燃ゆる女の肖像はどこで見れる?今すぐ視聴できる動画配信サービスを紹介!

4.5
燃ゆる女の肖像 映画

2020年12月4日に公開の映画「燃ゆる女の肖像」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「燃ゆる女の肖像」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。

燃ゆる女の肖像が視聴できる動画配信サービス

現在「燃ゆる女の肖像」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「燃ゆる女の肖像」が配信中です。

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最終更新日

燃ゆる女の肖像のあらすじ

ブルターニュの貴婦人から、娘エロイーズの結婚を取り持つための肖像画を託された画家マリアンヌ。しかしエロイーズ自身は結婚を望まず、身分を隠して近づいたマリアンヌは孤島の屋敷で密かに絵を仕上げる。真実を知ったエロイーズは絵の出来栄えを否定するが、マリアンヌは描き直す決意を固める。すると意外にもエロイーズがモデルになることを申し出てくる。キャンバス越しに向かい合い、美しい島の風景をともに歩き、音楽と文学について語り合ううちに、二人は恋に落ちる。約束の日の五日後、あと一筆で完成という瞬間、それは別れを意味していた──。

燃ゆる女の肖像の詳細情報

「燃ゆる女の肖像」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。

監督
脚本家
出演者
カテゴリー
ジャンル
制作国 フランス
公開日 2020年12月4日
上映時間 120分

燃ゆる女の肖像の公式PVや予告編動画

「燃ゆる女の肖像」の公式PV・予告編動画を紹介します。映像から作品の雰囲気やキャストの演技、音楽の世界観を一足先に体感できます。

燃ゆる女の肖像の楽曲

「燃ゆる女の肖像」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。

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燃ゆる女の肖像を無料で見る方法は?

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燃ゆる女の肖像のよくある質問

Q
映画『燃ゆる女の肖像』のあらすじは?
A

映画『燃ゆる女の肖像』は18世紀のフランスを舞台に、貴族女性の肖像画を依頼された女性画家とその対象である貴族女性の間に芽生える愛を描く作品です。厳しい社会的制約の中での二人の強い絆を、美しい映像と共に繊細に表現しています。

Q
『燃ゆる女の肖像』の監督は誰ですか?
A

『燃ゆる女の肖像』の監督は、フランスの映画監督であるセリーヌ・シアマです。彼女の作品は、しばしばジェンダーやアイデンティティといったテーマを扱い、高く評価されています。

Q
『燃ゆる女の肖像』の主要な登場人物について教えてください。
A

『燃ゆる女の肖像』の主要な登場人物は、画家のマリアンヌとその肖像画のモデルとなる貴族女性エロイーズです。この二人を通じて、観客は複雑な感情と自己表現の自由をめぐる物語を体験します。

Q
『燃ゆる女の肖像』の撮影場所はどこですか?
A

『燃ゆる女の肖像』の撮影は、フランスのブルターニュ地方を中心に行われました。壮大な自然と波しぶき立つ海岸線が、美しい視覚効果をもたらしています。

Q
映画『燃ゆる女の肖像』はどのような評価を受けていますか?
A

『燃ゆる女の肖像』は、多くの映画祭で高い評価を受け、カンヌ国際映画祭では脚本賞を受賞しました。特にその美しい映像美と、繊細な物語構成が称賛されています。

燃ゆる女の肖像の感想のAI要約

燃ゆる女の肖像は禁断の恋と創作の葛藤を絵画のように静かに描く傑作だ。海辺と暖炉の情景が色彩と表情を際立たせ、波と炎の音だけが心の動きを伝える。画家と被写体の視線が交わるほど、身体と心は結び付き、肖像は理想へと近づくが完成は別れを意味する。緩やかなカットが多い一方、決定的な瞬間は大胆に切り替わり、終盤の長回しが余韻を深める。創作と記憶、愛の形を静かに問いかける名作。時代背景を背景にした閉鎖的な空間設計も印象的で、現代の視聴者にも自由の意味を静かに問う。観客は絵が生きる瞬間と消える瞬間の間で揺れ、やがて自分の想像力が作品の続きを描くのを促される。

燃ゆる女の肖像の感想・評価

  1. 日野優太 日野優太

    映像美が際立つ作品で、特に最後のシーンが印象深い。長回しのカットが多く、考えながらゆっくりと観ることができた。暗がりで揺れるキャンドルや青い海、透き通った肌など、昼夜の美しさが対照的で飽きることがなかった。普段暗色の衣装を纏っていたエロイーズが白い服を脱ぎ捨て、海に飛び込むシーンは解放感に満ちていた。また後半のマリアンヌとの別れのシーンでは真っ白な服を着ており、複雑な気持ちにさせられた。ソフィが子を堕ろす場面では、脇に幼い男の子がいて、その瞬間の映像がとても辛かった。主要キャラ3名はそれぞれ赤、青、黄のイメージを持っており(海、火、植物?)、屋敷を後にしたマリアンヌが青い服を着ているのを見ると、彼女の思いが伝わってきた。3人がカードゲームを楽しむシーンでは、初めて無邪気な笑顔を見られて印象に残った。序盤の全裸でタバコを吸うシーンは好印象だったが、その後の二人の肉体関係における裸体描写には、正直嫌悪感を抱いた。映画におけるあのような描写はあまり好きではないが、この映画には生々しい表現が必要だったとも感じる。ただ、その展開は早かったように思う。ラストの「燃ゆる女の肖像」で終わるかと思っていたが、予想外の結末だった。色彩や映像、音までもが美しい、まるで絵画のような作品である。

  2. リョウジ

    画家マリアンヌは、貴族の娘エロイーズの結婚を前提にした肖像画を描く依頼を受ける。最初は描く側と描かれる側という境界の関係だったふたりだが、視線の交錯と沈黙を重ねるうち、いつしか恋が芽生える。

    この作品は、まさにザ・フランス映画と呼ぶべき印象を放つ。BGMはほとんど使われず、波の音や足音、衣擦れの音、そして会話だけが場を構成することで、登場人物の息遣いと感情の揺れが生々しく伝わってくる。多くを語らず、視線と間だけで今、彼らが何を感じているのかが伝わってくるのが驚くべき点だ。

    なお、祭りの歌の場面だけは音量を下げて聴くのが個人的には印象深く、内緒にしておく。

  3. 茶漬彦 茶漬彦

    見放題が終了する直前に観ることにした。少し不安を抱えながら視聴したが、タイトル通りの物理的な焼身自殺の話ではなかったので一安心。途中から、この作品は女性同士の恋愛がテーマなのか?と意外に感じたのは、自分の鑑賞力や観察力の不足を痛感させられた。そういえば、写真がなかった時代には絵が持つ重要性が際立っていたのだなと改めて思った。下書きから絵の具を重ねていく過程が丁寧に描かれていて、とても良かった。

  4. hiyoko hiyoko

    美しく、エンドロールが終わってもすぐには立ち上がれないほど心を打たれた。忘れられないラストカットだった。

  5. ゆぴ ゆぴ

    恋に簡単に落ちるなんて、正直驚きでした。期待していたものとは少し違ったものの、良作だと感じました。メインの3人は皆とても美しく、シスターフッドの要素も好みでした。島の中での10日間だけの恋は儚いですが、リアルな質感がありました。

  6. スープ

    美しかった。全体を見せず、各々の表情から周囲を想像させる。その最後は特に。全てを語らない手法も素晴らしかった。余白のある映画だった。お祭りで買った植物性のあれは、一体何だったのだろう。

  7. ミルクセゐき ミルクセゐき

    絵が美しくて、まさにフランス映画の雰囲気を醸し出していますね。

    エロイーズ役の女優がシルベスタースタローンに似ているなと思いながら、ずっと楽しんで観ていました。

  8. 鈴木二郎

    セリーヌ・シアマによる監督・脚本
    ノエミ・エルマン出演
    アデル・エネル

    第72回カンヌ国際映画祭
    脚本賞、クィア・パルム受賞

    18世紀後半、女性が抑圧されていたフランスにて、ノエミ・エルマンが演じるマリアンヌは女性画家として生徒にデッサンを教えていた。生徒が取り出した「燃ゆる女の肖像」という作品から、彼女と貴族の娘との過去が思い出される。
    結婚を苦に自殺した長女の代わりに嫁入りするため修道院から呼び戻されたアデル・エネル演じるエロイーズは、結婚相手に贈る肖像画のモデルになることを拒んでいた。そこでマリアンヌは、画家であることを隠し、散歩相手としてエロイーズの肖像画を描くことを依頼される。
    自由を求めるエロイーズと自由に生きるマリアンヌは次第に運命的な恋に落ちていく。

    セリーヌ・シアマ監督とエロイーズ役のアデル・エネルは円満に別れた後、アデルの役の幅を広げるためにこの作品を思いついたようだ。彼女は意志の強いキャラクターが多く、その輪郭や目つきからもその強さが伝わる。実際の彼女にもそんなエピソードがあるらしい。
    2020年には『死ぬまでに観たい映画1001本』にも選出されている。

    以下、ネタバレあり。

    心理描写が絶妙で、視線や微かな音楽によって登場人物の感情が表現されている。選曲も素晴らしい。恋に関しては楽しくアップテンポな曲を思い描きがちだが、この映画では異なる角度から恋を捉えた楽曲が使われている。脚本も素晴らしく、「私、悲しそうね」というセリフが心に響く。
    ラストシーンは特に印象的で、エロイーズは確かにその瞬間を記憶しているものの、今のマリアンヌを決して見ない。冥府に連れ戻されたエウリュディケーはオルフェウスと交わることがない。切なさが胸を打つ。
    #死ぬまでに観たい映画1001本

  9. タダオ

    この映画ほど、登場人物の顔の表情を長く注視させる作品は他にない。表情の微細な変化を追う演出が際立ち、観客は画面の一瞬一瞬に心を掴まれる。キャロル役はケイト・ブランシェット、テリーズ役はルーニー・マーラで、二人の美しさと演技の呼吸が特に印象的。時代背景が生む苦悩と喜びが丁寧に描かれる。知らない人と結婚すること、お手伝いさんとの関係、妊娠中絶といった現実的な困難と、他人の話を聞くこと、本を読むこと、散歩をすることといったささやかな楽しみが共存する。さらに、本物の火で調理される料理の場面があり、炎の演出が食事の情緒を一層深める。

  10. 西村大介

    とても美しい映画だなと思いながら、内容を知らずに観ていたけれど、なるほど、そういうことだったのね。やはり、という感じだ。

  11. あいき あいき

    女性画家と令嬢の恋物語。

    絵画を題材にしているため、映像は美しい仕上がりになっています。主な舞台が波打ち際や暖炉のある部屋であるため、色彩やキャラクターの身なりが相まって、まるで絵画のように画面が映えています。また、カメラワークは控えめで音楽も使われていないものの、波や炎の音によって画面と音の変化が生まれ、会話劇でも間が持たれています。音楽がないことでラストの印象を際立たせる効果があるのです。

    天候は、二人の関係が進展する終盤に向けて晴れやかに変わります。

    物語の中で、画家としての観察眼で相手を理解したつもりが、実は相手に見透かされていたという描写が興味深いです。互いの気持ちを知った後は、身体的な描写が増加し、心と体が通じ合うことで肖像画が理想に近づいていきます。しかし、絵画の完成は同時に別れの時を意味します。

    カット割りは基本的にゆったりしていますが、決めるべきところでは大胆に切り替わり、ラストは最も長い1カットで魅せるバランスが取れています。

    また、冒頭や終盤を除くと男性はあまり大きく映されず、意図的に女性だけの空間が作られています。この舞台設定が孤島や屋敷内に閉じ込められた状況であることは、当時の時代背景にも関連しているかもしれません。

  12. 水依 水依

    私には少し難しかったかも〜笑
    許されない愛、
    後悔するのではなく、
    思い出す。

    でも、映像のどこを切り取っても
    絵画になりそうな美しい場面ばかりで、
    本当に印象的だった。

    今後、絵画を見る目が少し変わるかもしれないと思った!さまざまな想像をしながら絵を見ると、さらに楽しめそう。説明文の先に広がる想像力を膨らませてみたくなる、そんな映画でした。

  13. にゃむ

    学生時代、神話画・歴史画は格が高く、描き手が限定され、世俗の人物画や風景画、静物画は格下だと習った。その説は、私の中では長い間ピンとこなかった。過去のどの時代の造形物もフラットに見える場所に身を置き、今でいうプリミティブアートを「芸術とは違うもの」と講師が断じるのを、レポートで反論することもできたであろう、そんな元気いっぱいの学生だった私が、この映画を見てもひとつも心に響かなかったはずだ。でも、それでいい。走り抜けて、やがて絶望に沈むことを恐れずに生きてほしい。苦痛には価値があるはずだ。

    最初の散歩シーン。エロイーズのこめかみのあたりの髪のすじの美しさに目が釘付けになる。その部分へ焦点が集まるように設計されている。はじめからおわりまで、マリアンヌの視線を追う映画だからだ。

    エロイーズが海に入る場面は完全に遠景で表現されている。マリアンヌが近づかないからだ。でも、私はエロイーズが「私たち全員の代わりに海に入ってくれた」と感じた。「走ることを夢見ていた」の場面もそうで、「この絵は私ではなく、あなたでもない」場面もそう。彼女はたぶん、われわれ全員の代わりに怒っている。強い目ばかりで、哲学的な問いをむけてくる神さまのように。

    しかし、その彼女が「モデルになる」と言い出す時、彼女は神さまからひとりの人間になる。永遠の苦痛と引き換えに一瞬を選ぶ。私たちでもなくマリアンヌでもなく、彼女自身のために。

    後半の彼女の目は、強さだけでなく柔らかさも帯びている。前半とはまったく違う。寝顔や笑顔、この世でふたりだけが共有できる短い時間が満ちる。

    それが最終的に、サロン(官展)という場所で「再会」することに驚く。えっ、サロンに出品するのかと。
    彼女たちの、きわめて私的で、相手にだけ見せられれば満足なはずの感情を、むしろ相手の目にとまるかどうか確実でないと思える公の場に掲げる必要はあるのだろうか。
    特にマリアンヌは自分の私的な記憶である《燃ゆる女の肖像》を印象主義や象徴主義っぽい、かなり先進的な作風で描いているので、わざわざ(自分を苦しめる/苦しめたであろう絵画界の)権威の象徴である神話画の形と、それにそぐう作風で、父親の名前を使ってまで。そんな選択をする理由はある。絶対に。

    私たちを引き合わせ、そして社会の一部としてそれでも彼女たちは共に生きていきたいからだ。はるかむかしにそういう個人的な思いによって生まれたかもしれない、神話や歴史の一部として。

    そういう遠景に導かれるような結末を、この映画は最後あのカットで終わらせている。極小の単位の、生の痛みと感情しかないあの横顔。後世に彼女たちの絵を見たひとたちがどれだけ感動したとしても、決して知る由のない。号泣してしまい、終演後もしばらく席を立てなかった。

    画面から音響まで緻密に作られた極上の恋愛映画ではあるんだけれど、もうひとつ、造形物に限らず文章や音楽といったあらゆる「ものをつくる」ことの本質を描いた映画だと思う。

  14. にわとり

    昔好きだった男性がこの映画を絶賛していたのを思い出しつつ、ずっと観そびれていた作品。メゾンエルメスの上映に感謝。二人が惹かれ合っていく過程や、緑のドレスの美しさ、ラストシーンの28ページという合図には、切なく美しい余韻が残った。あの人ならこの作品を絶賛したに違いないと感じる。一方、現在のシーンだけは少し冷めてしまうところがあった。

  15. GY202 GY202

    なんとも素晴らしい映画だった。
    映像とセリフの選び方が絶妙で、余韻に浸ることができる作品だった。
    最後の再会のシーンでは、
    彼女は私を見つめなかった。
    というより、
    見られなかったのだろう。きっと。

  16. アオマル アオマル

    感情の機微が丁寧に描かれる秀作の映画だった。二人の仲が深まるきっかけが大きな事件として描かれるわけではなく、むしろ一緒にいるうちに自然と距離が縮んでいく様子が観客にも伝わってくるのが印象的だった。最初は画家の視点から相手を観察し、笑顔を引き出そうと距離を詰める過程が、後に関係性の変化としてわかりやすく提示される。劇中にほとんど曲が挿入されない点も、ラストシーンや重要な場面で強い余韻を生んでいたように感じる。まるでフランス映画のような情緒が漂い、日本映画のような繊細さとも見事に重なる。眠くなる場面は確かにあったが、それを補って余りある名作だった。

  17. イーロン・マヌク

    アマプラで配信されていて長年観たかった作品を即視聴。想像を超える強烈さで、究極のフェミニスト映画とも言える一作だ。女性の在り方を描くテーマは深く、軽く済ませられない。エロイーズはマリアンヌに殺されることを選ぶという選択を通して、倫理と信念の境界を浮かび上がらせる。ソフィの堕胎シーンで横に置かれた赤子が生と死のコントラストを象徴し、人間の生が何かに間接的に支配されているというテーマも印象的だった。とにかく素晴らしく、ヴィヴァルディの音楽やギリシャ神話のモチーフが巧みなメタファーとして機能している点も見逃せない。

  18. 鈴木秀樹

    「愛されただけで充分なのだ」結婚を控えたエロイーズの肖像画を依頼された画家マリアンヌ。しかしエロイーズは結婚を拒み、以前の画家は彼女の顔を描けなかった。マリアンヌはエロイーズを散歩の相手として近づけ、肖像を完成させるが、二人の距離はやがて別の形へと変わっていく。

    望まない結婚、妊娠を巡る葛藤と堕胎、秘密の散歩。束の間の女たちの自由をめぐる瞬間。時代の不自由さの中で彼女たちは自由を見つけ出し、その叫びは歌となり、火の粉を散らす。燃ゆる女は美しく、あまりにも刹那で、炎のように熱い。

    絵は残るのに、刺繍は枯れず、時はあっという間に過ぎてゆく。数日間は永遠のように長く、思い出話は涙を呼ぶほどに輝く。

    エロイーズとマリアンヌ、そしてソフィ三人はそれぞれに美しく、このわずかな巡り合わせを一生抱えながら、生と喪失を生きる。ラストの場面、オーケストラと共鳴する沈黙の中、エロイーズは確かに慟哭を口にせず、しかし胸を刺す表情でそれを伝える。

    全ての場面が絵画のように息づく。風の強いときに現れるスカーフの結び方が特に印象的で、髪を乱さず、顔を覆う布はカチューチャのように巻かれ、心を覆うドレスであり、肖像画と本音を隠すカーテンであった。あまりにも深く、辛く、美しい愛と海のコントラストは言葉を越えて輝く。

  19. 鬼雀

    素晴らしい感情が寄り添うと、こちらまでその雰囲気に引き込まれる。二人の表情が全てを物語っていて、まさに心を奪われる。素晴らしい作品だ。

  20. 独り言 独り言

    あまりピンと来なかった。フランス映画には「これが正解」といった感じがなくて、今はどんな気持ちなのか、何のシーンなのかよく考えることが多い。お互いに好きなのは間違いないけれど、エロイーズは結婚から逃れるためにマリアンヌを利用したのかなと思った。一方で、マリアンヌは罪悪感があったため、娘と一緒の絵を見た時に嫉妬と同時に安心感を抱いていたのかもしれない。最後のシーンでは、エロイーズがマリアンヌに気づいていたけれど、やっぱりお嬢様と画家の距離に戻そうとしたのが切ない。夫や娘との生活を捨てる覚悟はなかったのか、逆にマリアンヌは会いたかったのかもしれないと思うと、その情熱はマリアンヌの気持ちだったのだろう。