生きるはどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.7
生きる 映画

1952年10月9日に公開の映画「生きる」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「生きる」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

生きるが視聴できる動画配信サービス

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最終更新日

生きるのあらすじ

30年間無欠勤で市役所の市民課長を務めてきた渡辺は、ある日、自身が癌に罹っていることを告げられる。絶望感と孤独に苛まれ、これまでの平穏無事な生き方に疑念を抱いた彼は、最後の力を振り絞り、市民のために小公園の建設に取り組むことを決意する。しかし、その道のりは容易ではなく….

生きるの詳細情報

「生きる」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
脚本家
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 日本
公開日 1952年10月9日
上映時間 143分

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生きるを無料で見る方法は?

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生きるのよくある質問

Q
映画『生きる』のあらすじはどのようなものですか?
A

『生きる』は、公務員の渡辺勘治が余命短いことを知ったのを契機に、本当に意味のある人生を求めて奮闘する姿を描いた作品です。市民のために公園を作ることで自己実現を果たそうとする彼の姿が感動的です。

Q
『生きる』の監督は誰ですか?
A

映画『生きる』の監督は黒澤明です。黒澤明はその緻密な演出と人間味あふれる物語で高い評価を受けています。

Q
映画『生きる』におけるテーマは何ですか?
A

『生きる』のテーマは、人生の意味や人間の存在意義についての探求です。死を目前にした渡辺勘治が、「どう生きるべきか」を問い直しながら答えを見つけ出す過程が丁寧に描かれています。

Q
映画『生きる』の中で、渡辺勘治のキャラクターについて教えてください。
A

渡辺勘治は、真面目で無個性な公務員として描かれていますが、余命宣告を受けたことで初めて自身の人生を見つめ直します。彼の変化と成長が映画の核心であり、視聴者に深い感動を与えます。

Q
映画『生きる』で描かれている設定やモチーフにはどのようなものがありますか?
A

『生きる』では、余命宣告と公務員という設定を軸に、人生の有限性と社会貢献の重要性がモチーフとして描かれています。また、雪の中のブランコシーンは、人生の儚さと美しさを象徴的に表現しています。

生きるの感想のAI要約

黒澤明の名作『生きる』は、死を目前にした公務員が自らの人生を問い直す静かな問いかけだ。志村喬の演技が際立ち、孤独と覚悟が胸を打つ。前半の苦悩と仲間の証言を通して生の意味が浮かび、病の影を背景に彼が選ぶ日常の小さな選択が作品に深い層を与える。最後の通夜と公園づくりの夢が日常の尊さを照らす。台詞が聴き取りづらい場面もあるが、過度に感情に振れず芯を貫く構成が普遍性を生み、観る者の心に長く残る。死を乗り越える力と小さな善行が積み重なることの尊さが、現代にも通じる人間讃歌として輝く。生と死の狭間で、私たちの暮らし方を静かに問う傑作。

生きるの感想・評価

  1. やくもい やくもい

    志村喬の演技は圧巻だ。
    瞬きもせずに涙を流すその目力は特筆すべきものがある。
    モーガン・フリーマンを思わせるような存在感だ。

    死を意識することで生の輝きを感じる。
    意識しなくても表現したい感情があるが。
    このような作品を基にして、テレビドラマも制作されている。

    雪の中でブランコに座り歌うシーンは、モノクロ映画の中で特に印象深く、心に残る名場面だ。

  2. 山嵐 山嵐

    ブランコが揺れ続けるように、止まらない日常を楽しもう!

    ただし、ブランコも人生も、いつかはその動きを終えることを忘れずにね。

  3. プリンス プリンス

    すごく共感した。私も大人になった。役所のシステムは複雑で忙しいけれど、実のところ大して進んでいない、まるで生きながらも死んでいるかのような日々。おじの自己満足と言われるとそうかもしれないけれど、自分の人生だから、最後に楽しそうにしていたらそれで良いよね。キャバレーで歌い出すシーンは、人間らしさや感性が呼び覚まされたようで、前半のクライマックスだった。息子に誤解される場面はとても切なかった。ぴえん。本当の意味でおじの情熱を理解した人はあまりいないという、大衆への辛辣な視点も感じた。あと、過去のシーンが異常に思えるのは、ただ時代のせいなのか、それとも昔からそうだったのか判断がつかない部分もあった。音量を40にしても、何を言っているのか全然聞こえないし。だから、海外版のリメイクはかなり意義深い!

  4. 千尋 千尋

    過去の記録を久しぶりに見返して、いくつかの気づきを得ました。明日、詳しく書きます。

  5. いくまる

    創造を通じて結びつく
    他者の悩みに理解を示すことで愛される
    そうしたことで全てが満たされるのかもしれない

  6. 小川 小川

    全員のキャラクターが魅力的
    この映画、素晴らしい

    冒頭の胃袋のシーンから引き込まれる
    不思議な人間の面白さに思わず笑ってしまう部分がたくさんあり、
    観やすくて途中で飽きることがない
    1952年の作品とは思えないほどの新鮮さで、
    その古さが感じられないのは後の世代に影響を受けたからかもしれない。

    「彼には生きた時間がない」
    「これでは死骸も同然だ」
    「この男は実際には何もしていない」
    「今彼を語る意味はない」
    ナレーターが開始早々、主人公を辛辣に評価しているのが面白い。

    市役所の事勿れ主義やたらい回しは
    昔から全然変わっていないのかと思わされる。
    「市役所は何もしないこと以外は過激な行動なんだから!」
    的を射た表現で笑えるし、職員たちのこのシーンが特に好きだ。

    若い女の子たちの無邪気さや
    おじさんたちの行動は今も昔も変わらないが、
    一人ひとりが独特で
    愛おしいね、やっぱり人間って。

    口が達者でなくても声が小さくても、
    行動で人を感動させていく。
    目的を持って焦る人間の力強さは素晴らしい。

  7. みやこ

    若いうちでも、いつ死が訪れるかは分からない。だからこそ、目の前のことに逃げず、悔いのないよう人生を全力で生きたい。いのちは短い、恋せよ乙女。黒澤明監督の月間シリーズ第13作。

  8. JOJO

    語り手が優れているほど、その「語り」によって「語り手」が裏切られることも存在する。そんな印象を受ける映画だった。

    冒頭では、「死んだように生きる。つまり、死んでいるのと同じ」と形容される男が描かれ、黒澤明の映像の中で志村喬演じる市民課課長は、むしろ生き生きとした「生命力」を感じさせる存在となっている。

    この矛盾と逆説は、1952年の本作が、黒澤明が1950年に撮った『羅生門』、そして1954年の『七人の侍』の間にあることから、監督から発せられる「語りの裏切り」のように思えてならない。

    なんと素晴らしい、幸福な裏切りなのだろうか。

    作品の狙いや監督自身の自意識は、広く知られている通りだと思うが、この時期の黒澤明の力は、それを超えたものがあったのではないか。

    また、彼は写実性よりも象徴主義的な作家だったと思う。劇中で小説家(伊藤雄之助)が自身をメフィストフェレスに喩える場面は、ゲーテの『ファウスト』を思い起こさせる。この点で、市民課の若い女性職員はグレートヒェンに当たる。

    セットや構図、人物の立ち姿は象徴主義的で、映し出されるショットには「時間」という生命力が刻まれ、個人の反省は些事に過ぎず、「語り手」を裏切るようにその「語り」が語られるようだった。

    市役所に積み上げられた書類の山は、後に『未来世紀ブラジル』(テリー・ギリアム監督, 1985年)に継承される不吉な予兆を持ち、それはフランツ・カフカやマックス・ウェーバーの影響を受けたものである。

    本作におけるモニュメントは主演の志村喬そのものであり、モーメントは象徴主義的に変わる市民課長の心理だった。

    死期を悟った人間が生き方を悔い改め、前向きに生きるのは難しい。表面的にそれが見えることもあるが、実際には複雑な感情の表れに過ぎないのではないだろうか。

    この映画を観て感情移入する人は多いだろうが、自分が「市役所」側であることを認識する人はどれほどいるのか。そして、劇中のように感動を消費し、次第に忘れていく。

    この点で、2年前の『羅生門』が『藪の中』のプロットを使った事情と類似していると思う。

    おそらく黒澤明は、この市民課長のように映画を作った。社会批判など、あまりにも取り澄ましているものだ。映画を作ること、そして観ることは、まさにそういうことだろう。

    優れた「語り」は、常に「思想」を裏切る。それを目指して。

  9. 彩場翔人 彩場翔人

    生き方を見出した渡邊の快進撃が始まるかと思った矢先、すぐに葬式の場面に移る展開に驚かされた。前半はあれほどっはっきりと喋ってほしいと望んでいた渡邊の言葉が、後半には彼の強い意志を示す要素の一つになっていることに驚いている。なんだか色々と圧倒される。

  10. ようび ようび

    これを作ってから、世界中の子どもたちと友だちになった気分だ、というセリフへと変わる。

  11. タダオ

    今では普遍的なテーマと言われることもあるけれど、この時代に生まれたこの映画を思うと、胸が熱くなるほど感動する。

  12. 松田渉

    主人公が生きる目的を見出す瞬間にバースデイソングが流れるシーンが印象的だった。後半はテイストが一変し、主人公の視点から離れる展開が非常に興味深かった。

  13. YMD YMD

    途中でバツっと死んでしまう場面が、意外と新鮮だった。死を目前にするとスイッチが入るのは、人間の性だろう。とはいえ、死でなくても締切直前でなければ動かない、という性格でもある。湿っぽさをまとった主人公だが、第三者の視点で語られる渡辺さんは格好いい。

  14. 松本尚也

    エンターテインメントを排除し、戦後10年の間に伝えたかった黒澤明の強い情熱を強く感じた。藤井さんが述べた時代性は、少し抽象的に思えるが、この作品にはまさにそれが表れていた。なんだか納得がいった。

  15. つかまる つかまる

    死を間近にした公務員が、最後に何かを残そうとする物語。癌に冒され死期を悟った無気力な公務員が、自己の存在意義を問い直す姿を静かに描く名作です。

    往年の名作として語り継がれる本作は、志村喬の演技がとりわけ輝きます。理解のない兄や息子との孤独感、一瞬の享楽の後に訪れる不安、そして消え入りそうな状況でも前へ進もうとする覚悟が胸を打ちます。

    主人公は役所勤め30年の公務員ですが、演じる志村喬は実年齢より若い47歳前後に見える点も興味深い。昔の人の老成ぶりに改めて驚かされます。

    1952年の作品ゆえ一部セリフが聴き取りづらい箇所があるため、日本語字幕があると鑑賞が快適です。

  16. hina0813 hina0813

    2025年公開、52作目。渡辺さんのモゴモゴした喋りと昔の音質の影響でセリフが聞き取りづらい場面が多く、字幕を付けることができなかったため途中でフラストレーションが蓄積し、最後まで観るのを諦めそうになった。

    それだけに、ラストはそんな不満を瞬時に忘れさせるほど強く心に響いた。これこそ本物の映画だと感じさせてくれる、言語化できない感情が湧き上がる体験だった。

    最後の通夜の場面では、酒が程よく回り、生前の渡辺さんの生き様を語る同僚たちの姿に心を動かされる。しかし日常に戻れば、これまでと変わらず淡々と仕事をこなす。結局、人はそう簡単には変わらない、という現実を飾らず描くリアルさが素晴らしかった。

    全体を通して過度にエモーショナルには振れず、それが逆に誰の心にも素直に響く要因となっていた。

  17. にわとり

    リメイク版を先に観たけれど、本作もやはり味わい深い。ときどき台詞が聴き取りづらく、字幕が欲しいと感じる場面があった。

  18. こっちゃん こっちゃん

    リメイクされたイギリス版が良かったので、本家も観ることにします。先に本家を観ておくべきだったかもしれません。

  19. momotaro

    【生きるとは一体何か、軽々しく語るな】
    ストーリー:4.0
    芸術性:4.2
    演技・俳優:4.3
    演出:4.2
    感情の揺さぶり:4.3

    2025年、これが私の100本目の作品。この映画を選んで本当に良かった。戦後7年で制作され、70年以上が経った今もなお輝きを失わない名作。黒澤明の力は本当に恐ろしい。
    「生きるとは何か」と単純に言うのは陳腐だが、秀逸なのはその問いを直接照らすのではなく、周囲の影を通して浮かび上がらせている点だ。
    タイトルこそ『生きる』だが、主人公の渡辺が「生きていた」瞬間が描かれるのはわずか2分ほど。前半は彼の死にかけた姿からの復活、後半は死後に振り返って「生きていた」瞬間を語り、いずれも周囲の証言や回想を通じて我々は彼の生を「見る」ことができる。この描写がまた、涙を誘った。人は亡くなった後、その生き様がどのように語られるかで評価されると言うが、命を削り自身の人生を懸けた集大成のために奮闘する姿に心を打たれた。
    また、「生きるとは」の安易な答えを示さないだけでなく、トヨちゃんの葬式を通じてそのテーマを巧みに回収しない構成も素晴らしい。
    ただ、この映画を観て「明日から一生懸命生きよう!」とは言えない妙も感じた。終盤、真相が浮かび上がる中で同僚たちが騒ぐものの、結局は仕事を始めた途端、彼らは何も変わらない。これこそがこの映画の核心とも言えるだろうが、結局、自分のこととして生きるか死ぬかの問いを突きつけられなければ、人は変わらないのだ。
    志村喬の演技も圧巻で、何重にも緻密な構造を持つ傑作だった。流石は黒澤明の作品。

  20. りょうま りょうま

    生きた証。

    「生きる」という尊さ。「生きる」という儚さ。

    五感がくれた幸福。

    平凡な日常の裏には平穏がある。

    私は俗にいうガンサバイバーだ。抗がん剤治療を経て一年が過ぎ、再発はしていない。

    この渡辺と同じような境遇に置かれ、生きることと死ぬこと、自分自身の「死生観」と向き合う必要があった。

    放置すれば病はさらに悪化して死を招くかもしれない。

    だから「生きる」ための治療を選んだ。

    患者目線の医療にはまだ日本は追いついていない。医療現場と製薬会社の癒着。薬を使うことの意味。抗がん剤治療は遅れた医療だという記事を読んだことがある。先進国では患者の身体的負担が大きいため、あまり使われないらしい。

    がんの治療に抗がん剤が必須ではない。選択肢は豊富であるべきだ。日本はそこが遅れている。製薬会社が力を持つ影響がある。

    遺伝子レベルに直接作用する、身体への負担が小さな治療法も存在すると聞く。しかし日本では保険適用外で高額な治療とされる。

    副作用は個人差が大きい。私はステージ4に近い状態だったため抗がん剤を選択した。副作用で生活の質は確実に下がった。吐き気、食欲不振、味覚障害、しびれ、血管痛、寒暖差で生じる痛み。

    日常の些細なことさえ難しくなる苦痛。何のために治療を続けているのか分からなくなることもあった。

    渡辺は無骨だが真面目に生きた。死と向き合うとき、存在しない先に何を見つけるのか。

    公園建設という渡辺の夢は、生きてきた証のようなものだった。そこに確かに自分の居た軌跡。

    通夜の場面は極めて象徴的で、印象深かった。日常はそんなものである。平穏だからこそ、日常に埋もれてしまえる。

    重苦しいことを長々と書いたが、私にはまだ生きる希望がある。渡辺のように死を見つめるのは、まだ先の話だ。

  21. カワガラス カワガラス

    前半は病院や遊び人、若い女性が登場し、スムーズにストーリーが進行していく。命の重みと、それを代償にした行動力が力強く伝わる。後半はまさに『十二人の怒れる男』を思わせる展開で面白い。最後に渡辺さんの魂を受け継ぐのが一人だけなのもリアリティがあって心に響く。黒澤監督による初めての映画がこれで良かったと思う。ただ、渡辺さんの声が小さすぎて聞き取りにくいのが残念だが、それでも彼の行動には深い意味がある。

  22. めーやん

    前半は展開が遅くて観るのを諦めそうになったが、名作と呼ばれる理由を最後まで実感でき、結局見て本当に良かった。

  23. asan asan

    正直、私は『素晴らしき哉、人生』の方が好きだ。診察を受ける前に周囲から『胃癌なら医者は大抵「胃潰瘍だ」と言う』と吹き込まれ、医師がそのまま同じ言葉を伝えたのを聞いて、私は『志村喬は胃癌だと思い込んでいるのに、実際は胃潰瘍というパターンなのか』と勘ぐってしまい、結局は胃癌だと知って動揺した。対比としては日本らしさを感じる場面でもあるが。とはいえ、自分でもはっきり分からない部分があるが、黒澤明の感動を誘う人生讃歌には癇に障るところがある。心は動かされず、尺も長い。

  24. ザク ザク

    カラー版を鑑賞。生きるとは何かという普遍的で深いテーマを、黒澤監督は卓越したタッチでスクリーンに描き出す。今回は、たった一つの公園を作るために命がけで奔走する男の物語だ。要するに「一つの公園をつくる話」とも言えるだろう。数年経てば公的機関の記憶にも残らないかもしれないような仕事かもしれないが、何かを立派に成し遂げようとする生き方そのものが、現実の意味を教えてくれる。結果として、彼は残りの人生をその公園づくりにすべて昇華させるほどの情熱を注いだ。主人公は、目の前にある自分にできる精一杯のことを全力で尽くす。人生には欲望や葛藤がつきまとうが、それらは実はそれほど複雑でなく、素朴で奥深いものなのだそんな気づきを与えてくれる作品だった。