2021年3月12日に公開の映画「ビバリウム」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ビバリウム」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ビバリウムが視聴できる動画配信サービス
現在「ビバリウム」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「ビバリウム」が配信中です。
動画サービスPR | 利用料金 | 視聴 |
---|---|---|
|
今すぐ観る | |
|
今すぐ観る | |
|
今すぐ観る | |
|
今すぐ観る | |
|
今すぐ観る |
最終更新日
ビバリウムのあらすじ
ようこそ、夢のマイホームへ。
新居を探していたトム(アイゼンバーグ)とジェマ(プーツ)は、偶然立ち寄った不動産屋で、全く同じ家が並ぶ住宅地「Yonder」を紹介される。内見を終え、帰ろうとした瞬間、案内していた不動産屋の姿が消えてしまった。二人は不安を抱きながら車を走らせるが、どれだけ進んでも景色は変わらない。彼らはこの住宅地から抜け出せない状況に陥ってしまった。すると、突然一つの段ボールが送られてきて、中には誰の子かわからない新生児が入っていた。果たして彼らはこの住宅地から脱出できるのか?不動産屋の真の狙いとは?
ビバリウムの詳細情報
「ビバリウム」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | ロルカン・フィネガン |
---|---|
脚本家 | ギャレット・シャンリー |
出演者 |
|
カテゴリー | 映画 |
ジャンル | SF ミステリー |
制作国 | アメリカ ベルギー アイルランド デンマーク |
公開日 | 2021年3月12日 |
上映時間 | 97分 |
ビバリウムの公式PVや予告編動画
「ビバリウム」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。
ビバリウムの楽曲
「ビバリウム」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- サウンドトラックVivarium (Original Motion Picture Soundtrack)Kristian Eidnes Andersen
感想・レビュー
もう最悪だよ。最後まで意味が分かるようで分からない展開が続き、何か起こりそうで起こらず、ずっとそういう期待を抱かせては打ち砕くような、本当に気持ちの悪い映画だった。作った意味だけ教えてほしい。
おすすめに上がったので、カッコウの托卵について知っているとあらすじを読んで、見始めると自然と話の概要が掴めると思います。しかし、そこまでの奇妙で不快な展開までは想像できないため、常に表情筋が引きつってしまいます。
特に、人の話を正確に記憶して真似たり、見せたくない生活を裏から覗いていたり、言葉で伝えられるのに奇声を上げて訴えかける部分は、本当に不快でした。
男女の違いで接し方や考え方が異なるかもしれませんが、あちら側も男女に異なる役割を求めていたのかもしれず、最後まで視聴するとさらにゾッとします。何より、最初から違和感を感じる存在が、結局はみんな同じだということが、一番の恐怖です。
思ったよりも夢中になった。
興味を引く内容だった。
自然界の鳥のように、人間も他の種の赤ちゃんを育てるという設定、、、そんな物語だね。
派手な展開はなかったけれど、比較的退屈せずに楽しめた。
首がボコッとなるシーンは怖かったけど、思わず笑ってしまった。
55
9番出口のように、必ず9番の家に戻ってくる。
同じような家が並ぶ住宅街が怖いのは、私も感じていることで、かなりの恐怖だった。
カッコウの托卵の描写が冒頭にあったように、宇宙人が自分の子を地球人に育てさせるために作った場所なのだろうか。
とはいえ、子育ての過程で起こる出来事は、あの場所に限らず、家族に共通することがあるといえる。分裂と団結を繰り返しながら。
アイデアが素晴らしい作品。
『リミナルスペース 新しい恐怖の美学』で紹介されていたため視聴しました。抽象化されたホームドラマのような印象でした。)
現代社会とは何か。
あのテレビ映像は、本当に何を意味しているのだろう。
終始不気味さが漂っていて、それが自分には魅力的だった。
あれは不動産屋というより、世界の支配者のような存在で、現代社会にも似た構造があるのではないかと感じた。あの世界の人々には、私たちの現代社会の言語や暗黙の規範、規則的にも不規則にも見える自然やさまざまなものは意味が分からないのかもしれない。
生物は社会に飼い慣らされているのだと、改めて実感する。
《狂乱発狂不快ハウス。》を観た感想
– 予告編から漂っていた不穏さが、作品全体を通じて一貫して迫ってくる。ジェシー・アイゼンバーグ主演の、これまでにないタイプのスリラー。
– マイホーム購入のため不動産を回るうち、住宅地ごとが閉じ込められる展開へ。街には同じような形の建物ばかりが連なるだけで、景色は延々と繰り返され、振り出しに戻る感覚が続く。空には信じがたい形の雲が浮かぶ。
– 部屋単位の閉じ込めはよくあるが、住宅地ごと閉じ込められる設定は新鮮で、見ている間じゅう頭がおかしくなりそうな不安を煽る。
– そしてあの子供の存在がさらに強烈に緊張を高める。数日間の話だと思っていたら、実際には数年単位の時間軸へと展開が拡大し、恐怖は想像以上に深くなる。
– 世界観は不気味で不快感が支配的。子供とのやり取りはすべて不快指数を上げ、テレビの描写や首の膨らみといった映像表現は、今までにない恐怖を強烈に刻み付ける。
冒頭の約30分はテンポ良く世界観が構築され、ワクワク感が一級品だ。一方で残りの約60分は惰性と既視感、眠気が混じり、考察もわずかにとどまる展開。とはいえ終盤へと収束していく流れ自体には一定の納得感がある。もし後半にしっかりとした理由付けと伏線の回収、そして納得のいくどんでん返しが用意されていれば、名作級の作品になり得ただろう。
ヨーロッパ版『8番出口』の主役は、話題作『ファーザー』でお手伝いさん役を演じたイモージェン・プーツ。物語は、ミントグリーンの家がずらりと立ち並ぶ架空の住宅地「Yonder」へ二人を導くところから始まります。家の中は完璧に整えられており、キッチンからリビング、子供部屋、庭まで、家具や電気製品もすぐに生活できる状態。だが突然、不動産屋が消え、二人は車で帰ろうとするたび、行く先々で最初に案内された9番の家へと戻ってしまいます。抜け出すことのできないループ周囲には誰もおらず、屋根の上から見下ろす景色も、ミントグリーンの家が果てしなく連なるだけ。やがて家の前に、食料品が入ったダンボール箱が届けられるようになります。
しかし、ある日、その箱の中に生まれたての赤ん坊が現れ、「この子を大人まで育てれば解放される」というメモが添えられているのです。果たしてカップルは、この不条理な場所から脱出できるのでしょうか。ここから先はネタバレになるので控えますが、胸くそ悪い要素が満載のサスペンス・スリラーとして、視聴者を強くイライラさせる展開が続きます。
「Yonder」という住宅地は、二人がゲームのCG世界へと足を踏み入れたかのような映像体験を生み出します。先の読めない展開と、物語の終着点を暗示するオチは必見。公開は2021年で、個人的には『8番出口』よりもこの作品の方が光ると感じました。
世界観が圧倒的に良くて最高だったのに、物語が進むにつれて本当に大丈夫かと不安になる展開。結末をきちんと落とせるのか、という心配は的中して、予想通りめちゃくちゃおもしろい(笑)。こんなオチにするなら、もっとぐちゃぐちゃに終わらせてもよかったのに(笑)。予告編は見ていないけれど、予告だけを見ればかなり楽しめそう。ただ、それが全てになってしまうのではと感じてしまう(笑)。