2017年1月21日に公開の映画「はなればなれに」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「はなればなれに」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
はなればなれにが視聴できる動画配信サービス
現在「はなればなれに」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「はなればなれに」が配信中です。
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最終更新日
はなればなれにのあらすじ
ゴダールがアメリカの犯罪小説を基に制作した、型破りな3人の恋と犯罪の物語。偶然出会った小悪党の男2人と無垢な女性。パリ郊外の彼女の叔母の家から大金を盗む計画を立てるが、予期せぬ事件が起き、計画は殺人事件へと展開していく。強欲なアルチュールに心惹かれる内気なオディールと、彼女を深く愛する優しいフランツ。アマチュアの強盗団3人の関係は、逃亡生活の中で徐々に崩れていく……。
はなればなれにの詳細情報
「はなればなれに」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
監督 | ジャン=リュック・ゴダール |
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脚本家 | ジャン=リュック・ゴダール |
出演者 |
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カテゴリー | 映画 |
ジャンル | ドラマ |
制作国 | フランス |
公開日 | 2017年1月21日 |
上映時間 | 96分 |
感想・レビュー
男女3人のダンスシーンが有名で、後の作品にも影響を与えた作品だ。直近では『チェンソーマン レゼ篇』のOPの一部ダンスとしても取りざたされる。特に印象的だったのは、カットの切り替えが激しいタイトルバック、沈黙が一分間続くと周囲の音まで聞こえなくなる演出、そしてルーヴル美術館内を駆け抜けるシーンだ。とはいえ、尺が95分と比較的短いにも関わらず、冗長に感じる描写が多く、終盤までやや退屈に感じてしまう。
1分間の沈黙を宣言すると同時に画面から音が一切消える。その耳目を強く惹きつける演出には、やはり才能を感じさせる。直後の3人のダンスとゴダールによるナレーションによる心情表現、画面がバラバラにフェードアウトしていく展開も、見せ場をよく理解していると感じた。ルーブルを9分43秒で駆け抜ける3人は、痛快な小悪党として登場するが、物語が進むにつれて本当の悪党へと変わり、悲劇的な結末を迎える。それでも全体には軽やかさとコミカルさが残る。ゴダールらしい台詞回しは確立されていた。「分からないことだけは分かってる」「人々が一つになろうとせず、はなればなれになるのは不思議だ」
映画のメタ感を堪能する。
どの時代や国でも、
青春の虚無感は魅力的だよね。
この監督の作品をもう少し観てみたいな。アンナの衣装も含めて、可愛かったな。
この監督の作品をさらに観てみたい。アンナの衣装も含めて、可愛らしかった。
この監督の作品をもっと観たい。アンナのファッションも含めて、魅力的だった。
カフェで急に踊り出したり、ルーブルで全速力で走ったりするなど、終わり方も予想外で本当に自由な感覚だったw
1960年代の映画ですが、ゴダールの作品であり『パルプ・フィクション』の影響を受けていたり、最近では『チェンソーマン』のダンスシーンでも話題になっています。私のような若い映画ファンでも知っている人が多いのではないでしょうか。
男2人と女1人からなるコメディタッチのクライムドラマで、ゴダール監督のナレーションが入ったり、1分間無音になったり、急にダンスを踊ったり、ルーブル美術館を疾走したりと印象的なシーンが豊富に盛り込まれています。
同監督の『気狂いピエロ』と比べても、とても分かりやすく面白かったです。
非常に素晴らしい体験でした。今思えば、前半の退屈さも非常に良かったです。
強気な男性、優しさを持ちながらも不安定な男性、未知の世界に心躍らせる女性、恋愛、緊張感、サスペンス。これからの展開はどうなるのか?愛し合うことで二人は上手くいくのか?
ピチカートファイブの雰囲気を、ゴダールの作品で最も感じた瞬間でした。おかしなポーズで踊りながら思い巡らせたさまざまなこと!
ゴダール監督の作品を観たいと思っていたが、1964年のこの映画は斬新さは感じるものの、私にはその高評価の理由が理解できなかった。フランス映画特有の雰囲気はあったものの、洗練された印象は受けなかった。
なんとも無計画なおバカなキャラクターたち。青年とは思えない年齢設定の二人の男たちや、浅はかに見える少女。この二人は果たして幸せになれるのだろうか?
途中でナレーションが入るのが面白い。
フランツはあまりにも不憫だ。
話すことがないなら、一分間沈黙しよう。
飽きた。
反復横跳びで死にそう。
9分43秒、ルーブル。
題材は平凡に見えるかもしれないが、音の停止やメタ的なナレーションといった挑戦的な演出を違和感なくまとめ上げ、コメディ作品として昇華させるのは、監督の卓越した演出力の賜物だ。