2014年3月29日に公開の映画「白ゆき姫殺人事件」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「白ゆき姫殺人事件」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
白ゆき姫殺人事件が視聴できる動画配信サービス
現在「白ゆき姫殺人事件」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「白ゆき姫殺人事件」が配信中です。
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最終更新日
白ゆき姫殺人事件のあらすじ
誰もが認める美人OLが凄惨な殺人事件の主役となる。謎は一人の同期女性・城野美姫に集まり、テレビのワイドショー取材を通じて美姫の同僚・同級生・家族・出身地の人々がささやくうわさを広げていく。過熱する報道とネットの炎上、拡散する口コミが生む恐怖。さて彼女は残虐な魔女なのか、それとも別の真実が潜んでいるのか。
白ゆき姫殺人事件の詳細情報
「白ゆき姫殺人事件」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
感想・レビュー
長さを感じつつも、後半は特に面白く感じました。ネットの恐ろしさは今も共鳴するテーマで、視点を変えれば物事の捉え方がこんなにも変わることを実感します。それぞれの記憶や解釈の差が、結論を大きく揺らすのだと気づかされます。アンとダイアナだけがまともで、登場人物はほぼ全員がダメな印象。人間とは、そんなものなのかもしれません。
今改めてポスターを見ると、やはりかっこいいな
豪華なキャストがそろっている。
Twitterで情報が流出するのを見ると、2025年には少し古びた感じがして、時代の移り変わりを実感する。
途中で寝てしまい、巻き戻して再視聴したが(この表現自体も古いかもしれない)。
マスコミ番組の表現がリアリティに富んでいて、最近はこういった番組を観る機会が少なく、懐かしさを覚えた。人生というものは、他人のどうでもいいニュースに消費され、あっという間に過ぎ去っていくのだなと、改めてその虚しさを感じた。
登場人物それぞれが、自分の思い込みで世の中を見ていて、そのズレが興味深い。主人公の視点の狭さも、そのズレを一層際立たせていて面白い。そういった各自の観点によるすれ違いは、実生活でも起こりうる。人は自分が見ている世界で生きている、そのことを考えさせられる。
周りには、愚痴をこぼしたり、文句を言ったり、どうでもいいことに心を奪われている人々がいる。その人たちは「自分がその世界を見たくて」その視点を持っているのに、苦しみを感じている様子が滑稽だ。もちろん、いじめや誹謗中傷は問題外だが、起こる出来事から何を選ぶかは自分次第だ。
そういった人たちを見ていると、人生が暇なのだなと改めて感じさせられる。
久しぶりに2度目の鑑賞をしました。10年前の作品ですが、今見てもよく扱われるテーマを持っていて、やはり興味深いです。犯人は知っていても細部は忘れているため、2度目でも楽しめました。
久しぶりに再鑑賞して感じたことをまとめます。
元々、イヤミスの女王と呼ばれる湊かなえさんの小説が好きなので、作品の映画化に対するこの評価の低さには驚きました。
二度目、三度目の鑑賞でも普通に楽しめます。もちろん内容は決して善い話ではないけれど、人間関係の機微として、嫉妬や妬みからくる意地悪な女性は身の回りにいるものです。殺人にまで至るのは特殊だと思いますが、世の中には心底、底意地の悪い人が存在します。
男性の前にはあまり現れないかもしれませんが、女性同士の関係なら人生で何度か出会ったことがあるはず。出会わない人もいるのかな?
湊かなえさんの魅力はやはり人物描写。特に女性の心理描写が的確で、意地悪なあの子や心の優しいあの子、大人しくて控えめなあの子など、私が過去に出会った女性たちと重なる場面が多く思い出されます。
そして井上真央さんが演じる美姫への共感と同情、感情移入が止まらず、守ってあげたくなる気持ちに引き込まれます。
さらに、最近の映画でよく扱われるテーマでもある、マスコミとネット民の無慈悲さも描かれていて、無責任な発言や物事を大きくする煽りの側面をえぐる表現が湊かなえらしいと感じます。
人は見ている景色や状況を同じには捉えられず、別の人には別の景色として映るその恐ろしさを描く力がこの作品にはあります。
なるべく客観的に相手の立場に立って想像することの大切さを教えてくれる作品です。赤毛のアンの世界へ逃げ込むような映像表現も美しく、物語の余韻を深めています。
それなのに、どうしてこんなに評価が低いのか?
綾野剛が演じるクズ記者
同僚の証言を過度に盛り、裏取りせず番組化してSNSへ流す
仕事中のつぶやきと実名流出が深刻な問題に
菜々緒が演じる被害者の女性像
外見は取り繕った明るい表情、裏では執着と嫉妬で人のものを奪う顔
物語の冒頭で騒動を巻き起こす犯人像
噂と誇張を散りばめ、視点を都合の良い同僚にねじ曲げる
原作を読まずに観始めた。綾野剛がテレビ制作会社の契約社員という設定で、取材中の事件をネットに次々投稿する主人公の姿には、正直なところ耐え難さを感じた。時代背景を考えればあり得たのかもしれないが、2025年の現在の視点ではリテラシーの低さがリアリティを欠くように映る。とはいえ、作品としてはネット社会の無責任な発言が人を傷つける様子や、匿名性を利用して都合の良い立場を取ろうとする社会への風刺が描かれている点に意味はある。テーマ自体は時代性に左右されやすく、現代には凡庸に感じられる部分もあるが、見どころは確かに存在する。視聴のタイミングを選ぶ要素だったのかもしれない。テレビの偏向報道についての描写には若干の違和感も残る。井上真央が圧倒的な被害者として描かれる一方で、彼女が被害を自分の責任として受け止め続けるように見える場面にはモヤモヤした。好きなアーティストがファンとして崇拝され、恋人に至る展開には複雑な感情が生まれるが、それ自体を否定したいわけではない。恋人を奪われた原因を自分の未熟さだと捉える主人公が、前へ進む強さを見せればもっと応援できただろうが、内向的な性格描写が強調され過ぎて周囲の悲劇に十分共感できなかった。しかし、構成とテンポは優れており、見やすさは抜群。最後まで飽きずに視聴できた点は大きい。
湊かなえの同名小説を映画化した作品。
原作は未読。
化粧品販売会社に勤める美人OLの典子が長野の田舎で惨殺される。
テレビディレクターの赤星は、SNSでラーメンの評価をしていたが、友人から殺人事件の話を聞き、取材のため長野へ向かう。
典子の部下や同僚に話を聞いた結果、一人の同僚が浮かび上がり、その人物がまるで犯人であるかのように編集されて放送される。
案の定、その同僚は犯人として非難され、SNS上で騒がれる。
近年のネット炎上の現象がよく表れている。
放たれた言葉が切り取られ、無実の人が脅かされる様子は恐ろしい。
マスコミの取材の不備も否めない。
親友との「赤毛のアン」のエピソードが印象的で、心の友ダイアナは絶対に信じてくれる存在だ。
菜々緒さんは本当に美しいが、井上真央さんも魅力的だ。
それでも、小学生時代の先生に対する思いは許せないもので、あんな存在が果たしているのだろうか。
原作を読んでみたくなりました。
記憶はいつの間にか自分に都合の良いように変わってしまうことがある。
ネットでの言葉や知らない人の噂をそのまま信じる危険性。
真実は自分の目で確かめるべきだね。
手のひら返しは本当に怖い。
誰もが被害者にも加害者にもなり得る。
原作の湊かなえさんをはじめ、キャストも素晴らしい。
2025年/250本目
この作品が大好きで、何度観ても飽きない。観るたび新しい発見がある。綾野剛はクズ役が本当に似合う俳優だと思う
原作を読んだうえで視聴。原作の結末周辺の資料を映画にうまくまとめており、映画化としてはなかなか良い仕上がりだと思う。終盤は蛇足になるのか救いのある形になるのか、評価は分かれるところだが、どちらにせよ満足感はあった。役者陣が有名どころだったおかげで、安心して最後まで観られた。