2019年10月2日に公開のアニメ「放課後さいころ倶楽部」を今すぐ視聴できる動画配信サービス(VOD)を徹底紹介。この記事では「放課後さいころ倶楽部」のあらすじやキャスト・声優、スタッフ、主題歌の情報はもちろん、実際に見た人の感想やレビューもまとめています。
放課後さいころ倶楽部が視聴できる動画配信サービス
現在「放課後さいころ倶楽部」を視聴できる動画配信サービスを調査して一覧にまとめました。以下のVODサービスで「放課後さいころ倶楽部」が配信中です。
最終更新日
放課後さいころ倶楽部のあらすじ
人づきあいが苦手で、いつも一人で過ごしていた武笠美姫。ある日、クラスメイトの高屋敷綾と一緒に見知らぬ場所をさまよい、「さいころ倶楽部」と書かれた店を見つける。扉を開けば、さまざまなボードゲームと、かけがえのない友人との新しい出会いが待っていた。
放課後さいころ倶楽部の詳細情報
「放課後さいころ倶楽部」の制作会社や監督、キャスト、主題歌アーティストなどの作品に関する詳しい情報をまとめています。作品づくりに携わったスタッフや声優陣をチェックして、より深く物語の世界を楽しみましょう。
放課後さいころ倶楽部の楽曲
「放課後さいころ倶楽部」の主題歌や挿入歌、サウンドトラックを紹介します。映像だけでなく音楽からも作品の世界を感じてみましょう。
- オープニングテーマPresent Moment富田美憂
- エンディングテーマOn the BoardVarious Artists
放課後さいころ倶楽部のエピソード
「放課後さいころ倶楽部」の各話タイトルとあらすじを一覧で紹介します。物語の展開や登場キャラクターの変化を振り返りながら、印象的なシーンやストーリーの流れをチェックしてみましょう。
01 | 知らない世界 | いつも引っ込み思案で人付き合いが苦手な武笠美姫は、ある日、天真爛漫なクラスメイト、高屋敷綾に声をかけられ、一緒に知らない場所をさまようことに。そんな奔放な綾に戸惑う美姫だったが、初めて人と一緒にいる温かさを感じる。 帰り道、街でクラス委員長の大野翠を見かけ、あとを追ってみると、「さいころ倶楽部」と書かれたいかがわしい店にたどり着く。美姫と綾が恐る恐るドアを開けてみると、そこには見たこともない数々の美しいボードゲームが彼女たちを待っていた…。 |
02 | これはゴキブリです! | 人付き合いが苦手な武笠美姫は、ボードゲームを通じて高屋敷綾、大野翠と親しくなることができた。ある日の放課後、3人でボードゲームをしようとしていたところに、翠の幼馴染みで、綾の隣の席の田上翔太が教室の入口に…。「忘れ物を取りに来た」と説明する翔太だが、綾に誘われ、ゲームに参加することに…。張り切ってゲームに参加した翔太だったが、なぜかそわそわと落ち着きがない…。それに気がついた美姫の胸に、ある想いが湧く。「もしかしたら、田上くんて…。」 |
03 | ひとりとちゃうから | ある日の休日、美姫は綾の家で遊ぶことになった。美姫が待ち合わせ場所に向かう途中、神社の境内を歩いていると、猫が軒下に隠れてしまって困っている綾の姉、花と出会う。綾の家に着くと、綾、翠、花と、花の友達の牧京子とボードゲームをすることに。見た目が不良風の京子に戸惑う美姫だったが、彼女は美姫と以前どこかで会ったような気がしていた…。ボードゲームを進める中、美姫は京子との出会いを思い出していく…。 |
04 | ミドリの夢 | 楽しい時間を一緒に過ごせる仲間ができた美姫にとって、一学期はあっという間に過ぎ、文化祭の季節が近づいてきていた。 そのころ、生徒会副会長の渋沢蓮は、文化祭の催しの良いアイデアが浮かばず悶々としていた。蓮は中学のときの後輩だった翠に協力をお願いするのだが、「他にやりたいことがあるから」と断られてしまう。諦め切れない蓮は翠のバイト先のボードゲーム店『さいころ倶楽部』に乗り込み、ボードゲームで決着をつけようと持ちかける…。果たして翠の『やりたいこと』とは…? |
05 | キミに伝えるメッセージ | 夏休みに金沢の海へ旅行に行くことになった、美姫、綾、翠の3人。美姫の叔母が女将の旅館で、美味しい食事や温泉を満喫する。温泉を出ると能登地方に古くから伝わり、今も遊ばれているゲーム、“ごいた”を見つけて、早速みんなでプレイすることに。叔母は、美姫が幼い頃にもこのゲームをやったことがあると言うが、美姫にその記憶はなかった。翌日、水着に着替えて海に行こうとした美姫たちだったが……。 |
06 | ひよっこデザイナー誕生! | 翠がバイト先の『さいころ倶楽部』で自作のゲームを店長にテストプレイしてもらっていると、そこへ店長の友人で、有名なゲームデザイナーのジョージ・ベレスフォードが現れる。「俺にもプレイさせろ」と言うジョージだったが、翠は「未完成だから」と断った。すると、ジョージはそんな翠に「残念ながらそのゲームは完成することはない」と断言する。 |
07 | こころ、ひらいて | 喫茶店に一人でいた美姫は、突如現れたマキに半ば強引にツーリングに誘われる。風光明媚な山中で無邪気に川遊びを楽しんだあと、美姫のカバンに入っていた、“もんじろう”で遊ぶことに。ゲームの中で〝お互いに相手の悪口〟を言い合って遊ぶ2人。辛辣なマキの悪口にショックを受けながらも負けじとやり返し、次第に心が解放された美姫は「おおきに」とマキに感謝の言葉を伝える。その言葉の意味をマキもわかっていて……。 |
08 | 4人めの友だち | 文化祭のボードゲームカフェの参考にするために、学校の近くに新しくできたボードゲームカフェを訊ねた美姫、綾、翠の3人は、そこでドイツから来た転校生、エミーリアと出会う。ゲームを通じてすぐに仲良くなる4人。そして文化祭当日、4人がメイド姿で接客するボードゲームカフェは大繁盛するが、それを快く思わない生徒会副会長の渋沢蓮は……。 |
09 | ダルマサンガコロンダ | 美姫、綾、翠と『さいころ倶楽部』でゲームをしていたエミーは、共にゲームデザイナーになろうと約束した友人をドイツに残してきてしまったことを思い出し、思わず涙する。そんなエミーを見て自分と同じ夢を持っていると知った翠は、急に態度が変わってしまう。だが翠と仲良くなりたいエミーは、みんなで“だるまさんがころんだ”がやりたいと言いだすのだが……。 |
10 | ハッピーホーリーナイト | カメラマンをしている綾の父親、建司が二年ぶりに帰国した。綾はさぞかし喜んでいると思いきや、建司は仕事仕事でほとんど家に居らず寂しい綾。そこで美姫たちはエミーの家で行うクリスマスパーティーに招待しようと提案する。だが建司はその約束をすっかり忘れて撮影の仕事を入れてしまっていた。綾は、これまでの不満が爆発し、怒って家を飛び出してしまう。 |
11 | みんなのゲーム | NYの有名ゲームデザイナー、ジョージ・ベレスフォードが開催するゲームコンペに参加することになった翠は、オリジナルゲームのワンルームを完成させることに必死になるあまり、自分を見失いかける。そこでもう一度原点に戻ろうと思い出の場所を訪れる翠。そして遂に完成したゲームを美姫、綾、エミーと4人でテストプレイすることに。果たしてその出来は……。 |
12 | 私たちの大好きな場所 | 終業式の日。美姫は、綾、翠、エミーと出会えたことでとても楽しい一年間だったと振り返る。だが二年生になればクラスが変わってしまう。それが寂しくてずっとこのままでいたいと思う美姫だったが、翠も綾もエミーも将来の夢に向かって歩み始めていた。立ち止まっているのは自分だけと感じた美姫は一人取り残されたような疎外感に見舞われてしまうのだが……。 |
感想・レビュー
このアニメでボードゲームの深さを知った。本当に1話のサブタイトル通り、未知の世界が広がっている。アニメを通じて今まで知らなかったことに興味が湧くことが多いけれど、これもその一例だ。
今泉賢一のコンテ回は、人物のアクションが冒頭のカットからすでに動いており、動きが少なくても視聴者を引きつける完成度を見せています。とはいえ、ゲームをプレイする要素と作劇の絡みは一部の話を除くと薄い印象で、そこは惜しい点でした。ただ、ゲームを実際にプレイするキャラクターを丁寧に描く回が多く、全体として好印象を残します。
特に第7話『こころ、ひらいて』は、もんじろうを軸にお互いが知らなかった部分を見つめ合う展開が、ゲームの進行と物語を見事に結びつけていました。もんじろうによる悪口が褒め言葉へと転じる過程、言葉の連鎖とそれに対するリアクション、そして最後には並べられた言葉を受け止める牧の表情が絵的にも効果的でした。連続する言葉のカットと手元の言葉を映すカットで、同一シーンにおける差異が巧みに作られていました。絵コンテは伊東優一、演出は有冨興二。
第12話では、涙を拭う武笠を抱擁する高屋敷の場面から、抱擁されていて見えないはずの武笠へとカメラがクローズアップでつなぐ驚きの演出が印象的でした。武笠が極めてナイーブな性格ゆえに引いてしまいそうになる場面もありましたが、後半の決定的な場面で人物の感情に焦点を当てる姿勢には深く感動します。
この点を踏まえ、上記の要素に加えて副会長をラストショットとして据えた第7話の演出が光り、総じて第7話をベスト回として挙げます。
物語:3.0/映像:3.5/芝居:3.5/音楽:3.5/人物:3.0 #ライデンフィルム #片山修志
ボードゲーム好き必見のアニメシリーズ。人生ゲームのような定番は除き、普段はあまり馴染みのない珍しいボードゲームを次々とプレイしていく様子を描いています。見るだけでなく、実際に自分でも挑戦してみたくなる魅力が満載。個人的に気になったのは、ゴキブリやカメムシのカードを押しつけ合う『ゴキブリポーカー』🪳と、サメなどの怪物を避けつつ島から脱出する『アイランド』️です。
ボードゲームと日常生活の融合
新しいボードゲームに出会って興味が湧いた!
既存のゲームにルールを追加したり、変更を加えたりするのも楽しそうだなと思った!
音楽評価:71
声優評価:70
キャラクター評価:65
脚本評価:65
演出評価:65
作画評価:65
総合評価:65.4
初回視聴日:2019年12月
サイコロを軸にした作品かと思いきや、地底で働く女子高生がチンチロリンをするアニメだと思っていたのに、違っていた。毎回プレイされる点が、ボードゲームの要素とストーリーの相性の良さを生んでいる。久しぶりにボードゲームをプレイしたくなった。
ボードゲームが好きな方には、十分楽しめる内容だと思います。
有名なものからマイナーなものまで、毎回さまざまなボードゲームが登場します。観ていると、ついボードゲームをやりたくなりますね。
アニメーションを手掛けるのはライデンフィルムなので、作画はかなり安定しています。
メモ
挫折
『放課後ていぼう日誌』は思いのほか面白く、類似の「萌え×趣味」作品もつい試してみた。しかし今作は物足りなく感じられた。過度なドラマ性を持ち込むせいで、ありがちな展開が目立ち、魅力を削いでしまっている。対して『ていぼう日誌』は、不要な装飾を省いた分、割り切りが良くストレートに楽しめた。
ボードゲームは初心者であまり経験がなかったので、いろいろな発見があって楽しかった。ただ、ルールはなかなか頭に入らず、理解するのに苦労した。