葉の暴力で人の人生を破壊しかねない。

    この二つの強大な力の存在は、個人に対して圧倒的な影響力を持ち、物語は彼らがまるでモンスターのように描かれ、リチャードたちを苦しめる様子を浮き彫りにする。

    権力は二手に分かれて働く二面性を持ち、使い方を誤れば人の人生を容易く壊してしまう。

    日本にもこれ以上の痛ましい事件があった。警察の腐敗、報道による被害、ストーカーといった現代社会の害悪が被害者を追い詰める事例は珍しくない。風化させず、映像化で伝える意義がある。

    さて、リチャードは正直で愛すべき人物だが、捜査官の隙を突く情報収集を求められる場面も描かれる。観客は無実の彼が不利な立場に追い込まれるのではと緊張する。とはいえ物語は終盤の任意取り調べで、彼がFBI捜査員へ語る場面で感動を呼ぶ。弁護士の助けを待たず、自分の気持ちをまっすぐ伝えるリチャードには大きな拍手が送られる。

    結局、リチャードは捜査対象外となり数年後に警官としての道を歩むが、44歳の若さで心臓疾患により他界する。その死の原因として描かれるのは、アメリカ社会の悪名高いジャンクフードだった。

    ちなみに主演俳優はどこかで見覚えがあると思えば、あの人だったのねという軽い冗談で締めくくられる。

  6. 田口愛佳

    なかなか良作だった。人間の長所と短所は紙一重リチャードの正義感とそれに伴うお節介な性質が、次々と不本意な憶測を呼んでいく描写は、恐ろしさと同時に強い魅力を放つ。これこそ彼の長所の一端だろう。少なくとも爆発の場面で、彼の性格と行動が被害を最小限に抑えた事実は揺るがない。人間味のある可愛げが逆に彼を追い詰める展開は、見ていて本当に胸が痛む。イーストウッドの作品は演出が重厚で、静かな力量を感じさせる。爆発の瞬間には前触れがなく、現実の無情さを直截に描く。予兆の欠如、悲鳴、飛び散る釘の描写が、その凄惨さを際立たせている。

  7. タダオ

    物語の途中まで、本当にハラハラしました!
    ジュエルの優しさから来る余計な発言があったり、FBIのやり方も厳しいなと思いました。

    それにしても、サムロックウェルはかっこいいですね!
    彼に頼りたくなる気持ち、わかります。ジュエルに「やってないよね?」と聞き、悪者たちをやっつけようと乾杯するシーンは、まさにかっこよすぎますよね!

    実話に基づく映画にはよくあることですが、リアルに忠実すぎて最後がなんとなくスッと終わってしまうことが多いのも事実。もう少しFBIをギャフンと言わせる描写や、法廷シーンがあってもよかったかなと感じました。

  8. 池田祐太

    リチャード・ジュエル役が素晴らしい。
    マスメディアのひどさは言葉では表せない。終盤のジュエルのセリフが全てを物語っている。
    本当に重要なことをみんなが見失っている。

    イーストウッドの描くリアルな現実は、スコセッシの作品に通じるものがあると感じた。

  9. 96猫 96猫

    敬愛するクリント・イーストウッドの監督作品を観ることにしました。予備知識はそれだけでしたが、正直なところ序盤の20分は退屈に感じました。爆弾が登場した後、ようやく物語の展開が見えてきましたが、実話に基づいているのかと思うと少し不安になります。最近のイーストウッド監督は正義感が強すぎて、物語の構成が甘いと感じることが多く、今回も厄介な展開になるのではと心配でした。『ミリオンダラー・ベビー』のように暴力事件を放置したり、『陪審員2番』のように善悪が曖昧な主人公を描くことが多いからです。今回の主人公は、まるで『ジュラシックパーク』で恐竜に襲われるオタクのような人物で、不安は的中。主人公はFBIや無責任な女記者たちに翻弄され、鈍くて誠実すぎる性格がイライラを引き起こしました。日本でも新興宗教テロの被害者がマスコミに犯人扱いされた事例が思い出されます。リチャードが運良く無実を信じてくれる弁護士に出会えたのは幸運でした。普通ならそのまま冤罪で死刑になっていたでしょう。実際には真犯人は終身刑で済んだとのことですが、アメリカの司法取引は犯罪者にとって有利な制度ですよね。それに比べて、日本では不起訴の理由が公表されず、さらに問題が多いと感じます。キャシー・ベイツは意外に怖くない役も演じられ、弁護士の妻というキャラクターは終始聖女のように見え、彼女がいなければ最後まで観るのは難しかったかもしれません。音楽も邪魔にならず、作品の品格を保っていて好印象でした。リチャードが若くして亡くなったことは本当に残念です。

  10. にゃんこ にゃんこ

    母・バーバラ・ジュエルを演じたキャシー・ベイツが、息子の無実を訴える場面でとりわけ素晴らしかった。母の愛があふれ出す瞬間だ。さらに、クライマックスのCIAでの面会シーンは圧巻。警察権力への敬意と憧れを長く胸に抱いていたリチャード・ジュエルが、心の中の叫びを静かに語る姿には、彼なりの嘆きと願いが宿っていた。理路整然と語るその姿は知的で非常にカッコよく映り、メディアの怖さ、権力の怖さ、世間の怖さが強く響く。