2019年1月10日に公開のアニメ「ガーリー・エアフォース」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「ガーリー・エアフォース」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
ガーリー・エアフォースが視聴できる動画配信サービス
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ガーリー・エアフォースのあらすじ
突如出現した謎の飛翔体ザイは、人類の航空戦力を一気に圧倒した。対抗策として開発されたのが、既存機体を改造した新兵器『ドーター』。それを操るのは『アニマ』と呼ばれる操縦機構で、アニマは少女の姿をして現れる。鳴谷慧が出会ったのは、真紅に輝く戦闘機グリペンと、それを駆るアニマだった。人類の切り札としての少女と、空へと憧れる少年の物語が、今、幕を開ける。
ガーリー・エアフォースの詳細情報
「ガーリー・エアフォース」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
制作会社 | サテライト |
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原作者 | 夏海公司 |
監督 | 小野勝巳 |
脚本家 | 永井真吾 |
キャラクターデザイナー | 今西亨 |
主題歌・挿入歌 | RINA Run Girls, Run! 井澤詩織 大和田仁美 森嶋優花 |
出演者 | |
カテゴリー | アニメ |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2019年1月10日 |
ガーリー・エアフォースの楽曲
「ガーリー・エアフォース」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- オープニングテーマBreak the Blue!!Run Girls, Run!
- エンディングテーマColorful☆WingVarious Artists
ガーリー・エアフォースのエピソード
「ガーリー・エアフォース」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | ALT 01 紅い翼 | 人類の航空戦力を凌駕する正体不明の飛翔体『ザイ』。上海脱出船団に乗り合わせた鳴谷慧はザイによる襲撃を受けるが、赤く輝く謎の機体に命を救われる。避難先の小松市で慧はある日、 見覚えのある赤い機体を目にする。それが運ばれた先は……航空自衛隊の小松基地だった。 |
02 | ALT 02 コマツ・ランデブー | 自分を救ってくれた機体、「グリペン」と邂逅した慧。『ドーター』と呼ばれるその機体には、人工生命体『アニマ』が乗っており、それこそが慧の出会った少女・グリペンだと技官の八代通は言う。 八代通から言われるままに、アニマのグリペンとの時間を過ごす慧。小松の街をめぐりながら、慧はグリペンとの交流を深めていく。 |
03 | ALT 03 アニマの本質 | 理由は未解明のままながら、慧といることで安定を得るグリペン。二人はテストフライトに向け、シミュレータ訓練やトレーニングを続ける。 テストフライトをクリアし、前線で戦うことが可能になれば、ザイを駆逐し切るのも遠い未来ではない。だがある日、思いがけないところから慧は、ドーターとアニマの真実を知るのだった。 |
04 | ALT 04 君の見る世界 | トラブルが生じて、中止となったテストフライト。グリペンが廃棄処分されると聞いた慧は基地へ忍び込み、グリペンを連れ出そうと試みる。しかしそこに、ザイ襲来のアラートが無情にも響く。 グリペンが安定する条件は慧が近くにいること。悩み考えた末に慧は、グリペンと共に搭乗し、出撃することを決意するのだった。 |
05 | ALT 05 独立混成飛行実験隊 | イーグルとの模擬戦に、グリペンは連戦連敗。得意げなイーグルと反発するグリペン。そんな二人の不仲に慧が頭を悩ませる中、新たなアニマ、ファントムが三沢基地から呼び寄せられた。 八代通は、3機のドーター・アニマにより編成される特殊部隊「独立混成飛行実験隊」――通称「独飛」の設立を宣言する。 |
06 | ALT 06 存在意義(レゾンデートル) | だまし討ちのような方法で、グリペンとイーグルを模擬戦で圧倒したファントム。憤る慧に対しファントムは、勝つためにはあらゆる手段を取るのが当然と言う。個性が強く、折り合わないアニマたちに不安を覚える慧。 そんな矢先、ザイが前線基地を造っているという緊急連絡が飛び込み、独飛として初めての作戦が立案される。 |
07 | ALT 07 惑いの先 | ファントムの身勝手さに噛みつくイーグル。意見や思想が食い違い、バラバラの独飛。一計を案じた慧は、敗者は勝者の言うことを何でも聞くという条件で、再び模擬戦をしようと提案する。 ファントムは、自分が勝ったら慧とグリペンのパートナーを解消してもらうとほのめかす。それでも慧は、不敵に笑って再戦を申し入れる。 |
08 | ALT 08 不機嫌な最高機密 | 慧たちの奇策により、作戦は一応の成功を収めた。小松に戻り、日常を過ごす慧は、ある日、明華とケンカになる。 仲直りできないまま、任務でやってきた那覇基地で明華の姿を見つけて仰天する慧。口を利こうとしない明華に一方的に話し続けていると、ようやく慧に向き合った明華から、決定的な言葉が……。 |
09 | ALT 09 アンフィジカルレイヤー | 久しぶりの休日を明華と過ごそうとする慧。しかし、出かけようとしたところを、八代通とグリペンにむりやり厚木基地まで連れ去られてしまう。 『DARPA』のシャンケルと、米軍所有のアニマ・ライノを紹介される慧たち。シャンケルの口から語られたのは、日米のアニマを投入し、ザイに対して攻勢に出るという逆侵攻作戦の計画だった。 |
10 | ALT 10 上海奪還作戦 | 上海への侵攻作戦を間近に控える独飛の面々。とりわけファントムは、作戦の裏に潜む政治的な思惑を危惧していた。無事に戻って来られる保証はどこにもないことを知った慧は、きちんと明華に向き直り、話をしようと決意する。 いよいよ始まる作戦を前に、空母ジェラルド・R・フォードでライノたちから歓待を受ける慧だったが......。 |
11 | ALT 11 誰もいない故郷 | いよいよ開始された上海奪還作戦。無人戦闘機『ブロウラー』との連携により、慧たちはザイを駆逐していく。だがザイの反攻により、慧とグリペン、ライノは戦線から離脱してしまう。 母艦への帰投もままならず、一番近い上海の浦東空港に降り立った慧たち。しかしそこは、人の気配を感じられず、不気味なほどに静まり返っていた。 |
12 | ALT 12 君と飛ぶ空 | 不調なグリペンをホテルで休ませ、慧とライノは空港内を探索する。部隊へ連絡もつかず、戻れない状況を焦る慧だったが、ライノは異様なまでに楽観的。警戒心を強める慧にライノは言う。作戦を忘れ、自由にならないか、と。 一方で、グリペンは夢を見続ける。向かうべき場所、進むべき時間、出会うべき人が、白い記憶と共に揺らぎ――。 |
感想・レビュー
戦闘機やドッグファイトが好きで、3話までU-NEXTで視聴しましたが、1.5です。
ミリタリー要素と美少女、未来SFが組み合わさると、例えば潜水艦を題材にした映画「ローレライ」を思い起こさせますが、戦闘機グリペンが蛍光色になっている世界観が気になりました。他のレビューにもありましたが、もっとリアルな戦闘機と未来SFの楽しさを引き出せたのではないかと思います。美少女要素を絡めたかったのでしょうが、少し残念です。
この方向性であれば、「第三飛行少女隊」(アニメ『SHIROBAKO』に登場する劇中作)に寄せた方が良かったかもしれません。3話でリタイアしました。この作品が好きな方には申し訳ないですが、ちなみに「第三飛行少女隊」はFilmarksには登録されていなく、正規版はDVDのみですが、YouTubeで探せば視聴可能なので、興味がある方はぜひどうぞ。
面白すぎて原作を一気読みした。作画もかなり楽しかった。
あまりの面白さで原作を一気に読み切った。作画も結構楽しく感じられた。
原作を一気読みするほど魅力的で、作画も見応えがあって楽しかった。
意外と好きだった
戦闘機やメカは苦手なのに、どうしてこれにハマったんだろう。
SAAB JAS39 グリペンは、専守防衛と軍事中立を掲げるスウェーデンが誇るマルチロール戦闘機。日本の空をイーグル(F-15J)とファントム(F-4)とともに守る存在として描かれ、舞台となる空戦ドラマの核を担います。
美少女とミリタリーを融合させた世界観のキャッチコピー「ガーリー・エアフォース」が本作の象徴。現実の戦闘機をモチーフにしつつ、アニマという人工生命体がグリペンを操る設定は、ミリオタ心をくすぐる要素として機能しています。
物語は、中国西部と中央アジアで突如出現した未確認飛翔体ザイに対して、周辺国の空軍機が対応を迫られるところから始まります。誘導妨害と過剰なGにも屈しない機動性能を見た人類は、従来機を超える力を持つ解決策としてアニマ=美少女を創造。グリペンの機能不全を乗り越え、慧という日本人の少年と出会い、二人は協力して戦いへと踏み出します。
この作品の核は、現存する最新鋭機による圧倒的な空戦バトルの描写にあります。ミリタリーマニア的な欲求を、アニマ=美少女というキャラクター設定で現実の戦闘を超えたスケール感として体現している点が魅力です。作者の趣味が色濃く反映されており、スウェーデンの主力戦闘機という選択もその一因と言えるでしょう。作中ではSTOL(Short Takeoff and Landing)能力を活かした発進シーンが印象的に描かれています。
物語の舞台は航空自衛隊の小松基地が中心となり、アニマはF-15Jイーグル、F-4ファントム、F-2バイパーゼロといったリアルな機体設定が登場します。イーグルは最も強力な存在として描かれ、ファントムは作中の年齢の上限や退役の側面を持つキャラクターとして触れられ、ファンのネタ心をくすぐります。迫力あるバトルシーンは見どころですが、機体の蛍光カラーリングにはミリタリー・ファンの間で賛否が分かれるところです。
アニマが美少女と呼ばれる点についても賛否があり、デザイン面で好みが分かれることは確かです。ストーリー自体は展開が緩やかで、進行が止まったまま終盤を迎える印象を受ける人もいます。
それでも「現存する戦闘機を使った空戦の再現性と迫力」を追究した点、そして美少女キャラクターを通じてミリタリーの世界観を拡張した点は評価に値します。70年代後半のエリア88のような戦闘機の多様性を、現代の設定で再現してほしいという要望も自然な感想です。もしリメイクがあるなら、より幅広い機体ラインナップを取り入れ、当時の雰囲気を再現してほしいですね。タイガーIIのような異彩を放つ機体が登場するなど、多様性を持った戦闘機群の描写が加われば、さらに深い世界観になるでしょう。
テレビで放送されていたときに観ていましたが、かなり楽しめました!好きなキャラクターはファントムと宋明華です。