2004年5月8日に公開の映画「世界の中心で、愛をさけぶ」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「世界の中心で、愛をさけぶ」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
世界の中心で、愛をさけぶが視聴できる動画配信サービス
現在「世界の中心で、愛をさけぶ」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「世界の中心で、愛をさけぶ」が配信中です。
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世界の中心で、愛をさけぶのあらすじ
片山恭一原作、200万部を超える奇跡の純愛小説が、未来を紡ぐ新たな感動作として映画化。監督は行定勲。十数年前の高校時代を舞台に、恋人の死と、今、初恋の女性を喪った青年が抱える深い喪失感を描く。そんな彼を愛した婚約者と、二人の愛は未来へ踏み出せるのか。
世界の中心で、愛をさけぶの詳細情報
「世界の中心で、愛をさけぶ」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
感想・レビュー
信じられないことも多かったけれど、若い2人の輝きが際立っていた。
2025年の35本目
2025-10-19 | Amazon | ¥51
2020-06-30 | Netflix | ¥135
DVD
ドラマを観た後に映画を見たが、映画の時間が短いため感情移入が難しかった。サッと付き合ってサッと死んでしまった印象が残った。
以前に観たことがある作品だ。ストーリーのあちこちにはご都合主義的な展開も散見されるが、熟練の俳優陣と雰囲気のある演出のおかげで、半ば強引に観客を引き込む作りになっている。
さまざまな伏線が絡み合い、丁寧に回収されていく点は、完成度の高さを感じさせる。特に長澤まさみが、最初は生き生きとした表情を見せていたのが、白血病で弱々しく陰りのある表情へと変わっていく過程は見事だった。山崎努の存在感も作品の重みづくりに大きく寄与していた。天海祐希が最初意味ありげに登場し、何か絡むのかと期待させつつも結局は最初だけという展開は、ちょっと笑えるほど印象的だった。
次いくつか気になる点がある。まず、台風の季節設定にも関わらず登場人物が冬物の装いをしている点が引っかかる。特に冒頭で柴咲コウが歩く夜の街は、人々が冬服を着ており、樹々がライトアップされてクリスマス風の雰囲気だった。団地の風景にも葉は落ちており、台風の季節としては違和感がある。猛暑が続くこの頃に夏という設定も暑そうには見えず、部屋にはエアコンがなく扇風機で済ませる描写だ。四国が台風のニュースなのに、二人が飛行機で高松へ向かえるのも不可解だった。
二人の出会いは友人の紹介らしいが、付き合って結婚が近づく時期に、二人とも四国出身であることや過去の経緯がある程度分かるはずなのに、互いにそれに気づいていない描写が不自然に感じられる。携帯が普及した時代なのに連絡を取り合わない点も、やや無理がある印象だ。
夢島で拾ったカメラのフィルムがカセット式なのは説明として納得できるものの、現像しても人が映っていなかったのかと考えると、記念写真くらいは撮ってほしいところだ。学校などへ勝手に侵入できる描写は時代性のせいかもしれないが、現実なら鍵を掛けるはずだろう。
森山未來と長澤まさみが高松空港からオーストラリアへ行くため東京へ向かう場面は、台風で欠航が出てもある程度の余裕を見ておくべきだったと感じる。資金の工面や手続きの過程も謎が多い。現代ならネットもあるが、当時は旅行代理店を通すのが普通で、台風で欠航が出てもなんとかなるのだろうか。
大沢たかおと柴咲コウがウルルへ向かう場面で、歩いていて偶然現地の人の車に拾われる展開には無理があると感じた。
その他の点として、森山未來と長澤まさみが高松空港へ行った場面では全日空の古いマークが使われ、後のカットではANAの新しいマークになっているなど、時代の変化を感じさせる細部が目につく。高松空港は自分も訪れたことがある小さな空港で、二人が座った場所の推定はある程度つく。自分もその付近でスーツケースの整理をした記憶があるのだが、それがこの作品を思い出させる理由でもある。ロケ地は香川県庵治町を中心に描かれ、空港は高松空港と明示されている一方、病院は愛媛県庁で市電が松山市のもののよう。だから庵治町から愛媛県の病院へと展開するのは少し違和感があった。)
久々に観た。この作品から、大切な人との時間を再び取り戻し、残されたものが整理され、新しい人生を歩んでいくというテーマが、脚本家の坂元裕二さんにとって昔から一貫していることを再確認した。
初めて見たけど、こんなに流行るとは思わなかった。『キミスイ』くらい良い内容だと思うけど、自分の感性がずれているのかな。
心に響く!
それは当然のことだよね!
サクと話すことができたかったから。
ワンピースの名セリフを思い起こさせるような雰囲気だね。
人に忘れ去られたときのこと。
この古い映像の質感がたまらなく好きだ。空港で便が欠航になり、受付の人に「今日でないとダメなんです」と必死に訴えるシーンや、「助けてください」と泣き叫ぶ演技があまりにも素晴らしくて、見ていると非常に胸が苦しくなる。
ウルルと『助けてください』、そして平井堅。昔はよく流行ってたよね。映画とドラマがごっちゃになってる。
当時のセカチューブームを思い出させる要素が詰まった物語。レトロ写真館や港町、青春、余命をテーマにした恋愛ドラマのフルコンボが胸を打つ。登場人物のセリフは標準語が中心で、四国のどこかを想像させるニュアンスは控えめ。そのおかげで物語に没頭できた。
最初は亜希に想いを寄せられる朔太郎を羨ましく思うが、亜希の病気が判明し、死別の運命が訪れる恋愛を自分が経験するなら耐えられないし、亡くなった後も一生トラウマになりそう。ウェディング衣装の記念写真の二人には切なさが宿る。
亜希のカセットテープ再生の回想は、音が止まる瞬間が大人になった朔太郎の現在を映す象徴として機能する。
朔太郎の祖父・重蔵も若い頃から想いを寄せていた晴子を忘れられず、晴子の死後、遺骨の一部を朔太郎たちに盗ませるという異常だが重い愛の表現が描かれる。オーストラリアで亜紀の遺灰を撒き、彼女の最後の願いを叶えることで、長年の葛藤を乗り越えた朔太郎と律子の結婚が許される。まるで、過去に朔太郎と亜紀がオーストラリア行きを拒んだ台風が過ぎ去り、快晴が訪れたかのような結末だ。
重蔵と朔太郎の物語には遺骨や死と直結するモノが登場するのは露骨だが、二人とも愛する者の死と向き合い、それを心に留め続ける姿が印象深い。
白血病で亡くなる亜紀の場面は、昔、死別した友人を思い出させ、切なくなる。回想の淡い光がじわりと悲しい思い出を演出している。ダッシュとスライディングで倒れた亜紀に、朔太郎が駆け寄るシーンには青春の情感が宿る。朔太郎の素朴な風貌は、田舎の純朴な少年のようで、共感を呼ぶ。