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感想・レビュー

1. 彩場翔人

   2025年9月23日

   何かといわれることが多いですが、非常に成田良美らしい作品だと感じます。

   基本的にはポジティブですが、キャラクターにかなりの負荷をかけている点が興味深いです。また、そのおかげでブルーに対して強いツッコミができる説得力が生まれ、相対化が可能になっていると思います。

   個人的には、そこまで悪い作品とは思わないですね。

   今振り返ると、成田良美的にはこの作品の復讐として「わんだふるぷりきゅあ！」があるのかなと考えると、感慨深いものがあります。

2. たなか

   2025年9月12日

   衣装はシリーズの中で一番好きです。

   ストーリーについての評価は、周囲の意見に同意します。

   本当に面白くありません。
   ただそれだけです。

3. shin

   2025年5月15日

   個人的にプリキュアシリーズの中で最もつまらない作品と感じた。カードによる変身とフォームチェンジはディケイド風で、魅力を感じられない。意味不明なダンスに加え、バスタオルのように品がない変身シーンも好みではない。さらに、プリキュアが各国に多数いる設定が導入され、登場人物は全体的にからかわれ、突然現れたラスボスは嫉妬心に満ちたキャラ付けで印象が悪い。アイドル風のプリキュア姿もプリキュアらしさを感じられず、視聴は非常に苦痛だった。恋愛や愛がテーマなのかは掴みにくい。全編を倍速で見てようやく完走。記念すべき10周年作品としては、正直もったいない出来栄えだった。

4. 松尾智之

   2025年4月15日

   プリキュアの10周年を記念する作品。テンポが早く、反応が素早い点が美点で、待ち時間が少ないのが特徴です。ただし、従来の展開と異なる作風のため、人によっては物語の面白さを感じにくい場合もあります。以下は感じた欠点のまとめです。・〇〇なんだからー！！といった口上に依存する演出が多く、子供向け作品としては効果的でない局面がある。・10周年企画を盛り込みすぎた印象があり、核心のドラマ性が薄れてしまう場面がある。・かわるんるーんの声やボイスのトーンが聴く人により不快に感じられることがある。・声優陣の選定情報が話題になることがあり、キャストに関する関心が強い。・インナー姿やラップタオルの演出が一部視聴者には受け入れられない。・中学生以外のメンバーがいる設定にもかかわらず、学校生活の描写が不足しているとの指摘。・イベント中心の構成で、日常的な場面が少ない。・キャラデザには賛否があり、ギャグ顔が多く通常の表情シーンが少ないとの意見がある。・プリアラのような適度なバランスを求める声もある。総じて、テンポの良さは光るが、企画過多や表現のバランスで賛否が分かれる作品という評価です。

5. hina0813

   2025年2月18日

   プリキュアシリーズの10周年を祝う記念作。新しい要素を多数盛り込み、シリーズ初期の試みを改めて現代に落とし込んだ意欲作ですが、評価は極端に分かれています。実際、Filmarksの平均点で見ると、本作は3.5と低めに出ており、現在放送中のキミプリや大人向けのオトナプリキュアを除けば、他シリーズの平均が4.0超えであるのに対し、ハピチャは一部の人に強く賛否が分かれる結果となっています。

   世界観の斬新さが最大の魅力です。プリキュアが世界各地に点在し、それぞれのテリトリーで戦う設定は従来の作品とは一線を画します。アメリカにはボンバーガールズプリキュア、フランスにはメルシィプリキュア、日本にはハピネスチャージプリキュアといったキャラクターが登場し、他にも未公開のプリキュアや鏡に封印されたプリキュアの存在が語られます。ニュース番組で各地の活動を伝えるコーナーや、キャラのフィギュア商品化といった時事性の演出も話題を呼びました。

   物語の軸には恋愛要素が深く絡み、主人公キュアラブリーを中心とした三角関係・四角関係へと発展していきます。敵味方を問わず、恋愛の喜びや失恋による嫉妬といった感情が、光と闇の両方の側面と密接に結びついています。女児向けアニメとしてはかなり踏み込んだ演出も散見され、たとえば大人視聴者の視線をくすぐるシーンや、恋愛を巡る緊迫した場面が話題になっています。

   特筆すべきは、敵キャラクターや味方の設定の多様さと、フォームチェンジの豊富さです。各フォームごとに必殺技が異なり、戦闘のバリエーションが非常に豊か。忍者や探偵といった魔法少女的要素を取り入れ、シーンごとに役割を変えて問題を解決する展開は新鮮です。敵側にも個性的なキャラクターが多数おり、特にクイーンミラージュ様とホッシーワはファンの間で人気のお気に入り。アンラブリーという闇のバージョンも登場します。

   終盤は地球滅亡の危機が迫り、緊張感は高まります。これまで自分の幸福ばかりを願ってきたキャラクターたちが、徐々に素直さを取り戻し成長していく過程は見どころです。主人公たちの成長だけでなく、恋心の揺れ動きがキャラの内面に深みを与えています。

   音楽面も魅力のひとつ。オープニングと前期エンディングは名曲揃いで、特にエンディングのダンスCGは現在の技術水準でも再現が難しいと評されるほど高い完成度を誇っています。

   このように褒める要素が多い一方で、なぜハピチャの評価が低いのかが気になるところ。絵柄が好みでない人には受け入れられないこともありますし、作画崩壊が指摘される場面もあるでしょう。それでも慣れれば可愛く見える場面が増え、魅力が伝わるはず。気になる人はぜひ視聴してみてください。

   推しキャラとしてはリコ、ここね、ソラ、猫屋敷のような存在は薄いものの、めぐみ・いおな・ミラージュ様あたりを挙げたいところ。特にミラージュ様には強い魅力を感じる人が多いようです。ミラージュ様の存在感には特別な魅力があると感じます。

   総じて、世界観の新鮮さとドラマの厚みは評価に値します。賛否が分かれる要素もありますが、ハピチャの世界観を楽しめる人には強くおすすめできる作品です。

6. どんぺー

   2025年2月18日

   プリキュア、まるで昼ドラのようです。

   これを女児向けに放送していたとは、テレ朝もやりますね。
   特に44話のパジャマパーティーは秀逸で、今までの謎が一気に解ける瞬間がありました。
   44話手前で視聴を辞めてしまった人も多いかもしれませんね。

   50話程度をあらかじめ見越せるニチアサアニメならではの特性を生かし、「良い人」と「悪い人」を単純に分けられない人間の複雑さを見事に描写していると思います。
   このテーマについて一本の論文が書けるほどの深みがあります。

   賛否はあるでしょうが、名作に違いありません

7. ゆぴ

   2025年1月27日

   お洋服の話やプリンセスキャラ、フォーチュンの序盤の立ち位置、幻影帝国の構成から感じるのは、ハートキャッチの再来を目指しているのかな？
   このプリキュアはカードを使って衣装を変えられるから、衣類代がかからなくて羨ましい！
   （プリカードを集めることで願いが叶う設定はとても良かったのに、いつの間にか無くなってしまったねw）

   魅力的なのに少し残念だったのが「世界中にプリキュアがいて、その存在が認知されている世界観」。まるでタイバニのようで面白そうなのに、あまり描かれなかったのが残念だったハワイのプリキュアの助けに行く回や益子美代の話は面白かったのに。月1回、世界のプリキュアを助けるエピソードがあれば良かったのに、と思った。

   昼ドラのようなドロドロした恋愛エピソードは結構好きだけど、全体的にちょっとごちゃごちゃしていてわかりづらい印象の作品でした。

   しかし、43話のラブリー vs ミラージュの戦いは歴史的に見てもトップクラスの作劇で目を引かれました。どのカットを切り取っても美しかった、素晴らしかった。

   結構本気でキュアテンダーが好きです。そこでシスコンであることがわかるフォーチュンも、とても気に入っています。

8. みやこ

   2025年1月16日

   娘と（一部再放送）を観ました。初めてのプリキュアは最初「なんじゃこりゃ」と思ったものの、その後いくつかのシリーズを観た後では、大森ゆうこさんのごはんの歌がかなり印象的だったなと振り返っています。眼からビームを出すキャラクターもいますし。

9. タダオ

   2024年11月6日

   ストーリーは特に中盤で「そうなるの！？」という驚きが訪れます。しかし、敵役は他のプリキュアよりも非常に魅力的です。プリキュアたちとの絆も丁寧に描かれ、倒された後も最終話で浄化した彼らが同じ町で生活している様子も描写されています。敵側に魅力を感じる方にはぜひ一度視聴してほしい作品です。

10. asan

    2024年9月21日

    10年ぶりの2周目視聴。やはり絵柄はどうしても受け入れ難い。ストーリーや登場人物に不快な点が多いのもマイナスだが、もしキャラデザが別の人だったらもっと楽しめたはず。とはいえ3Dモデルのクオリティはシリーズ史上最高クラスで、それが逆に悔やましい。放送時はOP前の歴代プリキュア10周年メッセージだけを楽しみにしていたが、それも途中で終了してしまう。なお「プリンセス弾丸マシンガン」と「あなたにハッピー お届けデリバリー」の語呂の良さはお気に入り。視聴期間は2024年9月7日から9月21日まで。