1998年10月5日に公開のアニメ「聖ルミナス女学院」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「聖ルミナス女学院」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
聖ルミナス女学院が視聴できる動画配信サービス
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聖ルミナス女学院のあらすじ
シャワー室から突然、彼女は姿を消した。サガシモノは、はじまりから決まっていた――海平はルミナスで、いったい何を探しているのか。
聖ルミナス女学院の詳細情報
「聖ルミナス女学院」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
聖ルミナス女学院のエピソード
「聖ルミナス女学院」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | ぼくはどこへ向かうのか? | 消えたんです、メリナが。いい風吹いてる。こんな日に幸田の授業なんてごめんだ。木島海平さんですね、お待ちしておりました。なんだかんだ言って、やる気で来たんだろ。ここ数日、姿が見えない生徒がいるんです。警察に通報するとか、ですか?消えたのはともかく、彼女に会ったのは確かです。お兄ちゃん見たんでしょ、消えたとこ、エリザベス良子ブライアン、良子でいいよ。そうか、ラベンダーだ。あいつ基本的になんとなくだから、いつでも。消える前、どんな話をしたの?でもよく考えると、メリナ、消えたがってたかも知れない・・・・・・。 |
02 | なぜぼくはここにいるのか? | みんな心配じゃないんですね。なんか、お兄ちゃんが職員会議に出てるなんてヘン。ね、可愛いでしょ、理事長ってば。モテモテだわね。俺は可愛い女の子がいっぱいいる中で女にさせられたんだぞ。新曲のタイトルは?UFOを呼ぶ為のプレリュード。そうかい、あの子自殺したんかい。だとしたら、お兄ちゃんが会ったのって幽霊かな。生徒たちを刺激しないよう、こっそり行きましょう。ラベンダーは不眠に効くのよ。日記・・・・・・?わたし何をしているの?わたしどうしてここにいるんだろう?・・・・・・消えた。 |
03 | 誰も知らないとこ・・・ | 他に言いようがないわね。ここがイヤになって出ていった・・・・・・的を得た説明ではあるわね。・・・・・・クールだよね。落書きじゃありません。そりゃアブダクションだ!宇宙人にさらわれちまったんだな。ボクも見たんだ。人が消えるのを。描くことに集中するの。何も考えないで、ただひたすら。嘘や誇張のない真実の表出。・・・・・・最高のアート。何を考えているんですか!はい・・・・・・あのォ・・・前向きに検討します。秩序のない自由は混沌でしかないんだそうだ。・・・・・・何か見えた?じゃあね・・・・・・ |
04 | 自由があるとしたら・・・? | 君たちはどこに消えたんだ?やっばー・・・・・・。しばらくの間、外出も控えて下さい。誰もそんな風に聞いちゃいねーぞ。お前理事長なんだからさじゃあどうすればいいんだ!あーあ、結局学校が決めたことに従うだけか。私達は・・・間違ってたのかな・・・ジユウナカゼハ ドコムキ?この学院に自由という風を吹かそうって・ボクたち、若いですから・やりたいことを見つけられた人は強いですよ抑制からの解放・・・閉塞感からの脱出・・・この扉の向こうには何があるんだろ・・・ |
05 | 恋も消えるのか? | こいつさ、朝っぱらから砂に埋もれてたの。アブダクション?そうそれそう・・・失踪じゃありえませんな。だから誘拐ですか?卒業式に戻らなければ、僕が責任をとります・・・・人間蒸発って、消えるってこと?あたしが消えたら・・・。イリューシン・・幻想、幻影、芸術作品における意識的な錯覚おーい良子ぉ!まさか寝ちゃったあ!?なにやてんだろ、あたし・・・。何考えてんだろ・今度は痴漢説か・・・全く、くだらん。俺が・・・じゃない私がとっつかまえてやる。珍しいわね、彼女があんなに自分を表に出すなんて。消えたんだわ・・・今度こそ・・・。 |
06 | 白い影を追って・・・ | けどさあ、ついこの間まで『シロマント』の『し』もなかったんだぜ。何でこんな時に・・・夜中に出かけたりしたんだろう?だから、1943年アメリカ海軍の実験で・・・。宇宙人にさらわれたなんてアホ話信じてる人には分かんないわよ。あれば今の学院・・・みんな混乱しているのよ。生徒達の間に学院への不信感が広がている事です。ウワサに振り回されるのはやめたの。よくそんな無神経な話ができるわね!それじゃ午後の授業ののある人は教室へ。白マントの情報は放送科へ。よろしく!この世の中で一番好きなんだ!!それが消えちゃった・・・。実は誰も知らない世界でのんびりしているなんて思うのはどう?そうそう、ちょっとしたジョークよ。シスター⁉ |
07 | 森へ・・・・ | シェール・リングウォルド・・・・・・、考古学科の2年生です。「戻ってくるよね?」の方が響きはいいぜ。人が消えることは別に珍しいことじゃない。感じない?耳鳴りのような・・・頭の中が圧迫される不快な感覚11年前のあの日、あたしは彼らに・・・。それで彼女、現代宇宙論について勉強しているのね。あの男はだぶん・・・・・・メッセンジャーオブザシングス。宇宙人も消えた男の子も、目撃した人間の主観で、本当は何なのかわからない。でも、辿り着いたのは・・・・・・森!UFOを呼ぶためのプレリュード。ただ序章とす。彼らが呼んでいる。彼らから逃れることは出来ない。ナヤンダラモウイチド宇宙から来るんだよね。 |
08 | 風は何を運ぶのか? | どうした?理事長が消えたのか?リュウ!お兄ちゃんからの手紙あった!もっと森の奥へ来てみれば、わかるかもよこんな時に女と二人でキャンプだあ!背中はケンカ腰だね。・・・そろそろ潰しにかかるわ。お嬢様が在学なされている、ルミナス女学院の理事長問題について。海亀の産卵は満月の夜に起こる・・・か。海平しかいませんよ理事長は。うちははじめて完成させなあかん思って作ってます。背中・・・カッコよくなったね。やっぱりだ・・・、風が歪んでる。・・・うち、わかったわ!誰がみんなを消してはるのか! |
09 | なぜ思いは・・・ | 誰かが何かを伝えようとしているって事じゃないかなわからないわ、これだけで判断するのはムリねここが風の歪みを一番強く感じる。どうしてだろう・・・。そして気が付くと、僕は海を漂っていた風の歪みが別の世界への入り口だっていうのか?でもかなりショックを受けている様子だったわ。私はただのチカンですから・・・。あ・・・・・・ごめんなさい。でもあれはあの時、ちょっと気が動転しててまだちょっと気になるから、明日もねあんなに楽しそうなイリーナ、初めて見た・・・何を期待していたの?もういいんです!!もうおしまいにしたいんです!やめろぉーっ!イリーナをけすなーっ! |
10 | 何かが変わってゆく・・・ | だてにジャーナリストの看板背負ってないじゃない。そろそろ攻め時ね。更生不能な子を闇へ葬る聖ルミナス女学院の隠れた真実世間は飛びつくんだよ、こういうの。ほんとは理事長にやめて欲しいって言ってるみたいに聞こえませんでした?やっぱり僕が理事長をやめるしかなに・・・?ムグッ!ああ、子供相手だと仕事も楽だ。すっかり落ち込んでるぜ私は厳しいだけの教師ではないつもりだ。あの人の代わりができるのは海平しかいませんよ私はルミナスが好きだ。本気で、立て直したいと思っている。すると、その誰かと示し合わせて海平を陥れようとしてるって事か?お兄ちゃんは一生懸命やってるもん。みんなはそれ知ってるよこんな危険なことしていい訳ないじゃないか!! |
11 | 誰かがそこにいるとしたら・・・ | メリナ・・・・・・あの人の所にいたんでしょう?他のみんなはまだそこにいるのか?気になるところです全然覚えていないんですか?感じるわ、心騒ぐ風の便り行こう、探しに!メリナが目を覚ましてくれたら・・・放送室に来て!見せたいものがあるの!!あともう一歩だねおばあちゃん、この子を知ってるの⁉ |
12 | 消えずに残っていたもの・・・ | シャノン、究極の香りが完成したので届けますね。リタ・・・あなただったのね・・・それで消えたの?もう帰って来ないってことだわね・・・でも理事長、今度こそっていう感じがするんですけど私はどうしてここにいるんだろうって何あれ?UFO⁉ごきげんよう、じゃねーや、ヘックシ!!ゆきねはんの香りに誘われて、こうして戻ってきましたんきっとみんなも怖かったのさ。だから、信じないふりをしたんだと思うよ |
13 | ぼくは何故ここにいるのか | 約束の期限は明日だ史子、この一週間また姿見せないでしょ。おじいちゃん、まだお兄ちゃんに思い出して欲しい事あるんじゃないかな伝えられる想い。彼は繭のヒーローでしたシスターに会った それから・・・・・・まだ戻って来ない三人に自由でいること。それがルミナスの理想だと・・・。海平は友達が困っていたらどうする?ごめん・・・おじいちゃんの約束忘れてた・・・約束します。・・・今度は忘れないから・・・絶対・・・ |
感想・レビュー
平凡な男子高校生が祖父の遺言により、ミッション系女子高の生徒兼理事長になるという、古典的な設定が物語の軸です。まさに昔ながらのノベルゲームの趣きを現代作品に持ち込んだような、そんな序盤の印象です。
学院では生徒の失踪事件が相次ぎ、謎の中心へと読者を誘います。物語は基本的に事件の真相を追うミステリーとして進行しますが、常に強調されるのは少女たちのアイデンティティの揺らぎと不安です。事件の真相自体には特段の問題は感じませんが、失踪した少女たちが何を経験し何を感じ、どう自己のアイデンティティの崩れと折り合いをつけていったのかその過程の描写がやや不足している点が引っかかりました。
聖ルミナス女学院には不安を優しく包み込む自由があるはずですが、その描写は今ひとつ伝わりにくいと感じます。物語自体は崩れてはいませんが、進むにつれて生死感のような生気が薄れていく印象があり、もったいなさを覚えました。
個人的には、失踪した少女たちを『少女革命ウテナ』の鳳学園へと妄想すると、別の視点からの味わいが生まれて面白いかもしれない、という余分な想像を浸透させる余地もあったと思います。
一見すると平凡に見えるが、実は鋭い尖りを持つ、アミノテツロー監督らしいオリジナル作品らしさは随所に感じられるものの、総じて物語の生命力の部分で惜しい点が残る作品でした。
全編を通して謎の真実へ迫る作風が好みです。『.hack Sign』や『屍鬼』のような作品に魅力を感じます。ただし面白さの感じ方は人それぞれなので断定はできません。
気になる点として、各話で「宇宙人のアブダクションでは?」といった推測が飛び交い、「いや、違う」と返される会話が多い点があります。推理モノではなく、金田一のような名探偵スタイルの展開でもないため、進展があるのは新しい失踪事件が起きるときくらいと感じる人もいるでしょう。とはいえ、それも作品の特徴のひとつかもしれません。
予想以上に美しい結末で満足しました。雰囲気がとても良いアニメでした。
加部しずくとカトリーヌ・ドブクワイエのカップルが好きです。本格ミステリー寄りというよりはファンタジー寄りだと思うので、その前提で楽しめば、幅広い層が楽しめるはずです。エンディングには美しいアリプロの楽曲が流れます。
香川久さんのキャラクターデザインは素晴らしい。
黒タイツと言えば、やはりキュアパッションを思い浮かべますね。
確かに、『ツイン・ピークス』を彷彿とさせる感があります。
個人的には木島糊湖を推しています。
男子学生が女子校の理事長になる設定や、女装した男子が転入してくる設定など、無茶苦茶な要素を普通に貫く展開が魅力。朝子のキャラデザは秀逸で、制服の真っ黒なタイツもいいアクセント。シスター茜の品格も安定感があって好感。幸田ジャスミン先生のような存在を悪役として描かない絶妙な距離感も魅力。意外と繊細な作風だよね。ミステリーを軸にしつつ途中でギャルゲー風の展開に寄るところがあり、終盤はオカルト寄りになりすぎる場面もあるが、全体として毎話が楽しめた。音楽も素晴らしい。
アマプラで見たので完走しました!女装あり、百合あり、ハーレムあり、強い女、弱い男と、盛りだくさんの要素が詰まった超楽しい作品でした。視聴のきっかけは、アマプラで岩永哲哉さんを検索して上位に出てきた作品を試しに観たこと。そのほかの情報は特に知らずに飛び込んだので、新鮮さを最後まで味わえました。保志総一朗さん、勝生真沙子さんの演技も良い刺激になりました。
ストーリーの軸は学院の生徒たちと海平くんの絆。最初は海平くんが少し頼りない雰囲気なのに、彼の真摯さと仲間を思う気持ちがじわじわ伝わって、やがて全員が味方になる展開がとてもラブでした。
ミステリー要素が斬新で、1話ごとに謎が深まり、真相に近づくほど面白さが加速。後半へ進むほど胸のときめきが止まりませんでした。
キャラについては、龍三くん(リュウちゃん)の女装姿が特に印象的で、可愛さとカッコよさの両方を併せ持っていて最高。海平くんは守備的だけど心は強く、みんなの信頼を集める存在。ジャスミン先生や寮母さん、セクハラ教師といった大人の描写もフィクションとしての要素として成立していて、作品の味になっています。黒タイツの質感表現も印象的でした。
声優については、学院の配役が多くて覚えきれない場面もありましたが、どこかで聴いたことのある声が多く、棒演技と感じる場面もある一方で、自然な演技に感じられる瞬間も増えていきます。
演出面では、夜の静かな雰囲気、光と影の演出、終盤のセリフ「ぼくはなぜここにいるのか」の演出が特に印象的。エンディング曲も魅力的で、耳に残ります。
総評としては、深夜帯に放送されていたらさらに没入感が増しただろうと感じる、ミステリーと恋愛のバランスが素晴らしい作品。
こんな人におすすめ: 学園ミステリー×恋愛要素が好き、女装キャラに興味がある、声優ファン、手軽に観られるAmazonプライムビデオで新しい作品を探している人。
ぜひ視聴してみてください!
女学院の新理事長に就任した主人公が、次々と姿を消す女生徒たちを取り戻そうと奮闘するジュブナイルファンタジー作品。初期の2話は、学院周辺以外の外部描写が乏しく、用務のおじさんや「たあしゃ知ってるよ」といったメタ的キャラクターが登場することで、謎めいたミステリアスな雰囲気を引っ張る。とはいえその後は特別な謎の深化や大きな展開が生じることもなく、先生の茶々入れを挟みつつ女生徒たちのジュブナイル的な成長と日常を描くことが本作の主題となる。第4話は単話としての完成度が高く、印象的だった。とはいえ、最も魅力を感じるのは、キャラ名と各話のあらすじが並ぶ点だ。