1986年11月22日に公開の映画「ダウン・バイ・ロー」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ダウン・バイ・ロー」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ダウン・バイ・ローが視聴できる動画配信サービス
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ダウン・バイ・ローのあらすじ
カリスマ・ロックシンガーのトム・ウェイツが映画初主演を果たす、ロベルト・ベニーニと共演の話題作。ジャームッシュ・ワールドを象徴する集大成の3作目として位置づけられ、ヴェンダース作品で知られる名撮影監督ロビー・ミュラーの映像美が際立つ。舞台はニューオリンズ。チンピラのジャックとラジオDJのザックが、それぞれの間抜けな罠にはまり、同じ房に収監される。そこへ謎めいたイタリア人旅行者のロベルトが加わり、脱獄した3人の行方はどこへもつかぬ逃走へと転がっていく。」
ダウン・バイ・ローの詳細情報
「ダウン・バイ・ロー」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | ジム・ジャームッシュ |
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脚本家 | ジム・ジャームッシュ |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ドラマ |
制作国 | アメリカ 西ドイツ ドイツ |
公開日 | 1986年11月22日 |
上映時間 | 107分 |
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感想・レビュー
ジム・ジャームッシュの作品の中で特に好きな映画だ。ロベルトのちょっとおとぼけだけど、どこか平和な雰囲気や、ザックとジャックの腐れ縁的な関係がとても良かった。
最後の2人の別れ方は最高だった。映画館で観られて本当に良かった。
三部作をすべて見たつもりだったが、この一本だけ見逃していたらしい。昔ビデオで一通り観た気分だったのに、まだ未知の魅力が潜んでいた。展開は意外に多彩なのに、起伏はさほど感じさせない。かっこいいヤサぐれ感と低血圧系の空気が流れる、ジャームッシュ流のバディ映画だ。ボブのサバイバル力が強く、思わず笑ってしまうほどだった。トム・ウェイツの雰囲気が濃く漂い、エレン・バーキンの懐かしさも感じる。
面白いけれど、少し退屈に感じる部分もあった。
私自身は、何かしらのコンセプトやストーリー性、起承転結が欲しいと思うので、この作品は全体的に平坦に進んでいる印象を受けた。
それにもかかわらず、3人の関係性や掛け合いで場がこれだけ持つのは素晴らしい。
ロベルトの性格は、世界中どこでも共感を呼ぶ。
「アイスクリームが食べたい!」と叫ぶのは、みんな同じ。
OPP風の囚人服をおしゃれに着こなす。窓の外を眺めるか、窓際の景色を楽しむか選択は分かれ道。陽気でコミュ力が高く、人を思いやる心が深いイタリア人は、パートナーと幸せを築く。I Scream, You Scream, We All Scream for Ice Cream!
『大脱走』をアンビエントに仕立てたかのような作風だ。以前からジム・ジャームッシュとアンドレイ・タルコフスキーの両者に通じる感触を感じていて、要は眠たくなるほど長い静かな時間が生む心地よさを味わう映画だと結論づけられる。長回しの場面がその原因だろう。『ストレンジャー〜』で長めのモノローグが終わるまで全体を引きで捉える手法が印象的だったが、本作ではロベルトとニコレッタが踊る場面がそれにあたる。カメラは固定され、ジュークボックスの音が鳴り止むまで二人のカジュアルなダンスを見守り続ける。通常ならダンスの一部を映した後にカットして時間を省略するところを、踊り終えるまでじっくりと見せる。その長さこそ、ジム・ジャームッシュ特有の気だるい心地よさを生み出す要因だろう。また、朝食をとりながらその様子を見守るジャックとザックの距離感も、これまでにはなかったやさしさを漂わせている。
25.10
とても素晴らしかったし、最高の体験だったけれど、具体的にどの部分が良かったのか聞かれると、答えに困るような不思議な映画だった。ロベルトのキャラクターが特に好きだった。
299
デッドマンもイン・ザ・スープも眠たかったけれど、コーヒー&シガレッツとこちらは大丈夫だった
ロベルトは本当に魅力的なキャラクターだ。ラストで見せる、何も考えていないように振る舞う姿は、一番人生を楽しんでいるように感じられる。私もそんな生き方を見習いたい。
ついにジム・ジャームッシュがNetflixに登場!
U-NEXTでいくつかの作品は観たけれど、今回選んだのは未鑑賞の作品。人生に疲れた時、ふとジム・ジャームッシュの作品が救いになることもある。
今回も心地良いローテンポで、ずっと観続けたくなる。こんなに緊張感のない脱獄劇は他にあるだろうか。セリフのセンスは相変わらず抜群で、ロベルトのメモが特に良い。
これが『ライフ・イズ・ビューティフル』の始まりかもしれないと思うと、興味深い。